今日は雲り。気温も上がらず、風が冷たい。でも畑の梅の蕾が大きくなって来た。春の足音もじきに聞こえてくるかな。
さて、今日は2月の末日(閏年だから2月29日、ニンニクの日)だ。今月の1日平均歩数を整理した。3000歩以下が1日と雪の日があった割には少なかった。で平均は、11000歩と目標を十分達成し、前月(1月)の不足分を少し補った。・・やれやれ。
健康管理の基本は運動と食事と思う。私の場合、運動はウォーキングの歩数管理で、食事は体重管理としている。体重管理は体格指数(BMI)を参考とし、ほぼ毎日定時に測定している。
BMI(Body Mass Index)はベルギーの統計学者アドルフ・ケトレーが開発(1835年)した。この指数が体脂肪率とよく相関し、肥満度の指数として有効との事だ。
★BMIは次式で求める。
BMI=体重÷身長÷身長 体重はKg単位、身長はm単位
★BMIの評価(日本肥満学会)
BMI 18.5未満 低体重
18.5~25.0 正常 (BMI=22が標準)
25.0~30.0 肥満 (WHOでは標準以上としてる)
30.0以上 高度肥満 (WHOでは肥満)
標準体重(BMI=22前後)の人は、生活習慣病などになり難いとの事だ。高齢者では死亡率が小さい傾向があると言う。
★BMIと平均余命(厚生労働省の研究班、代表:辻一郎東北大教授 より)
40歳代のBMIと平均余命を調査した研究である。最も長命なのは太り気味(BMI=25~30)の人で、次いで正常体重(BMI=18.5~25)、肥満(BMI=30以上)、痩せた人(BMI=18.5未満)の順で平均余命が高いとの事。でも40歳以降にかかる医療費の総額は肥満の人が痩せた人の1.3倍なのだそうだ。チョイ肥満で長生きしたいけど病気がちとなるのはチョット辛いかな。40代には少し肥満で年取ったら正常体重となるのが良いのかな?。
私は身長1.705mで、現時点で体重65~66Kgだから、BMI=22.4~22.7となる。目標はこの体重等を維持することであるが美味しいものが何時も誘惑し、直ぐにオーバーとなる。沢山食べても太らない方が羨ましい。
月末近くになると少なくとも月に1回は病院に行く。持病の経過診察と薬を処方して貰う。
毎月同じ薬局に行く。薬局では鉢ものの花木を見る機会は少ない。珍しく鉢物があり、その鉢物のカネノナルキに花が咲いていた。
カネノナルキ(金のなる木、成金草)とはとても俗っぽい。花月(かげつ)とか縁紅弁慶(ふちべにべんけい)とか優雅な名があるのに。この俗っぽい名から花言葉は”一攫千金”とか・・已んぬる哉(やんぬるかな)。
カネノナルキ(金のなる木、成金草)
ベンケイソウ科クラッスラ属
木ではなく、一般的に多肉植物に分類
丈は0.3m~3m程
南アフリカ原産、昭和初期に渡来
葉は丸く厚みと光沢があり、葉の辺縁部は紅色となる。
この葉形は硬貨を想像させ、英語で”dollar plant”と呼ばれる。これから”金のなる木”と名を付けたのではと言われる。
花は品種により、咲かないものもある
開花期は12月~4月
花色は白・淡いピンク色
別名は花月(かげつ)、縁紅弁慶(ふちべにべんけい)、クラッスラ
金(かね)と言えば、お金(おかね)か貴金属(金・銀・プラチナ)と言うことになろう・・連想力が貧弱?。お金(おかね)の話はさておいて、貴金属(金・銀・プラチナ)の話。
造幣局は2月6日に貴金属の品位を証明する記号「ホールマーク」を、本年(平成24年)4月から国際標準に見直すと発表した。独立行政法人造幣局は、貨幣の製造、勲章・褒章の製造、金属工芸品の製造、貴金属製品の品位証明、貴金属地金の精製・品位証明などの事業を行っている(1万円札などのお札は日本銀行の発行)。
