歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

現代の若者は、裏腹マインド

2015-08-31 | 社会・経済
 電通総研は、電通若者研究部と共同で「若者まるわかり調査2015」を実施し調査結果を発表した(4月20日)。
 対象は、関東1都6県・関西2府4県・東海3県の高校生以上(15~29歳)の未婚の男女3,000人。調査はWebで、期間は2015年2月6日~2月9日。聞いたのは、若者の価値観、社会や将来に対する意識、コミュニケーションや消費に対する意識、趣味や好きなこと、など。
 質問:自分の将来、日本の将来が明るいと思うか
  「日本の将来が不安」と答えた人:全体の77.3%
  「自分の将来が不安」:64.4%
 質問:日本のことが好きか
  「日本のことが好き」という回答:全体で89.5%
   性別・年代別では、 女子大学生:93.4%
             男子高校生と20代社会人女子:ともに91.0%
 社会に対する意識について
 質問:社会の制度は自分たちの働きで変えられると思うか
  「社会の制度は自分たちでどうにもできない」回答:57.1%
  「変えられる」:42.9%
 解説として、日本の将来は不安だけど日本のことは好き、つながっていたいけど人間関係をリセットしたい、など裏腹な意識=「ウラハラ・マインド」を持つ今の若者像が明らかになりました、との事。

 今日の天気は小雨か曇り空、午後より曇り空が多くなる。
 早朝に雨が降ったようだが、朝には上がった。曇り空なので、朝の散歩に出かけた。見つけたのは、塀の純白の小さい房状の花の塊り。季節外れに咲いた”ニワナナカマド”の花だ。枝先に円錐花序(集合した花の姿が円錐状)を出し、白い小花が沢山付いている。花は梅の花に似て、花弁は5枚、花は小さく径数mm。
 葉は奇数羽状複葉(左右に小葉が並び、先端に小葉がつく)で、ナナカマドに似た葉姿だ。名に”ナナカマド”とついているが、残念ながら”ナナカマド(バラ科ナナカマド属)”と違い秋の紅葉も赤い実もない。
 別名はチンシバイ(珍至梅、珍珠梅、珍朱梅)とある。由来は判らないが、蕾が白玉の様だから、との説がある。
 ニワナナカマド(庭七竈)
 別名:チンシバイ(珍至梅、珍珠梅、珍朱梅)
 バラ科ホザキナナカマド属(ソルバリア属)
 落葉低木
 原産地は中国
 開花時期は6月~7月


現在の収入に「満足している」人は、45%と2年ぶりに改善

2015-08-29 | 社会・経済
 内閣府の「国民生活に関する世論調査」によると、現在の所得・収入に「満足している・まあ満足している」と答えた人は45.7%(前年より1%増)で、2年ぶりの改善(8月22日発表)。「不満だ」と答えた人は52.7%(前年より微減)。
 内閣府の世論調査は、本年(2015年)6月18日~7月5日に、全国の20歳以上の1万人を面接方式で行い、5,839人(58.4%)から回答を得た。
 生活水準が昨年と比べ
 「向上している」と感じている人:5.9%(ほぼ横ばい)
 「低下している」と感じている人:18.8%(2.1%減少)
 働く目的について
 「お金を得るため」と答えた人:53.7%(前年比2.7%増で、過去最高)
 「生きがいを見つけるため」:19.8%(前年比1.5%減)
 「社会の一員として、務めを果たすため」:14.0%
 「自分の才能や能力を発揮するため」:7.8%
 政府に対する要望(複数回答)は
 「医療・年金等の社会保障の整備」:67.2%
 「景気対策」:56.9%
 「高齢社会対策」:52.0%

 今日は朝から雨。朝から左膝の具合が不調なので、散歩はしない・・雨読の日。
 数日前の散歩で見つけた”シモツケ”の花。花色は濃紅色で、小さな五弁花が散房花序に多数集まり半球状となって咲いている。何時もはもう少し早い時期に咲いているが、見つけた花は今が盛りかな・・遅咲きかな。
 昔の国、シモツケ(下野)は現在の栃木県で、ここで初めて見つけられたので、”シモツケ”に名付けられたと言う。でも、栃木だけでなく北海道から九州にかけての山地に幅広く自生し、中国・朝鮮の山野にも自生する。
 シモツケ(下野)
 学名:Spiraea japonica
 バラ科シモツケ属
 落葉低木
 株立ちする(地際から沢山の枝を出して広がる)
 開花時期は6月~8月
 花色は濃紅色、淡紅色、白色
 小さな五弁花が散房花序に沢山集まり半球状となる
 花径は数mm
 似ている花は”京鹿子””下野草”


