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  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

2019年訪日外国人旅行者は3188万人、消費額は4.8兆円

2020-01-22 | 旅行
 日本政府観光局が、2019年の訪日外国人数(推計値)を発表した(1月17日)。
 訪日客全体は、3188万2100人(昨年の2.2%増)。過去最高を更新したが、伸びは鈍っている。政府が掲げる本年(2020年)の訪日客数を4000千万人、消費額を8兆円とする目標達成は厳しい状況である。鈍化は、韓国人客の減少で、前年比25.9%減の558万4600人となり、東日本大震災があった2011年以来、8年ぶりに減少した。日韓関係の悪化で2019年夏以降、急減している。ただし、中国からの伸び率は高く、東南アジアや欧米諸国も堅調である。
 旅行消費額は推計で4兆8113億円(昨年に比べ6.5%の増加)で、7年連続で過去最高を更新した。
 訪日外国人の1人当たり旅行支出は、15万8458円(前年比の3.5%増)。フランス(10.1%増の23万7648円)や英国(9.3%増の24万1530円)などが増加した。中国人の1人当たり消費額は21万2981円(5.3%の減少)。

 晴れ。明日からは曇り空が続く予報。
 道路沿いの空き地に”サルスベリ”の木が植えられている。まだ樹高が1m程の幼木である。夏に赤い花が咲き・・冬には葉を落とし、花が実となっている。
 ”サルスベリ”は、漢字で「百日紅」、開花期間が長い(百日間紅色の花が咲く)ところに因むから。花は一度咲いた枝先からまた花芽が出て花が咲くので咲き続けているように見える。因みに、開花期間が長い、”ヒャクニチソウ(百日草、別名:ジニア)”はキク科 の花である。
 名(サルスベリ:猿滑)の由来は、木の肌が滑らか(すべらか)なので猿も滑りそうとの事から・・実際にはサルは滑らない。
 サルスベリ(猿滑)
 別名:百日紅(ひゃくじつこう)
    開花期間が長い(百日間紅色の花が咲く)ところから
 学名:Lagerstroemia indica
 ミソハギ科サルスベリ属
 落葉中高木
 中国南部の原産、江戸初期に渡来か
   「毛吹草」(1645年)に出典あり
 開花時期は7月~10月
 花色は紅紫色~淡紅紫色・白色
 花は円錐花序で、咢(がく)は筒状で6裂、花弁は6枚でちりめんの様に縮れている
 花後に果実(球形や楕円形)を付ける
 果実は蒴果(さくか:成熟すると裂開するもの)で熟すと6裂して種が散る
 種には薄い羽のような翼(よく)が付いている


5月の10連休、35%が旅行

2019-06-02 | 旅行
 5月の10連休となったゴールデンウイーク(GW)は長かった。皆さんはいかが過ごしましたか。
 観光庁が実施した、インターネットのアンケート調査で分かった旅行状況(5月31日)。調査は5月10日~13日に実施、国内在住の20歳以上の2007人から得られた回答を分析した。
 これによると、今年のGW期間中の
  休暇取得日数は平均7日で、2018年の同6.2日より増えた
  ゴールデンウイーク(GW)に旅行をした人の割合は35%
 年代別に旅行した人の割合を見ると、
  30代:40.7%と最も高く
  40代:38.3%
  20代:36.4%
  70歳以上:27.6% と低調だった
 複数回旅行した人も多かったとみられ、1人当たりの平均回数は1.74回に上った。
 旅行しなかった人に理由(複数回答)を聞いたところ、
  混雑すると思ったから:45.1% 最多
  経済的余裕がなかったから:25.5% と続いた。

