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ストックホルム国際平和研究所、北朝鮮は20発の核弾頭・中国は280発を保有

2018-06-19 | 国際・政治
 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は、世界の核軍備に関する最新報告書を発表した(6月18日)。
 世界の核弾頭総数(今年1月現在)は、国連常任理事国(米・露・英・仏・中)にインド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮を加えた9ヵ国で1万4465発。米露が新戦略兵器削減条約(新START)に基づいて戦略核弾頭を削減したため、昨年から470発(約3%)減少したが、米露の保有数は世界全体の約92%を占めている。
 今年1月現在で、北朝鮮が保有する核弾頭は昨年同時点と同じ推定10-20発、中国の保有数は昨年から10発増えて280発と明らかにした。インドとパキスタンも昨年からともに核弾頭を10発増やし、それぞれ130-140発、140-150発となり、アジアでの核軍拡が進んだ。中国は核弾頭を増やすとともに核ミサイルの近代化も進めている。

 今日の天気は、曇~晴れ。西日本は雨模様だが、東日本は晴れ。
 散歩で見つけた”ブラシノキ”の花。家の壁際に植えられている木で、花が赤いブラシの様に見える。ブラシの毛に見えるのは、雄しべの「花糸」と呼ばれる部分である。花びらは小さく、開花すると直ぐに落ちてしまう。
 開花時期は春(4月~5月)であるが、秋(10月)にも咲く。調べてみたら、春と秋の2度咲きの品種もあると言う。咲いて花がどの品種かは不明。
 ブラシノキ(カリステモン)属は、オーストラリア~ニューカレドニアに30種以上が分布する常緑性花木。花の姿に特徴があり、、ビンを洗うためのブラシ様の姿である。英語でも”ボトルブラッシュ(Bottlebrush)”と呼ばれる。日本では数種程の園芸品種が流通している。
 ブラシノキ(ブラシの木)
 別名:金宝樹(きんぽうじゅ)
    花槇(はなまき)・・葉が槇の葉に似ているから
    カリステモン(Callistemon)
    ボトルブラッシュ(Bottlebrush)
 フトモモ科ブラシノキ属(カリステモン属)
 常緑小高木
 原産地はオーストラリア、明治の中頃に渡来
 開花時期は5月~6月
 花色には赤が多い、ピンク・白などもある
 ”ブラシノキ”の主な種類には、
 スペキオスス種:紅色の雄しべをもつ花、庭木などに利用
     カリステモンの代表的な種で、「ブラシノキ」と呼ぶことが多い
 キトリヌス種:金宝樹(きんぽうじゅ)と呼ばれる、切り花や鉢植えとして利用
 サリグヌス種:花糸は白~クリーム色で、白花ブラシノキとも呼ばれる


日本の清潔度(腐敗認識指数)、20位と変わらず

2018-02-23 | 国際・政治
 国際的に汚職・腐敗防止のために活動する非政府組織(NGO)トランスペアレンシー・インターナショナル(Transparency International)は、世界180ヵ国・地域の「2017年度版 腐敗認識指数」を発表した(2018年2月21日)。指数は公共部門での汚職レベルを0から100で数値化したもので、数字が高いほど「清潔度」が高い。腐敗認識指数は、各国の専門家や経済界のリーダーを含む独立機関を対象に実施した13種類の調査に基づくデータを集計して決定している。
 ランキング首位は、昨年も首位のニュージーランド(指数89)、2位にデンマーク(指数88)、3位にフィンランド、4位にノルウェー、5位にスイスと続く。今年も上位に北欧諸国が目立つ。
 日本の「清潔度:73 前年は72」は20位で、前年(176ヵ国・地域)からは横ばい。
 その他は、香港:13位、米国:16位、フランス:23位、台湾:29位、韓国:51位、中国:77位、ロシア:135位、北朝鮮:171位

