歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

12月の歩行数はやっと目標達成

2011-12-31 | 健康・病気

 今日は12月の末日、大晦日だ。先日TVを見ていたら「十二月三十一日」なる名字があり、「ひなし」さんとお読みするとの事。12月31日で年が終わるからもう日がない・・と言う頓知からではないかとの話であった。記憶に残る名字だね。
 閑話休題。月末だから12月の1日の平均歩行数を整理した。3000歩/日以下が2日、8000歩/日以下が6日、月の平均は10100/日と目標(平均1日10000歩)を辛うじて達成した。持病の悪化で2日程歩けなかったが挽回した日があったから・・やっとだ。
 歩くには靴が必要である。靴の大きさ(底の長さ)は小さい頃は”文・分”での規格であった。現在では”cm”である。単位の”文”は江戸時代の一文銭(寛永通宝)の直径を基準にしたもので、一文は2.4cmである。例えば、十文の履物は一文銭を10枚並べた長さで10X2.4=24.0cmとなる。十文半は10.5X2.4=25.2cmである。十文は”ともん”、十文半は”とはん”、十文三分は”とさん”と言う。・・昔は自分の文数を覚えていたが今はすっかり忘れてしまった。靴の大きさ(サイズ)表記の”文・分”は、1950年代後半から次第に”cm”表記となった、JIS(日本工業規格)となったからだ。
 足の大きさと身長との関係を調べて見た。
 身長と足長は大まかには比例的である(男女差はない)がバラツキは大きい。同じ足長でも身長は20cm程度の違いが見られる。例えば足長25cmの人は身長160cm~180cmにばらつき、足長27cmでも身長165cm~185cmと大きくばらつく。・・足が大きいと身長も伸びると言うが、半分本当で半分ウソと言う所かな。まあ、足に関しては”馬鹿の大足、間抜けの小足、丁度良いのは俺の足”と思っていれば宜し。

Hakimonoten1231
 レトロな雰囲気

 履物店

 下駄・雪駄などを専門に売っている
 (履物店だから当たり前!!)
 お店に何故かフォックスフェース(黄色に見えてる)が飾ってあった。花言葉は「私の想い・私はあなたを欺きません」だ・・何か理由でもあるのだろうか。


 今年は辛い・苦しい災害・事故などが多々ありました。でも嬉しい・楽しい事もありました。来年は良き年となりますよう願ってます。
 私の拙く取り留めのないブログを読んでいただきありがとうございました。


年末の大掃除

2011-12-29 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は12月29日だ。我が家では恒例の苦(9)払いの日として大掃除の日である。
 整理整頓の要諦(ようてい)は”捨てる”事にありと言う。当に、3月(3.11)・4月(4.7)の地震で徹底的・強制的・排除的に整理整頓及び大掃除(補修も含む)をしているのだ。と言うことで、本日の大掃除は室内灯の交換と台所の換気扇の掃除で終了となった・・監督が厳しくなかった。
 大掃除日の調査(2011年11月、ダスキン)によると、年末の大掃除を考えている人は約8割で、その内5割が1日~2日を考えているとの事。昨年は約6割の大掃除実施率なので大幅向上と期待される・・考えるのと実行は違う。
 因みに、29日には”お飾り””餅つき・鏡餅”はしない・・縁起が良くないと言う。”お飾り”は31日に飾らない・・1夜飾りとなるから、28日までか30日に飾るのが良いとされる。


第二次世界大戦の犠牲者数

2011-12-28 | 日記・エッセイ・コラム

 ほぼ毎朝NHKの朝の連続ドラマを見ている。今日は主人公(糸子)の夫の戦死通知と8月15日の敗戦・終戦放送であった。
 第二次世界大戦では戦勝国・敗戦国とも多くの戦死者・犠牲者が出た。全世界で約6000万人、アジアで約2000万人と言われる。日本では約310万人(厚生労働省資料)で、戦死者数230万人(朝鮮・台湾の兵員約5万人を含む)・民間人死者数80万人(推定:広島原爆約14万人、長崎原爆約7万人、東京空爆約10万人超・・)であった。
 この大戦における犠牲者数(推定、諸説あり)は、ソ連:2000万人、中国:1000万人、ポーランド:600万人、ドイツ:550万人、日本:310万人、イタリア:80万人、英国:50万人、米国:40万人、フランス:34万人・・となっている。尚、通説ではドイツのナチス政権により殺害されたユダヤ人は600万人以上とされる。

