歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

町内のコミセン祭り

2016-10-30 | 催事
 今日は雲多いが晴れ。気温は11月始め頃とかの最高気温14℃の見込み。
 表が何かしら騒がしいと思ったら、町内のコミセン祭り。コミセン(コミュニティセンター)で、売店出店、ホールで華道や民芸品などを展示、大広間では演芸が開演される。福祉バザーもあった。


 展示には、花が咲いている”ダイモンジソウ”の小鉢があった。
 花茎を伸ばして、円錐状に白い花を付ける。5弁花で、3弁は小さく、2弁は大きくて長い。その花の様子が、大(だい)の字に見えるので、”ダイモンジソウ(大文字草)”名が付いた。葉の形や姿形・花色などの変異が顕著で、限られた地域に産する変種が多く、また園芸品種も多いので沢山の品種が見られると言う。
 ダイモンジソウ(大文字草)
 ユキノシタ科ユキノシタ属
 多年草
  (日陰がちの湿った岩場を好む)
 原産地は日本、中国、朝鮮半島
 開花時期は9月~11月
 花色は白色・淡紅色、園芸種では濃紅色・ピンク・黄緑色がある


文化勲章受章者はノーベル医学賞の大隅良典氏らの6氏、女性3氏は初

2016-10-29 | アート・文化
 11月3日は「文化の日」。
 政府は、本年(2016年)度の文化勲章を、ノーベル生理学・医学賞受賞の大隅良典氏(71)らの6名に贈ると発表した(10月28日)。受賞者に1937年の開始以来、初めて女性が3氏が選ばれた。文化功労者には、経済学の岩井克人氏(69)ら15氏が選ばれた。文化勲章の親授式は11月3日に皇居で、文化功労者の顕彰式は同4日に東京都内のホテルで開かれる。
 ◆文化勲章(6名)
 大隅良典(71):東京工業大学栄誉教授。ノーベル医学・生理学賞授賞。「オートファジー」の仕組みを解明
 草間彌生(87):前衛芸術家。水玉や網目の模様をモチーフにした鮮やかな色彩で幻想的な絵画や彫刻
 中野三敏(80):九州大学名誉教授。江戸時代中期が江戸文化の開花期と証明
 太田朋子(83):国立遺伝学研究所名誉教授。わずかに有害な突然変異が進化過程で重要な役割を果たすという「ほぼ中立説」を確立
 平岩弓枝(84):小説家。時代小説「御宿かわせみ」など数々のベストセラー小説を生み出した
 船村徹(84):本名、福田博郎。作曲家。「別れの一本杉」「王将」「矢切の渡し」などの名曲を生み出す
 ◆文化功労者(15名)
 岩井克人(69):経済学
 岡井隆(88):短歌
 尾崎邑鵬ゆうほう(92):書(漢字)
 小野喬(85):スポーツ
 小松和彦(69):民俗学
 小山やす子(92):書(仮名)
 篠崎一雄(67):植物分子生物学
 白石隆(66):地域研究・国際交流
 田中信昭(88):指揮
 辻惟雄のぶお(84):美術評論・文化振興
 西尾章治郎(65):情報科学・学術振興
 福山秀敏(74):物性物理学
 古井貞煕さだおき(71):音声工学、音声工学の分野での顕彰は初め
 杉良太郎(72):俳優・歌手・国際交流
 津村節子(88):小説

 天気は晴れ。夜半に雨だったようで、路面が濡れていた。気温は高くなく、と言うより少し寒い。
 秋の気配が強く、”ニシキギ”の葉が紅葉し始めた。でも、よく見ると、花が所々に数輪さいている。・・気候不順の現れか、狂い咲き。紅葉だけで果実が見えなかった。
 ”ニシキギ”は、枝に表皮を破ってコルク質の2~4枚の矢羽状のもの(翼:よく)が伸長しているのが特徴だ。この特徴から矢の筈(はず、弓の弦につがえる矢尻の切り込みのある部分)に例えて、矢筈錦木(やはずにしきぎ)とも呼ばれる。また、発達した翼がカミソリの刃のように見えるため、カミソリノキ(剃刀の木)との呼ばれる。ニシキギ(錦木)の名は、見事な秋の紅葉を錦に例えたから。
 ニシキギ(錦木)
 ニシキギ科ニシキギ属
 別名:矢筈錦木(やはずにしきぎ)、剃刀の木(かみそりのき)
 英名:Winged spindle tree、Burningbush
 落葉低木
 開花時期は5月~6月
 花は淡緑色の小さな(径7mm位)四弁の花
 果実は熟すと割れて赤橙色の種子が見える
 紅葉は10月~11月(11月が鑑賞期)