C型肝炎新薬の保険適用が承認される

2015-08-28 | 健康・病気
 中央社会保険医療協議会(中医協、厚生労働相の諮問機関)は、C型肝炎の新しい飲み薬「ハーボニー配合錠」(一般名レジパスビル/ソホスブビル配合剤)による治療の保険適用を承認した(8月26日)。
 「ハーボニー配合錠」は米製薬会社ギリアド・サイエンシズが開発したC型肝炎の新しい飲み薬である。「ハーボニー」は1錠あたり8万171.3円。治療は、1日1錠12週間投与する必要があり、治療にかかる薬剤費は約673万円となる。これが、国の助成制度の対象になれば、月最大2万円で済むことになる。5月に保険適用された経口剤「ソバルディ」は別の遺伝子型に有効で、1錠6万1799円で3ヵ月治療だが、医療費助成の対象になっている。
 ◆肝がんでの死亡者
 日本では肝臓がんに毎年新たにかかる人は約4万人と言われ、死亡者は約3万人。
 肝臓がんでの7割~8割は、C型肝炎が原因と言われている。

 午前は曇り時々雨、午後より雨が上がる。陽が出ると暑さが戻ってくる。
 畑は雨の日が多かったので、ぬかるんでいる。長靴を履いて慎重に歩く。
 雨が多いと”ツユクサ(露草)”が連想される。今年も畑で沢山に花を咲かせている。畑の雑草だけど、花はとても清純な様子で綺麗、取ってしまうのが惜しい・・でも取ってしまう。
 名(露草:ツユクサ)の由来には諸説ある。朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させる(説)、ツユクサは古くは”つきくさ”と呼ばれており、これが転じてツユクサになった(説)など。”つきくさ”は月草とも着草とも表され、花弁の青い色が「着」きやすいことから「着き草」と呼ばれていたと言われている。古くから利用され親しまれいるので別名が多い。
  花の形:蛍草(ほたるぐさ)、帽子花(ぼうしばな)
  花色の青:青花(あおばな)
  青く染まる:月草・着草(つきくさ)、藍花(あいばな)
  薬草として:鴨跖草(おうせきそう)
 万葉集などの和歌集では「月草」の表記が多いと言う。
 ツユクサ(露草)
 英名:Dayflower(朝咲いた花が昼には萎む)
 ツユクサ科ツユクサ属
 1年草
 丈は15cm~50cmであるが、直立せず地面を這う
 開花時期は、6月~10月
 花は朝咲いて、昼には萎む
 花径は1.5cm~2cm、花色は青
 花弁は3枚あるが2枚に見える。上の2枚は大きく青色で、下の1枚は小さくて白色で目立たない


国際地理オリンピックで、代表4人全員銀・銅メダル獲得

2015-08-27 | 受験・学校
 国際地理オリンピック日本委員会の発表。
 8月10日~17日にロシアのトヴェリで開催された「第12回国際地理オリンピック」に参加した高校の生徒4人全員が銀・銅メダルを獲得した。参加は40ヵ国・地域から158人。
 銀メダル
 菊池裕太(きくちゆうた):筑波大学附属駒場高等学校(東京都)3年
 齋藤亘佑(さいとうこうすけ):開成高等学校(東京都)3年
 佐藤 剛(さとうごう):筑波大学附属高等学校(東京都)2年
 銅メダル
 辻有恒(つじありつね):灘高等学校(兵庫県)3年
 国際地理オリンピックは、1996年に第1回大会をオランダで開催。日本は、2008年から参加を開始した。
 試験はすべて英語で出題される(引率教員等による母国語訳はない)。試験は三種で、論述問題(地図や図表を使う)、マルチメディア(景観写真を見て選択肢を選ぶ)、フィールドワーク(制限時間内に、街を歩き。全参加者の約半数にメダルが与えられ、メダル受賞者のうちの金・銀・銅の割合はおよそ1:2:3。
 ◆日本の受賞者
 2014年:銀メダル1名 36ヵ国・地域144名
 2013年:銀メダル1名、銅メダル1名 32ヵ国・地域126名
 2012年:銅メダル1名 32ヵ国・地域126名
 2010年:銅メダル1名 28ヵ国・地域105名