 第二次世界大戦の終戦の年(昭和20年)の前後10年の人口の変化は
、   年      西暦     人口(万人)
 昭和10年    1935     6,925
 昭和15年    1940     7,193
 昭和20年    1945     7,215  第二次大戦終る
 昭和25年    1950     8,412  団塊の世代生まれる
 昭和30年    1955     9,008
 この人口変化から第二次世界大戦はいかに過酷であったかが判る。しかし、終戦5年後の人口は約1200万人増加しており、復興と発展が見える。
 連続ドラマでは終戦時の混乱と食料不足・衣料品不足がテーマとなるのかな。


川の水位危険度のお知らせ

2011-12-27 | まち歩き

 散歩は川(梅田川や藤川など)沿いの堤防や土手道が多い。ただ何と無く歩く事が多い。今日突然に見つけた訳ではないが、堤防に”川の水位危険度のお知らせ”に目が向いた、と言うべきか・・気が付いた。注意して見ると、注意書だけでなく水位計が設置されている。「日常生活における非日常への注意力欠如」だ・・心しなければ。

Umedar12271
 注意書きとお知らせ

 川向こうに水位計が見える


Umedar12272
 水位観測局

 観測所位置が東経・北緯で示されている。アメダス観測所などのデータと処理・整理するためだろうか


 今が盛りと咲いているセイヨウヒイラギナンテン。噴水の様に枝先から長く総状花序を散形に小さな黄色い花が沢山咲いている。枝の付け根から順次上へと咲く。咲き終わった花には小さな実が付いている。
 セイヨウヒイラギナンテンはヒイラギナンテンとオイワケヒイラギナンテン(追分柊南天:マホニア・ロマリフォリア)の種間交雑種と言われる園芸種との事。花の咲き方はオイワケヒイラギナンテンに似ている(冬に咲く、黄色の花、上向き花穂)。
 柊南天(ひいらぎなんてん)の花は3月~4月に咲く。西洋柊南天(せいようひいらぎなんてん)の花は11月~翌1月に咲くので冬咲きの柊南天とも言われる。西洋・柊・南天との組み合わせで、名前がとてもややこしく付いている。組合せを書き出して見よう。
  柊(ひいらぎ):モクセイ科モクセイ属
  南天(なんてん):メギ科ナンテン属
  西洋柊(せいようひいらぎ):モチノキ科モチノキ属
  西洋南天(せいようなんてん):西洋南天はない。西洋岩南天(ツツジ科)はある
  柊南天(ひいらぎなんてん):メギ科ヒイラギナンテン属
  西洋柊南天(せいようひいらぎなんてん):メギ科ヒイラギナンテン属

Seiyouhiragina12271
 セイヨウヒイラギナンテン(西洋柊南天)
メギ科ヒイラギナンテン属
常緑広葉低木
樹高は1m~4m
花期は11月~翌1月
花は芳香があり径数mm、花色は黄色
花穂は上向き
果実は楕円形で青色~青紫色


 花姿や花色がほぼ同じの西洋柊南天と柊南天(H23.12.26ブログ)を対比して見よう。
         西洋柊南天             柊南天
 花期    11月~翌1月(今の時期)     3月~4月
 花序    両者とも総状花序、花色は黄色 
 花の数   西洋柊南天が多い
 花の枝   上向き                横~下向き
 分類    両者ともメギ科ヒイラギナンテン属
 葉姿    細めの葉、葉の刺刺少ない    広めの葉、葉の刺刺多い