春播き栽培に適したソバ新品種「夏吉 (なつきち)」を育成

2016-10-28 | 園芸
 農研機構(農業・食品産業技術総合研究機構)は、東北地域での春播き栽培に適しているソバ新品種「夏吉」を育成した(10月12日情報公開)。
 子実品質が優れる「奈川在来」を種子親に、早生で多収の「北海14号」 (現在の「レラノカオリ」) を花粉親として交配し選抜を重ね、東北地域での春播き栽培に適した、早生で多収のソバ新品種「夏吉」を育成した。
 東北地域のソバの作付面積は全国のおよそ4分の1を占め、ソバは東北地域の伝統的な食文化に根ざした食材である。東北地域のソバ栽培は、夏播き栽培:7月下旬~8月上旬にかけて播種し10月以降に収穫、春播き栽培:5月中下旬に播種し盛夏の8月から収穫、があり現在は夏播き栽培が主流である。春播き栽培では、主産地である北海道や他地域より先に新そばを出荷することができることから、実需者のニーズが高い。しかし、「階上早生」など従来の東北地域向け品種を春播き栽培に用いると成熟期が遅く収量が低いため、春播き栽培に適した品種の育成が急務となっていた。
 新品種「夏吉」の特徴
 1. 育成地 (岩手県盛岡市) での春播き栽培 (5月播き) においては、「階上早生」と比較して成熟期が7日早く、10%以上多収 。草丈はやや低く、倒伏程度は同程度。
 2. 夏播き栽培 (7月播き) においては、「階上早生」と比較して成熟期が4日早いですが低収。
 3. 実需者によるそば麺の食味評価において、「階上早生」より高い評価を得ている。
 4. 容積重は「階上早生」よりやや軽いために、収穫物の精選に留意することが必要。

 晴れ、と言うより曇りかな。夕方から雨の予報、畑にお湿りを!。
 近所のお庭で見かけた”ホトトギス”。今月初め(10月6日)に”シロバナホトトギス”を紹介したが、この”ホトトギス”は本来?の”ホトトギス”。花弁(はなびら)の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ている。鳥のホトトギスは「不如帰」と書き、植物のホトトギスは「杜鵑草 、杜鵑」と書く。
 ホトトギス(杜鵑草、杜鵑)
 ユリ科ホトトギス属
 夏緑性多年草、雌雄同花
 日本・東アジア原産
 開花時期は8月~11月
 花は径数cm程で、上向きに咲き、花弁は6枚
 花弁の白地に濃紫の斑点が特徴的
 斑の入らない(真っ白)もの、紫色単色・黄色のものなどがある


インスリン分泌を増やす物質特定、糖尿病治療に期待

2016-10-27 | 医学
 大阪大学國井政孝助教、同大原田彰宏教授、北海道大学根本知己教授らの研究グループは、マウス生体内において、ホルモンの放出を調節する「タンパク質SNAP23」が、膵臓ランゲルハンス島のベータ細胞からのインスリン分泌を阻害していることを明らかにした(10月3日発表)。
 これまで「SNAP23」は、様々な細胞においてホルモンや酵素などの分泌を促進すると考えられていたが、生体内における機能については解明されていなかった。
 本研究は、「SNAP23遺伝子」を欠損したマウスを解析することにより、「SNAP23」が膵臓腺房細胞からのアミラーゼ分泌を促進しつつ、ランゲルハンス島ベータ細胞からのインスリン分泌は阻害していることを発見した。さらに、長田裕之グループディレクター(理化学研究所環境資源科学研究センターケミカルバイオロジー研究グループ)らと共同で、「SNAP23」の機能を阻害する低分子化合物「MF286」を同定し、その化合物がインスリン分泌を増加させる効果があることを明らかにした。
 本研究成果により、膵臓のランゲルハンス島ベータ細胞において、「MF286」が「SNAP23」を抑制することでインスリン分泌が増加することが明らかとなった。今後、これまでの治療薬とは作用が異なる、「SNAP23」を標的とする新しい糖尿病治療薬の開発につながる可能性が期待される。また、「MF286」は腺房細胞からのアミラーゼ分泌を抑制することも明らかとなったことで、異常な消化酵素の分泌による膵炎の症状を抑制する治療薬の開発にもつながる可能性がある。
 ◆アミラーゼ (amylase)
 アミラーゼはジ(ヂ)アスターゼとも称される、膵液や唾液に含まれる消化酵素。
 グリコシド結合を加水分解することでデンプン中のアミロースやアミロペクチンを、単糖類であるブドウ糖や二糖類であるマルトースおよびオリゴ糖に変換する酵素群である。