 天気は曇り、時々晴れ。雲が多く青空は見えない。
 送電塔横に植えられている”ヒマワリ”。大きくて鮮やかな黄色の花だけど、青空がないので映えない。
 名(ヒマワリ:向日葵、日回り)の由来は、名の如く日(太陽)を追うようにその方向に花が回るから。花言葉も、私の目はあなただけを見つめる・・など。別名も日(太陽)を追う花から”ひぐるま(日車)””にちりんそう(日輪草)”。
 ヒマワリ(向日葵、日回り)
 別名:日輪草(にちりんそう)、日車(ひぐるま)、天竺葵(てんじくあおい)
 英名:Sunflower(太陽の花)
 キク科ヒマワリ属
 一年草
 北米原産、16世紀に英国に伝わり、日本には17世紀に伝わる
 開花時期は7月~9月
 花はキク科の特徴である頭状花序(多数の花の集合)
 種子は食用になる。種子からの油は石鹸や塗料の原料となる


7月の世界の平均気温、観測史上最高を更新

2015-08-26 | 環境
 米海洋大気局(NOAA:National Oceanic and Atmospheric Administration)は、今年(2015年)7月の世界の平均気温が、観測が始まった1880年以降で最高となったと発表した(8月20日)。加えて、1月~7月の7か月間の平均気温も過去最高を記録したとの事。
 NOAAによると、7月の世界の地表と海面の平均温度は16.61℃で、20世紀の7月の平均気温より0.81℃高くなり、これまでで最も高かった1998年を更に0.08℃上回り、観測を始めた1880年以降で最も高くなった。これで、観測史上最も暑い7月となった。加えて、今年1月~7月の平均気温は、20世紀の同期間の平均より0.85℃高く、これまで最高だった2010年を0.09℃上回る。
 今回の発表結果で、化石燃料の燃焼による地球温暖化が継続され、科学者らは気温上昇はさらに悪化すると予測している。

 雨、時々曇り。気温は高くなく、風が少しあるので夏の服装だと寒さを感じる。
 団地内に植えられている”サンゴジュ”、沢山の”サンゴ”細工の様な赤い実が付いている。実と葉が雨に濡れて輝き、とても綺麗。葉は虫食いで穴があいていることが多いが、この木は少ない。実も赤くなったばかりの様である。
 名(サンゴジュ:珊瑚樹)の由来は、この赤い果実が珊瑚細工のように見えることから、と言う。葉は水分が多く、葉数も多い木なので、火災の延焼防止になるとされ、防火樹として使われている。また、材も水分を多量に含みふくんで燃え難く、燃やすと切り口から泡が出る。これより、学名に「var. awabuki」と付いている。因みに、アワブキ(泡吹)の名の樹木があるが、アワブキ科アワブキ属 (落葉高木)の樹木。
 サンゴジュ(珊瑚樹)
 別名:藪珊瑚(やぶさんご)
 学名:Viburnum odoratissimum var. awabuki 又は Viburnum awabuki
 スイカズラ科ガマズミ属
 耐寒性常緑小高木
 原産地は日本(関東南部以南)、台湾
 開花時期は6月~7月
 花色は白、花径は数㎜で沢山咲く
 花後に果実(8㎜程の楕円形)を付ける
 果実の観賞期は9月~12月


若手社員の退職理由、「キャリア成長が望めない」が多い

2015-08-25 | 資格・転職・就職
 転職サイト運のヴォーカーズは「平成生まれの退職理由ランキング」を発表した(4月14日)。
 サイト「Vorkers」に寄せられた口コミのうち、新卒入社で3年以内に退職した平成生まれのコメント(期間:2007年7月~2015年3月)を分析し、これを15項目に分類した。業界別によって理由は若干異なる。
 ◆退職理由
 キャリア成長が望めない  25.5%
        金融・官公庁・レジャー業界でトップ
 残業・拘束時間の長さ   24.4%
        小売・不動産・教育・飲食・メディア業界でトップ
 仕事内容とのミスマッチ  19.8%
        保険・金融業界ではトップ
 待遇・福利厚生の悪さ   18.5%
 企業の方針や組織体制・社風などのミスマッチ  14.0%
 休日の少なさ       10.0%

 今日の天気は曇り、時々晴れ。気温は高くなく、少しある風に涼しさを感じる。こんな天気で、秋が近づいているのを知らせてるのかな。
 建物玄関前の植栽地の”ヤマボウシ”に沢山の実が付いている。実はまだ緑色や黄色だが熟して赤くなっているのもある。木の下に落ちたのもある。・・まだ鳥たちは知らないのかな。
 果実は球形(径2cm前後m)の集合果で、秋に赤く熟す。近縁にハナミズキ(別名アメリカヤマボウシ)があるが、ハナミズキの果実は集合果ではなく、個々に分離した果実である。
 名(ヤマボウシ:山法師)の由来は、中心の丸い花穂を坊主頭に、白い総包片が白い頭巾を連想させ、これを比叡山延暦寺の「山法師」になぞらえたことから。別名に、山桑(やまぐわ)があるが、果実の表面が桑の実の様にブツブツしているからと言う。
 ヤマボウシ(山法師、山帽子)
 別名:山桑(やまぐわ)
 ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属
 落葉中木
 開花時期は6月~7月
 秋の紅葉は綺麗で、丸い赤い実も熟す