男女平等ランキング、日本は114位と過去最低

2017-11-02 | 国際・政治
 世界経済フォーラム(WEF)は、世界各国の男女平等の度合いを示した2017年版「ジェンダー・ギャップ指数」を発表した(11月2日)。日本は調査対象144ヵ国のうち、114位と前年より3つ順位を落とし、過去最低となった。
 指数は女性の地位を、経済・政治・教育・健康の4分野で分析し、ランキング化している。低順位は、女性の政治や経済参画が遅れているのが主な理由である。政治は123位(女性の閣僚や議員が少ない)、経済は114位(男女の収入格差が大、専門職・技術職で女性が少ない)である。教育は74位(識字率は世界1位だが、高等教育の進学率が101位と低い)。健康は出生時の男女のバランスの改善で、40位から一気に1位となった。
 ◆男女平等度ランキング 2017年
 順位 国     スコア
 1、アイスランド  0.878
 2、ノルウェー   0.830
 3、フィンランド  0.823
 4、ルワンダ    0.822
 5、スウェーデン  0.816
 ・
 49、アメリカ    0.718
 100、中国     0.674
 114、日本     0.657
 118、韓国     0.650
 144、イエメン   0.516

 雲が多い晴れ。最高気温は20℃以下で、平年並みかな。
 川岸に”フウシャギク(風車菊)”が植えられており、満開に咲いている。筒状花の先がスプーンの形で、頭花が風車の様な姿の、スプレー菊である。スプレー(Spray:小枝状)菊とは、主茎から数本以上の側枝が伸びて円錐形の草姿で、沢山の頭花が咲くのが特徴である。写真の風車菊は、風車菊の代表品種の桃白色の”舞風車”・・かな。
 ”フウシャギク”は園芸種である。アメリカで1940年代に作出され、日本に1970年代に導入された。中国の2種の菊(チョウセンノギク、ハイシマカンギク)の交雑によって作られたと言う。
 フウシャギク(風車菊)
 キク科キク属(デンドランセマ属)
 耐寒性宿根草
 開花時期は10月~11月
 花色は白・赤・ピンク・紫・黄色など


2017年の報道の自由度、日本は72位

2017-04-27 | 国際・政治
 国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団」は、各国の報道の自由度に関する2017年の調査結果を発表した(4月26日)。
 日本は180国のうち72位と前年から順位が変わらなかった。
 調査は日本について「記者クラブ制度により、フリーや外国のメディアが冷遇されている」と分析している。
 因みに、韓国は朴槿恵前大統領の疑惑をめぐる報道で、「メディアが政権監視能力を発揮した」と評価され、前年の70位から63位に浮上した。
 ◆国境なき記者団(仏語:Reporters Sans Frontieres [RSF]、英語:Reporters Without Borders [RWB] )
 言論の自由(または報道の自由)の擁護を目的としたジャーナリストによる非政府組織。
 1985年、フランスの元ラジオ局記者ロベール・メナールによってパリで設立された。

 晴れ~曇り。最高気温17℃とか、でも暖かさを感じない。風が冷たいからかな。
 散歩道沿いの”ハナカイドウ”の花が満開に咲いている。花は桜の花より大きく、枝に花が下向きで「たわわ」に付いている。昔から美人の代名詞として使われるほど綺麗だ・・唐の玄宗皇帝が酔って眠る楊貴妃を例えた。花は綺麗、咲く前の赤い蕾が垂れ下がっている様子も素敵だ。
 中国原産で、日本には江戸時代初期に渡来した。15世紀中頃に既に渡来していた海棠(実海棠:みかいどう)があり、花が美しいので「花海棠」と命名されたと言う。
 カイドウ(海棠)
 別名:花海棠(はなかいどう)、垂絲海棠(すいしかいどう)、南京海棠(なんきんかいどう)
 バラ科リンゴ属
 落葉小高木
 中国原産、江戸時代初期に渡来
 開花時期は4月~5月
 花色は淡紅色
 花後に林檎に似た小さな実が付くが、付かない事が多い
 付いた小さな赤い果実は食べれる


 リクエストにより、赤い蕾の様子を


日本の幸福度ランキングは51位

2017-04-16 | 国際・政治
 3月20日は「国際幸福デー」。
 この日に合わせ、国連などが世界各国の「幸福度ランキング」に関する報告書を発表した。
 国連の関連組織などが中心となって、155ヵ国・地域を対象とした。各国の1人当たりの国内総生産(GDP)や社会支援の在り方など、「今の生活がどのくらい幸せか」という質問を行い、直近の3年間で得られた回答を元にランキング化したもの。
 上位5ヵ国のうち4ヵ国を北欧諸国が占め、1位はノルウェー、前年首位のデンマークが2位、アイスランドが3位と続いた。報告書は「上位4ヵ国は、社会福祉や自由の度合いなど幸福に資する主な要因の全てで高評価だった」と指摘した。
 日本は51位で、2016年の53位から順位を上げた。

