汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 無題

2009年04月13日 | 初期中期の詩
一人立ちつくしている
突き詰めれば消えるうたかたに身を寄せて
すすり泣く声は、まどろみの中へと消えていく
僕は一体何を見てきたのだろう
僕が生きている理由を問う声は、
無限の現に絡め捕られる

巨大な迷路のその奥には、答えのない禅問答の海
ぷかぷかと浮かびながら、自我は絶対無の狭間で揺れている
声を響かせれば、それは新たな偏見を生む

積み重なる積木は音もなく崩れようとしている
積木の下の土台さえ、永遠に意味を失ってしまう

僕が見ている地平の向こうには
眩しく輝く太陽が、沈んでいる
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みやすけの詩 静寂

2009年04月10日 | 初期中期の詩
深い闇は吸い寄せられるように辺りを覆う
月が出ている
月は辺りを淡く照らしている
静寂の中に身をうずめて、声もなく泣いている

時間がまるで、
この土地に迷い続ける亡霊のように流れていく
忘れられた記憶を手掛かりに
僕のこころのうちに、涙は染み入っていく

暗い静寂の中で、僕は僕自身の形を永遠に消した
煩わしい全てに別れをいって
僕の魂は、永遠に形をなくした
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みやすけの詩 生命

2009年04月10日 | 初期中期の詩
清流は流れに乗って、東へと向かう
生命の息吹が感じられるだろうか
万物は、いずれも流転していく
僕の存在もそうだ
清流はいろいろなものをその体に貯めて海を目指す
そして僕達もいずれ、この大海に包まれて、
安心の中へと還っていく

清流は今日もゆっくりと、川を下る
さまざまな生命が溢れる透明な世界の中に
僕も連れてっておくれ
そこにはどんな迷いも水と一緒に流れて
いずれ大きな海と一緒になる
そんな日を思い浮かべながら、僕は日々を暮らしている
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詩桜の詩 無題

2009年04月09日 | 初期中期の詩
すきさ、君の笑い顔が好き、すきさ、君の白い歯が好き、みんなみんな知っている、君のすべて、だから一緒に笑おう。だいすき、君の微笑が好きだよ。君が笑うと私も笑う。君が泣いて居ると私までね、泣いてしまう。君が怒ってるよりも、私は、笑顔の方がだいすきだけん一緒に人生楽しもうよ。君と一緒に二人で愛の力を信じて頑張ろう。苦しい事乗り越えようよ。しっかり頑張れば、道は開けれる。光集めてどこまでも走ろう。君と居ると楽しいと思える自分になりたい君と一緒なら、何でも出来るような気がする。恋してなんぼ?
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みやすけの詩 水

2009年04月09日 | 初期中期の詩
沈んでいく
今は泡をふいて、意識はもうろうとして
流れは急に緩やかになった
立ち止まらずに流れていけ

僕は誰?
問いかけはいつも水に流されてばかり
透き通る水に顔をつけて、流れを感じる

冷たい?
気持ちいい?

水は無言のうちに、形を変えて、
消えてなくなっていく

僕が追いかけようとしても、彼は待ってはくれない
僕が追い求めていたもの、
彼は一緒に流してしまったのだ
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みやすけの詩 無題

