歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

記憶形成・維持の物質を特定

2015-05-31 | 健康・病気
 最近TVや新聞で”認知症”を取り上げる事が多くなった気がする。自分が罹患適齢期となったからかな。
 昨年の11月に発表された「記憶形成・維持の物質特定 新薬開発や新たな診断方法に活用か」の記事を思い出した。
 名古屋大大学院の山田清文教授(医療薬学)らの研究グループは、マウスを使った実験で、脳の海馬にある「ガーディン」と呼ばれるタンパク質がリンと結合することで、記憶が形成・維持されていることを確認し、米科学誌の電子版に発表した(H26.11.8)。「認知症の新薬開発や新たな診断方法に活用できる可能性がある」と言う。
 海馬の細胞中にはガーディンのほか、BDNFやNMDA受容体などのタンパク質が存在。そのタンパク質の間を電気信号が伝わることで記憶が形成・維持されている。
 グループはさまざまなタンパク質の中でも、細胞中のリンと結合し、活性化したガーディンが電気信号を仲介していると推測。通常のマウスと、遺伝子操作でリンと結合するガーディンを持たないマウスとを比較する実験を行った。それぞれのマウスを床に電気が流れるケースに入れ、刺激を与えた上で、24時間後に同じケースに入れると、電気を流していなくても、通常のマウスはおびえた様子で動かなかったが、変異させたマウスは床の上を動き回り、電気刺激の記憶が低下しているように見られたという。
 ◆海馬(かいば)
 大脳辺縁系の一部である海馬体の一部。特徴的な層構造を持ち、脳の記憶や空間学習能力に関わる脳の器官。
 ◆ガーディン
 ガ―ディンと呼ばれる蛋白質が海馬の形成に必須であることが明らかとなっている。ガーディンは新生神経細胞の配置を決定する蛋白質。

 朝から雲が少し出てるけど晴れ。明け方に小雨があったようで路面が少し濡れていた。
 今日も晴れなので、畑に水やりが主な作業。川から水汲み・・腰に来る。河原で見つけた黄色の花。近寄って見たら”キショウブ(黄菖蒲 )”。花は数輪。どこからか流されて来たんだろうな。
 日本のハナショウブは、花色が青紫・赤紫・紫や白色があるが、黄色はない。明治時代に珍しい黄色花として、ヨーロッパから輸入された。これが日本風土に適応して野生化(帰化)した。
 名( キショウブ:黄菖蒲)は、菖蒲(ショウブ)に似た葉で、黄色い花を付けるからと言う。
 キショウブ(黄菖蒲)
 アヤメ科アヤメ属
 多年草
 原産地は地中海沿岸地方、日本には明治時代に渡来
 開花時期は5月~6月
 花色は黄色
 外側に大きな花びら(外花被片)が3枚、中心部に小さな内花被片が3枚


ラムサール条約、国内4湿地登録して登録湿地は50カ所

2015-05-30 | 環境
 環境省は、国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約に、日本から申請していた佐賀県の東よか干潟・肥前鹿島干潟(ともに)、茨城県の涸沼(ひぬま)、群馬県の芳ケ平(よしがだいら)湿地群の4ヵ所が新たに登録されたと発表した(5月29日)。沖縄県の慶良間諸島海域(2005年に登録済み)は、対象面積(353ヘクタール)を8,290ヘクタールに拡張することが決まった。6月1日からウルグアイである条約締約国会議で認定証が授与される。日本の登録湿地は計50ヵ所、対象面積は計148,002となった。
 芳ケ平湿地群:上信越高原国立公園にある中間湿原。
 涸沼:海水と淡水が混じる汽水湖で、渡り鳥が多く飛来。
 東よか干潟・肥前鹿島干潟:いずれも有明海北岸に位置し、ズグロカモメなど希少な渡り鳥が多く飛来する。
 ★ラムサール条約
 イランのラムサールで開催(1971年)された「湿地及び水鳥の保全のための国際会議」において、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」が採択された。この条約は開催地にちなみ、「ラムサール条約」と呼ばれる。条約の目的は、「特に水鳥の生息地等として国際的に重要な湿地及びそこに生息・生育する動植物の保全を促進すること」である。
 2015年2月現在、締約国数168か国、登録湿地数2,186ヵ所、登録湿地の総面積は208,449,277ヘクタール。