 今日の天気は雲が少しの晴天。風があり、冷めたい。でも気温は10月末の平年並み。
 散歩道の横で、ほとんど落葉し少し残った葉と果実が付いている”マメガキ(豆柿)”を見つけた。熟している様なので、一つ失敬して食べたら殆ど渋くない・・でもそんなには甘くなかった。昔は”マメガキ(豆柿)”の未熟果で柿渋を採取したと言う、今は柿渋を使わないから昔話。
 信濃柿(しなのがき)の別名があるが、柿渋を採るために信濃国(現在の長野県)で多く栽培されたからと言う。
 マメガキ(豆柿)
 別名:信濃柿(しなのがき)、葡萄柿(ぶどうがき)
 カキノキ科カキノキ属
 落葉小高木
 雌雄異株
 (ヤマガキの改良で出来た食用の柿は雌雄同株)
 東北アジア原産、古くに中国から渡来
 開花期は6月
 花は長さ約5mmの釣鐘形、上が4裂して反り返る、花色は淡黄白色
 果実は径1.5cm位の液果で、熟すと黄色(柿色)から黒紫色となる


大卒で就職3年以内の離職は31%

2016-10-26 | 資格・転職・就職
 厚生労働省は、大卒で就職後3年以内に仕事を辞めた人の割合が、2013年3月の卒業者で31.9%になったと発表した(10月25日)。4年連続で離職率が30%台で推移し、本年も前年の卒業者に比べて0.4%低下となっており、同省は「ほぼ横ばい」と分析。
 離職率は1年目が12.8%と高く、2年目は10.0%、3年目は9.1%(合計31.9%)。
 業種では、
 宿泊・飲食サービス業:50.5%
 生活関連サービス・娯楽業:47.9%
 教育・学習支援業:47.3%
 電気・ガスなどインフラ業:8.5% 唯一の1桁台だった
 企業の規模別では、
 従業員千人以上の場合:23.6%
 従業員5人未満:59.0%  小規模ほど離職率が高い
 同じ13年春の高校卒業者で3年以内に仕事を辞めた人は40.9%で、前年より0.9ポイント上昇した。

 早朝は雨だった。晴れていい天気となり、気温も最高気温24℃程と平年より暖かい。でも秋はやってくる、富士山に初冠雪!!。
 ルコウソウの明るく橙紅の花が咲いている。開花時期はもう終わりで、種が幾つもできている。ルコウソウには幾つかの品種があり、このルコウソウは葉が少し幅広の”ハゴロモルコウソウ”。この他に、良く見かけるのは、丸い葉の”マルバルコウソウ”、細い葉で星形の花の”ルコウソウ”がある。因みに、”ハゴロモルコウソウ”は”マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)”と”ルコウソウ(縷紅草)”の交雑種である。
 ハゴロモルコウソウ(羽衣縷紅草)
 別名:紅葉縷紅草(もみじるこうそう)
 ヒルガオ科イポメア(サツマイモ)属
 つる草
 多年草(寒さに弱いので1年草と扱う)
 原産地は北アメリカ
 開花時期は7月~10月
 花は五角形で径1.5cm~2cm、朝顔の様な小さな花
 花色は赤、ピンク、白(主に紅)


アニメ映画「君の名は。」、興行収入164億円超え

2016-10-25 | 映画
 東宝は、アニメ映画「君の名は。:新海誠監督」の興行収入が164億円を超えたと発表した(10月24日)。
 2016年8月26日に公開され、10月23日までの59日間で観客動員は1260万人を超えた。上映開始当初はスクリーン数が301だったが、現在は342に増えている。
 思春期の恋愛を描いており、公開初日の観客は10代・20代が9割を占めた。明治大学大学院客員教授の氷川竜介氏は「観客はストーリーではなく、スリルや安堵感などの体験を求めている。それがリピーターの多さにつながっているのでは」と分析した。
 興行収入は、宮崎駿監督の作品「崖の上のポニョ」や米映画「アバター」を超え、国内の歴代興行収入で9位に入った。邦画では歴代5位となっている。
 ◆歴代興行収入
 順位 作品     配給会社   興行収入
 1、千と千尋の神隠し 東宝     308億円
 2、タイタニック   FOX      262億円
 3、アナと雪の女王  ディズニー  254億円
 4、ハリー・ポッター ワーナー   203億円
   と賢者の石
 5、ハウルの動く城  東宝     196億円
 6、もののけ姫    東宝     196億円
 7、踊る大捜査線 THE MOVIE2
  レインボーブリッジを封鎖せよ
            東宝     173億円
 8、ハリー・ポッター ワーナー   173億円
   と秘密の部屋
 9、君の名は     東宝     164億円
 10、アバター     FOX     156億円
 11、がけの上のポニョ 東宝     155億円

