汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩

2011年07月28日 | 初期中期の詩
言葉にすること 孤独を苛むこと
流れていく景色は 泡沫の入り江 水を失った花
浅はかだけど あなたを拠り所にしている 小さな私
シリウスは唄う 天空の闇に咲いて いつか散っていく

儚さを詠む詩人は あなたを愛している
悠遠の遥か彼方から 宛名のない手紙は舞い込む
一片のガラスに映るあなたの顔は ただ綺麗でした
そんな目で私を見ないで 淋しくなるから

何処までも揺られ行く この蒸気船に乗って
あなたを捜しに行くの 迂遠になる意識 壊れた傘
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