 今日も朝から晴れ。昨夜の雨の痕跡はない、畑へのお湿り程度になったのかな。
 シラーの花が咲き出した、少し遅れて咲き出したのかな。シラーは属名(ユリ科シラー属)なので、色々な種類がある。その中で、良く見られるのが”シラー・ペルビアナ(学名:Scilla peruviana)”で、これをシラーと呼ぶことがある。和名は”大蔓穂(おおつるぼ)”だが”シラー”と呼ばれることが多い。
 小さな花が花茎の先端にまとまり、花色は濃い青紫色。葉は線形や帯状で地際から出ている。
 シラー(シラー・ペルビアナ)
 別名:大蔓穂(おおつるぼ) 英名:Cuban lily 、 Peruvian lily
 学名:Scilla peruviana
 ユリ科ツルボ属(シラー属またはスキラ属)
 原産地はポルトガルなど
 日本へは明治中期に観賞用として渡来
 開花時期は4月~6月
 花色は濃い青紫色や白色
 シラーで一般的なのは、星型の花を沢山付ける”ぺルビアナ(S.peruviana)”と、ベル状の花を数輪咲かせる”カンパニュラータ(S.campanulata)”。


梅酒を作る

2015-05-28 | 食・レシピ
 今日の天気は曇り。気温は高くない、最高気温20℃チョットかな。
 畑に行ったら梅の実が大きくなっている。少し頂いて梅酒を作る(採取は所有者から許可もらいました)。



 びん:「漬け上手びん」の2リットルびん。洗って乾かした。
 梅の実:熟してない青梅。ヘタやなり口のくぼみの汚れを丁寧に取り除く。
     表面を傷つけない様に水洗いし、ザルに上げる。
     乾いた布で丁寧に拭き、水気を取る。
     梅の実を、500グラム。
 氷砂糖:250~300グラムが一般的。
     今回は、500グラムと甘目にした
 ホワイトリカ-:35度。梅の実、氷砂糖に入った瓶に注ぐ。
 直射日光の当たらない涼しい場所に保存。
 3ヵ月ほどで、梅酒が完成(の予定)。


2014年の交通事故死は4千人余り、半数以上が65歳以上の高齢者

2015-05-27 | 社会・経済
 政府は5月26日の閣議で、2015年版「交通安全白書」を決定した。2014年の交通事故の死者数は4,113人(前年より260人少ない)で、14年連続の減少。65歳以上の高齢者の死者は2,193人、全体の53.3%で警察庁統計1967年以降、最も高い割合となっている。
 ◆平成26年の交通事故発生状況(警察庁交通局調べ)
 死者数:4,113人(前年より260人減)
 発生件数:573,465件(前年より55,556件減)
 負傷者数:709,989人(前年より71,505人減)
 高齢者死者数:2,193人(前年より110人減)
  事故時の状況
   歩行中:48.5%
   自動車乗車中:27.4%
   自転車乗用中:15.7%
 ◆都道府県別の交通事故死者数
 愛知県:204人
 神奈川県:185人
 千葉県、兵庫県:182人
 埼玉県:173人
  ・
 秋田県:37人
 沖縄県:36人
 鳥取県:34人
 徳島県:31人
 島根県:26人

