人によって、食べるとアレルギーを起こす食品がある。加工食品では、このアレルギーの原因となる食品が使われているかが判るように原材料食品の表示が”義務付け””表示の推奨”がされている。その品目は、食品衛生法で7品目が表示を義務付け、18品目が表示の推奨となっている。
消費者庁は、加工食品にアレルギー物質として表示するよう推奨する品目として、新たに2品目(カシューナッツ、ゴマ)を加える方針を固めた(5月30日)。表示の推奨品目は20品目となる。同日開かれた内閣府の消費者委員会の食品表示部会が了承した。同庁は今後、都道府県への通知など具体的な手続きを進める。
◆特定原材料等による表示
加工食品ではアレルギーを起こす可能性のある原材料食品(物質特定原材料等)が使われている事がある。原材料食品でもアレルギー発症数や重篤度等に差異があるため、法令で”表示を義務付けるもの”と”通知で表示を奨励するもの”とに規定で分けている。
○表示を義務付けるもの7品目・・・重篤度・症例数が多い
えび・かに・小麦・そば・卵・乳・落花生
ただし、卵に、魚卵・は虫類卵・昆虫卵は含まない
小麦に、大麦・ライ麦・えん麦・はと麦等は含まない
乳に、山羊乳・めん羊乳等は含まない
えびに、しゃこ類・あみ類・おきあみ類は含まない
○表示を行うことを奨励するもの18品目
あわび・いか・いくら・さけ・さば、
オレンジ・キウイフルーツ・バナナ・もも・りんご
牛肉・鶏肉・豚肉・ゼラチン
くるみ・大豆・まつたけ・やまいも
良く晴れ上がって青空が綺麗だ。気温も上がり、最高気温が30℃近くなって初夏となったかな。梅雨前線が北上中だから直に仙台も梅雨に入る。
この時期(春~夏)に咲く花に、シロミミナグサ(白耳菜草)がある。茎・葉は白い細かな綿毛で覆われて灰白色に見える。花の色も白色である。英名の”snow in summer”(スノーインサマー)を訳して”夏雪草”(なつゆきそう)と呼ばれる事がある。本来のナツユキソウ(夏雪草)は、バラ科シモツケ属の京鹿子(きょうかのこ)の白花種との事。
シロミミナグサ(白耳菜草)
英名:snow in summer
別名:夏雪草(なつゆきそう)
セラスチウム
ナデシコ科ケラスティウム属
(ミミナグサ属)
多年草
丈は15cm~25cm、茎は地を這って広がる
原産地はヨーロッパから西アジア
日本には明治中期(19世紀末)に鑑賞用として入った
全草白い細かな綿毛で覆われて灰白色
開花時期は5月~6月
花は径2cm位の白花
花弁は5枚で、先端が割れる様に切れ込んでいる