愛猫に還暦祝いしますか

2015-08-24 | ペット
 新聞を見ていたら、「猫の還暦祝いに首輪飾り」なる記事があった。我が家の猫(♀、名はレモン)は平成10年生まれだから今年(2015年)で17歳となる。猫の還暦は12歳、とあったが愛猫は還暦を超えた84歳位・・猫還暦の祝いはしていない。
 還暦(かんれき):満60歳。干支(十干十二支)が一巡し、起算点となった年の干支に戻ること。
 人間でも長寿は”祝い事”となる。「首輪飾り」は、「水引細工のネコ用首飾り」との事で、水引を使ったお祝いの飾り。
 ◆水引細工のネコ用首飾り「AIWA(エイワ)」
 http://www.oohashitanji.jp/SHOP/457128329323.html
 ◆猫・人間の年齢換算(獣医師広報板、平成21年版)
 猫年齢  人間年齢
 10年    56才
 11年    60才
 12年    64才
 13年    68才
 14年    72才
 15年    76才
 16年    80才
 17年    84才
 18年    88才
 19年    92才
 20年    96才
 ◆犬・猫の飼育頭数
  2014年10月現在、ペットフード協会
 犬の飼育頭数:1035万頭(飼育率:15.1%世帯、平均頭数1.25)
 猫の飼育頭数: 996万頭(飼育率:10.1%世帯、平均頭数1.79)

 朝から曇り、時々小雨。雨の予想はなかったので、傘を持たずに出かけたら雨。お店で傘を購入・・傘が増える。
 お庭の一角で、”ナツズイセン”が咲いている。少し萎んだのがあるのでソロソロお終いかな。名(ナツズイセン:夏水仙)の由来は、葉・球根が水仙(すいせん)似で、夏に花が咲くからと言う。でも、この花はヒガンバナ科であり、花期には葉がない。この様な花茎と花だけの姿から、裸百合(はだかゆり)とも呼ばれる。「リコリス:Lycoris」とも呼ばれるが、リコリスは学名の”Lycoris(ヒガンバナ属)”なので、彼岸花・狐の剃刀・夏水仙などの総称でもある。
 花期は8月中旬頃で、1月ほど後に”ヒガンバナ”が咲く。
 ナツズイセン(夏水仙)
 別名:裸百合(はだかゆり)、リコリス
 学名:Lycoris squamigera
 ヒガンバナ科ヒガンバナ属
 多年草(球根植物)
 古い時代に中国から原種が渡来したと言う
 開花時期は8月
 春にスイセンに似た葉を出し、夏に枯れる
 葉が枯れると花茎が伸び、ユリ様の花を数個つける
 花色は淡紅紫色


メタボ健診受診が7割以下の47%(2013年度)

2015-08-23 | 健康・病気
 厚生労働省が、40歳~74歳が対象となる特定健康診査(メタボ健診)の2013年度の受診率が、47.6%だったと発表した(8月21日)。
 政府は生活習慣病予防に向け受診率70%を目指している。13年度も前年度より1.4%増のみの47.6%と目標達成できなかった。対象者数は約5,327万人で、約2,537万人が受診。受診の内訳は、健康保険組合(企業の会社員が加入)は71.8%で、国民健康保険(市町村運営で自営業者らが加入)は34.2%だった。
 健診により、心筋梗塞や脳卒中の危険性が高まるとされるメタボリック症候群やメタボ予備軍と指摘されて特定保健指導が必要となった受診者は約430万人。しかし、実際に指導を受けたのは約76万人(17.7%)と極めて定率。

 朝から曇りと雨。気温は高くない。
 鉢植えの”ランタナ”の花が咲き出している。花期がとても長い花で、花の色も変化する。変化は花序の外側から内側へなので、同じ花序でも内外では花色が異なる。この色の変化から、七変化(しちへんげ)の別名がある。花色は鮮やかな赤・黄・白・橙など。
 ランタナは約150種が分布する。園芸的に広く栽培されるのは、主に「ランタナ・カマラ」と「ランタナ・モンテビデンシス」とその園芸品種。”ランタナ”と呼ばれるのは、カマラ種を指すことが多い。モンテビデンシス種は葉がカマラ種より小さく、”コバノランタナ”と呼ばれる。
 ランタナ
 別名:七変化(しちへんげ)、紅黄花(こうおうか)
 クマツヅラ科シチヘンゲ属
 常緑小低木
 原産地は熱帯アメリカ
 開花時期は5月~10月
 小花(1cm位)が花茎の先に沢山集まって球状に咲く
  (散形花序や傘形花序と言う)