Seiyouhiragina12272
 別名は学名からマホニア・メディア・チャリティー、マホニヤチャリティー、チャリティーと言う


Seiyouhiragina12273
 咲き終わった花後の小さな果実 →


ゴパンでお餅を作る

2011-12-26 | 食・レシピ

 天気は薄雲り、時々チラチラと雪が舞う、でも積もる事はなかった。風は昨日より弱い。
 今日は昨日に続いてゴパンでお餅を作る。お正月も近いから。前日の米パンが美味しくできたから今日も美味しく出来上がる・・予定通りだった。
 用意した機器・用具は前日と同じ。
 用意した材料は もち米280g(2合)と水200mlだけ。もち米420g(3合)の時は水300mlとなる。
 手順は前回(米パン)より至って大雑把で簡単だ。音は米パン作成よりかなり小さくほとんどない。
 お米を洗う→ザルに入れ30分水を切る(水に浸さない)→小麦パンケース(シルバー色)に米と水を入れる→本体にセット→調理・もちコースを選択し、スタート→60分で完成

Gopan12261Gopan12262


 (左)もち米280g、水は別途に用意           (右)本体にセット、パンケースが底に着く様に

Gopan12263Gopan12264


 (左)お餅ができた、くっ付かない様に片栗粉を用意   (右)チョット取り出しに苦労したお餅

Gopan12265
 出来たてのおもちで作った大福

 下の皿は私の作品(織部のお皿)


 ヒイラギナンテンが紅葉していた。とても鮮やかな赤だ。ヒイラギナンテンは常緑樹だから紅葉しないと思っていたので意外だった。でも気を付けると紅葉しているのも結構沢山見かける。寒さを感じると赤や赤銅色に変化する様だ。
 上から見ると小さな花芽がある・・春の用意だな(花は3月~4月に咲く)。

Hiiraginanten12261  ヒイラギナンテン(柊南天)
メギ科ヒイラギナンテン属
常緑広葉低木、樹高0.5m~1.5m
江戸時代に中国から渡来とされる
花期は3月~4月、花色は黄色
小花が総状花序をなして枝先に咲く


Hiiraginanten12262  名の由来は、ヒイラギ(柊)に似た葉とナンテン(南天)に似た実からとの事。でもヒイラギより幅広の葉、実は青紫色とナンテンの赤・白と大分異なる。ヒイラギは葉に刺があり”魔よけ”の木、ナンテンは”難を転ずる”木、このヒイラギナンテンも”魔よけ・難を転ずる”縁起木とされる。


Hiiraginanten12263  別名は唐南天(とうなんてん)

 綺麗に鮮やかに紅葉した  →


ゴパンで米パンを作る

2011-12-25 | 食・レシピ

 今日も雪は降らないが薄雲り空。冷たい風でより寒さが身に染みる。
 大分前に購入したゴパンで米パンを作ろうと思い立った。今日は吉日だ(思い立ったが吉日・・だよ)。
 何せ初めて作るのだから・・出来上がりがお楽しみ。
 ☆用意した機器・用具
  本体:SANYO ライスブレッドクッカー GOPAN (SPM-RB1000)
     付属として、計量スプーンなど
  計り:最大2kgで1g単位で計量、風袋の有無を区別して計量可能の優れもの
  水温計:バイメタル温度計(0℃~100℃)、使う水の温度を計る
  その他:米や材料をいれるボールやザル、ナイフ、小皿、スプーンなど
 ☆用意した材料(基本の1斤分)
  白米:うるち米・・普段食べているお米、220g
     1合は140g~150gだから約1.5合位となる
     洗米し、水と併せて合計420gとする(水が200g)
     新米使用の時は、水と併せて合計410gとする(水が190g)
  水:使う水の温度は20℃前後(冷たくも温くもない温度だ)
  砂糖(上白糖)16g、食塩4g、ショートニング(無塩バター)10g
     1材料毎に計量しておき、後で混ぜる
  ドライイースト3g、小麦グルテン50g
     小麦グルテン(KA-SPMGURU10)は、この米パンコースで専用に使う粉

Gopan122501Gopan122502Gopan122503


 (左)本体               (中)計量器と温度計          (右)米パンケース(黄金色)