 朝は晴れ。昼過ぎから雲が多くなり、曇り空となる。今日の畑は、”チヂミホウレンソウ”の種撒き・・ちゃんと芽が出ます様に。
 とある家の玄関前に様々なお花を鉢植えで育てている。その鉢植えに”ハナキリン”があり、赤い花が咲いている。赤い花と言ったが、花弁に見えるのは苞(ほう:葉が変形したもの)で2個ある。苞葉の中心に雌しべ、それを取り巻くように5個の雄しべがある。
 広く栽培されている代表的な園芸種(変種)は”スプレンデンス(E. milii var. splendens)”だが現在はこれ以外の変種も含めて”ハナキリン”と呼んでいる。名(ハナキリン)の由来は、サボテンの木麒麟(モクキリン)に形が似て、花が咲くからと言う。
 ハナキリン(花麒麟)
 英名:キスミークイック(Kiss me quick)
    花の形を唇に見立てた
 学名: Euphorbia milii
 トウダイグサ科ユーフォルビア属
 常緑低木(多肉植物)
 原産地はマダガスカル、大正の初期に渡来
 開花時期:気温があれば一年中
 花径:約1cm
 花色(苞色):赤、ピンク、橙、白


血液難病に国際診断基準、山形大教授ら

2016-10-24 | 医学
 後天性の難病「自己免疫性出血病13」について、一瀬白帝(いちのせあきただ)教授が欧州の大学との共同研究により国際診断基準を創設したと発表した(8月9日発表)。共同研究は、スイスのベルン大学、英リーズ大学。
 一瀬教授らが作成した日本の診断基準が国際診断基準(国際血栓止血学会での診断基準)として認められたものである。共同研究の成果として国際専門誌「トロンボーシス・アンド・ヘモスターシス(血栓と止血)」に掲載された。
 これまでは欧米諸国でも国レベルでの調査が実施されていない。救える病気なのに病名も特定されず適切な診療も受けられないままとなっている。診断基準ができたことで、見逃されてきた患者が救えるようになる。
 ◆自己免疫性出血病13
 血が固まるのに必要なタンパク質、凝固第13因子を働かなくさせる抗体ができて、命に関わる重い出血ともなる病気。皮下出血して血腫ができたり、軽い打撲でも血が止まらないなど、血友病などと症状が似ている。厚労省が定める306の指定難病の一つで、医療費の公的助成の対象となる。
 3年前、日本で効果がある薬が認可されたが、国際的な診断基準がなかったことで患者が見逃されている可能性もある、と言う。

 晴れ。湿度が低く、室内の湿度計では30%台と極めて低い。加湿器がフル活用となる。
 郊外に所用があり出かけた。付近を散歩したら、圃場の中に神社を発見。その周囲が緑の丘の様で、所謂鎮守の森だ。緑の上には青空が広がる。この様な風景を見ると、ほのぼのとした気分が湧いてくる。
 鳥居の額には、矢崎神社と伊豆佐比売神社と並列されている。見ると社殿はひとつなので、矢崎神社と伊豆佐比売神社が共に祭られているようだ。調べたら、神社に矢崎大明神・伊豆佐比売神社・秋葉大権現・大日堂が奉られているとの事。
 少し離れたところに、お地蔵さんもあった。


脂肪肝を悪化させるタンパク質が判明

2016-10-23 | 医学
 脂肪肝は高脂肪食などの過剰摂取により中性脂肪が肝臓にたまった状態。先進国では人口の約3割が非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)。NAFLDの10~20%は進行性の脂肪肝炎(NASH)で肝硬変や肝がんにつながる。また、生体には細胞内で不要な脂肪などを分解する「オートファジー」があり、脂肪肝では「ルビコン」というタンパク質がオートファジーを抑制することまでは分かっていたが詳しいメカニズムは未解明だった。
 大阪大学竹原徹郎教授(消化器内科学)と、2009年にルビコンを発見した吉森保教授教授(遺伝学)らは「ルビコン」に着目。マウスに4ヵ月間、脂肪を約30%含む高脂肪食を与え続けるとマウスの肝細胞は「ルビコン」が増加し、オートファジーが抑制されていた。「ルビコン」が働かないように遺伝子操作したマウスの肝臓は、オートファジーが機能し、脂肪蓄積が減っていた(9月15日発表)。さらに大阪大学の臨床部門の協力を得た研究で、NASHの患者の肝臓内でもルビコンが増加していることを確認した、と言う。これより、このタンパク質「ルビコン」を標的とした治療薬の開発が期待できるとしている。
 吉森教授は、「オートファジー不全を伴う病気は脂肪肝以外にも報告されておりルビコンが原因のものもあるかもしれない」と、また竹原教授は「肝疾患の中でも最も頻度が高い脂肪肝の治療につなげたい」などとコメントしている。

