京都大農学研究科松浦健二教授、柳原早希同修士課程学生、三高雄希同特定研究員らの研究グループは、「シロアリの社会における個体の年齢と役割分業の関係を分析し、高齢の兵隊アリが死亡リスクの高い最前線で天敵と戦う役割を担い、若い兵隊アリは死亡リスクの低い巣の中心部で王や女王の近衛兵としての役割を担っている」ことを明らかにした。
研究グループは、野外で採取したシロアリの女王アリや働きアリ、兵隊アリを、人工的に作った巣に入れて観察した。兵隊アリは巣の防衛に特化した役割を担い、一部の働きアリが脱皮して兵隊になってから約5年間生きるとされる。
約1ヵ月後、脱皮したばかりの新兵アリと脱皮から1年以上たった老兵アリの巣の中での配置の関係を調べた。その結果、女王アリの王室がある巣の中心部付近に新兵アリが集中、離れた場所は老兵アリが多かった。老兵と新兵では外敵に対する防御力に差はないが、老兵の方が積極的に天敵を攻撃することが実験で分かった。
余命の短い個体が死亡リスクの高い仕事を引き受けることによって巣全体として機会損失を最小化し、防衛力を効率的に維持している。
これより、昆虫の社会における高度な分業システムの実態や、年齢による分業が生まれるメカニズムの解明にも取り組む、と言う。
”ロウバイ”には大きく見て、2種類ほどが知られている。”ロウバイ”と”ソシンロウバイ(素心蝋梅)”である。”ロウバイ”は中央部が暗紫色で、花弁は黄色。”ソシンロウバイ(素心蝋梅)”は、蝋細工の様な艶のある黄色で、中央部の色も黄色、花弁も花中心も同じ(黄色と同色)なので、”ソシンロウバイ”と付いている。
街の散歩で見たのは、基本種の中心部が暗紫色の”ロウバイ”。
名(ロウバイ:蝋梅)の由来は、「蝋細工の様な梅に似た花」説、「花色が蜜蝋(みつろう)に似ている」説、「臘月(ろうげつ、旧暦の12月)に、梅に似た香りの花」説がある。
ロウバイ(蝋梅)
別名:唐蝋梅(とうろうばい)、唐梅(とうばい、からうめ)
ロウバイ科ロウバイ属
落葉低木(丈は2m~4m)
原産地は中国、17世紀頃に渡来
開花時期は1月~3月
花径は2cm程
研究グループは、野外で採取したシロアリの女王アリや働きアリ、兵隊アリを、人工的に作った巣に入れて観察した。兵隊アリは巣の防衛に特化した役割を担い、一部の働きアリが脱皮して兵隊になってから約5年間生きるとされる。
約1ヵ月後、脱皮したばかりの新兵アリと脱皮から1年以上たった老兵アリの巣の中での配置の関係を調べた。その結果、女王アリの王室がある巣の中心部付近に新兵アリが集中、離れた場所は老兵アリが多かった。老兵と新兵では外敵に対する防御力に差はないが、老兵の方が積極的に天敵を攻撃することが実験で分かった。
余命の短い個体が死亡リスクの高い仕事を引き受けることによって巣全体として機会損失を最小化し、防衛力を効率的に維持している。
これより、昆虫の社会における高度な分業システムの実態や、年齢による分業が生まれるメカニズムの解明にも取り組む、と言う。
”ロウバイ”には大きく見て、2種類ほどが知られている。”ロウバイ”と”ソシンロウバイ(素心蝋梅)”である。”ロウバイ”は中央部が暗紫色で、花弁は黄色。”ソシンロウバイ(素心蝋梅)”は、蝋細工の様な艶のある黄色で、中央部の色も黄色、花弁も花中心も同じ(黄色と同色)なので、”ソシンロウバイ”と付いている。
街の散歩で見たのは、基本種の中心部が暗紫色の”ロウバイ”。
名(ロウバイ:蝋梅)の由来は、「蝋細工の様な梅に似た花」説、「花色が蜜蝋(みつろう)に似ている」説、「臘月(ろうげつ、旧暦の12月)に、梅に似た香りの花」説がある。
ロウバイ(蝋梅)
別名:唐蝋梅(とうろうばい)、唐梅(とうばい、からうめ)
ロウバイ科ロウバイ属
落葉低木(丈は2m~4m)
原産地は中国、17世紀頃に渡来
開花時期は1月~3月
花径は2cm程