 今日は晴れて、暖かい。
 ”ユキヤナギ”の花が満開だ。白い小さな花の集合で、名の如く雪が降り積もった様見える。中国名でも”噴雪花”。
 名(ユキヤナギ:雪柳)の由来は、柳(やなぎ)の様な葉と枝(枝垂れ)に雪の様な白い花を咲かせるからと言う。名にヤナギと付くがヤナギ(ヤナギ科ヤナギ属)の仲間ではない。柳の様な葉は細長い披針形(ひしんけい)で、別名に小米花(こごめばな)や小米柳花(こごめやなぎ)があり、この花の特徴を表している。
 ユキヤナギ(雪柳)
 別名:小米花(こごめばな)、小米柳花(こごめやなぎ)
 バラ科シモツケ属
 落葉低木、丈は1m~2m
 日本原産、中国原産説もある
 開花時期は3月~5月
 花は径7mm位と小さい
 花色は白
 ピンク色の蕾の”紅花ユキヤナギ(フジノピンク)”がある
 若葉が黄金色の”黄金ユキヤナギ”がある


アジアの富豪一族の資産は

2016-11-23 | 国際・政治
 フォーブス・アジア(アメリカの経済誌「Forbes」のアジア版)は、「アジアの富豪一族資産ランキング」を発表した(11月9日)。ランキングのトップは、昨年に続きサムスンの李一族。李一族は、昨年266億ドルで1位となり、今年は資産を30億ドル増やした。
 日本からはサントリーを経営する佐治家が18位、森ビルの森家が24位に名を連ねた。
 ランキングは、3世代以上にわたってアジアを拠点に事業を拡大してきた家族を対象としている。各家族の資産を割り出すにあたっては、2016年10月28日時点での株価と為替レートを基準とした。非公開企業については、同様のビジネスを行う上場企業の資産を参考にした。50位までの一族が保有する資産の総額は、5,190億ドル(約54兆7,900億円)。今年50位だった一族の保有資産は、昨年より5億ドル多い34億ドルとなった。
 ◆アジアの富豪一族資産ランキング (一族:国、資産、会社)
 1位 李(イ):韓国、296億ドル、サムスン財閥
 2位 ジアラワノン:タイ、277億ドル、CPグループ
 3位 アンバニ:インド、258億ドル、リライアンス財閥
 4位 郭(クオック):香港、252億ドル、サンフンカイ・プロパティーズ
 5位 李(リ):香港、247億ドル、へンダーソンランド・デベロップメント

 雲が多い。12月中旬の寒さとかで、最高気温は8℃・・昨日の最高気温より11℃低い。
 郊外でのお家の生垣。”ヒイラギ”が植えられており、花が咲き始めている、開花時期は11月~12月だ。良く似た”ヒイラギモクセイ(柊木犀)”の開花時期は10月頃だから、チョット遅れて咲く。
 ”ヒイラギ”は古くから邪気を払う木(縁起木)とされ、庭に植える習慣がある。葉に鋭いトゲ(鋭鋸歯)があるから。名(ヒイラギ)の由来も、固くてギザギザ(さわると痛い)した葉に触れると「ひいらぐ(疼く、ひりひり痛む)」から、ひいらぎぎ(疼木)→ひいらぎ、となった。
 ”ヒイラギ”は雌雄異株である。雄株の花は2本の雄蕊が発達し、雌株の花は花柱が長く発達して結実する。写真の花は雄株の花かな。
 ヒイラギ(柊)
 モクセイ科モクセイ属
 常緑の低木
 雌雄異株
 原産は日本を含む東アジア
 開花時期は11月~12月
 花にはキンモクセイに似た芳香がある
 花冠は4深裂し、径5mm程
 果実は長さ12~15mmになる核果で、翌年6-7月に暗紫色に熟す