 晴れ。雲が少しあるが晴れ上がった。気温は夏日となる25℃以下かな。
 先日5月23日の濃赤紫の葉色で主に葉を鑑賞する品種”ロイヤルパープル”の傍に植えられているスモークツリー。穂状に小さな淡緑色の花を沢山咲かせ、長く伸びた花柄が羽毛の様になり、花穂がフワフワした綿毛の感じとなる。名(スモークツリー)の由来は、この開花後の花穂が煙のように見えるから。和名は”ハグマノキ(白熊の木)”で、花穂の様子をハグマ(ヤクのしっぽの白毛)で作られた仏具の払子(ほっす)に見立てたことから。
 この木は雌雄異株で、煙状となるのは雌株。雄株は花序が短く、煙状とならない。
 スモークツリー
 別名:煙の木(けむりのき)、霞の木(かすみのき)、白熊の木(はぐまのき)
 ウルシ科ハグマノキ属(コティヌス属)
 落葉中低木、雌雄異株
 原産地はヨーロッパ南部~中国南部
 開花時期は6月~7月
 白花種、赤花種がある


世界で年平均50万人超が紛争・犯罪などの暴力で死亡

2015-05-26 | 国際・政治
 小型武器をめぐる状況を世界規模で監視している非政府組織(NGO)の「小型武器サーベイ」などは、世界で2007年~2012年に年平均で推定50万8000人が紛争や犯罪などの暴力により死亡したとの報告書をまとめた(5月25日)。
 これによると、2004年~2009年の暴力による死者は年平均で推定52万6000人だったから僅か(約3.4%)減少した。しかし、紛争による死者に限れば5万5000人から7万人に急増、リビアやシリアでの紛争が影響したとみられる。
 ◆小型武器(small arms)
 一人で携行・使用できる拳銃・自動小銃・手榴弾などを言う。
 2007年版「小型武器実態調査(Small Arms Survey)」では、世界に8億7500万丁(10人に1丁)ある。軍・警察を除く民間人が75%所有している。

 マンションの前の花壇で淡い黄色の花が咲いている。ラベルに”エスコルチア”とあった。エスコルチアは和名でハナビシソウ(花菱草)、矮性だから正確にはエスコルチア’ミニチュア・サンデー’となるのかな。和名では”ヒメハナビシソウ(姫花菱草)”かな。
 ハナビシソウの小振りな種(矮性種)で、花径2cm~3cmの一重の菱形をした4弁花が沢山咲く。花色は淡い黄色。
 ヒメハナビシソウ(姫花菱草)
 別名:エスコルチア、ミニチュア・サンデー
 ケシ科ハナビシソウ属(エッショルチア属)
 原産地はアメリカ(カルフォルニア州)
   ハナビシソウは、カリフォルニアポピーと呼ばれる
 一年草
 開花時期は4月~6月
 花後の実はさく果(さくか、熟すると下部が裂け種子が散布される果実)


ふるさと納税集めのトップは長崎県平戸市

2015-05-25 | 社会・経済
 ふるさと納税を紹介する民間サイト「ふるさとチョイス」が2014年度の実績をまとめた。
 これによると、2014年度で全国の自治体で最も多くのふるさと納税を集めたのは長崎県平戸市だった。件数は3万6070件の寄附で、総額14億6272万円。お礼に配る干物が人気で、アジやサバなどの干物のほか、生の地魚や貝類、鯨肉なども取りそろえている。
 ◆ふるさと納税
 ふるさと納税とは、個人の住民税や所得税の控除対象になる地方自治体への寄附金である。
 2008年に、地方間格差や過疎などによる税収の減少に悩む自治体に対しての格差是正を推進するための新構想として制定された制度。好きな地域に「納税」という寄付ができ、募集している地方自治体ならどこでも可能。
 ◆集めた、ふるさと納税(ふるさとチョイス調べ、14年度実績)
  自治体   金額(万円)  特産品の例
 長崎県平戸市  146,272    干物
 佐賀県玄海町  106,662    魚介類
 北海道上士幌町 97,475    牛肉
 宮崎県綾町   94,397    豚肉
 山形県天童市  78,088    果物
 島根県浜田市  72,699    干物
 長野県飯山市  62,727    コメ
 佐賀県小城市  51,196    ようかん
 宮崎県都城市  50,375    焼酎
 鳥取県米子市  47,568    どら焼き
 ◆ふるさと納税ポータルサイト
   http://www.furusato-tax.jp

