荒ぶる吐息 視界のぶれる景色 粗々と流れ堕ちる 狂気に呑まれた心 あなたを愛すること あなたに無上の悦びを感じること 愛は脈動する 発情する意識 はち切れる鼓動 流れるものは絶え間なく あなたの背中に刻まれている 私という重荷 私という汚名 覆い被さる幻想 行く末さも判らない 愛が漲る 静寂に包まれるオルゴール スズランが揺れている 花の揺籃に眠るあなたの虚像 あなたのその屍は 息絶えた私の心の滋養になる 忌み嫌われたあなたの存在 全てが森閑さの中で谺している 放たれた矢はあなたの心臓目掛けてやってくる 白馬は颯爽と この嵐の中を駆ける 僅かな血の滴る音を聴き分けて その歓びのたゆまぬ旋律を この心で確かに聴いている 紅に染まる あなたの唇 全てを震撼の牢獄へと陥れ 私は あなたの膝の上で泣いているだろう 干からびた心を震わせながら あなたを見つめる瞳でさえも 偽りに伏してしまう 計らいの言葉を掛ける あなたを愛しているから 私の瞳を見てほしい ずっと続く狂気の拍動 脈動する下腹部の熱が 更なる愛を求める あなたを愛しているが故に 罪は犯された 私は四六時中 あなたの膝の上で 虚構の愛を言葉にしている 滴る唾液の妖艶さ 全てがこの場所で息絶えていた 僅かな下腹部の熱は まだ冷めることを知らない
孤立する感情 あなたが居た 私を抱いてほしいと嗤う瞳 全てが偽りであった 感情の赴くままに 私はあなたを受け入れるだろう 星空の乱舞 胡蝶の反乱が 私の愛の熱に拍車をかける むせ返るような熱気に包まれた鼓動 あなたを求めるが故の 辛辣な愛の欲動 蒼空に馳せた願いが 私の裡に眠る欲望を呼び覚ました 下腹部の疼くような熱 それらがとぐろ巻いて 体中のあらゆる静寂を薙ぎ払った 求めるのはあなたの唇だけではない 無秩序に混乱したあなたの心もまた 私の恰好な獲物 貪欲な唇は 時に狂気に通じる 明らかな悦びとは裏腹の 感傷的な苛立ち それは全ての愛を包括するには狭すぎた あなたの命でさえも 私は愛おしい もっと頂戴 もっと触れさせて 愛は凋落を知るほどに甘く 甘美な味に変わる
孤立する感情 あなたが居た 私を抱いてほしいと嗤う瞳 全てが偽りであった 感情の赴くままに 私はあなたを受け入れるだろう 星空の乱舞 胡蝶の反乱が 私の愛の熱に拍車をかける むせ返るような熱気に包まれた鼓動 あなたを求めるが故の 辛辣な愛の欲動 蒼空に馳せた願いが 私の裡に眠る欲望を呼び覚ました 下腹部の疼くような熱 それらがとぐろ巻いて 体中のあらゆる静寂を薙ぎ払った 求めるのはあなたの唇だけではない 無秩序に混乱したあなたの心もまた 私の恰好な獲物 貪欲な唇は 時に狂気に通じる 明らかな悦びとは裏腹の 感傷的な苛立ち それは全ての愛を包括するには狭すぎた あなたの命でさえも 私は愛おしい もっと頂戴 もっと触れさせて 愛は凋落を知るほどに甘く 甘美な味に変わる