造幣局は貴金属(金・銀・プラチナ)の品位証明を貴金属の純度を千分率で表し、ホールマークとして打刻している。例えば、純金(24金)であればパーミル(‰)で「1000」と表記している。しかし、純金と謂えども若干の不純物が含まれるので「999」表示に変更するものだ。銀やプラチナなども純度表示が変わる。国際標準規格では、最高品質を表す品質表示は「999.9」となっており、この基準に合わせるとの事だ。
ホールマーク(造幣局検定マーク)は、1929年(昭和4年)より実施されている。指輪では”リングの内側”に刻印されている。マークデザインは、日本の造幣局の証明を示す日本の国旗(日の丸)とひし形の中に品位(純度)を示すパーミル数字(例えば1000とか750)および純白金または白金合金を示す”Pt”である。見直しは表示のみで、1000⇒999、917⇒916、417⇒416の変更表示となる(品質の変更ではない)。因みに、金地金(純金)の品位表示は999.9(フォーナインズ)表示となっている。
先日(2月21日)の報道で、「シベリアの永久凍土で約3万年前の種が発見され、その種に花を咲かせることにロシア科学アカデミーの細胞生物物理学研究所の研究チームが成功した(米科学アカデミー紀要提供)」との事。咲いた花はインターネットの動画でも閲覧できた。
発見された種はスガワラビランジと言うナデシコ科の多年草だ。同属のムシトリナデシコ、フクロナデシコに良く似ている。
名称:スガワラビランジ
科属:ナデシコ科マンテマ(シレネ)属
シレネ属にはムシトリナデシコ、フクロナデシコなどがある
分布:サハリン、シベリア東部、日本では北海道の大雪山系と網走に分布
花期:7月~8月、花色は白・ピンク、花径は2cm程
開花した種(果実)は、リスの食料貯蔵用と思われる穴から見つかった。この付近の年間平均気温は氷点下7℃で、凍結状態で保存されていたと見られる。放射性炭素年代測定(14C法)による年代測定法では約3万年(31,800±300年)との事。発育は種からでなく、実の中で種が結合する胎座組織からの培養に成功したからと報告されている。この再生が本当であれば、2千年前のナツメヤシの種子(イスラエルの死海の近くのマサダで発見)の再生記録を抜いて最も古い植物の再生と言う事になる。
この手法が活用できれば今後もっと古い植物の再生が可能となるかな。動物のDNAでも可能になればSF「ジュラシックパーク--恐竜動物園」が夢でなくなる。
今日は朝から雪。とても湿った雪で霙(みぞれ)状となっていた。積雪は13cmとの事、仙台市内としては少し多い。夕方には止み、車道の路面が見えている。仙台の最高気温は2℃だから上空の寒気が少し緩んできたのかな。・・春は近い。
ここ2~3日、我が家の猫(名はレモン)の調子が悪そうで、食欲がない。動物病院で診察して貰った。GPT・血糖値がとても高かったが特に異常がなく、経過観察となった。現在13歳と人間にすれば70歳だ。この歳ともなると人間と同様、どこか調子が悪くなる。
ペットとして飼われている犬猫は、約2150万頭(犬が約1194万頭、猫が約961万頭)と推計されている(ペットフード協会調べ、2011年10現在)。この数は、こどもの数(15歳未満人口)の1714万人(平成21年4月1日現在)より多い。因みに、東日本大震災による犬の被災頭数は約6,500頭、猫の被災頭数は約6,400頭と推計されるとの事。震災に関連して、福島原発の避難区域(半径20km圏内)では、牛4千頭、豚3万頭、鶏63万羽、馬100頭が飼育されていたと言われる。
ペットフード協会調べによると、飼育されている犬の平均寿命は13.9歳、猫は14.4歳との事。