今夏の猛暑で、野菜や鶏卵は高値

2015-08-21 | 食・レシピ
 今日の新聞に、「生鮮卸値、猛暑で異変 サバ7割安・野菜や鶏卵は高値」とあった。「本州で記録的な猛暑が続いた今夏、生鮮食材の卸値に異変が起きている。東京・築地市場ではサバの卸値が前年同期に比べ7割安い。海水温が高いことが成長に響き、小ぶりな魚が多い。海流も影響しカツオも安値だ。一方で、キャベツなどの葉物野菜は生育が振るわず全体的に高値だ。」との記事。
 我が畑でも今年は野菜が不作で、猛暑によると思っていた。スーパーなどでも何時もより高いと感じる。
 ◆主な食材卸値の変動率
 水産が東京・築地市場、青果が同・太田市場、鶏卵はJA全農たまご
 安い
  サバ     7割
  アジ(中型) 4割
  トマト    3割
  カツオ    1割
 高い
  キャベツ   2割
  鶏卵     2割
  ハクサイ   1割
  ネギ     1割
 ◆平均気温(℃)  (2015年8月20日まで)
  地点     前10日間平均    前20日間平均    前30日間平均
         平均気温(平年差) 平均気温(平年差) 平均気温(平年差)
 宮城県・仙台  24.6 (+0.4)    26.4 (+2.1)     26.7 (+2.6)
 群馬県・前橋  26.7 (+0.2)    28.3 (+1.6)     28.8 (+2.2)
 東京都・東京  27.6 (+1.1)    28.6 (+2.0)     28.8 (+2.4)
 愛知県・名古屋 28.1 (+0.2)    29.3 (+1.3)     29.3 (+1.5)
 大阪府・大阪  27.8 (-1.1)    29.5 (+0.6)     29.2 (+0.4)
 福岡県・福岡  27.0 (-1.2)    28.5 (+0.2)     28.7 (+0.4)

 今日の天気は曇り、時々雨。暫くは曇り~雨の空との予想。
 畑では”カボチャ”が花を咲かせ、実が付いている。実はまだ小さい、だんだん大きくなる・・とても楽しみ。
 ”カボチャ”の名は、「カンボジア」を意味する Camboja (カンボジャ)の転訛からとされる。これは、東洋カボチャ(日本カボチャなど)は、天文10年(1542年)に日本(豊後国)にポルトガル人がカンボジアから持ち込んだからとの事。西洋カボチャは江戸期(1863年)に導入された。漢字表記「南瓜」は、南蛮渡来の瓜からである。
 余談。”カボチャ”を食べすぎると肌が黄色くなることがある。この黄色は、カボチャの色素が汗腺(かんせん)から排出されただけであり、人体に害はない。・・食糧難時代の話かな。
 カボチャ(南瓜)
 別名:唐茄子(とうなす)、南京(なんきん)
 ウリ科カボチャ属
 原産地は南北アメリカ大陸
 メキシコの洞窟で、紀元前7000~5500年の地層から種が発見されている
 主に栽培されているのは、
  西洋種:Cucurbita maxima ・・現在の主流
  東洋種:Cucurbita moschata ・・極早生の小型品種で収量が多い
  ペポ種:Cucurbita pepo ・・果実の形や食味が変わったのがある
 開花時期は7月~10月
  西洋カボチャは開花後40~50日程度で収穫できる


今春卒業の大学生、就職が72%と21年ぶりに70%超え

2015-08-20 | 資格・転職・就職
 文部科学省の学校基本調査(速報)によると、今春(2015年)に大学を卒業した学生約56万4千人のうち、約40万9千人(72.6%)が就職した(8月6日発表)。リーマン・ショック前の2008年(69.9%)を上回り、1994年(70.5%)以来21年ぶりの70%超えと言う。
 大学生の就職率(=就職希望者のうち実際に仕事に就いた学生の割合)は、今年4月1日時点は96.7%と過去最高だった2008年春(96.9%)に次ぐ水準だった。
 大学院などへの進学者は約6万9千人(12.2%)で、過去10年で最低だった。進学も就職もしなかった人は約5万8千人(10.3%)、うち進学も就職も準備していない「ニート」とみられる人も、前年を大幅に下回る約2万4千人。
 ◆大学(学部)卒業者の就職率、進学率
 2015年3月 72.6% (進学率:12.2%)
 2014年3月 69.8% (12.6%)
 2013年3月 67.3% (13.0%)
 2012年3月 63.9% (13.8%)
 2011年3月 61.6% (15.0%)
 2010年3月 60.8% (15.9%)