 晴れ。気温は昨日より低いが、日差しが強く歩けば汗ばむ程だ。
 散歩中で、畑で見つけたオルレア。お庭でなく畑なので、少し驚いた。と言うのは、”こぼれ種”で雑草の如くに増えるから・・来年が大変かも。
 オルレア(オルレア・ホワイトレース)の花は白いレース状の花、夏向きの花。ホワイトレースフラワー(セリ科、別名:ドクセリモドキ)に似ている。もう初夏、夏が近い・・とこの開花で思う。
 オルレア
(オルレア・ホワイトレース、オルレア・グランディフローラ)
 セリ科オルレア属
 原産地はヨーロッパ
 一年草扱(常緑多年草)
 開花時期は4月~7月
 小さな白い花が集まり、レースのような花序
 ホワイトレースフラワー(別名ドクゼリモドキ)に似る


ガーデン&エクステリア・希望の芽2015 へ

2015-05-24 | 園芸
 今日も晴れ、日差し強く気温も上昇。
 夢メッセで開催されている「ガーデン&エクステリア・希望の芽2015」に行ってきた。

 
 夢がひろがる。暮らしが広がる。
 2015年の最新エクステリア、創作ガーデン、花を一挙展示。

 会場には幾つものブースがある。
 施工・造園、グッズ・小物販売、花卉・種苗関連販売、ワークショップ、エクステリアメーカー、復興応援・・ブース。


日本の所得格差は拡大し、OECD平均より高い

2015-05-23 | 社会・経済
 経済協力開発機構(OECD:Organisation for Economic Cooperation and Development)は、2013年の加盟国34ヵ国の所得格差に関する報告書を発表した(5月21日)。所得格差は、人口の上位10%の富裕層と下位10%の貧困層の所得を比べる。
 これによると、大半の国では富裕層と貧困層との格差が過去最大レベルとなっており、男女間での格差も大きく開いている。格差は、OECD平均で9.6倍に広がっている。
 日本での所得格差は、1980年中盤には約7倍、1990年代中盤に約8倍、2000年代には約9倍となり、本報告では10.7倍となり、年々拡大している。世界的にはトップ10に入る。
 世界のトップは、メキシコ(30.5倍)で、最も低いのはデンマーク(5.2倍)だった。
 ◆Top 10% vs bottom 10%
 OECD(2012年)の平均  9.6
 1、メキシコ(2012)  30.5
 2、チリ(2011)    26.5
 3、アメリカ(2013)  18.8
 4、トルコ(2011)   15.2
 5、イスラエル(2011) 12.5
 6、ギリシャ(2012)  12.3
 7、スペイン(2012)  11.7
 8、イタリア(2012)  11.4
 9、日本(2009)    10.7
 10、英国(2012)    10.5
 11、ポルトガル(2012) 10.1
 12、韓国(2013)    10.1
  ・
   デンマーク(2012) 5.2

 晴れ。暑い程に気温が上昇、初夏の雰囲気。
 道沿いのスモークツリーに花が咲きそう・・煙の如くの花だがまだ蕾。その木の下に、鉢植えのスモークツリーの紫葉品種”ロイヤルパープル”の花が咲いている。”ロイヤルパープル”はカラーリーフ樹木の中でも指折りの美しい紫葉。花の観賞より葉を観賞する品種だ。
 スモークツリー’ロイヤルパープル’
 学名:Cotinus coggygria 'Royal Purple'
 ウルシ科 ハグマノキ属
 スモークツリーの紫葉品種
 耐寒性落葉高木 (樹高3m位)
 原産地は中国
 開花時期は5月~7月