 晴れ。晴れた日が続いている。時々は雨が欲しい、畑に。
 近所の空き地に”コセンダングサ”が繁茂し、除去する人もいないから、花が咲き、実も付いている。果実は”ひっつき虫”などと言われ、ウッカリ近づくと衣服に付着し取るのに一苦労する。”コセンダングサ”と良く似た”アメリカセンダングサ”も良く見かける。違いは、”コセンダングサ”は花の直ぐ下で見られる苞片がなく、果実(痩果)は細く先端の棘(冠毛)が2本~4本ある事で区別できる。名(コセンダングサ:小栴檀草)は、栴檀草(せんだんぐさ)より小さいから、と言う。
 コセンダングサ(小栴檀草)
 キク科センダングサ属
 一年生草本
 原産地は北アメリカ、明治時代に確認された帰化植物
 開花時期は9月~12月
 花は黄色の筒状花のみで舌状花がない頭花、苞片はつかない
 白花の”白の栴檀草:しろのせんだんぐさ”もある
 果実(痩果)は扁平で、先端に逆棘がある2本~4本の棘(冠毛)がある


1歳未満の子どもが就寝中に窒息死、5年で160人

2016-10-22 | 健康・病気
 消費者庁は、厚生労働省の人口動態調査に使われる調査票を基に、平成22年から一昨年までの5年間に亡くなった、1歳未満の子どもの死因を今回初めて分析した。
 これによると、ベッドや布団などで就寝中に窒息して死亡した子どもは5年間で160人程で、事故のほとんどが家庭内で起きていることが分かった。事故の多くは、大人用の寝具が原因になっていると見られる。
 子どもが寝返りなどをした際にうつぶせになり、ベッドや布団などに埋もれて窒息するケースが目立つ。また、ベッドと壁の隙間に転落したり、2つ並べたマットレスの隙間に挟まってたりして、身動きが取れなくなったケースもあった。
 消費者庁は、大人用の寝具が幼い子どもにとって柔らかすぎることや、ベッドから転落した場合に身動きが取れなくなることなどが窒息事故につながっていると見て、調査結果を基に注意を呼びかけている。

 晴れ、今日の朝日も綺麗だ。気温は日毎にさがり、朝夕には寒さを感じる。

 畑の”アスパラガス”に赤い実が付いている。昨年、キクなどの株を頂いた、その中に、”アスパラガス”の根が混じっていたようだ・・嬉しかった。
 ”アスパラガス”は、雌雄異株で、雌株には雌花が付き実が付く。畑のは、実が付いたので雌株。でも花が咲いたのは分からなかった。花は、細長い花枝の先に黄緑色の径1cm以下の釣鐘形の花・・今年は見逃した。
 我々が食べている”アスパラガス”は、土から顔を出した若い茎の部分である。これを成長させれば、細い葉の様なのが沢山出てくる。細い葉に見えるが、「偽葉(仮葉)」と呼ばれる「枝」である。葉は、「はかま」と呼ばれる三角形の部分。
 アスパラガス
 別名:松葉独活(まつばうど)、オランダ雉隠(きじかくし)
 キジカクシ科クサスギカズラ属
 多年草
 雌雄異株
 原産地は、南ヨーロッパ~ロシア南部
 渡来したのは江戸時代(1800年頃)、オランダ船から鑑賞用で
 食用として導入されたのは明治時代、本格的な栽培は大正時代
 食用は根株から出た新芽、長さ25cm位で収穫。成長が早いので1日2回収穫できる事もある。
 開花時期は5月~7月
 雌株には実が付く、実は径8mm程の球形液果、秋に赤く熟す
 繁殖は実生による。蒔き時は4月~5月。収穫には2年・3年かかる


魅力的な都市、世界ランク1位は東京、2位に京都

2016-10-20 | ニュース
 米有力旅行誌「コンデナスト・トラベラー」は、10万を超える読者の投票による2016年の魅力的な世界の都市ランキング(米国を除く)を発表した(10月18日)。首位は東京、2位に京都となった。前年は、それぞれ15位、9位だった。訪日外国人旅行者は2016年通年で2000万人を初めて突破するのが確実な情勢であり、一段の上積みに追い風となりそうだ。
 ◆読者投票ランキング2016年「Best Cities in the World」
 1位 東京(日本)
 2位 京都(日本)
 3位 フィレンツェ(イタリア)
 4位 ルツェルン(スイス)
 5位 サン・ミゲル・デ・アジェンデ(メキシコ)
 6位 バンクーバー(カナダ)
 7位 ビクトリア(カナダ)
 8位 ザルツブルグ(オーストリア)
 9位 バルセロナ(スペイン)
 10位 ウィーン(オーストリア)
 ◆コンデナスト・トラベラー(Conde Nast Traveler)
 アメリカの大手出版社・コンデナスト社が発行する旅行雑誌。1987年に専門誌として創刊される。
 現在はイギリスやアメリカ、イタリア版などが発行されている。ビジネス、観光両方の旅行者をターゲットにした紙面づくり。

