汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 戯言

2011年06月11日 | 初期中期の詩
空が震えている 風が泣いている
現れたあなたは つまらない悪戯

この世が愛おしいなら 私を殺して
愛を思うが故に蒼然としている
此処は居場所ではない

愛は儚いモノを運んでくる
運命は呪縛を呼び覚ましている
愛が欲しい 歓びが厭らしい

束の間の夢を回想している
薔薇は美しくも汚くもある
両方が混在する所に 薔薇が存在する

黙想の果てに 命の呼応
欲望が流れている 世の計らい

無の礎の上に建てられた寺院は
赴くままに 聖者をコケに落とす
月夜に揺れる月桂樹の葉
冷たい心が真珠を求めている
コメント