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糖尿病治療の新候補物質を確定

2020-03-14 | 健康・病気
 京都大学の松田文彦教授と島津製作所、フランス、レバノンなどの共同研究チームは糖尿病患者は通常の人と比べ、血液中の有機化合物「4ークレゾール」が少ないことを突き止めた。ネズミの実験で、「4―クレゾール」が膵臓(すいぞう)のベータ細胞の増加を促し、インスリン分泌量を増やしたり血糖値を下げて安定させたりする作用があった。糖尿病の予防や治療に役立つ可能性がある。(2月26日、新聞記事より)
 研究チームは心筋梗塞などを起こしたレバノンの137人を糖尿病患者とそれ以外の通常の人に分けて血液を調べた。糖尿病患者は4―クレゾールの血中濃度が低かった。この物質をマウスの皮下に投与し高脂肪食を与えたり、糖尿病のモデルラットに皮下投与したりする実験をした。 脂肪細胞の状態改善や脂肪肝を抑えるといった作用も確認できた。人は4―クレゾールを体内で直接作れないため、大半は複数の腸内細菌の働きでできたとみており、詳しく調べる。
 ◆日本の糖尿病医療費は世界第5位
 世界で糖尿病人口がもっとも多い国の順位は(1)中国(1億1,400万人)、(2)インド(7,300万人)、(3)米国(3,000万人)となり、上位3ヵ国だけで2億人を超えている。
 日本は2015年の調査では世界ランキングの9位だったが、2017年の調査では上位10位から外れた。日本は65歳以上の糖尿病人口が多く、ランキングでは2017年は世界第6位の430万人となっている。
 糖尿病関連の医療費は約83兆円(7,270億ドル)で、2015年から8%増加し、世界の主な国で全医療費の12%を占めている。糖尿病の医療費の負担は世界的に増大しているが、糖尿病を予防するために費やされる予算は不足している。
 糖尿病の医療費が多い国の順位は、(1)米国(39.5兆円)、(2)中国(12.5兆円)、(3)ドイツ(4.8兆円)、(4)インド(3.5兆円)、(5)日本(3.2兆円)となっている。

 今日の天気は、晴れ~曇り。気温は、最高気温7℃・最低気温2℃。最高気温が昨日より10℃は下がった・・寒い。
 散歩道の横の空き地で、”タンポポ”が咲いている。見慣れた”タンポポ(西洋タンポポ)”と少し花の様子が違っている。チョット失礼して花の下の総苞(そうほう)を見ると、総苞外片は外側に反り返らず立っている。・・なので、在来種の”カントウタンポポ”でしょう・・総苞外片が外側に反り返っているのは外来種の”セイヨウタンポポ”。外来種(西洋タンポポ)は季節を選ばずに咲き、在来種は春に咲く、目にするのはセイヨウタンポポが多くなる。春に在来種を確認できた・・うれしい。
 名(タンポポ)の由来は、種子の冠毛が丸く集まる様子がたんぽ(綿を丸めて布ど包んだもの)に似ていることから”たんぽ穂→タンポポ”となったとの事。蒲公英は漢名から。
 タンポポ(蒲公英)
 別名:鼓草(つづみぐさ)
 学名:Taraxacum platycarpum(関東タンポポ)
   :Taraxacum officinale (西洋タンポポ)
 キク科タンポポ属
 多年草
 開花時期は3月~5月(関東タンポポ)
 花色は黄色で白花もある


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1 コメント

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Unknown (fuyu325)
2020-03-14 20:19:14
俳句に「鼓草」という言葉があって
なんだろう?と思って調べたら
「たんぽぽ」の呼び名でした(^-^)
今日はこちらも寒い一日でした。
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