日本の平均気温、21世紀末に最大3.5度上昇か

2015-05-22 | 環境
 気象庁は、異常気象や気候変動に関する分析と予測をまとめた「異常気象レポート」を報告した(3月20日)。「異常気象レポート」は、2005年以来で今回で8回目となる。
 レポートによると、日本の年平均気温は19世紀末の統計開始から2013年までの間に100年当たり1.14℃の割合で上昇した。世界の上昇割合は0.69℃。特に、1990年代以降は高温となる年が頻繁に現れるようになった。これは、自然変動と温室効果ガス(二酸化炭素ガスなど)排出量の増加による長期的な気温上昇が重なったと分析。
 これより、今世紀(21世紀)半ばごろまで温暖化ガスの排出量が増え続けると、今世紀末(2076~95年)の20年間の年平均気温が、20世紀末(1980~99年)の20年間より2.5~3.5度上がるとの見通しを示した。地域別では、北日本の太平洋側で平均3.3度、関東甲信や北陸地方で同3.0度上昇するとした。
 ◆世界の二酸化炭素排出量(2010年)
各国の排出量の合計(世界の排出量) 30,276億トン
   国名   排出量(億トン)  割合(%)
 1、中国     7,259      24.0
 2、アメリカ   5,369      17.7
 3、EU      2,972      9.8
 4、インド    1,626      5.4
 5、ロシア    1,581      5.2
 6、日本     1,143      3.8
 7、韓国      563      1.9
 8、カナダ     537      1.8
 9、イラン     509      1.7
 10、サウジアラビア 446      1.5

 晴れ。気温が上昇し、最高気温27℃となるか。シャツのみでも暑い。
 塀から白い花の塊りが飛び出している。花を見たら梅の花に似ている。・・バイカウツギだ。青空の青、葉の緑、花の白・・良いなあ・・。
 名のバイカウツギ(梅花空木)は、花の形が梅の花に似たウツギ(空木)。ウツギは、茎の中が空洞になっているので、「空(うつろ)な木」→「空木(うつぎ)」となったと言う。因みに、バイカウツギの花は四弁花、ウメの花は五弁花。
 バイカウツギ(梅花空木)
 別名:薩摩空木(さつまうつぎ)
 英名:Satsuma mock orange
 学名:Philadelphus satsumi
 ユキノシタ科バイカウツギ属
 落葉性の低木(枝分かれしたブッシュ状)
 日本の原産(本州~九州の山地に自生する)
 開花時期は5月~6月
 花は径3~4cm、白い清楚な四弁花


ヴァイオリン西本幸弘・ピアノ渡邉千晶さんのコンサート

2015-05-21 | 音楽
 朝から晴れ。風がとても強い。
 宮城野区文化センター・パトナホールに出かけ「ヴァイオリン西本幸弘・ピアノ渡邉千晶さんのコンサート」を聞いてきた。スピードがあり躍動感に溢れる曲が多く、楽しく・元気を貰える演奏でした。
 因みに、西本幸弘さんは仙台フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに、2012年(平成24年)就任している。これからとても楽しみ。
  PROGRAM
 ブラームス:ハンガリー舞曲 第1番
 ドヴォルザーク:コモレスク
 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
 バルトーク:ルーマニア民族舞踊集
 ドヴォルザーク:わが母の教えたまいし歌
 ドヴォルザーク:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ
 ・・アンコール曲・・会場を周りながら演奏しました


 コンサートの帰りに畑に立ち寄ったらジャガイモに花が咲いている。ジャガイモの品種はメイクイーンで、その他(ダンシャクなど)はまだ蕾の状態だ。
 ジャガイモ
 別名:馬鈴薯(ばれいしょ)、ジャガタライモ
 ナス科ナス属、多年草
 日本には、17世紀初め頃にオランダ船によりジャカルタ港より運ばれ、ジャガタライモの名の由来。当時は観賞用として栽培された。馬鈴薯(ばれいしょ)の名は、ジャガイモの形が馬につける鈴(馬鈴)の様だからとの説あり。