 晴れ。風がとても強い。気温は平年並みの18℃前後かな。北海道では初雪が観測されたとか、やがて寒い冬がやってくる。 K電器の駐車場の植栽地で見た、幼木ながらも”ドングリ”が付いている。”ドングリ”とは、ブナ科の果実(クリ・ブナ・イヌブナを含まないこともある)を言い、日本に自生するドングリの木は、23種1亜種4変種との事。
 ”ドングリ”の写真を撮り、図鑑を調べ、”ナラガシワ(楢柏)”と思う(?)。名(ナラガシワ)の由来は、ナラとカシワの中間みたいな形をしている、と言う。
 ナラガシワ(楢柏)
 ブナ科コナラ属
 雌雄同株
 落葉高木(樹高は15~25m)
 開花時期は4月頃
 雄花序は新しい枝の下に垂れ下がった形で薄緑色
 雌花序は新しい枝の上部の葉腋につく
 果期は、その年の秋に熟す(1年成)
 堅果は2cm程の太鼓型、殻斗は椀形で浅く縁は厚い


 昨日、”ツノナス(別名:フォックスフェイス)”の花を紹介したが、肝心の果実はなかった。今日の散歩で、果実を発見した。


骨の形成促す元素放出でインプラント結合度向上

2016-10-19 | 科学・技術
 山形大学山本修教授(生体機能修復学・医工学)、人工歯の土台となるインプラント(人工歯根)と顎の骨の結合度を高める生体必須元素放出型インプラントを開発したと発表した(7月13日)。チタン製インプラントの表面にクロムを施して、骨の形成に必要なコラーゲンの生成を誘導するもので、従来よりも3倍の結合力になると言う。
 インプラントを骨に埋め込むが、骨との間にわずかな隙間が発生し、ここに細菌が入って炎症を起こして悪化すると、骨自体が溶解する場合がある。開発は隙間を早期に埋める骨の形成を促す生体必須元素を徐々に放出するようにした。精密機械製造販売の世田谷精機と共同で開発した。
 先ず人工股関節などに応用したい考えで、動物専門整形外科と組んでペットの骨折用プレートから始める。独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)の承認を得たうえで、来年にも治験を始める。
 ◆インプラント(implant)
 インプラントは、体内に埋め込まれる器具の総称。
 医療における、顎骨に埋め込む人工歯根(デンタルインプラント)、骨折等の治療で骨を固定するためのボルトなどがある。

 晴れた日が続いており、今日も晴れ。早春に期待する野菜を、今日この頃の畑作業。
 花材に良く使う”フォックスフェイス”。握りこぶし大、黄色でユニークな形の果実である。形がとても特徴的なので、これに由来する愛称(別名)があり、キツネの顔に似ていることからフォックスフェイス(Fox face)やキツネナス(狐茄子)、カナリアがとまっている様に見えるのでカナリアナス(金糸雀茄子)などと呼ばれる。 英語では、nipplefruit(乳首様の果実)、Cow's Udder(牛の乳房)、Apple of Sodom(ソドムのリンゴ)などである。
 散歩で見つけた、鉢植えの”ツノナス(角茄子)”の花。茎・葉に毛が密集して付いている。花は星型の青紫色の小さな花で、中央には黄色い雌蕊と雄蕊がある。花は見えたが、果実は見えなかった。
 フォックスフェイス(Fox face)
 別名:角茄子(つのなす)、狐茄子(きつねなす)、カナリア茄子(金糸雀茄子)
 ナス科ナス属
 非耐寒性小低木(日本では一年草として扱う)
 草丈は2m位
 原産地は熱帯アメリカ
 日本にはジャワの植物園から1935年に導入されたのが最初
 開花時期は7月~9月
 花は星型の青紫色の5弁花、径3cm程
 果実は1本の茎に数個~数10個を付ける
 果実鑑賞は9月~11月
 果実は始めは緑色で、秋に黄色になり光沢がでる
 果実にはアルカロイド系の毒があり食べられない
  (ナス科植物には有毒なものが多い)
  (食用とされる作物では品種改良により可食部にはアルカロイドが含まれない)