 朝から晴れ、雲が少し多い。気温は最高気温25℃と夏日となった、のかな。畑作業は、ズッキーニの受粉の手伝い・・沢山取れそうだ。
 畑までの道で、お庭の”エゴノキ”に白い可憐・清楚な小さな花が沢山見えた・・・満開だ。花後には沢山の灰色の楕円に近い球状の実となる。この実が付いている様子も素敵だ。
 名(エゴノキ)の由来は果実の味からで、果実には有毒なエゴサポニンを含み、その味が「えぐい」ので”エゴノキ”と言う。別名の”萵苣の木(ちしゃのき)”は、実の付きかたを動物の乳に見立てて、乳成り(チナリ)ノキから転訛したとされる。”エゴノキ”は白く固くて粘りがあり、加工材としても優れ玩具・ステッキなどに使用される。この玩具、独楽(こま)をロクロ細工で作ったから別名:轆轤木(ろくろぎ)、と言う。
 花を見て、その後のまだ青い実を、そして赤色などに熟した実を見る・・散歩の楽しみ。
 エゴノキ
 別名:萵苣の木(ちしゃのき)、轆轤木(ろくろぎ)
 エゴノキ科エゴノキ属
 落葉小高木(丈は10m位)
 開花時期は5月末~6月初め(開花期間は1週間位と短い)
 横枝からの側枝の先に白い花(径2.5cm位)を下向きにつける、良い香りがする
 実(径1cm程度)は楕円に近い球状で灰色、秋に果皮がめくれて種子が見える
 ◆エゴサポニン
 サポニン (saponin) とは、水に溶けて石鹸様の発泡作用を示す物質の総称。
 エゴノキの果皮は多量のエゴサポニンを含むので水に溶かすと石鹸のように泡立つ、通称「石鹸の木」と呼ばれる。
 サポニンは多くの植物に含まれ、界面活性作用がある。この作用は細胞膜を破壊する性質があり、血液に入ると赤血球を破壊(溶血作用)する。


2018年訪日外国人旅行者は3100万人、消費額は4.5兆円

2019-05-18 | 旅行
 観光庁が1月16日に発表した「訪日外国人消費動向調査」の速報値で、2018年の訪日外国人の旅行消費額は4兆5064億円となった。2018年から一般客とクルーズ客の消費を分けて算出するなど調査方法が変更されたため、17年の数値との単純比較ができないが、従来方法の推計では約4兆8千億円となり、17年に比べて8.7%増加した。
 2018年の訪日外国人の旅行消費額のうち、一般客(旅行者数2885万4千人)が4兆4030億円、クルーズ客(旅行者数233万8千人)が1034億円だった。クルーズ客の旅行者数は、法務省の船舶観光上陸許可数(概数)を基に観光庁が推計した。
 国・地域別の旅行消費額では、最多の中国が1兆5370億円で、続いて韓国が5842億円、台湾が5839億円、香港が3355億円、米国が2890億円。この上位5カ国・地域で全体の73.9%を占めた。
 消費額の費目別では、買い物代が1兆5654億円(構成比34.7%)、宿泊費が1兆3222億円(同29.3%)、飲食費が9758億円(同21.7%)、交通費が4688億円(同10.4%)、娯楽等サービス費が1722億円(同3.8%)となった。
 18年の一般客1人当たり旅行支出は平均15万2594円で、調査方法の変更で単純比較できないが、17年と比べると0.9%減だった。旅行支出の費目の内訳は、買い物代が5万880円、宿泊費が4万5822円、飲食費が3万3664円、交通費が1万6209円、娯楽等サービス費が5952円。平均泊数は9.1泊だった。
 政府の訪日旅行促進の重点20カ国・地域のうち、一般客の1人当たり旅行支出が最高だったのは豪州で24万2050円。平均泊数が13.3日で、支出の内訳では宿泊費が9万9084円、スキー客が多いことなどから娯楽等サービス費が1万6128円と高額だった。豪州に続いて高額なのは、スペインの23万6996円、イタリアの22万4268円で、ともに平均泊数は15日を超え、宿泊費に9万円前後を支出した。続いては、中国の22万3640円で、平均泊数は9.7泊、宿泊費は4万7932円だが、買い物代は11万923円に上った。
 ◆2018年の訪日外国人(一般客)
  観光庁統計の速報値(観光経済新聞社より)
   一般客   2885.4万人 旅行消費額:44,030億円
   クルーズ客  233.8万人 旅行消費額: 1,034億円
   全体    3119.2万人 旅行消費額:45,064億円
 国籍・地域  旅行者数  一人当たり旅行支出 平均泊数
 中国     647.7万人  223,640円     9.7日
 韓国     752.6     77,559      4.3
 台湾     448.7    128,069      6.8
 香港     216.5    154,459      6.3
 米国     150.7    191,352      13.5
 タイ     112.9    124,300      8.9
 オーストラリア 54.2    242,050      13.3
  ・
 ◆2018年訪日外国人旅行消費額
 費目別の構成比
 買物代:34.7%(15,654億円)
 宿泊費:29.3%(13,222億円)
 飲食費:21.7%( 9,758億円)
 交通費:10.4%( 4,688億円)
 娯楽等サービス費:3.8%(1,722億円)