犬は小型でも大型でも平均寿命は大きく変わらない。猫は家の外に出さないと15.8歳で、家の外に出る猫では12.3歳と3~4年寿命が違うようだ。外から貰う病気の有無のせいなのだろうか。
今日は晴れ。昼前まで風が強くとても寒く感じた。風があると体感気温がやっぱり下がる。
年度末が近くなると今時分からそろそろ学校の卒業・卒業式が話題となる。昼近くにメディアテークに立ち寄ったら、東北工業大学卒業制作展が開催されていた。ライフデザイン学部安全安心生活デザイン学科の卒業制作だ。
日時:2012年2月24日(金)~29日(水)
時間:10:00~19:00(最終日は17:00まで)
会場:せんだいメディアテーク5F(仙台市青葉区春日町2-1)
制作:ライフデザイン学部安全安心生活デザイン学科
心身の安全安心コース(太田研究室、諏訪研究室、吉田研究室)
住まいの安全安心コース(石川研究室、伊藤研究室、小山研究室、二瓶研究室)
地域の安全安心コース(菊池研究室、舛岡研究室)
何れの制作作品・論文など力作だ。自分の研究作品・論文を発表できる場があるのはとても良い企画だ。力が入るね。
力作揃いであるが、ほんの一例だけ紹介しよう。
作品例
七ヶ浜町代ヶ崎浜再生計画
~奥尻島復興案を援用して~
作者:斎藤成一
(舛岡研究室)
七ヶ浜町代ヶ崎浜の地形模型
今日は2月22日で、後1週間程で2月末日となる。2月末日とは、閏日(うるうび)の1日多い2月29日である。今年は西暦2012年(4の倍数年、オリンピック開催の年)の閏年(うるうどし)である。・・+1日は儲けとなるのかな。
現在私達が使っている暦は、太陽暦である。1年(1太陽年、1回帰年)は365日丁度でなく平均約365.2422日(約365日5時48分46秒)である。調整せずに1年を365日のままだと長い期間では暦と季節が一致しなくなる。この調整が閏年を設ける事である。
因みに、太陽年(回帰年とも言う)は太陽が黄道上の春分点を出て再び春分点に戻るまでの平均周期である。平均とは年によって周期が異なるからだ。
★閏年での調整(西暦年が計算の基準)
4年に一度閏年とする⇒365+0.25=365.25
100年に一度は閏年とせず平年とする⇒365.25-0.01=365.24
400年に一度は平年とせず閏年とする⇒365.24+0.0025=365.2425
端数がまだ残っている⇒西暦3200年?に補正
地球は太陽を1年で回り(公転)、自らも回転(自転)している。
1日は地球の自転を基本として24時間(24X60X60=86400秒)と定めていた。しかし、1958年より極めて精度の高いセシウム(133Cs)原子時計を用いて計測すると、地球の自転は一定でない(1日の時間が一定でない)事が判明した。これより、1秒の定義を地球の自転を基本とせず、極めて一定精度の高い原子時計での定義とした。1秒は、「セシウム133原子の基底状態の二つの超微細準位間の遷移に対応する放射の周期の9192631770倍の継続周期」となった。
この定義での秒で計測すると、1日は年々長くなっている事が判った。長くなった分を入れる事・・閏秒(うるうびょう)の挿入だ。閏秒の挿入は1972年7月1日より本年(2012年7月1日)の挿入を含め25回となる。地球の自転速度が遅くなる理由は、地球の中心部が液体である、潮の干満と海底との摩擦などと考えられている。1958年から1日が35秒遅くなっているとの事だ。将来はもっと遅くなるかもしれないとの予測だ。
2月1日17時頃に発生した玉川温泉(秋田県仙北市田沢湖)での雪崩(なだれ)で3人死亡の事故が発生した。