1世帯の平均貯蓄は1,798万円、負債残高は509万円

2015-05-20 | 社会・経済
 総務省の5月19日に発表した、2014年の家計調査「貯蓄・負債編」によると、1世帯が持つ金融資産(貯金や株式など)の平均値は1,798万円(前年は1,739万円)、負債(ほとんどは住宅ローン)は509万円(前年は469万円)だった。調査は2人以上の世帯が対象である。
 金融資産の平均値は、高額の金融資産を持つ一部世帯の影響で上がる特性がある。本調査でも平均値を下回る世帯が約3分の2を占め、貯蓄現在高の低い階級に偏ったものとなっている。これより、普通の人の生活水準に感じる「中央値」は1,052万円(前年は1,023万円)だった。
 負債について、全世帯のうち約6割で負債がなく、負債のある世帯の平均残高は1,349万円だった。
 ◆金融資産の内訳(2014年)
 通貨性預貯金 380万円 (21.1%)
 定期性預貯金 758   (42.2%)
 生命保険など 371   (20.6%)
 有価証券   251   (14.0%)
 金融機関外  37    (2.1%)
 ◆世帯別の平均貯蓄額
 勤労者世帯:1,290万円
 世帯主が60歳以上で無職の高齢無職世帯:2,372万円

 晴れ。沖縄では梅雨入り(平年より11日遅れ)、次第に北上する。
 お隣の畑の一角で、カモミールが盛りと咲いている。一般にカモミールと呼ばれるのは、ジャーマン・カモミール(ジャーマン種)とローマン・カモミール(ローマン種)がある。両者は花・葉・姿など似ているが、属が異なり、ジャーマン種はマトリカリア属、ローマン種はアンテミス属に分類される。見分け方として、花を縦半分に切り、中心に空洞があるのがジャーマン種、ないのがローマン種。
 このカモミールは、中心に空洞があるのでジャーマン・カモミール(German chamomile)。ハーブとして親しまれ、カップに数個の花を入れてお湯を注ぐと甘いリンゴの香りがする。紅茶を注ぐと、アップルティーの風味になると言う。この香から、カモミールは「大地のリンゴ」と呼ばれるハーブ、小さな花いっぱいから甘い香りが漂う。
 カモミール
  ハーブティーなどでよく利用されるのはジャーマン・カモミール
 和名:加密列(かみつれ)
 キク科マトリカリア属
 耐寒性一年草
 原産地はヨーロッパ、ヨーロッパでは古くから民間薬として親しまれている
 日本にはオランダ医学の薬として、江戸時代の末に入ってきた
 開花時期は、ジャーマン種:3月~5月、ローマン種:6月~7月


世界で4000万トン廃棄の「電子ごみ」、日本は220万トン

2015-05-19 | 環境
 国連大学のグループの調査報告書で、2014年に世界中で廃棄された「電子ごみ」の量が推計4180万トンに上り、毎年増加傾向にあり、2018年には5000万トンに達すると見られる、と発表された(4月20日)。
 報告書は、約180の国と地域ごとに発生量を詳細に調べた初めての研究とされる。260種類の電子機器の生産・輸出・廃棄量に関する統計や機器の寿命などから、電子ごみの発生量を国ごとに推計した。世界の2014年の総発生量は4180万トンで、電子レンジやビデオカメラなどの家電が1280万トン、携帯電話やパソコンなどが300万トン。有害物質を含むものが多く、220万トンの鉛ガラス・30万トンのバッテリーなど・フロンガス(強力な温暖化ガスとなる)も4400トン含まれると言う。
 発生量は、米国が707万トン、中国の603万トンで3番目に日本の220万トン。報告書では日本の家電リサイクル制度などを評価し、13年には55万6000トンの電子ごみが回収・処理されたとの統計を紹介している。