 今日も朝から晴れ。畑作業は、春ダイコンと絹サヤの収穫。
 駐車場前のお庭で、”ヒメウツギ(姫空木)”が咲いている。小さな白い花が沢山咲いているが、下向きが多い・・。
 名(ヒメウツギ:姫空木)の由来は、”ウツギ(空木)”によく似て、花の大きさが少し小さいところから。
 ヒメウツギ(姫空木)
 アジサイ科ウツギ属
 耐寒性落葉低木(樹高1.5m位)
 日本原産
 開花時期は4月~5月
 花はやや俯き勝ち、花色は白、花弁数は5枚
 雄しべ数は10本


2018年の訪日外国人観光客、来週にも3000万人突破か

2018-12-15 | 旅行
 日本政府観光局(JNTO)は、2017年度に日本を訪れた外国人旅行者数が2977万人(前年度比19.9%増)と発表した(4月18日)。2017年暦年では、2869万人(前年比19.3%増)と過去最高を更新した。
 外国人旅行者について、石井啓一国土交通相は記者会見(12月14日)で、2018年に日本を訪れた外国人旅行者が来週にも推計で3千万人を突破するとの見通しを明らかにした。2018年は12月6日時点の推計で2900万人を超えた。昨年(2017年)は2869万人なので、過去最多となる。
 年の前半(2018年1月~6月)は中国など東アジアからの訪日客が好調で1589万9千人(前年比15.6%増)だった。その後は台風21号による関西空港の閉鎖や北海道の地震などが影響し、9月は推計で前年同月比5.3%減の215万9600人と減少した。しかし、10月は前年同月比1.8%増の264万600人と盛り返し、その後も回復基調が続いている。
 石井大臣は、訪日客数が堅調に推移していることの現れで喜ばしいが、3000万人はあくまで通過点だ。「2020年に4000万人」という政府の目標達成に向けて積極的な観光施策に取り組む、と述べた。

 今日の朝は、小雪。昼近くに晴れ。
 畑に行って見たら、霜が降り、小雪も解け、泥濘状態だ。
 雪が降る前に咲いていた、”ブロッコリー”の花は、枯れ落ちていた。
 茎ブロッコリー(品種:スティックセニョール サカタのタネ)は、花茎の長い頂花蕾を収穫し食べる。茹でてサラダ、スープの具や炒め物などに使う。つぼみの野菜なので、採らないと黄色の花が咲いてしまう。
 茎ブロッコリー
 学名:Brassica oleracea var. italica
 アブラナ科アブラナ属
 原産地は地中海沿岸地域
 500円玉程の大きさの頂花蕾を収穫する、伸びる側花蕾も収穫


いつか行きたい、夕日絶景ランキングTOP10

2018-08-31 | 旅行
 今日は8月31日、明日は9月。暑い・暑いと言いながら、9月になれば、もう秋かな。
 「夕日には人間に訴えかける “何か” があるのだ。」との記事。なるほど、と思ってみたら「いつか行きたい、夕日絶景ランキングTOP10」・・いつか行きたい!!。
 旅行情報誌「じゃらん」が夕日にまつわるアンケート結果を発表した。
 それが『映える夕日絶景ランキングTOP10』である。
 ◆映える夕日絶景ランキングTOP10
 第1位: 父母ヶ浜;ちちぶがはま (香川県)
   父母ヶ浜は風のない干潮時の潮だまりが鏡のようになる
   これから「日本のウユニ塩湖」と称されている
 第2位: ゴジラ岩 (岩手県)
 第3位: 砂山ビーチ (沖縄県)
 第4位: 笹川流れ (新潟県)
 第5位: 石見畳ヶ浦;いわみたたみがうら (島根県)
 第6位: 夕日の森 展望台 (新潟県)
 第7位: 万座毛 (沖縄県)
 第8位: 屏風ケ浦 (千葉県)
 第9位: 人形岩 (鹿児島県)
 第10位: 大観山 (神奈川県)

 今日も天気は雨、時々雨が止む。台風21号が接近しているので、暫く雨模様の天気が続く。
 雨が止んだ、雑草が茂る小道。黄色の花が咲く”キンミズヒキ”を見る。細長い細茎に沿って黄色の小さな五弁花が付いている。茎の上半分は花が付き、根本の下半分には実が付いている。この果実の表面には鍵形の棘があり、小動物や衣類などに付着するので、ヒッツキグサ(引っ付き草)と呼ばれる。
 名(キンミズヒキ:金水引)の由来は、草姿がミズヒキ(水引、タデ科タデ属)似ており、花の様子が黄金色の金糸に見えるからと言う。・・私見:余り似てない!。
 キンミズヒキ(金水引)
 別名:引っ付き草、龍牙草(りゅうげそう)、仙鶴草(せんかくそう)
 英名:Hairy Agrimony
 バラ科キンミズヒキ属
 多年草、丈は0.4m~1.5m
 原産地はアジア、日本など
 開花時期は7月~10月
 花は径数mm~10mm程、黄色の5弁花で細長い花穂に沢山付く
 花後に果実ができる
 果実は宿存咢の内側にでき、咢の縁には内側に曲がった刺毛があり、この刺毛が衣類などに附着する


