汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 心

2010年11月17日 | 初期中期の詩
生きる事に疲れた時は この声を聴いて
街の景色が段々と 色褪せるなか
涙に濡れて湿ったハンカチ

淋しさだけが 現実に浮かんでいる
それはまるで 一人という事が当たり前のように
この胸に突き刺してくる苦しみ

あなただけが抱えている不思議
この手の中に見せてみて
あどけない笑顔の中の辛辣な感情

あなたの哀しむ姿に 雪はそっと寄り添う
季節に揺れる花は 決して枯れる事はないから

流れ行くモノにしがみつく事しか出来ないでいる
何者にもなれないという焦りが この心を枯渇していく
これが生きるということ

生きる意味
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