世界平和度ランク、日本は9位と昨年より順位下がる

2016-08-25 | 国際・政治
 国際研究機関「経済・平和研究所」(本部:豪・シドニー)は、世界163ヵ国・地域の平和度を測定した2016年「世界平和度指数」を発表した(6月8日)。指数は、英国の調査機関がデータを集め、テロの危険性、社会の安定度、軍事費など23項目の指標を数値化したもので、これにより国・地域の安全や平和の度合いを評価し、ランキングした。国内紛争・治安悪化・軍事力強化など平和維持への不安要素が大きいと高い指数となる。
 日本の世界平和度ランクは、2008年に最高3位を記録したが、以降次第に順位を落とし本年(2016年)は昨年よりダウンし9位となった。凶悪犯罪が少ないことは高評価だが、北朝鮮・中国と緊張関係にあることなど近隣諸国との関係がマイナス評価だった。
 同指数によると世界163の国・地域の中で、世界平和度指数が最も高かったのは、アイスランド、2位はデンマーク、3位はオーストリア。トップ10の内、7ヵ国がヨーロッパの国である。
 ◆平和度ランキング(2016年)
 1位 アイスランド 1.192
 2位 デンマーク 1.246
 3位 オーストリア 1.278
 4位 ニュージーランド 1.287
 5位 ポルトガル 1.356
 6位 チェコ 1.360
 7位 スイス 1.370
 8位 カナダ 1.388
 9位 日本 1.395
 10位 スロベニア 1.408
 11位 フィンランド 1.429
 12位 アイルランド 1.433
 13位 ブータン 1.445
 14位 スウェーデン 1.461
 15位 オーストラリア 1.465
 16位 ドイツ 1.486
 17位 ノルウェー 1.500
 18位 ベルギー 1.528
 19位 ハンガリー 1.534
 20位 シンガポール 1.535
 ・
 41位 台湾 1.787
 53位 韓国 1.858
 120位 中国 2.288
 150位 北朝鮮 2.944
 151位 ロシア 3.079

 曇り、時々晴れ。直射日光を浴びないので、少しは涼しい・・でもやっぱり暑い。
 散歩道沿いに”ワイヤープランツ”が垂れ下がる塀があり、涼しさを感じる。近寄って見たら、小さな花が咲いている。開花時期は春~秋と長いけど、余り目立たない。
 ”ワイヤープランツ”は、細い枝から1cm位のタマゴ型の葉が沢山茂る観葉植物である。この赤茶色の細い茎が針金のように見えるので、”ワイヤープランツ”の名前。
 ワイヤープランツ
 別名:ミューレンベッキア
 学名:Muehlenbeckia axillaris
 タデ科ミューレンベッキア属
 匍匐性常緑低木
 原産地はニュージーランド
 開花時期は4月~11月
 花は5弁花(5裂花)、ベルの様な実が成る





2015年の中朝貿易総額6600億円、中国が支える北朝鮮

2016-02-05 | 国際・政治
 中国税関総署は、2015年の中国と北朝鮮の間の輸出入を合わせた貿易総額が、55億1053万ドル(前年の13.7%減)だったと発表した(1月31日)。北朝鮮の対外貿易の約9割は中国である。貿易総額は2年連続で減少したが、2009年からは2倍以上の水準であり、北朝鮮経済を依然として中国が支える実態である。
 貿易総額の減少は、北朝鮮の主要産品である石炭、鉄鉱石など鉱物価格の下落で中国への輸出額が減った影響が大きいとみられる。数量ベースでみると、高水準の取引が続いているとの分析が多い。
 中国から北朝鮮への原油輸出は2年連続でゼロだった。ただ、中朝関係筋によれば従来通り年間50万トン程度の非公式な輸出が続いているという。米国は原油の禁輸も求めているが、中国は市民生活への影響が大きいとして反対の立場だ。
 ◆北朝鮮の核実験
  1回目:2006年1月
  2回目:2009年5月
  3回目:2013年2月
  4回目:2016年1月
 ◆中国の対北朝鮮貿易の推移(単位:100万ドル)
      輸出   輸入  総額
 2007年  1393   582   1975
 2009年  1210   501   1711
 2011年  3165   2464   5629
 2013年  3633   2914   6547
 2014年  3523   2841   6364
    出所:GTA(元データは中国海関統計)

 ”サイネリア”の鉢が飾ってある。少し早いけど早春の花だ。”サイネリア”の英名はシネラリア(Florist's Cineraria)だが日本のお花屋さんでは語感の良い”サイネリア”としている。葉は蕗の葉に似ており、これから”フキ”→ふうき→富貴となり、富貴菊(ふうきぎく)となった様だ。
 サイネリア
 別名:シネラリア、ペリカリス
   富貴菊(ふうきぎく)、富貴桜(ふきざくら)
 キク科ペリカリス(キオン)属
 原産地はカナリア諸島、明治初期に渡来
 常緑多年草(高温多湿に弱い、秋まき一年草扱い)
 開花時期は12月~4月
 花径は小輪種で2cm位、大輪種は10cm位
 花色は赤紫・ピンク・青など(黄色系以外)