Gopan122504Gopan122505Gopan122506


 (左)お米、うるち米220g      (中)小麦グルテン50g       (右)ドライイースト3g

Gopan122507Gopan122508


 (左)食塩4g+砂糖16g+無塩バター10g        (右)食塩などを入れた米パンケース

Gopan122509Gopan122510


 (左)イースト+グルテンを入れたケースをセット     (右)焼き上がり

Gopan122511
 完成したパンを切って、食べた
 外はパリパリ、内はモチモチ
 おいしい

 初めてだが上手にできた

 次はモチ米でお餅に挑戦してみよう


風が強いと体感温度が下がる

2011-12-24 | まち歩き

 昨日今日と雪は降っていない。晴れているが寒い。風も強く冷たい。明日以降も暫く寒さが厳しい予想だ。
 風速が1m/s増すと体感温度は約1℃ずつ低くなり、気温が低くなるほど体感温度の下がり方も大きくなると言う。北風ピューピューと感じると風速数m/s程度だから数℃から10℃近く体感温度が低くなる。・・風の強さを考えて着るものを着なくては。
----------------------------------------------------------------------------------------
 風の強さと目安(ビューフォート風力階級)
------------------------------------------------
 平穏:静穏、煙はまっすぐに昇る         →風速0.0m/s~0.2m/s
 至軽風:風向きは煙がなびくのでわかる    →風速0.3m/s~1.5m/s
 軽風:顔に風を感じる、木の葉が動       →風速1.6m/s~3.4m/s
 軟風:木の葉や細かい小枝がたえず動く    →風速3.4m/s~5.5m/s
 和風:砂ぼこりが立ち、紙片が舞い上がる   →風速5.5m/s~8.0m/s
 疾風:葉のある灌木がゆれはじめる       →風速8.0m/s~10.8m/s
 雄風:大枝が動く、電線が鳴る、傘はさし難い →風速10.8m/s~13.9m/s
---------------------------------------------------------------------------------------- 
 昨日は買い物と散歩をかねて街を歩くことにした。仙台駅から中央通り・一番丁と風のないアーケード街の散歩(?)だ。帰り道となるクリスロードを歩いていたら”クリスロードハッピークリスマスコンサート”としてハンドベル演奏をしていた。

Handbell1224
 出演者は白百合学園音楽部

 沢山の観客が集まっていた
 演奏が終わっても”アンコール”の掛け声があり、また数曲演奏して貰えた
 耳福だ・・寒い所、ありがとう


 

 クリスマス頃の花木と言えば、クリスマスホーリー・クリスマスカクタス(シャコバサボテン)やシクラメン・ポインセチアなどであろう。
 クリスマスに飾られるホーリーやモミには魔よけの力があると言う。葉の緑やトゲトゲ・赤い実にキリスト受難を象徴する意味合いがあるようだ。
 ホーリーとはモチノキ科モチノキ(イレックス)属の西洋ヒイラギ(イングリッシュホーリー)、アメリカヒイラギ(アメリカンホーリー)、シナヒイラギ(ヒイラギモチ、チャイニーズホーリー)を言う。しかし、モチノキ(イレックス)属の近縁種や交雑種などの赤・黄の実が付くものを含めてホーリーと呼ぶこともあるようだ。
 お店では見かけるクリスマスホーリーだが庭木で見かける事は少ない。色々な花木を植えているお庭で見つけた、シナヒイラギ。

Sinahiiragi12241  シナヒイラギ(支那柊)
モチノキ科モチノキ(イレックス)属
原産地は中国
常緑低木、樹高は2m~5m
葉は厚く刺があり、光沢もある
花期は4月~6月、花色は黄緑色
実は青いが冬に赤くなる
実の鑑賞期は11月~翌2月


Sinahiiragi12242  雌雄異株だが雌木は受精がなくても結実する(単為結果(たんいけっか)と言う、普通は種なしとなる)
 別名は柊黐(ひいらぎもち)、柊擬(ひいらぎもどき)、チャイニーズ・ホーリー


