身体を温め合うように 小さな記憶を辿る 一隻の小舟
流れに身を任せる 枯れ葉のような想い出
胡蝶蘭が咲き誇る 丘の上には 死に赴いた あなたの影がいた
当てもない旅を 続けることに 意味を見出す
遣り残したことは 愛を分かち合うこと 接吻をすること
暗いものに怯えていた あの頃 決して離さなかった手
血が滴る感触に似ている 愛撫の心地と
両を想う吐息 愛が融け混ざったときの あなたの優しさ
似通った生命が 別れを告げる 果てしない空 滞る水流
行く末も判らないままの 固執の世界 あなたは消えた
わざと怒らせては 独りよがりの 愛の愉しんだ
消えたあなたは還らない 夢が具現化したような哀しみを遺して
狐色の月が 夜を潤す 水滴は滴り落ちる 滲む風景
笹船は川を下る 涙の冷たさのような 刹那が動き出す
全てがまるで嘘のように 歯車は歩調を乱す
あなたに触れたい この手に残る冷ややかさは 愛の凋落
流れに身を任せる 枯れ葉のような想い出
胡蝶蘭が咲き誇る 丘の上には 死に赴いた あなたの影がいた
当てもない旅を 続けることに 意味を見出す
遣り残したことは 愛を分かち合うこと 接吻をすること
暗いものに怯えていた あの頃 決して離さなかった手
血が滴る感触に似ている 愛撫の心地と
両を想う吐息 愛が融け混ざったときの あなたの優しさ
似通った生命が 別れを告げる 果てしない空 滞る水流
行く末も判らないままの 固執の世界 あなたは消えた
わざと怒らせては 独りよがりの 愛の愉しんだ
消えたあなたは還らない 夢が具現化したような哀しみを遺して
狐色の月が 夜を潤す 水滴は滴り落ちる 滲む風景
笹船は川を下る 涙の冷たさのような 刹那が動き出す
全てがまるで嘘のように 歯車は歩調を乱す
あなたに触れたい この手に残る冷ややかさは 愛の凋落