2月20日の防災科学技術研究所雪氷防災研究センター新庄支所の発表では、雪崩は面発生乾雪表層雪崩(乾いた軽い雪が広範囲に雪崩れる)であり、範囲は幅約300m・長さ約100mと広大で、岩盤浴場まで流れ込んだとの事。発生は、岩盤浴場の南東方向の傾斜約40度の斜面で、体積約15000m3(重さ約2250トン)の雪が約350mほど滑落と推定された。厳冬期に多く発生する表層(新雪)雪崩は速度が速く、破壊力も大きい(雪崩の型はH24.2.8ブログで紹介)。
天気予報ではまだまだ大雪となる地域があるとの事。十分な警戒が必要だ。
近所のお家の玄関先に置いてあったオウバイの鉢。花が咲いていた。ここ暫くは寒い日が続いていたが。大きな鉢でないので花や花芽も多くない。でも春を迎える花(別名:迎春花)だから、もう少し辛抱すれば春が来る・・今日の仙台の最高気温は8.6℃と暖かくなって来たのかな。
オウバイ(黄梅)
モクセイ科ソケイ(ジャスミン)属
落葉性半つる性低木、樹高は2m程
中国原産、江戸初期に渡来
開花期は2月~4月
花期には葉はまだ出てない
花色は明るい黄色、花径は2.5cm位
花には一重と八重がある
名に梅と付いているが梅(バラ科サクラ属)ではなくジャスミンの仲間である(花に香りはない)
黄色の花(高杯形)が梅に似ている、咲く時期が同じ頃からこの名が付けられたとか
中国では旧正月(春節:1月末~2月初)頃に咲きだすことから迎春花(げいしゅんか)と呼ばれる
昨日(2月19日)は雨水(うすい)。雨水は二十四節季の一つで、「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」とあり、春めく季節とされる。また、この日(雨水)は農耕の準備を始める目安とされていた。しかし、昨日は宮城県内の上空には強い寒気が入りとても寒い日であった。全国的にも冷え込み、各地でこの冬一番の寒さとなったようだ。暦によればこの日から暖かくなるのかな。
寒い日は暖かい場所に出かけるのが一番だ。”F”と”M”デパートに買い物に出かけた。
”F”デパートでは全国駅弁大会とうまいもの市(2月17日(金)~26日(日))を開催していた。駅弁を数個と諸々を数種類を購入した。
第7回「九州の駅弁」ランキング
第一位
有田焼カレー ¥1,500 (税込)
美味しかった
器も良いな
”M”デパートの地下(所謂デパチカ)ではトマトの販売宣伝があった。
例の研究発表への便乗かな。
(H24.2.17ブログで研究を紹介)
帰りに本屋さん”J”に寄り、「地球全史」を購入。約190ページの内約140ページが大判の写真で、約50ページが解説と写真が主体となっている。この写真が素晴らしい・・地球のダイナミックさが良く解る。”地球・地質・岩石”に興味ある方にお勧めしたい本だ。
地球全史
写真が語る46億年の奇跡
岩波書店の刊行
世界60ヵ所以上を現地取材
約100点の写真を掲載
写真:白尾元理
解説:清川昌一
今日は昨夜からの雪が数cm積もっていた。10時頃より晴れとなり、陽が射してきた。歩道の雪も大分融けた。
報道で、トマトが爆発的に売れているとの事。2月10日付けの研究発表からだ。この様な現象を”フードファディズム”と呼ぶそうだ。と言うことで、早速近所のスーパーへマーケットリサーチに出かけた・・単なる野次馬。
スーパーのトマト売り場
爆発的な売れ行きとは見えない
いつもの売り場状態だ
発表から1週間たったからかな
発表された研究とは、トマトの新効果の発見だ。京都大大学院の河田照雄教授と日本デルモンテ研究グループにより発見された研究である。