 朝は雨。昼近くから晴れて曇り。
 連休頃の散歩で見つけた白花の花。スミレと思うが不明だった。やっと先日”シロバナアメリカスミレサイシン(白花亜米利加菫細辛) ”と分かった・・多分。アメリカスミレサイシン(スミレ科)の白花で、”スノープリンセス:Snow Princess”と呼ばれる品種のようだ。
 繁殖力は強く地下茎で増殖し閉鎖花で種子をまき散らし雑草化する要注意帰化植物、最近急速に分布域を広げているらしい、とか。この花も栽培地のどこからかやって来たのだろう。
 アメリカスミレサイシンの原産地は北アメリカで、アメリカ東部の森・草地・荒地に自生している。紫色の花、花弁が白色で基部が紫色の花、白花もある変異の大きい種との事。
 シロバナアメリカスミレサイシン(白花亜米利加菫細辛)
 スミレ科スミレ属
 多年草
 北アメリカ原産、逸出した帰化植物
 開花時期は3月~5月
 ”Snow Princess”と呼ばれる品種は、花径2~3cm、花色は白
 アメリカスミレサイシン(英:common blue violet)の花色は青紫


上場企業の株式配当、過去最高の10兆円

2015-05-18 | 社会・経済
 新聞に「上場企業の株式配当、初の10兆円に 消費を下支え」とあった。
 これによると、「15日までに14年度決算を発表した上場企業約3500社を集計したところ、15年度の配当総額は約10兆1000億円(前年度より6%増)になる見通し。これから決算を発表する企業を含めると15年度の配当総額は10兆2000億~10兆3000億円程度になりそうだ。」との事で、初めて10兆円を超える見通し。
 個人投資家は上場企業の株式を約24%保有(直接保有と投資信託)する。個人に入る配当は、単純計算で約2兆4000億円となる。これは消費税ほぼ1%分に相当する金額であり、消費増税で冷え込んだ国内消費をある程度下支えする効果がありそうだ、との解説だ。

 朝から晴れ。午後より明るい曇り空となる。夕方より雨の予報。畑もやっと潤ってくる。
 お買い物団地の植栽地で、シロシタンの花が咲いている。シロシタンはベニシタンの花が白色の枝変わり品種だと言われている。葉・枝ぶり・鮮やかな赤色の球形の果実は両者とも変わらない。両者の違いは、花の色と花の開き方で、シロシタンは花色が白色で花は大きく開く、ベニシタンは花色が紅色で花は全開せず少し蕾んだ状態だ。
 バラ科コトネアステル属にも園芸植物が色々ある。その中で良く普及しているのは”ベニシタン”なので、ベニシタンをコトネアスターと呼ぶことがある。シロシタンも含むのかな。
 シロシタン(白紫壇)
   ベニシタン(紅紫壇)の枝変わり品種
 学名:Cotoneaster horizontalis
 バラ科コトネアスター属(シャリントウ属)
 常緑小低木(関東以北では紅葉・落葉する)
  枝は地上を水平に這うように伸びる
 原産地は中国西部の山岳地帯
  日本には大正時代~昭和初期に渡来
 開花時期:5月~6月
 葉脈に花を開き、秋に枝一面の小果(径5mm程)が赤く熟す
 花色は紅色(ベニシタン)、白色(シロシタン)


第9回足クサ川柳の受賞作品発表

2015-05-17 | 社会・経済
 岡本株式会社(靴下製造卸販売)が、募集していた「第9回足クサ川柳」の受賞作品を発表した(5月16日)。
 「足クサ川柳」は、ネガティブに捉えられがちな足のニオイに関するエピソードを明るく一緒に笑い飛ばそうという企画で、今年で9回目となる。応募数は21,342句(前年は22,448句)。受賞者には、”足のムレ、ニオイを軽減する靴下「SUPER SOX」”が副賞として贈られる。
 ◆受賞作品
 詳しくは岡本HP・川柳
 最優秀賞(副賞:SUPER SOX5足と商品券5万円分)
  家の中 「はよ風呂入れ」と LINE来る
 優秀賞(2句)
  定年で はじめて気付く 別洗い
  耐えました 結婚記念日 10臭年
 頑張れ!お父さん賞
  息子言う 妖怪のしわざ? パパの足
 輝け!OL賞
  ありのまま 素足をさらし 凍りつく
 SUPER SOX賞
  靴脱ぐと 周りはみんな ニオウ立ち
 Facebook賞
  空耳か 「おニオイです」と 試着室
 Twitter賞
  玄関に 嫁がタライを・・ 「足洗え!」
 佳作(10句)
  「あ」と打てば 「足が臭い」と 出るスマホ
  靴下に 匂い染み入る 夏の蒸し
  座禅でも 足の匂いは 「無」になれず
  ダメよダメ 素足にサンダル 鼻キテル
  彼の足 嗅ぐや姫は 月帰り
  壁ドンで 臭いもおれも 舞いあがる
  春が来た ブーツを脱いだ 春逃げた
  ブーツ履き 大根足が たくあんに
  「ごめんな」と 靴に思わず 独り言
  下駄箱の 臭い受け継ぐ 新入生