男女平等ランキング、日本は145ヵ国中の101位

2015-11-28 | 国際・政治
 世界経済フォーラム(WEF)は、世界各国の男女平等の度合いを指数化したの2015年版「ジェンダー・ギャップ指数」を発表した(11月18日)。
 これによると、日本は調査対象145カ国のうち101位だった。前年(2014年)は104位で、順位を3上げた。
 同指数は女性の地位を、経済・教育・政治・健康の4分野で評価し指数化する。
  政治:104位 女性議員が少ない
  経済:106位 女性の労働参加率が低く、男性との賃金格差も大きい
  教育:84位 中等教育への進学率は高いが、高等教育への進学率が低い(106位)
  健康:42位
 日本の評価は、とても低い。日本BPW連合会は、「どうすればこの不名誉な最下位グループからの脱出が可能か。女性だけではなく、男性たちも日本に見られるこのような格差の解消に力を貸してほしい」との事。個人の感想・・4分野における評価は実態と違うと思う。
 ◆2015年版 男女格差報告(145ヵ国)
 順位(前年) 名 称
 1位(1) アイスランド
 2位(3) ノルウェー
 3位(2) フィンランド
 4位(4) スウェーデン
 5位(8) アイルランド
 6位(7) ルワンダ
 7位(9) フィリピン
 8位(11) スイス
 9位(23) スロベニア
 10位(13) ニュージーランド
  ・
 28位(20) アメリカ
 91位(87) 中国
 101位(104) 日本
 115位(117) 韓国

 天気は晴れ。気温低く、風も強い。秋から冬となって行く・・。
 散歩で見つけた”ボケ”の花。玄関前に植えられており、日当たりが良い。今年の11月は、平年より平均気温が高い(平年平均気温9.4℃、今年11月平均気温11.2℃)ので、春が来たと思って咲いたのかな。でもやはり、花は小さく数が少ない。
 名(ボケ:木瓜)の由来は、木になる瓜だから木瓜(もけ、ぼっくわ)で、これが転訛(てんか)して”ボケ”となったと言う。本草和名(ほんぞうわみょう、日本現存最古の薬物辞典、延喜年間(901年-923年)に編纂)では、”もけ”と収録されている。
 ボケ(木瓜)
 別名:木瓜(もっか)、放春花(春を呼ぶ花)
 バラ科ボケ属
 落葉低木(樹高は1m~2m)
 中国原産、平安時代に渡来
 開花時期は3月~4月
 花の径は3cm前後、花色は紅・淡紅、白、白と紅の斑など


世界で年平均50万人超が紛争・犯罪などの暴力で死亡

2015-05-26 | 国際・政治
 小型武器をめぐる状況を世界規模で監視している非政府組織(NGO)の「小型武器サーベイ」などは、世界で2007年~2012年に年平均で推定50万8000人が紛争や犯罪などの暴力により死亡したとの報告書をまとめた(5月25日)。
 これによると、2004年~2009年の暴力による死者は年平均で推定52万6000人だったから僅か(約3.4%)減少した。しかし、紛争による死者に限れば5万5000人から7万人に急増、リビアやシリアでの紛争が影響したとみられる。
 ◆小型武器(small arms)
 一人で携行・使用できる拳銃・自動小銃・手榴弾などを言う。
 2007年版「小型武器実態調査(Small Arms Survey)」では、世界に8億7500万丁(10人に1丁)ある。軍・警察を除く民間人が75%所有している。

 マンションの前の花壇で淡い黄色の花が咲いている。ラベルに”エスコルチア”とあった。エスコルチアは和名でハナビシソウ(花菱草)、矮性だから正確にはエスコルチア’ミニチュア・サンデー’となるのかな。和名では”ヒメハナビシソウ(姫花菱草)”かな。
 ハナビシソウの小振りな種(矮性種)で、花径2cm~3cmの一重の菱形をした4弁花が沢山咲く。花色は淡い黄色。
 ヒメハナビシソウ(姫花菱草)
 別名:エスコルチア、ミニチュア・サンデー
 ケシ科ハナビシソウ属(エッショルチア属)
 原産地はアメリカ(カルフォルニア州)
   ハナビシソウは、カリフォルニアポピーと呼ばれる
 一年草
 開花時期は4月~6月
 花後の実はさく果(さくか、熟すると下部が裂け種子が散布される果実)