 曇り。気温は高くないが風が弱いので、少し蒸し暑さを感じる。
 道路脇のお庭で、少し背がある”ヨモギギク”の花が咲いている。花は茎の先端に黄色いボタンの様な姿で数輪まとまっている。黄色いボタンの様な花姿から、Golden buttons(金ボタン)とも呼ばれる(英名)。花を見た時、名に”金ボタン”とだけ思い出し、”ヨモギギク”は出てこなかった・・年かな。
 和名は、ヨモギギク(蓬菊)である。名の由来は、キク科に見られる管状花周りの舌状花がなく、管状花のみ蓬(ヨモギ)に似ているから、と言う。
 葉・頭花には特有の芳香がある。防虫効果が知られ、ハエよけ・虫よけに使われたとの事。
 ヨモギギク(蓬菊)
 別名:タンジー(Tansy)、Golden buttons(ゴールデン・ボタンズ)
 キク科ヨモギギク属
 多年草
 原産地はヨーロッパ、日本には明治時代に渡来
 開花時期は7月~10月


日本は女性の管理職が極めて少ない

2015-08-19 | 社会・経済
 政府は成長戦略のなかで、「2020年までに指導的地位に女性が占める割合を30%以上」との目標を掲げた(2014年6月)。数値目標による状況改善は評価できる、しかし日本での女性管理職は11%程であり、目標達成はどうなんだろう。
 管理職の女性が少ない原因は、女性の差別からではなく、女性の就業率が男性に比べて非常に低いからと言う。
 経済協力開発機構(OECD)の調査によると、2012年の日本の25歳~54歳までの女性の平均就業率は69.2%、スウェーデンは82.5%、アイスランドは82.3%、ノルウェーは82.1%・・日本は加盟34ヵ国中24位。日本女性の低就業率だけでなく、就業者の57・5%が非正規社員(パート、アルバイトなど)である。ちなみに、2014年2月現在の女性非正規労働者の割合は58.1%(男性22.2%)である。
 日本の成長は、「女性の活躍」の場を作り・作られて今後を期待する。
 ◆女性管理職の割合(%)
 米国(2011年)    43.1
 フランス(2011年)  39.4
 スェーデン(2011年) 34.6
 英国(2011年)    34.5
 ドイツ(2011年)   30.3
 イタリア(2011年)  25.1
 日本(2012年)    11.1 (108ヵ国・地域の96位)

 雲多いが晴れ。風があるので暑いが涼しい。
 道沿いのお庭に大きな”ネムノキ”があり、花が咲いている。花は淡紅色の大きな刷毛(はけ)の様な形である。この淡紅色の部分は雄しべの花糸、花弁は小さくて根元にあり目立たない。雌しべは雄しべが萎れると出てくる(雄性先熟)。花は甘い香りがする。
 夜になると左右の小葉が閉じる様に合わさって垂れ下がりる。この様子がまるで木が眠っているように見え、”ネムノキ”の名の由来と言う。宮城県(と山形県・福島県などの一部)では、方言として「ねむたぎ、ねぶたぎ(眠た木)」がある。漢字名の「合歓木」は、中国では”ネムノキ”が夫婦円満の象徴とされているから、との事。
 ネムノキ(合歓木)
 別名:ネム、ネブ、ネブノキ
 学名:Albizia julibrissin
 マメ科ネムノキ属
 落葉高木
 原産地は日本、朝鮮半島、中国
 開花時期は6月~9月
 両生花で雄性先熟
 果実は細長く扁平な豆果