トマトには脂肪燃焼作用を持つリノール酸の仲間である”13-oxo-ODA”と言う物質が多く含まれている。肥満のマウスにこの物質を0.05%含ませたエサを高脂肪食とともに4週間与えたところ、高脂肪食のみを与えた場合より血中の中性脂肪の量が約3割減少し、血糖値もも約2割低下して普通のマウスと同程度になった。脂質異常症が正常値に戻ったと言う事だ。これまでもトマトを食べると動脈硬化が起きにくいことを示す研究はあった。今回の研究は、この効果に関与する生物活性化合物・分子メカニズムを明らかにしたものであろう。
マウス実験段階であり、まだ人間への影響評価は行われていない。マウス摂取量を人間摂取量とした場合、毎食(朝・昼・夕)生トマトなら2~3個、ジュースならコップ1杯(約200cc)で同様の効果となる・・毎日の摂取は大変だ。
人間にも有効であれば、今後サプリメントなどに活用して肥満予防対策へ期待される。
街の花屋さんにボケ(木瓜)の小さな鉢が出回っていた。まだ蕾は硬く1輪しか咲いていない。でも春が来る・・期待させる花だ。
と思って見ていたら、数人の私と同世代と思われるご婦人グループも見つけて会話し始めた。
「ボケ、ボケ、ボケよ」
「ボケが咲いている」
「ボケ・ボケと言わないで、私の事を言ってる見たい」(笑)
「ボケの代わりに良い花の名はないのかしら・・」
私くらいの年代になると”ボケ”が気になる。もっともな会話だね。
ボケ(木瓜)、バラ科ボケ属
落葉低木、樹高は1m~2m
中国原産、平安時代に渡来し帰化
別名は放春花--春を呼ぶ花--と呼ばれる
花は3月~4月に咲く、径は3cm前後
花色は紅・淡紅、白、白と紅の斑など
実は瓜に似ている。木になる瓜だから木瓜(もけ、ぼっくわ)と呼ばれたのが転訛(てんか)して”ボケ”となったらしい
ボケと言えばお花以外では「もの忘れ」の事であろう。
「もの忘れ」には加齢によるものと病気が引き起こすものがある。加齢によるものとは自然な老化による記憶力の低下である・・これが本来のボケ?。自分が忘れたと言う自覚があれば”ボケ”で、自覚がなければ”認知症”だ。因みに、年齢と共に記憶力は低下し、20代と比べて50代では最大で半分、70歳以上では最大で4分の3まで失われるとの事。
病気が引き起こす「もの忘れ」、医学的な言葉では認知症である。
認知症とは、病気によって脳の細胞が死んだり働きが悪くなり、様々な障害が起こって生活に支障が出る状態(凡そ半年以上継続)である。病気のうちで最も多いのは、脳の神経細胞が徐々に死滅する「変性疾患」である。アルツハイマー病、前頭・側頭型認知症、レビー型小体病など。続いては脳血管性で、脳梗塞・脳出血・脳動脈硬化などで、脳の神経細胞に栄養・酸素が届かずに神経細胞が死んだり、神経ネットワークが壊れてしまうものだ。アルツハイマー型認知症と脳血管性型認知症が全体の約8~9割で、前者と後者の混合型もあると言う。
認知症の患者数(厚生労働省老健局の研究会、2003年推計)は、15年に250万人、30年に353万人、40年に385万人との推計だ。ある研究によると、70歳~90歳を対象に1日3km(歩数で約4千歩)以上歩く方と殆ど歩かない方を比較したら、歩かない方の認知症の発症率が2倍との事。歩く事は良い事だ。
今日は雲り後晴れ、風も弱く気温もそんなに低くない(最高気温6℃位)。
散歩にはまずまずの天気だ。散歩でタラヨウの木を見つけた。タラヨウは謂れから神社仏閣に植えられていることが多く、他は公園などで植えられている。見つけた場所はそれ以外のチョットした空き地(駐車場でない)なのでラッキーだった。
タラヨウ(多羅葉)
モチノキ科モチノキ属
常緑高木、樹高は10m~20m
雌雄異株
花は4月~6月頃に数mmの小さな淡黄緑色の花が群れて咲き、秋に小さな球形の赤い実がなる。