世界の富豪は1,826人と史上最多に、日本人は24人に減る

2015-05-13 | 国際・政治
 昨年、海外旅行の中国人は凡そ1億1000万人、日本には約240万人が訪れた。近年、中国の経済は成長し、沢山の富豪を生み出している。
 米経済誌フォーブスが発表した2015年版の世界長者番付によると、資産10億ドル(約1200億円)以上の富豪は1826人(前年より181人増)と史上最多となった(3月2日発表)。純資産の合計は7.05兆ドル(約846兆円)。
 長者番付の1位は前年同様のビル・ゲイツ、資産は792億ドル(約9.5兆円)。
 日本人としての1位はファーストリテイリング(ユニクロ)の柳井社長、全体では41位、資産は202億ドル(約2.4兆円)。2位は前年に日本人首位だったソフトバンクの孫正義社長、全体では75位、資産は141億ドル(約1.7兆円)。
 富豪者数の国別では、アメリカ536人(前年492人)、中国213人(前年152人)、ドイツ103人(前年85人)、インド90人(前年56人)、ロシア88人(前年111人)、イギリス53人(前年47人)、フランス47人(前年43人)、台湾33人(前年28人)、韓国30人(前年27人)、日本24人(前年27人)・・である。
 ◆世界長者番付 2015年
 順位  名前      国籍   資産(10億$)
 1、Bill Gates     アメリカ  79.2
 2、Carlos Slim Helu  メキシコ  77.1
 3、Warren Buffett   アメリカ  72.7
 4、Amancio Ortega   スペイン  64.5
 5、Larry Ellison    アメリカ  54.3
  ・
 41、柳井正(ファーストリテイリング) 20.2
 75、孫正義(ソフトバンク)      14.1
 151、三木谷浩史(楽天)        8.7
 174、滝崎武光(キーエンス)      7.6
 265、高原慶一朗(ユニ・チャーム)   5.6

 雲が多いが概ね晴れ。昨夜から台風の接近で大雨も予想されたがお湿り程度の雨だった。・・畑に水やりしなくては。
 玄関前に植えられている”トキワマンサク”に白い花が咲き満開だ。樹全体を覆う程の花を咲かせている。先日紹介した”ベニバナトキワマンサク”はトキワマンサクの変種。(ベニバナトキワマンサクは5月8日ブログの花)。葉は常緑(トキワ)、マンサクの様な細い紐状の花で色は白。
 環境省のレッドリスト(2007)では、「ⅠA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
 因みに、マンサクは「マンサク科マンサク属」で落葉する高木、花色は黄色である。
 トキワマンサク(常盤満作)
 マンサク科トキワマンサク属
 学名:Loropetalum chinense
 常緑性の低木~中高木(樹高は3m~4m)
 原産地は中国南東部、インド北東部、日本
 開花時期は4月~5月


日本の旅行・観光競争力は世界9位、前回(14位)より評価向上

2015-05-07 | 国際・政治
 ダボス会議の主催で知られる「世界経済フォーラム(WEF)」は、2015年の「旅行・観光競争力報告書」を発表した。
 レポートは隔年で発表される。評価は、その国の旅行・観光産業が持続・発展する基盤を評価し数値化したもので、「政策・環境・交通インフラ等14項目、70以上の指標で調査し、1~7のスコア」で評価する。今回評価は141ヵ国・地域である(2013年は140ヵ国、2011年は139ヵ国)。
 このランキングで、日本は9位にランクされた。2013年は14位、2011年は22位、2009年は25位とランクアップしている。評価が高かったのは、文化(観光資源)・安全・衛生・交通インフラなど。低いのは、価格競争など。
 ◆旅行・観光競争力 2015年版
 ランク 国・地域  スコア
 1、  スペイン   5.3
 2、  フランス   5.2
 3、  ドイツ    5.2
 4、  米国     5.1
 5、  英国     5.1
 6、  スイス    5.0
 7、  オーストラリア 5.0
 8、  イタリア   5.0
 9、  日本     4.9
 10、 カナダ    4.9
 11、 シンガポール 4.9
 12、 オーストリア 4.8
 13、 香港     4.7