米国人の調査で、1位の旅行したい国は日本

2018-08-22 | 旅行
 米国人千人を対象にした最も旅行したい国の調査で、日本がランキングの1位になったことが分かった。調査は英国に本社を置く住宅交換サービス会社(ラブ・ホーム・スワップ)が実施した。
 回答者の77%が「死ぬまでに旅行したい国のリスト」があるとし、そのうち55%が最も旅行したい国(複数回答可)として日本を挙げた。リストにある全ての国を訪ねたことがあるのは3%にとどまり、52%は「うち1ヵカ国を訪問する可能性がある」と答え、45%は「1ヵ国も訪れない可能性がある」と答えた。リストにある国に旅行するのが難しい理由については、85%が「費用が問題」と回答した。
 ◆最も旅行したい国(米国人への調査、複数回答可)
 1位日本 55%
 2位フィンランド 34%
 2位タイ 34%
 4位ポルトガル 28%
 5位アルゼンチン 26%
 6位シンガポール 19%
 7位クロアチア 14%
 8位スロベニア 5%
 ◆2018年はココに行きたい
  日本での人気旅行先(海外)ランキング
 1位ハワイ
 2位イタリア
 3位台湾
 4位フランス
 5位アメリカ西海岸

 東北は台風の影響を受けず、今日も晴れ。予報では、明日以降も晴れ、との事。
 切土斜面である空地に”クサフジ”の花が咲いている。
 名(クサフジ)の由来は、花の形がフジの花のように房咲きで、フジの葉より小さい葉が付く草なので、”クサフジ”になったと言う。藤(ふじ)には、木と草があり、木の藤(学名: Wisteria floribunda)は、マメ科フジ属のつる性落葉木本。草の藤(学名:Vicia cracca)はマメ科ソラマメ属に属する多年草。
 クサフジ(草藤)
 学名:Vicia cracca
 マメ科ソラマメ属
 つる性の多年草
   茎は木質になり角ばる
   茎の先端は巻きひげ状
 開花時期:6月~9月
 小型の青紫色の蝶形花を密につける
 果実は、豆果で長楕円形、中に種子が2~6個入る


2017年の訪日外国人観光客、初めての人は38.6%、2回目の人は61.4%

2018-07-11 | 旅行
 日本政府観光局(JNTO)は、2017年度に日本を訪れた外国人旅行者数が2977万人(前年度比19.9%増)と発表した(4月18日)。2017年暦年では、2869万人(前年比19.3%増)と過去最高を更新している。
 2017年に訪日した外国人観光客のうち、初めての訪日の人は38.6%、2回目の訪日の人は61.4%であった。
 訪日2回以上の外国人観光客は、「訪日リピーター」と呼ばれ、インバウンド市場で注目されている。訪日リピーターは訪日旅行時の旅行支出が増える傾向にあり、訪日回数が増えれば増えるほど、旅行中に使うお金の額は増加している。特に、10回以上日本を訪れている外国人観光客の場合、初めて日本を訪れた外国人観光客よりも旅行支出が20%~40%増加する。訪日リピーターを集客・誘致するメリットとして、消費単価が高いため、より多くのお金を観光地に落としてくれるという点が挙げられる。
 観光庁の調査によると、訪日外国人が訪日前に日本に期待していることの1位は、「日本食を食べること」。訪日外国人客の旅行支出の中で、飲食費は約20%を占めている。また、61.4%が訪日2回目以上のリピーターで、リピーターほど地方へ訪問する傾向があるという結果も出ている。スカイスキャナーのサイトで、海外個人客が予約した国内全空港の国際線席数を見ると、伸び率は3都府県(東京都・大阪府・愛知県)で40%、地方は80%だった。特に、宮崎県は4.5倍に増えたようだ。
 ◆2017年度の都道府県別の訪日客航空券予約席数
            (スカイスキャナーのサイトから)
 順位 都道府県 伸び率(%)
 1、  宮崎   355
 2、  鹿児島  213
 3、  静岡   201