子どもの出っ歯矯正、永久歯後の矯正でも効果は同じ

2016-10-18 | 医学
 日本歯科矯正専門医学会は、「子どもの出っ歯の矯正治療は、永久歯が生えそろわない段階での早期治療は行うべきでない」とする診療指針を作成した。歯科矯正の診療指針が一般向けに公表されるのは初めて。
 同学会は外国の17本の論文から、永久歯と乳歯が交ざっている7~11歳児の出っ歯について、早期から治療を継続した患者群と、永久歯が生えそろった後から治療を始めた患者群で、歯並びの改善度合いを解析した。その結果、両方の治療効果に差はなかった。
 因みに、出っ歯矯正は歯科矯正患者の4分の1程である。

 今日は曇り。時々晴れで、チョット気温が高いかな。東京は夏日(日最高気温が25℃以上の日)とか。
 散歩道沿いのマンションの玄関先の”クサギ”には実が付いている、花も少し咲いている、葉は落ち出した。花は8月の暑い季節が満開で、萼(がく)ははじめ緑色の5角袋状で、この中から花冠が伸びる。萼は次第に赤みを帯び、開花後には濃紅紫色になり星状に開き、その中央に青黒い実が付く。因みに、この実は鳥の好物らしく、すぐになくなる、と言う。
 名(クサギ:臭木)の由来は、葉・茎が傷つけられると悪臭がするからと言う・・悪臭と言うより独特な匂いと思う。でも花にはユリに似た芳香がある。
 クサギ(臭木)
 クマツヅラ科クサギ属
 日本全土に自生する落葉性小高木
 開花時期は8月~10月
 花冠は5裂、花色は白、雄蕊4本で雌蕊1本
 結実は10月~11月、秋に瑠璃色の丸い実が熟す、実の周りは赤色の萼


ギザの大ピラミッドに新たな「空洞」が存在する可能性

2016-10-17 | 科学・技術
 日本などの国際調査チームは、エジプトの首都カイロ近郊ギザにあるクフ王のピラミッドに、隠れた空間が存在することを確認したと発表した(10月15日)。未解明な部分の多いピラミッドの構造解明に向け期待が高まっている。
 ピラミッドの内部構造を解き明かそうと、エジプトと日本・フランス・カナダの4ヵ国の国際調査チームが、最新の技術を用いて去年から進めてきた。このうち、日本の名古屋大学が中心となっている調査グループは、岩などの物質を通り抜ける性質のある宇宙から降り注ぐ素粒子のミュー粒子(ミューオン)をクフ王のピラミッドの内部で観測し、分析を行ってきた。分析の結果、「空間がない場合に想定される素粒子の観測量よりも、多くの素粒子が観測できた」としてピラミッドの内部に隠れた空間があることを確認した、と言う。空間の大きさや形、用途などは分かっていないが、少なくとも一つの通路がピラミッドの中心方向に向かって延びていることを示すものだとしている。
 調査を担当している名古屋大学の森島邦博特任助教は「以前から、この付近には、何らかの空間があるという仮説があったが、今回の分析結果で、実際に空間があることを裏付けることができた。今後は観測点を増やして、空間の形状の解明を進めたい」と話す。
 ◆クフ王のピラミッド
 ギザの大ピラミッドは、古代エジプト第4王朝のスネフル王(King Snefru)の息子であるクフ王が作る。高さは146m。
 ◆宇宙線ミューオン
 宇宙の超新星爆発で加速された一次宇宙線が地球大気と反応し、中間子(パイオン・ケイオン)が生成。中間子は直ぐにミューオン粒子 (muon、μ) 、ミュー粒子となる。そして、ミューオンは絶え間なく、あらゆる方向から地上に降り注ぐ。
 ミューオンは、岩をも通り抜ける性質を持った素粒子である。透過力が強いが、物質の密度が高いところや厚いところは少数の粒子しか通り抜けできない。逆に、密度が低いところや空洞部分は多くの素粒子が通り抜けられる。これより、ミューオンが飛んできた方向と数を測定すれば、その方向にある物体の密度分布が分かる。
 東京大田中宏幸教授とハンガリー科学アカデミー研究主幹デッソ・ヴァルガらが低価格の素粒子透視装置を開発した。新装置は、カメラのフィルムに相当するミュー粒子の検出部をプラスチック棒からアルゴンと二酸化炭素(CO2)を満たしたチューブに変え、大幅に軽量化した。ガスに電圧をかけて電離させ、その中をミュー粒子が通過するときに生じる微小な雷を捉える。装置は従来より10倍分解能が高くなり、約1cmの精度で透視できた。検出器1平方メートルあたりの価格は従来の10分の1の20万円程度。重量も7分の1の約10Kgに下がった。