2009年04月06日 | 初期中期の詩

悲しみを乗り越えて、僕らは旅をする
水平線にかすかに見える、希望を託して

大空を飛んで目指すのは、一種の安らぎ
僕は両手いっぱいに、安堵の塊を持っている

音楽は響き渡り、光が幻想的に辺りを覆っている
僕は今を生きている
そしていずれ僕のこの小さな存在も、無に還っていく

時間はまるで水のように全てに行きとどく
それは形を変えて、そして形を新たに創造して
全てに還っていく

そして僕の存在も、また然り
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みやすけの想い 海

2009年04月06日 | 散文詩
海に流れついたのはいつだったのだろう。こころは海の底へ沈んでいた。沈殿物が堆積し、僕は化石になった。海は穏やかな流れに乗って、世界中の土地に足を運ぶ。いろんな経験をして、僕をそっと包んでくれる。海は優しい存在だ。僕はそう確信している。海は僕を安心する場所へ運んでくれる。波のリズムに合わせて流れていけば、そこにはきっと居場所がある。僕は海では泳ごうとはしない。海は優しく僕を運んでいってくれるだろうから。
 海は嵐に見舞われようが、雪に凍らされようが、その身の雄大さを保ち続ける。僕が身を寄せるのはそのためだ。僕はこの生命に生れて、あまり得をしたことがない。でも、この海と一緒なら、僕はどこまでも行くことができる。安心できるパートナーだ。海は何も文句を言わずに流れている。人々がどんなに病んでいても、海はその存在を、まるで雨の日にひっそりと佇んでいる蛙のように、身を置いているのだ。
こころの中にはいつも波のリズムと、広大な青の世界が広がっている。僕はその事を思うときだけ、安心を取り戻すのだ。
海が僕を流し去ってくれる、そんなことを思うのだ。
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みやすけの想い 希望を求めて

2009年04月06日 | 散文詩
 
 僕は今どこにいるのかも分からない。魂は永遠の迷宮にからめとられて、悲鳴を上げても帰ってくるのは、自分の発した木霊の振動だけ。空を見つめても、そこには奈落をさかさました、現実が渦巻いているだけ。僕は泣いている、声を出して。けど、赤子のようには泣いていない。赤子のように希望に満ちたものではなく、現実の壁に頭を打ち付けた音のように乾いた、ひび割れた音。僕は両手を振りかざして、目の前にある混乱に手を染める。すると僕の体は跡形もなく崩れるのだ。それは、僕が希望していた結末ではないのかもしれない。でもそれが今ある形ならば、それを受け入れよう。無に溶け込んで、ずっと揺れていよう。そこは安らぎの場所なのか?僕の狂ってしまった頭では、どうにも流すことはできずに、確信も消え失せて。
 僕はどこまでも永遠にこの苦しみの中で、叫び続けるのか。空に渦巻く邪悪な感情は、とうとう僕のこころの中までも、支配してしまった。夕方の空が懐かしい。希望を持つことができたあの茜色のこころの色を、僕は、今は虚しく、レコードをかけるように廻り続けるだけ。
こころに雨が降っている。水を滴らせて。そこでは時間の流れは逆流している。今ある体はだんだんと形は幼くなり、最後はあの懐かしい絶対安心の中で、丸まっている。
 静寂はまるで、霧が辺りを覆うように、張りつめている。僕はその場所で、顔をうずめて泣いている。僕が見た未来の面影なんて、これっぽっちも、幸福とは言えず。嘘を永遠にまるで鎖のように繋いでいく現実の愚かさを、僕は耳をふさいで叫んでいる。その声はまるで四次元の方向から発せられたみたいに、虚しく通り過ぎるだけ。僕はどれだけ希望を持っていたのだろう。それも嘘嘘しい現の向こうに消え去ったのだろう。
 海は平穏を装って、波を作る。その海の向こうは、いたずらな海の思惑なのか、見せてはくれなかった。それは、本当に意地悪なのか、現実を見せるのをためらっているのか。僕にはわからない。ただ言えることは、海はこうして日々の中でたゆたんでいる、それだけだ。
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みやすけの詩 宇宙を超えて

2009年04月06日 | 初期中期の詩
宇宙を越えて
僕達が見る夢は一体何だろうか

明日の幸福?
家族の幸せ?
それとも自分の未来?

広々とした宇宙を越えて
僕達が感じる孤独はどこから来るのだろう
宇宙の小さな一部である僕の身体を、
宇宙は優しく包んでくれる

時間は流れる清流になって
それに乗って、僕達は宇宙を越えていく
ゆっくり時間をかけて

時間は流れる清流になって
それに乗って僕達は宇宙を越えていく
ゆっくり流れる時間は、いつでも僕達を待ってくれる


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BEATLESのacross the universe、とてもいい曲ですね。
僕はこの曲、大好きです。
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詩桜の詩 「未来の自分」への詩

2009年04月06日 | 初期中期の詩
光の中で沢山辛い思いしてきた私はすごいよ。きっと、これからもっと、沢山光の世界作って行って頑張れば何かの道に繋がるから、けしてあきらめないで色んな事乗り越えられる強さを持とうよ。君なら出来るだんだん。星に会いに行こうか?私を大切に見守ってくれてる星の神様にありがとう。今は苦しいけれど、やがていつかは私も、ママになる日来るから、信じて待ってみようよ。出雲の神様が叶えてくれるはず。
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