 曇り、後晴れ。日毎に気温は高くなっている・・もうじき初夏だ。
 空き地に雑草が繁茂し、ハルジオンも花が咲いている。花の風情は可憐で、花言葉は”追想の愛”、名前も日本調だが北米原産の帰化植物。日本生態学会によって日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。
 花は細い舌状花を持ち、花色は白・ピンクがある。ハルジオンに良く似た花に”ヒメジョオン:姫女苑”があり、6月頃から咲き始める。両者の見分けは少々難しいが、ハルジオンの蕾は下を向いて項垂れている様子で、葉は茎を抱く。
 名(ハルジョオン:春紫苑)は牧野富太郎博士の命名で、春に咲く紫苑(しおん)からとの事。一部地域で、”貧乏草”と呼ばれるが、「折ったり、摘んだりすると貧乏になってしまう」、「どんな貧乏な家でも生える」、からと言われる。
 ハルジオン(春紫苑)
 別名:春女苑(はるじょおん)、春紫苑(はるしおん)
 キク科ムカシヨモギ属
 多年草(丈は30cm~80cm)
 北米原産の帰化植物、1920年頃に観賞用として輸入
 開花時期は4月~5月


2015年版世界空港ランキングで東京国際空港は5位

2015-03-29 | 国際・政治
 航空サービス調査会社スカイトラックスが2015年版の世界空港ランキングを発表した。
 スカイトラックスは世界の空港388ヵ所について、搭乗手続き・出入国審査・ショッピングなど39項目を評価対象としている。空港利用者(112ヵ国の1300万人余り)への9カ月間におよぶアンケート調査を基に、2015年のランキングを決定した。この世界空港ランキングは1999年から発表されている。
 世界一の空港に選ばれたのは、シンガポールのチャンギ空港で3年連続である。チャンギ空港は週に国際航空80社の5000便が利用する。第1ターミナルの拡張工事も実施する。
 日本の東京国際空港(羽田空港)は前年の6位から5位となり、中部国際空港も7位にランク入りした。
 ◆世界空港ランキング(総合ランキング)
 1位、チャンギ空港(シンガポール)
 2位、仁川国際空港(韓国)
 3位、ミュンヘン空港(ドイツ)
 4位、香港国際空港
 5位、東京国際空港(日本)
 6位、チューリヒ空港(スイス)
 7位、中部国際空港(日本)
 8位、ロンドン・ヒースロー空港(英国)
 9位、アムステルダム・スキポール空港(オランダ)
 10位、北京首都国際空港(中国)
 11位、バンクーバー国際空港(カナダ)
 12位、関西国際空港(日本)
 13位、フランクフルト国際空港(ドイツ)
 14位、成田国際空港(日本)
 15位、オークランド国際空港(ニュージーランド)
 16位、コペンハーゲン空港(デンマーク)
 17位、桃園国際空港(台湾)
 18位、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港(フィンランド)
 19位、クアラルンプール国際空港(マレーシア)
 20位、ブリスベン空港(オーストラリア)

 午後に曇り、小雨がぱらついたが、今日の天気は概ね晴れ。昨日よりは少し天気が悪い。
 昨日は塩釜神社の満開のシキザクラを見た。見たのはサクラだけでなく、塩釜神社拝殿前のタラヨウの巨木。説明板には、宮城県天然記念物、塩釜神社の多羅葉(タラヨウ)、樹齢五百年、樹高二十二米、とある。
 このタラヨウに小さな球形の赤い実がビッシリと塊になったのが沢山ついている。高い所に付いているので仰ぎ見る形となる・・首が疲れる。
 タラヨウは、”エカキバ”とか”ハガキの木”と呼ばれる。葉は20cm位の長楕円形で肉厚・光沢がある。この葉の裏面を傷つけると黒くなって字が書けるからだ。でも、ハガキ(葉書)の語源ではない・・ハガキは端書が本来で、葉書は借字という事だ。葉書の連想から、郵便局ではタラヨウを”郵便の木”に指定しており、葉は葉書(特殊郵便扱い)として扱ってくれる。
 名(タラヨウ:多羅葉)の由来は、葉に文字を書けるのでインドで経文を書く紙の原料であるヤシ科のタラジュ(多羅樹)の様だから、と言う。
 タラヨウ(多羅葉)
 モチノキ科モチノキ属
 常緑高木、樹高20m
 雌雄異株
 原産地は日本、中国
 花期は4月~5月
 花は淡黄緑色の4mm程の小さな花で、纏まって咲く
 秋には8mmほどの小さな球形の赤い実が纏まる


