今日(2月14日)はバレンタインデー。ふんどしの日(2011年制定、日本ふんどし協会)、煮干の日(1994年制定、全国煮干協会)でもあるとか。
バレンタインデー(聖バレンタインデー)は、ローマ皇帝の迫害下で殉教(西暦269年のこの日)した聖ウァレンティヌス記念日であるとされている。しかし、この日はローマ帝国の時代に「女神ユノ:家庭と結婚の神」の祝日だった。それで、この日がバレンタイン司教の記念日としてキリスト教の行事に加えられ、”恋人たちの愛の誓いの日”になったとの事。
ヨーロッパでは、この日を”愛の日”として花やケーキ等を贈ると言う。キリスト教国でもない日本の、”女性が男性にチョコレートを贈る習慣”は日本独特の風習になったもので、昭和30年代のデパートのチョコレートセールが始りと言う。現在では、贈る方が恋人・思い人(本命チョコ)だけでなく友人(友チョコ)、義理がある方(義理チョコ)、お世話になった方(世話チョコ)、家族(ファミチョコ)、自分へのご褒美(自分チョコ)、最近増えている両親・祖父母(親チョコ)、と贈り物の日となっている。
日本のチョコレートの年間消費量(小売額)は約4500億円、バレンタインシーズンだけで500億円超えと1割以上が消費される。1月後の3月14日の「ホワイトデー:バレンタインデーにチョコレートを贈られた方が、返礼のプレゼントをする日。キャンデーやクッキー、マシュマロなどをお返しする」もあり、もはや贈答の国民的行事日となった感がある。
コーヒーをお願いしたら
チョコレートが付いてた
男性には黒、女性には赤
チョコレートの販売
「クラッシクショコラ」
は置いてませんでした
チョコレート菓子の展示
◆チョコレート製品の消費(小売額)
単位:億円
国内消費額=国産品販売額+輸入額-輸出額
バレンタインデーシーズン販売額 :日本チョコレート・ココア協会の独自推定による
チョコレート バレンタインデー
年度 国内消費額 シーズン販売額
1985年(昭和60年) 3,896 360(木曜日)
1990年(平成2年) 4,315 450(水曜日)
1995年(平成7年) 4,365 490(火曜日、阪神大震災)
2000年(平成12年) 4,667 500(月曜日)
2005年(平成17年) 4,399 530(月曜日)
2010年(平成22年) 4,180
2011年(平成23年) 4,440
◆世界主要国チョコレート菓子生産・消費量(2010年)
国際菓子協会・欧州製菓協会による
単位:トン 一人当たり:Kg
国名 国内生産 輸入 輸出 国内消費 1人当たり
ドイツ 1,260,225 229,420 543,805 945,840 11.6
スイス 143,990 29,075 90,905 82,160 10.5
イギリス 435,940 249,915 80,870 604,985 9.7
ノルウェー 31,140 19,200 3,910 46,430 9.4
デンマーク 27,915 38,220 19,160 46,975 8.5
フィンランド 29,185 19,660 10,005 38,840 7.3
スウェーデン 60,120 44,225 44,355 59,990 6.4
フランス 402,335 251,255 243,955 409,635 6.3
アメリカ 1,593,840 228,810 182,700 1,639,950 5.3
ベルギー 168,965 79,230 213,980 48,100 4.4
イタリア 288,230 74,310 135,635 226,905 3.7
ポーランド 195,000 56,255 133,045 137,615 3.6
スペイン 120,785 114,610 70,015 165,380 3.6
ブラジル 582,000 13,300 33,400 561,900 2.9
日本 229,000 42,675 3,645 268,030 2.1