汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 混迷

2010年02月06日 | 初期中期の詩
夕暮れが惑うこ惑の源へ
切磋琢磨と紡いでいく性別を超えた
イニシアチブに浸されたおぞましい哀しみ
幾憶千にも輝いている嘘の塊たちは
劣悪な環境で叫び嘆いている娼婦の様に
次元を超えた更なる混乱を招き入れるのである

幻想はあからさまな常軌を嫌う
入れ墨に託されたのは人の心が想う、
冷徹な心境の変化に、散々に蹴散らされた屍の腐臭
言論に秘められた秘密を探して
彷徨う人の表情はいつもにやけていて

気持ち悪い

ああ、気持ち悪い…

助け起こされた拍子に転げ落ちたのは
自分の忘れていた、過去に犯した女の憎悪
静寂なんて馬鹿らしい
憩いなんてあの世の憂いの様だ
殺伐とした今世紀の狂気に踊らされて
混迷し、情緒の乱れた聖者の行進は、
今夜も果てしなく真実へと赴いて行くのだろう
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