 朝は雨、直ぐに雨は止み、曇り空。風が少しある。
 散歩道での”ガーデンハックルベリー”。黒い小さな実が沢山、花もまだ咲いている。”ガーデンハックルベリー(Garden huckleberry)”はナス科の植物、ハックルベリー(Huckle berry)はツツジ科、両者の名は似ているが無関係の関係。両者の果実の外見が似ている、この名の由来とか。果実の外見が似ていると言えば、同じナス科のイヌホウズキとガーデンハックルベリーは花も果実もとても良く似ている。でも、イヌホウズキの実は少し小さく(径数mm~1cm程)、全草に毒(アトロピン、ソラニン、サポニン)のある雑草だ。
 黒く熟した実は、生食では美味しくない、でもこれをジャムにすると美味しい、と言う。ビタミンAやアントシアニンが豊富だから、とのこと。
 ガーデンハックルベリー
  (Garden huckleberry)
 ナス科ナス属
 一年草の野菜
 原産地は西アフリカ
 開花時期は5月~8月
 果実が黒く熟したら収穫できる
 良く枝分かれし、この枝に1.5cm位の果実を沢山つける
 生食せずジャムやワイン漬等に加工して利用する


科学研究費補助金の採択率26%と5年連続下落

2016-10-16 | 社会・経済
 文部科学省は、研究活動を支える科学研究費補助金(科研費)として今年度計2097億円(直接経費・間接経費の合計)を助成したと発表した(10月13日)。総額は前年度とほぼ同額だが、助成を求める新規の応募は初めて10万件を超えて過去最多となり、採択率は26.4%と5年連続で下落した。従って、政策目標30%の新規採択率へも5年連続減となる。
 科学研究費助成事業(科学研究費補助金および学術研究助成基金助成金)への新規応募件数は10万1,234件、そのうち2万6,676件が採択された。新規応募件数は前年度比1.8%(1,759件)増となり、過去5年で年率3.3%と長期にわたり増加傾向にある。研究者の所属研究機関種別にみると、新規応募件数のうち49.2%を国立大学、私立大学31.0%、公立大学7.6%、その他12.2%。採択件数では、国立大学が54.8%、私立大学が26.4%、公立大学が7.3%を占めた。
 運営費交付金が年々削減される中、すぐに成果が出にくい基礎研究で特に科研費を頼る傾向が強まっている。ノーベル医学生理学賞の受賞の大隅良典東京工業大栄誉教授が改善を訴える国内の研究環境悪化が改めて浮き彫りになった。
 ◆科学研究費補助金(科研費)
 大学や研究機関の研究に出す国の補助金。人文・社会科学から自然科学まで、すべての分野が対象となる。
 約350研究分野ごとに、現在約2万6千件が選ばれている。

 土手の近くに空地があり、”アレチウリ”の花が咲いている。花だけでなく、実も付いている。”アレチウリ”は雌雄同株であるが、雌雄異花(雌花と雄花が別々)で、両者が見えた。雄花は雌花より2~3倍程大きく、10個位集まる合弁花である。雌花序は淡緑色の雌花が球状に20個位密集している。
 花や葉はウリであるが、果実は小さく毛が密集し、これが沢山纏まっている。ウリ科のツル植物で1年生草本、北アメリカ原産の帰化植物である。繁殖力が旺盛であり、生態系に大きな影響を与える(他の植物を覆い、枯らす)ので特定外来生物に指定され、日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)に選定されている。
 アレチウリ(荒れ地瓜)
 ウリ科アレチウリ属
 雌雄同株であるが、雌雄異花(雌花と雄花が別々)
 つる性一年草
 北米原産の帰化植物
 開花時期は8月~10月
 両花とも球形に纏まった花序(かじょ、枝での花の配列状態)
 雄花は径1cm位、雌花は径3~4mm位
 果実1つは長さ1.5cm~2.0cm程で白い毛に覆われた小さな金平糖様


2016年秋の卸町ふれあい市

2016-10-15 | まち歩き
 今日は朝から晴れ上がり、風も弱くお出かけ日和。なので、今年(2016年)の秋の卸町ふれあい市に出かけた。今年は昨年の遅いスタートを反省し、8時半頃に駐車場に到着・・9時開場だ。着いたら会場にもう沢山(200人位)並んでた。今年も数万人の人出かな。
 卸町の街路樹が少し紅葉・黄葉し始めた。見上げたら、青空が広がっている。


 2016年秋の卸町ふれあい市
 10月15日(土)9:00~16:30
 10月16日(日)9:00~15:00

 会場入り口付近では野菜などの販売が。会場内は食品・衣類などが。


 東北各地のご当地グルメも出店している
 ふれあい広場では、山形・秋田・岩手から出店している