寂びついたこの町で 消えそうな魂を負う
不自然なまでに捻じ曲がった老木
全てが森閑としていた 森の中は想像以上に脆い
浮かび上がった白い雲 燃えるような風の揺らぎ
今は日の入りの時刻 霧消していった人が 安らかに泣いている
凪いだ空気 時間の流れが 此処には存在している
一人ぼっちの河が流れている 蓄える水もないのに
あそこには田んぼが干からびている そこには魚の屍骸
その奥には 太陽が輝いている 無情の高鳴り
美しいものは此処にはない 詩が聞える 欲望は絶えた
不自然なまでに捻じ曲がった老木
全てが森閑としていた 森の中は想像以上に脆い
浮かび上がった白い雲 燃えるような風の揺らぎ
今は日の入りの時刻 霧消していった人が 安らかに泣いている
凪いだ空気 時間の流れが 此処には存在している
一人ぼっちの河が流れている 蓄える水もないのに
あそこには田んぼが干からびている そこには魚の屍骸
その奥には 太陽が輝いている 無情の高鳴り
美しいものは此処にはない 詩が聞える 欲望は絶えた