小中学生の68%、「親と同じ仕事をしたくない」

2015-08-18 | 資格・転職・就職
 人財サービスのアデコは、子供の「将来就きたい仕事」を調査した(結果は4月22日発表)。対象は全国の小中学生1,000人、調査期間は2014年11月。
 親が仕事をしている姿を子供はどのように見ているのか。
 質問:大人になったら、お父さん又はお母さんがしている仕事と同じ仕事をしたいと思うか
   お父さんとお母さんどちらの仕事もしたくない(両親共に同じ仕事の場合を含む) 68.6%
   お父さんとお母さんどちらの仕事もしたい(両親共に同じ仕事の場合を含む)   10.3%
   お父さんと同じ仕事がしたい(お母さんと同じ仕事はしたくない)        13.1%
   お母さんと同じ仕事がしたい(お父さんと同じ仕事はしたくない)         8.0%
 「親と異なる仕事に就きたい」と答えた子供(68.6%)の理由は、
   やりたい仕事がきまっているから   31.6%
   忙しそうだから           21.1%
   お金が稼げなさそうだから      19.4%
 「お父さんと同じ仕事がしたい」と答えた子供(23.4%)の理由は、
   やりがいがありそうだから      28.2%
   お金が稼げそうだから        18.8%
   かっこいいから           17.1%
   世の中のためになりそうだから    10.1%
 「お母さんと同じ仕事がしたい」と答えた子供(18.3%)の理由は、
   楽そうだから            24.0%
   やりがいがありそうだから      23.5%
   かっこいいから           9.3%
 質問:将来就きたい仕事は、
   1位 パティシエ 9.6%
   2位 先生    7.6%
   3位 医者・サッカー選手 7.4%
   5位 野球選手  6.1%
    男子の1位は「サッカー選手」 12.0%
    女子の1位は「パティシエ」  16.8%

 昨日の雨は上がり、今日は雲多いが晴れ。最高気温が30℃超えだから、暑い、蒸し暑い。畑の作物は雨を貰ったから元気だ。
 散歩道沿いのマンションの玄関先にクサギが植えられており、高さは3m~4m程。今年も8月の暑い季節に花が咲き出した。
 花は枝端から伸びる大型の集散花序。萼は始め5角の袋状で、これが5裂して中から花冠(かかん)が伸びてくる。花冠は白色で、花筒から細長い5裂片、やや反り返り気味に開く。この長い花冠から雄しべ4本と雌しべ1本の花柱が突き出る。
 名(クサギ:臭木)は、葉・茎が傷つけられると悪臭がするから、との事。でも悪臭と言うより独特な匂いと思うけど。花にはユリに似た芳香があるが・・知られてない!。
 クサギ(臭木)
 クマツヅラ科クサギ属
 日本全土に自生する落葉性小高木
 開花時期は8月~10月、結実は11月
 花:花冠は5裂、色は白、雄蕊4本で雌蕊1本
 秋に瑠璃色の丸い実が熟す、実の周りに赤色の萼


仕事の若者意識調査、3割が「働きたくない」

2015-08-17 | 社会・経済
 新聞に「電通の若者意識調査」が載っており、若者の29%が「できれば働きたくない」と考えている。(8月13日の記事)
 対象は、週3日以上働いている18~29歳の男女計3000人、今年3月にWebで調査した。
 働くことは、
   働くのは当たり前   39%の回答
   できれば働きたくない 29%
 働く目的は(複数回答)、
   安定した収入のため  69%
   生きがいを得るため  13%
   電通は「老後に不安を抱える若者が増えていることが背景にある」と分析
 仕事の選び方について
   できるだけ安定した会社で働きたい  37%
   できるだけお金を稼げる仕事・会社を選びたい  24%

 朝から雨。雨は強くなく、時々曇り空となる。
 お隣の畑の空き地で、”アメリカイヌホオズキ”の花が咲き、もう実が付いている。”イヌホオズキ”ととても良く似ており、一見では区別がつけ難い。区別は、花茎と実を見る。”アメリカイヌホオズキ”は花茎が一カ所で枝分かれして花・果実が付く。”イヌホオズキ”では花茎の分枝が僅かにずれて並び、実も少しずれて並ぶ。実の照り(光沢)は、”アメリカイヌホオズキ”にはあり、”イヌホオズキ”にはない。
 ”イヌホオズキ”の名は、草姿などがホオズキに似て、果実は赤い袋でないことから「似て非なるホオズキ」→「非(イナ)ホオズキ」→イヌホオズキ・・らしい、と言う。”アメリカ”は外来からを言う。
 アメリカイヌホオズキ(亜米利加犬酸漿)
 学名:Solanum ptychanthum
 ナス科ナス属
 一年草
 北アメリカ原産、1900年代半ばに渡来と推定
 因みに、イヌホオズキは古い時代に渡来(史前帰化)
 開花時期は7月~10月
 花は径数mm、花色は淡紫色~白色
 液果はやや小さく、光沢のある黒色に熟す