 朝から晴れ。気温も上昇し暑さを感じる。
 畑は川の堤防沿いにあり、堤防の際は雑草が茂っている。月の始めにはまだ蕾の状態だった”ヤエムグラ”の花。今日みたら実が付いている。植物の成長は早い、野菜も早く大きくなれ!。
 ”ヤエムグラ”の茎は4稜がある四角、茎に節があり、この節ごとに狭い倒卵形の葉が6~8枚程ほど輪生している。本来の葉は2つで、ほかは托葉の変化したもの。
 茎の先や葉腋から花序をだし、花冠4裂の小さな花を付ける。果実は2分果からなり、直径約2mm。果実には鉤状の毛が生えており、衣服などにくっつく。
 名(ヤエムグラ:八重葎)の「八重」は輪生する葉の様子、「葎」は広い範囲にわたって生い茂る雑草、その茂みを言う。
 ヤエムグラ(八重葎)
 アカネ科ヤエムグラ属
 越年草(道端や荒れ地などで見る)
 日本各地や東アジア・ヨーロッパ・アフリカにも分布する
  史前帰化植物と言われる
 開花時期は4月~6月
 花は花冠4裂で径1.5mm程、花色は白


日本人の2012年の1人当たり年間飲酒量が純粋アルコール換算で7.2リットル

2015-05-14 | 食・レシピ
 経済協力開発機構(OECD)は、加盟国など40ヵ国の飲酒事情に関する報告書を発表した(5月12日)。
 これによると、2012年の調査対象国の1人(15歳以上)当たり年間飲酒量は純粋アルコール換算で平均9.1リットル。ワインに換算すると100本程度に相当するアルコール量となる。
 年間1人あたりの平均酒類消費量が多い国(OECD加盟国)は、エストニア:12.3リットル、フランス:11.8リットル、チェコ共和国とアイルランド:11.6リットル、ドイツ:11.0リットル・・だった。平均以下では、韓国:9.1リットル、米国:8.6リットル、カナダ:8.2リットル、日本:7.2リットル・・。
 多くの国で、全アルコール消費量の大半を飲んでいるのは大量飲酒者の上位20%。日本ではこの20%の人が飲む量の全アルコール消費量に占める比率が約70%になっている・・本政策レポートで明らかに。

 晴れ。気温が高く、歩くだけでも汗ばむ陽気。
 駐車場の隅で見つけた黄色の花。キンポウゲ科キンポウゲ属の野草、ウマノアシガタ(馬の足形)。花色の黄色は光沢があり、光り輝く黄金の花のイメージ。この花色にふさわしい別名に、”キンポウゲ(金鳳花)”がある。でも金鳳花とは八重咲きのものを指し、一重の花はウマノアシガタと言う・・らしい。ウマノアシガタの名は、根生葉が馬の足の形に似ているからと言うが、私には良く判らない。葉は掌状に3~5裂しており、馬よりむしろ鳥の足に似ている。・・ある説に、「鳥の足形」を「馬の足形」と間違えた、がある。
 因みに、本草はキンポウゲ科に多い有毒植物のひとつである。
 ウマノアシガタ(馬の足形)
 別名:金鳳花(きんぽうげ)、英名:Japanese Buttercup
 キンポウゲ科キンポウゲ属
 多年生草本
 日本全国から朝鮮・中国に分布
 開花時期は4月~5月