 天気は曇。やっと災害豪雨が止んだけど、自然堤防の決壊で、またまた住宅浸水があるようだ。
 冬に咲く花は珍しい。その花は、春~夏にかけて実がなる。
 散歩道沿いのマンション玄関横の”セイヨウヒラギナンテン”。冬に花が咲いた(2月8日のブログで紹介)、開花期間は冬(11月~翌1月)で、冷たい気温のせいか遅れたようだ。
 花は噴水の様に枝先から長く総状花序を散形に出し、横~下向きの花穂に沢山の小さな黄色い花が咲く。枝の付け根から順次上へと咲く。実も花と同じく、横~下向きの枝に付いている。
 ”セイヨウヒイラギナンテン(西洋柊南天)”は”ヒイラギナンテン(柊南天)”と”オイワケヒイラギナンテン(追分柊南天:マホニア・ロマリフォリア)”の種間交雑種と言われる園芸種と言う。花の咲き方は”オイワケヒイラギナンテン”に似ている(冬に咲く、黄色の花、上向き花穂)。柊南天(ひいらぎなんてん)の花は3月~4月に咲き、西洋柊南天(せいようひいらぎなんてん)の花は11月~翌1月に咲くので冬咲きの柊南天と言われる。
 セイヨウヒイラギナンテン(西洋柊南天)
 学名:Mahonia x media Charity
 別名:マホニア・メディア・チャリティー(学名から)
 メギ科ヒイラギナンテン属
 常緑広葉低木
 開花時期は11月~翌1月
 花穂は噴水の様に上向き、花は芳香があり径数mm、花色は黄色
 果実は楕円形で青色~青紫色


2017年度の外国人旅行者数は2977万人で過去最高を記録

2018-04-19 | 旅行
 日本政府観光局(JNTO)は、2017年度に日本を訪れた外国人旅行者数が2977万人(前年度比19.9%増)となり、過去最高を更新したと発表した(4月18日)。2017年暦年では、2869万人(前年比19.3%増)と過去最高を更新している。
 因みに、3月の訪日外国人客数(推計値)は260万7900人(前年同月比18.2%増)だった。3月としての過去最高を記録した。国・地域別では、韓国が61万9200人(26.8%増)と最多だった。次いで中国が59万4900人(16.9%増)、台湾が38万7300人(14.0%増)と続く。イースター休暇の影響で、米国・カナダ・ドイツは単月としての過去最高を記録した。
 年度では3000万人突破が目前に迫った。安倍政権は東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年に訪日外国人旅行者を4000万人とする目標を掲げている。田村明比古長官は記者会見で「我々の目標に向けて堅調に推移している。重要な政策を加速していきたい」と述べ、目標達成に全力を挙げる考えを示した。

 早朝に雨があったようだ。でも、今日は晴れ。
 畑の”チューリップ”が沢山咲いている。一重が多く、八重もある。
 ”チューリップ”は古くはオスマン帝国で好まれ、そこからヨーロッパに伝わり、チューリップと言う名が付けられた。オランダのライデン植物園で育てられ大評判となる。チューリップバブルは、チューリップ球根の価格が異常に高騰・下降した期間である(1635年頃と1732年頃)。16世紀末にはイギリスで栽培が始まり、19世紀には多数の品種が生まれた。
 日本には、江戸時代後期に伝来し、本格的に生産が始まったのは1919年(大正8年)新潟県の新津市小合地区(当時は小合村)とされている。
 ”チューリップ”の品種改良は、花形・花色・草姿・葉の模様・ブルームの有無・香り・早晩性・耐暑性・耐湿性・多花性・繁殖力、切花では切花寿命・無花粉化・花茎の硬さなどで、驚く程の品種がある。
 チューリップ(Tulip)
 別名:鬱金草(うっこんそう)、鬱金香(うこんこう、うっこんこう)
 ユリ科アマナ(チューリップ)属
 球根性植物、多年草
 開花時期は3月~5月
 花弁が6枚に見えるが、萼(外側の花被片)3枚で花弁(内側の花被片)は3枚