(タラヨウの実は、H24.1.1ブログの塩釜神社拝殿前のタラヨウで紹介)
タラヨウ(多羅葉)の名の由来は、葉に文字が書けることからである。
インドで経文を書く紙(?)のタラジュ(多羅樹:ヤシ科オウギヤシ)とこの樹木と関連させて付けたのではとの事。・・成程、神社仏閣に多い訳だ。
葉は10cm~20cm位の長楕円形で肉厚・光沢がある。この葉の裏面を傷つけると黒くなって字が書ける。
チョット硬いもので文字を書いた。
1分足らずで文字がくっきりと浮き出る。
この反応は、一般に植物の褐変反応と呼ばれるものである。モチノキ科の葉は他の葉より強いためと言う。
黒くなるのは、葉の細胞にあったタンパク質に結合していた鉄イオンが外れ、これがポリフェノール(タンニン)と結合したとの事。
今日は晴れのち雲り。風弱く気温がちょっと高かった(最高気温5℃)ので過ごし易かった。明日・明後日も今日と同様の天気の予想だ。
明日(2月14日)はバレンタインデーで、この日は男女の愛の誓いの日とされる。日本では独自に解釈した日で女性から男性に「愛する人にチョコレートを贈る日」となっている。また、これも日本独自の男性から女性に「チョコレートを贈られたお返しの日」ホワイトデー3月14日がある。ホワイトデーではクッキー・マシュマロ・飴などを贈るとか。いずれでも製菓業は売上アップだね。
日本人は贈り物のやり取りが好きな民族なんだろうか。徒然草(吉田兼好:鎌倉時代末期~南北朝時代の歌人・随筆家)では、「善き友三つあり。一にはものくるる友、二には医師、三には智惠ある友。」とある。贈り物が嫌いな人は珍しいからね。
さて、バレンタインに付きもののチョコレートは1970年代前半から急増したらしい。現在では、贈る方も恋人・思い人(本命チョコ)だけでなく友人(友チョコ)、義理がある方(義理チョコ)、お世話になった方(世話チョコ)、家族(ファミチョコ)、自分へのご褒美(自分チョコ)と贈り物の日となっている。これに伴って、チョコレート以外も贈る様になっているとか・・。
2月14日には過去最高の賞金が当たるグリーンジャンボが発売される。1等と前後賞を併せて5(=3+1+1)億円だ。
現在(1999年~)は「当せん金付証票法」により1等賞金は1枚(1枚300円)当たりの上限が100万倍(=3億円)となっている。これを上限250万倍(=7億5千万円)とする改訂案を総務省は国会に提出するとの事。成立すれば来年(2013年)度に発売される見込みだ。低迷する宝くじの売り上げ回復対策のようだ。・・売上低迷は上限金額だけが理由だろうか。
宝くじの分配率(分配金総額/発券金総額)は、経費が14%、収益金40%、当選金46%(2008年度、売上1兆419億円の内訳)だ。収益金は全額都道府県・政令指定都市に分配される。当選金はむろん当選者に渡されるものだ。
その他の公認のギャンブルでの配当率(配当金総額/発券金総額)は、競馬・競輪・競艇が75%、パチンコが75~90%である。比較して宝くじの配当率が小さい事が判る。つまり、1等賞金が大きい程当選確率は下がり、ギャンブル性が高くなると言えよう。でもクジは買わなきゃ当たらない。
今日は気温低く風もとても冷たい(最高気温1℃だった)。天気は晴れ。日が射しているが時々雪が舞う。お天気なのに雨が降る事を天気雨(てんきあめ)、俗に「狐の嫁入り」と言う。雪の場合は何と言うのだろう。
報道によると、パナソニックは2月10日にVHS規格のビデオレコーダーの国内向け生産を昨年末で終了したとの事。発売期間は約35年間だった。私の青年・荘年から現在までの期間であり、1時代の終焉を見る様で感慨深いものがある。時代は流れ行く・・。