ゴボウを掘る

2011-12-22 | 園芸

 昼から畑でゴボウ掘りをした。天気は朝雲り、昼近くから晴れて雪が融ける。土の水分が多い・・と条件は悪い。でも年末が近く、今日以降は寒さ厳しく積雪が予想される・・との事で今日の作業となった・・今までサボってたから。

Gobou12221Gobou12222


    掘る前のゴボウ畑                    ゴボウ掘り
    (前日の12.22に撮影)                 深く掘らないと

Gobou12223
 収穫したゴボウ

 ゴボウ(牛蒡)
 キク科の二年草
 根をきんぴら・煮物などで食べる
 根を食べるのは殆ど日本のみ


 ゴボウ(牛蒡)掘りは大変だった。雪が融けてすぐだったので土は湿って重い。深く掘らないと折れてしまう・・やれやれ。
 私の故郷では「ごんぼほり、ごんぼほる」と言う言葉(方言)がある。意味は、駄々を捏ねる(聞き分けない)子供、駄々を捏ねる事だ。ゴボウ(牛蒡)掘りからの由来だろう。この言葉(方言)は青森県だけでなく、北海道・岩手県でも使うらしい。宮城県・秋田県にも使ってる所があるかも知れない。

Hatamanegi1222
 ゴボウ掘りと一緒に葉玉ねぎも少し収穫した。
 葉玉ねぎは春先に収穫する早どりのたまねぎだ。若い葉を長ネギと同じように食べる。


消防学校のロープ訓練

2011-12-21 | まち歩き

 雲り空。風が冷たい。日々に寒さが増してくる。とても散歩に良い日とは言えない、今日は。
 散歩道から消防学校の訓練塔を使った訓練を見学(消防学校の訓練塔はH23.11.29ブログで紹介)。ジット立っての見学は寒い。訓練生も寒空を御苦労さん。

Syouboukunren12211Syouboukunren12212


 ロープを使っての降下訓練と渡過訓練。
 とても敏捷。一瞬でシャッターチャンスを逃してしまう。
 ロープ渡過法にはブリッジ(セーラー)渡過とモンキー渡過がある。写真は、モンキー渡過。

 

 霜が降り、雪が降ってもまだ咲いているウスベニアオイ。この強さは何処から来るのだろう。ウスベニアオイと極めて良く似た花にゼニアオイがある。ウスベニアオイの変種(亜種)がゼニアオイで区別が付け難い。茎に粗毛があるので多分ウスベニアオイ(一般にゼニアオイは無毛、例外もある)であろう・・自信ない。
 写真はしっかり咲いていた11月中旬撮影(今日(12.21)もまだ咲いている)。

Mallow12211  ウスベニアオイ(薄紅葵)
アオイ科ゼニアオイ属
多年草、丈夫で寒さに強い
江戸時代に渡来
丈は60cm~1.5m、葉の形は掌状
開花は5月~8月
花は赤紫色、花の径は3.5cm


Mallow12212  マロウには幾種もある。一般的に”マロウ(mallow)”とはこのウスベニアオイを言う。別名は英名からブルーマロウ(Blue mallow)、コモンマロウ(Common mallow)。
 花はハーブティとして利用される。お茶は初め澄んだ青色、後に茶色となる。酸性のもの(レモン・炭酸水など)を入れるとピンク色に変わるとの事。