「外交に関する世論調査」で、中韓に「親しみ感じない」が過去最高

2015-02-09 | 国際・政治
 内閣府が昨年(2014年)12月20日に、「外交に関する世論調査」を発表した。調査は2014年10月16日~26日に全国の成人男女3,000人を対象に個別面接方式で行い、有効回収率は60%だった。
 これによると、中国・韓国への親近感は昭和53年(1978年)の調査開始から最低となった。
 中国に
  親しみを感じない:83.1%(昨年調査より2.4%増、3年連続で8割超)
  親しみを感じる:14.8%(昨年調査より3.3%減、過去最低)
  日中関係は、良好だと思わない:84.5%
 韓国に
  親しみを感じない:66.4%(8.4%増)
  親しみを感じる:31.5%(9.2%減)
  日韓関係は、良好と思う:12.2%
 他の国での、「親しみを感じる」は
  米国:82.6%(4年連続で8割超)
  インド:47.1%(親しみを感じない:45.4%)
  ロシア:21.3%が良好と回答(親しみを感じない:76.4%)

 今日の天気は曇り。朝にチョット晴れた。気温は低く、最高気温1℃との予想。風も強く冷たいので寒さが身に染む。今冬一番の寒さになるとか・・。
 気象庁によると、北日本と東日本の上空約5000mに氷点下40度以下の強い寒気が流れ込み、日本付近は10日にかけて強い冬型の気圧配置が続く見込み、との事(9日朝の報)。発達中の低気圧の影響で北日本から西日本の日本海側で大雪となる。明日(10日)午前6時までの24時間に予想される降雪量は多い所で、北陸100cm、東北70cm、近畿・東海(岐阜県)50cm、北海道・関東甲信(長野県)40cm、中国地方30cm。
 朝早く小さな公園にいって見た。雪が少し融けずに残っており、小さな水溜まりに氷が張っている。この上を歩くと”パリン”と音がする。この音で小さい頃の冬の遊びを思い出した。・・懐かしき冬の寒さ。


日本の平和度は8位と昨年より順位下がる

2014-09-13 | 国際・政治

 経済平和研究所(イギリスの民間国際研究機関)は、世界各国・地域の「平和度」を指数化して比較した2014年版のランキングを発表した(6月18日)。ランキングは、テロの危険性・社会の安定度・軍事費など22項目の指標を数値化することで162ヵ国・地域の安全や平和の度合いを評価した。因みに、この平和度は治安度ではない。
 これによると、日本は8位(昨年は6位)で、沖縄県・尖閣諸島によって中国との緊張が高まってランクが下がった。
 ◆平和度ランキング
 1、アイスランド(08年から7年連続で1位)
 2、デンマーク
 3、オーストリア
 4、ニュージーランド
 5、スイス
 6、フィンランド
 7、カナダ
 8、日本(前年は6位)
 9、ベルギー
 10、ノルウェー
 ・
 52、韓国
 101、アメリカ
 108、中国
 153、ロシア
 153、北朝鮮

 

 近所の畑のニラに花が咲いている。ずいぶんの畝の長さであり、種を取るのだろうか。漢方では乾燥した種子「韮子(きゅうし)」を強精・下痢止めなどに用いるとか。
 ニラには独特の匂いがある。この匂いの原因物質は硫化アリル(アリシン)などの硫黄化合物である。この独特の匂いから、名(ニラ)の由来に”においきらう(香嫌)”から”ニラ”に変化した説がある。食べて美味しいから”みら(美辣)”が”ニラ”となった説もある。古い時代(古事記・万葉集)では加美良(かみら)・久々美良(くくみら)→みら、と呼ばれている。因みに、「韮」は春の季語で、「韮の花」は夏の季語である。

Nira409121 ニラ(韮、韭)
ユリ科(ヒガンバナ科)ネギ属
多年草
緑黄色野菜
原産地は東アジア
古い時代(弥生時代?)に渡来
開花時期は8月~10月
花は半球形の散形花序で白い小花を沢山付ける
花弁が6枚に見えるが、花弁は3枚で苞が3枚
子房には黒色の小さな種ができる


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