VHS(Video Home System)は日本ビクター(松下電器産業(現:パナソニック)の子会社、現・JVCケンウッド)が昭和51年(1976年)に開発した家庭用ビデオ規格である。これに1年程先行して発売されたのはソニーのベータマックス(βマックス、Betamax)である。当時出たばかりの時はどちらを買おうか迷った記憶がある。
両規格の市場競争はVHS規格の優勢となり、規格主幹のソニーでもベータマックスとVHSを併販(1988年)し、2002年には生産を終了している。市場は画質・録画時間・価格などの内何を評価したのだろう。
VTR(Videotape Recorder、ビデオテープレコーダ)の国内出荷台数は1997年~2001年は600万台から700万台であった。しかし、2000年頃よりDVDプレーヤ・レコーダが増加し、VTRは急減して2006年には100万台以下となった。
インフルエンザの感染者数が過去10年で最高の水準で急増との事。
国立感染症研究所は1週間(1月30日~2月5日)に医療機関を受診した患者数が前の週から38万人増加し、約211万人となったと発表した(2月10日発表)。全国の1医療機関当たり平均は42.62人(前週は35.95人)、最新週では首都圏で急増しているとの事。県別では福井県(64.41人)、岩手県(58.98人)、石川県(55.65人)、宮崎県(55.36人)、高知県(54.21人)・・が高水準となっている。
検出されたインフルエンザウイルスはAH3亜型(A香港型)が最も多く、B型、AH1pdm09の順との事。
時々パンデミック(感染爆発)を起こすのはA・B・C型のうちA型が多い。これはウイルス粒子表面にある糖蛋白(HA・NA)は変異が大きく、インフルエンザの種類が多くなるからである。これまでHAは16、NAは9種類が発見されている・・組合わせの数が多い。
☆日常生活での予防
予防の基本は、感染せぬ様に抵抗力をつけ、ウイルスに接触しない事だ。
●十分な睡眠と休養、バランスの取れた食事を取り体力・抵抗力を高める
●外出時には人ごみを避け、感染の危険を減らす
マスクをする。感染させる・させられるが防げる
機会があれば手洗いをする。お茶を度々飲む
●外出から帰宅したら手洗い・嗽(うがい)・歯磨きをする
●居室は適度な温度・湿度とする。加湿器を利用し、相対湿度40%以上とする
湿度50%では半分のウイルスが死滅し、湿度60%では8割が死滅する
●流行前にワクチン接種を受ける
ワクチンは健康な成人で、発症予防効果は70~90%との事
●インフルエンザの症状が出たら、早めに医師の診断を受ける
発症から48時間以内であれば、ウイルスの増殖を抑える薬が処方される
早いほど効果的
この寒さ・雪そして鳥にも食べられずベニシタンの赤い実がついている。樹高は高くなく、枝は横に這うように長く伸長してる。葉は紅葉し、大分落葉している。ピラカンサの実も鳥に食べられているのでこのベニシタンの実もそろそろ見られなくなる。
ベニシタン(紅紫壇)
バラ科シャリントウ属
(コトネアスター属)
中国原産、大正~昭和初期に渡来
常緑の小低木、樹高は1m位
常緑であるが関東以北では紅葉・落葉する
開花期は5月~6月
花は径数mm~1cm、花色は淡紅色~白色
秋に小果が鮮紅色に熟して鈴なりにつく
ベニシタンは花・花期・実もトキワサンザシ(ピラカンサ)に良く似ている。しかし、トキワサンザシより樹高は低く葉も小さい、トゲもない。
コトネアスター属には沢山の品種がある。そのうち最も普及しているのはベニシタンである。このため、ベニシタンをコトネアスターと呼ぶことがある。