窓ガラスの結露

2011-12-20 | 日記・エッセイ・コラム

 朝起きたら窓ガラスが結露していた。車のフロントガラスには水滴が凍結していた。朝方まで大分温度が下がって冷え込んだのだろう。

Keturo12201Keturo12202


 ベランダの窓ガラスの結露            車のフロントガラス
 滴り落ちる程にビッショリだ            水滴が凍結、なかなか融けない

 結露とは、空気が冷やされると空気中の湿気(水蒸気)が水(露)となる現象である。
 空気は湿気(水蒸気)を含む事ができる。空気の温度が高い程沢山の水蒸気を含むことができる。言い換えれば、空気の温度が低い程水蒸気を含む量が少ない。概ね空気の温度と含むことができる最大の水蒸気の量(飽和水蒸気量)は比例的である。
 --------------------------------------------------------------------------------
 気温(℃)     25   20   15    10    7   5   3      0
 飽和水蒸気 23.0  17.3  12.8  9.4  7.8  6.8  5.9  4.9
 量(g/m3)
 -------------------------------------------------------------------------------
 湿度(しつど、通常は相対湿度を意味する)とは空気中に含む水蒸気の割合である。
 ある空気の温度において、空気が含んでいる水蒸気量とその温度での飽和水蒸気量との比(百分率で表す)と概ね考えて良い。
 ここで、部屋の温度が15℃で快適湿度の50%とし、外気温が5℃とすると、部屋と外気を隔てる窓ガラスは15-5=10℃の温度差が生じる。これに伴って含むことができる水蒸気の量が変化し、6.8-12.8X0.5=0.4・・・結露しない。では外気温が0℃では、4.9-12.8X0.5=-1.5・・・結露する。
 ☆結露対策
 以上の温度と水蒸気の変化を考えて対策は
 1、室内空気の湿度を下げる
   除湿する、湿ったもの(観葉植物など)を置かない
   水蒸気を発生する暖房機(石油ストーブなど)を使わない
 2、結露場所の温度差を小さくする
   窓に断熱シートなどを張る、二重サッシにする
 3、結露場所の表面温度を上げる
   空調・換気で冷たい表面状態としない
   (室内に空気が滞留しない様にする)

 

 塀ではなく立木に絡みついていたヘクソカズラの実を見つけた。直径5mm程で黄褐色の実だ。指で潰して見た。殻(果皮に見える)から果汁と白っぽい種の様なのが2個が出てきた。匂いは殆どない。

Hekusokazura12201
 お花は
 (H23.9.18ブログ)参照

 果実の果皮に見える部分は萼(がく)の変化した偽果皮との事。


Hekusokazura12202
ヘクソカズラ (屁糞葛)
アカネ科ヘクソカズラ属
蔓性の多年草
秋に丸い茶色の実を付ける


暦とB.C.・A.D.

2011-12-19 | 参考資料

 後一週間足らずでクリスマスとなる。街に出かけた。商店街ではさぞセールス・宣伝で賑わっていると思ったら意外と静か。今日が平日だからかな。それとも初売りに備えてかな。チョット肩すかしの感あり。

Kurisuroad1219
 今日のクリスロード

 クリスマスの飾りが見える
 でも人通りは多くない


 クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝うキリスト教の記念日だ。この日が12月25日である。しかし、古い時代の暦を引き継ぐ教会暦では日没を一日の境目としているので、12月24日の日没からも含んでクリスマスとなる、との事。・・成程、だからイブもクリスマスとなるのか。
 西暦はキリスト生誕の年の翌年を元年(紀元)とした紀年法である。生誕年については諸説あり、どうもB.C.数年(?)には誕生していたらしい。
 B.C.とかA.D.は西暦での時代表示である。
 B.C.(紀元前)Before Christ キリスト生誕以前
 A.D.(紀元後)Anno Domini  主の紀元
 暦(こよみ)についての概要は クリックして閲覧「koyomi.pdf」

 

 仙台駅東口の植栽にカンツバキが植えられており、紅色の花が咲いていた。
 説明書があり、「Camellia hiemalis Nakai カンツバキ ツバキとサザンカの交雑種とされます。冬に紅色八重の花が咲き、多くの園芸品種があります。(ツバキ科)」。
 見た感じでは矮性(横に広がる)種のサザンカだ。ツバキとサザンカの区別も難しい私にとって、両者の交雑種ともなると殆ど区別不可能だ。

Kantubaki12191Kantubaki12192


Kantubaki12193
 カンツバキ(寒椿)
ツバキ科ツバキ(カメリア)属
常緑広葉樹の低木、樹高は1.0m~1.5m
開花期は12月~翌2月
花は鮮やかな紅色で八重咲き
赤・白・桃色、一重・八重咲きがある
花径は5cm~7cm


 椿(つばき)と山茶花(さざんか)の交雑種とされるので、花弁と雄蕊が合着する椿の特徴、花弁が一枚ずつ散る山茶花の特徴、を合わせ持つ。寒椿群はサザンカの一種とされるとの事。椿でも山茶花とは・・名前がチョットややこしい。