肥満により炎症性疾患リスクが高まる原因分子の発見

2015-08-16 | 健康・病気
 千葉大学の遠藤裕介特任講師・中山俊憲教授らのグループと、同大学の横手幸太郎教授のグループは共同で、「肥満患者に高発現している脂肪酸合成酵素「ACC1」が自己免疫疾患を含む炎症性疾患を引き起こす作用がある」ことを発見した(7月31日発表)。
 チームは、免疫機能に大きな役割を果たすヘルパーT(Th)細胞に着目。高脂肪食を与えて肥満状態にしたマウスのTh細胞を調べたところ、脂肪酸合成酵素「ACC1」が増えていた。Th17細胞によって誘導される実験的自己免疫性脳脊髄炎を発症させた肥満マウスにもTh細胞の増加が見られた。「ACC1」の阻害剤を与えたところ病態が改善した。このことから、ACC1を抑えることにより、Th17細胞の分化が抑制され、自己免疫性の炎症が制御できることが確かめられた、との事。
 今後、ACC1やACC1が制御している脂肪酸合成経路を創薬ターゲットとすることで、肥満関連疾患の治療開発に役立つことが期待できる、と言う。
 ◆高度肥満
 BMI=35以上の肥満は高度肥満と定義される。
 日本では全人口のおよそ0.2~0.5%程が高度肥満と推測されている。
 ◆自己免疫疾患
 免疫は外部からの異物(細菌・ウイルスなど)に対して、これを排除するように働く。
 自己免疫疾患:免疫に何らかの異常があり、自分の体や組織を異物と認識し、自己抗体やリンパ球を作り、自分の体を攻撃することがある。

 曇り空。雨が降りそう・・。気温は高くないが湿気が強く蒸し暑い。
 散歩道に面した小さなお庭に”バジル”の白い小さな花が咲いている。”バジル”には色々な品種(150種の栽培品種があると言う)があり、これは良く知られる”スイートバジル”。ハーブの一種で、スパイス(香辛料)として「ブッシュバジル」とともに良く使われる。
 ”バジル”の和名は目箒(めぼうき)。グルコマンナンを含む”バジル”の種を水に浸すと30倍程に膨張し、ゼリー状の物質で覆われる。そのゼリー状の物質が目薬となり、目のゴミを取り除く。・・名の由来。
 バジル(スイートバジル)
 別名:目箒(めぼうき)、バジリコ
 シソ科メボウキ属(オキマム属)
 多年草(日本では越冬できないので一年草扱)
 原産地はインド・アフリカ
 (インド、ネパールでは神聖な植物とされる)
 中国から江戸時代に渡来
 開花時期は6月~10月


慢性的かゆみを微弱な電気刺激で抑制

2015-08-15 | 健康・病気
 自然科学研究機構生理学研究所の柿木隆介教授と中川慧研究員らは、「アトピー性皮膚炎など慢性的なかゆみに対し、脳に微弱な電気刺激を与えると抑制効果がある」ことを確認した。(8月13日)
 治験者の皮膚に化学物質ヒスタミンを浸透させてかゆみを誘発した後、大脳皮質に弱い電気刺激を与える方法を試みた。この方法は、脳刺激に微弱な電流を流すことで大脳皮質の興奮・抑制性をコントロールする経頭蓋直流電気刺激法(transcranial direct current stimulation:tDCS)である。治験者は感覚運動野に電気刺激を与えるため25平方センチの大きさの電極二つを頭に取り付け、1ミリアンペアという弱い電流を15分流し続けた。結果、電流を流し始めた直後から痒み知覚が減少し、さらに痒みの持続時間の短縮が確認できた。経頭蓋(がい)直流電気刺激法(tDCS)が痛みを抑制するという報告はあったが、かゆみにも効果があることが確かめられたのは今回が初めて、と言う。
 「今回の研究結果は、痒みの抑制に対する大脳皮質刺激の効果を実験的に検討した初めての報告。本研究結果は、今後の新たな痒みの抑制法の開発につながる成果だと期待できる。」と、柿木教授は言う。

 故郷でのお墓詣りは、雨だった。でも今日は小雨が降ったけど概ね晴れ。
 いつもの散歩道のいつも通るお庭のモミジアオイ。花が咲き出した、でも夕方にはしぼんでしまう1日花。大柄で鮮やかな赤、青空に映え、”夏の花”に相応しい。フヨウに似ているが、花弁が離れている。
 葉は深く3裂・5裂し、裂が浅いものもあり、「もみじ」に似ていることが名(モミジアオイ)の由来。
 モミジアオイ(紅葉葵)
 別名:紅蜀葵(こうしょっき)
 アオイ科フヨウ属(ハイビスカス属)
 北アメリカ原産
 宿根草、茎は硬くほぼ直立
 開花時期は8月~9月
 花は大きく直径10数cm、花弁は5枚で細長くて弁間は離れている
 雌しべの柱頭は5裂し下部に雄しべが付く、雄しべと合着した雌しべの花柱は長く伸びている
 (雌しべと雄しべの合着は、アオイ科の特徴)