今朝の天気予報

2011-12-18 | 日記・エッセイ・コラム

 今朝の天気予報では、寒気団が日本列島をほぼ覆い、北海道・東北は冬日・真冬日となる。今シーズンで最も低い気温となるとの予報だった。今日は晴れたが、やっぱり寒かった。
 もう一度、寒気団・冬日・真冬日をおさらいして見た。
 寒気団(かんきだん)
 寒気をともなう気団(空気の塊)。高緯度から暖かい地域に移動する。日本の冬の天候はシベリア気団(シベリア高気圧の寒冷で乾燥した気団)に支配される。
 冬日・真冬日
 氷点(0℃)を基準として、冬日は“最低気温が氷点下”、真冬日は“最高気温”が氷点下”。
 因みに、最高気温が30℃以上は”真夏日”、最高気温が25℃以上は”夏日”、最低気温が25℃以上は”熱帯夜”。
 仙台の冬日・真冬日(1年間)
 冬日は80日~90日、真冬日は少なく2日~3日。
 初雪は11下旬~12月上旬頃。積雪を伴う降雪は12月下旬以降。クリスマスに雪が降る確率(積雪の有無は問わない)は、過去30年で42%との事。・・雪が降ったほうが気分が出るかな。

 

 ビルの通りに面した小さな植え込みで赤色・白色のホタルブクロ様の花が咲いていた。ホタルブクロ(蛍袋)は釣り鐘状の花が咲くキキョウ科の多年草だ。近づいて見たら袋の内側に斑(まだら)模様が見えた。ジギタリスだ。初夏頃に咲く花だから時期外れだ。
 時期外れの花は時々見かける。咲いている場所は風が当らず陽が射して暖かい。ここもチョット凹んだ位置にあるから暖かいのだろう。

Digitalis12181  ジギタリス
ゴマノハグサ科ジギタリス属
多年草、若しくは二年草
全草に猛毒があり、取り扱いに注意
ヨーロッパ原産、明治時代に渡来
丈は0.4m~1.8m、花期は5月~7月
釣鐘状の花を斜め下向き付ける
花色は赤・白・桃・紫・黄色
花の内側に斑点が付いている


Digitalis12182  ジギタリスには幾種もある。その中で広く普及しているのはジギタリス・プルプレアで、普通ジギタリスと言うとこの種を指すとの事。
 別名は狐の手袋(きつねのてぶくろ、英名foxgloveの直訳)。
 ジギタリスは強心剤(鬱血(うっけつ)性心不全の特効薬)の薬効で知られている。
 薬(毒?)は葉に含むジギトキシンなどの強心配糖体である。この薬は今日では化学的に合成され、ジギタリスから抽出することはない。


雪化粧

2011-12-17 | まち歩き

 朝起きて窓を見たら薄らと雪化粧だ。昨夜に降った雪だ。天気は朝から雲が多いが晴れ。陽も射している。夕方頃には日陰を除いてほとんど溶けてしまった。
 今日は急に寒さが増して来たので、卸町サンフェスタでの”R・Rファミリーセール 大処分市”に同行した。大処分とは”一足早く冬物衣料をお値下げ”との広告。衣類は門外漢だから・・文字通りの同行のみ。

Kanamemotiyuki1217
 雪化粧のカナメモチの生け垣

 赤い葉が見えなくなった


Sanfesuta1217Orosimatitoori1217


 写真左:卸町サンフェスタ会場 写真右:今日の卸町大通、木々は葉を落とした

 

 春に若葉が赤くなるカナメモチ。この木は庭の生垣や街路樹や公園樹として植えられる。夏に刈り込みをすると新芽が出てくる。この新芽・若葉も赤い。この赤い葉は雪が降る頃まで見ることができる。

Kanamemotired1217
 カナメモチ(要黐)
バラ科カナメモチ属
常緑広葉樹、樹高は3m~5m
開花期は4月~6月
花は白色で、小さい(8mm位)のが沢山付く
春の若葉が赤くなるのが特徴
秋でも新葉は赤くなる


 赤くなるのは若葉を紫外線から守るために生成される”アントシアニン色素”によるもの。成長すると段々と普通の緑色の葉となる。
 ベニカナメモチ(紅要黐)は「カナメモチの特に新芽の赤いもの」の説明と、「カナメモチとオオカナメモチの雑種から作られた園芸品種のレッドロビン」の説明がある。また、「カナメモチとベニカナメモチは特に区別しない」の説明もある。・・私には混乱して判らない。で、説明はカナメモチ(要黐)とした。


陶芸教室

2011-12-16 | 日記・エッセイ・コラム

 寒い。朝から雪が降っていた。積雪を伴う降雪は今冬初めてだ。15時頃に止みチョット陽が射した、路面には雪がなく乾いた状態となった・・良かった。明日も冷え込む予報だ・・凍結に注意しなくては。

Nisikigiyuki1216
 雪を被ったニシキギ

 赤い実が一つ二つ
 紅葉が数枚


 今日は本年最後の陶芸教室だった。
 最近にできた素焼きの作品。手捻りなので数は多くない。これに色付けし、釉薬をかけて本焼きして完成だ。来年早々に完成予定だ。

Tougei11216 Tougei21216


 何時も通る道沿いのお庭にシャリンバイ(車輪梅)が植えられている。低い塀ではあるがお庭全体は見えない。
 塀際を歩いていたらシャリンバイの花が数輪咲いているのが見えた。開花期は5月~6月だから時期はずれだ。同じ木に花と実があるなんてチョット不思議だ。

Sharinbai12161Sharinbai12162


松原街道の道標

2011-12-14 | まち歩き

 晴れ上がって雲も少なく風も弱い。陽射しがあるので暖かく感じる。散歩日和だ。
 松原街道(県道仙台松島線-通称利府街道-の東仙台付近)を歩いていたら道標を見つけた。良く歩いている道なのに今まで気が付かなかった。
 道標と言うより、昔の小田原村・岩切村・苦竹村・小鶴村の境目を表しているようだ。

Douhyou11214
 石柱(約18cm角・高さ約90cm)の3面に、西原町・東岩切・明治十五年十月建之と刻まれている。


 通称利府街道は宮城県道8号仙台松島線の事である。仙台市宮城野区原町と松島町愛宕とを結ぶ実延長23.1kmの主要地方道である。国道45線とほぼ並走する。
 現在の原ノ町本通(旧宿場通り)にある「道しるべ石」付近から現在の燕沢市バス東仙台営業所付近は両側が美しい松の並木道だった様で、これを松原街道と呼んでいた。

Douhyou21214
      道標の説明  →


 因みに、現在の原ノ町本通(旧宿場通り)の交差点に「原町苦竹の道しるべ石」がある。この石は幕末に建てられた柱で仙台市指定有形文化財である(H23.8.3ブログで詳細)。

 

 仙石線沿いの空き地に枯れたセイタカアワダチソウがある。一頃には結構纏まって黄色い花を咲かせていた。枯れたセイタカアワダチソウの花跡は白い綿毛に包まれて雪を被った様に見える。(花はH23.10.6ブログで)

Seitakaawad11214
綿毛には小さな黒い種が付いている
これで風に飛ばされて運ばれる


Seitakaawad21214 セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
キク科アキノキリンソウ属
多年草、種子や地下茎で増える
明治末期に渡来した北米原産の帰化植物
花期は10月~11月
花は茎上部に多数集まって付く
花径は数mmと小さい


 急速に広がったのは第二次世界大戦後と言う。セイタカアワダチソウは花粉をミツバチなどで媒介させる植物である。このため蜜源植物として養蜂業者が積極的に種子を散布したと説がある。
 因みに、現在日本で生産される蜂蜜の主な花は、さくら・なたね・れんげ・ミカン・アカシア・クローバー・りんご・とち(マロニエ)・そばなどとの事だ。現在の日本では見渡す限り同じ花が咲いているという場所は少なくなってきている・・純粋な花だけのは少なくなる。