日本のパスポート保有率23%、先進7ヶ国の中で最下位

2018-03-18 | 旅行
 外務省が発表した2017年12月末現在の旅券統計と、2018年1月1日現在の都道府県別の人口に基づいて推計したパスポート保有率は、全国平均で23.5%。東北6県の平均は12.2%と、全国を大きく下回っている。
 東北の有効旅券保有率
    有効旅券数(冊) 保有率(%)
 青森  11,4691     9.0
 岩手  12,1296     9.7
 宮城  35,7765     15.4
 山形  13,4767     12.3
 福島  25,9716     13.8
 東北 1,079,769     12.2
 全国 29,722,712     23.5
 この保有率は先進7ヶ国G7の中で最下位。因みに、ワースト2位はアメリカで、約35%。カナダは約70%、イギリスは約60%。
 ◆ビザなし旅行ができる外国の数
 日本の外務省によれば平成27年5月15日の段階で世界の国の数は、196か国(日本を含む、日本が承認している国)。
 1位(176ヵ国):ドイツ
 2位(175ヵ国):スウェーデン
 3位(174ヵ国):デンマーク、フィンランド、イタリア、スペイン、アメリカ
 4位(173ヵ国):ベルギー、イギリス、オーストリア、フランス、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、シンガポール
 5位(172ヵ国):日本、アイルランド、ニュージーランド

 今日も天気は晴れ。
 お彼岸を過ぎたら、畑に色々と植えようと思っている。なので、畑に準備に出かけた。
 お隣の、そのお隣の畑で、”ホトケノザ:仏の座”に花が咲きだした。早春に咲く花だけど、少し遅い開花かな。
 ”ホトケノザ”は春の七草の一つとなっている、でもこの植物ではなく、”コオニタビラコ(小鬼田平子、キク科)””タビラコ(田平子)”を言う。
 春の七草
  セリ(芹):芹 (せり)、セリ科
  ナズナ(薺):薺(なずな)、別名:ぺんぺん草、アブラナ科
  ゴギョウ(御形):母子草(ははこぐさ)、キク科
  ハコベラ(繁縷):はこべ、ナデシコ科
  ホトケノザ(仏座):田平子(たびらこ)、キク科
           シソ科のホトケノザではない
  スズナ(菘):蕪(かぶ)、アブラナ科
  スズシロ(須々代):大根(だいこん)、アブラナ科
 名(ホトケノザ:仏の座)の由来は、対生する半円形の葉が茎を囲む様子を蓮華座(れんげざ)に見立てたことからと言う。花が付く茎の上では葉が茎を抱いて葉柄がないが、下の方の葉は長い葉柄がある。葉が段々と付いているので、三階草(さんがいぐさ)とも呼ばれる。
 ホトケノザ(仏の座)
 別名:三階草(さんがいぐさ)
 シソ科オドリコソウ属
 一年草あるいは越年草
 古い時代にヨーロッパから渡来した帰化植物と考えられている
 開花時期は2月~6月(秋にも咲く)
 上部の葉脇に長さ2cmほどのピンク色で唇形状の花を付ける
 この花より小さくて濃赤色をしたつぼみの様に見える花がある。これは閉鎖花と呼ばれるもので、開花することなく受粉して結実する


2017年の訪日客が最高の2800万人超え、中韓が大幅増

2018-01-12 | 旅行
 2017年の訪日客数が5年連続で過去最高を更新し、16年に比べ約2割増の2800万人強(2867万人と推定)になったことが分かった。年間の消費額も4兆円(2016年は3兆7476億円)を超えたようだ。欧米からの誘客でも底上げが進んでおり、政府は2020年に人数で4千万人、消費で8兆円の目標達成をめざす。
 訪日客数の増加率は17年1~11月(観光庁の発表)で、韓国が2016年の同じ時期に比べ41%、ベトナムが31%、インドネシアが30%、香港が23%、中国が14%と高い伸びを示していた。欧米からの観光客も増え、米国が11%、英国・フランス・ドイツ・イタリアなどの欧州勢が5~7%増えた。
 観光庁は昨夏に欧米からの誘客を強化する「欧米豪市場推進室」を新設。国別に観光市場の特性を分析し、東京や関西の大都市に続き、北海道といった地方にも足を運んでもらう環境を整えている。
 ◆2016年 国別国際観光到着数ランキング表(単位:万人)
 日本は、2,404万で世界15位であった(トルコ除く)。
 順位  国名  2015  2016
 1位 フランス 8,445  8,260
 2位 アメリカ 7,747  7,561
 3位 スペイン 6,852  7,556
 4位 中国   5,689  5,927
 5位 イタリア 5,073  5,237

 週末は天気が大荒れとの予報。太平洋側は少し穏やかなのかな。でも、とても寒い、寒い。
 ”マサキ”にはまだ実(朔果:さくか、乾性の子房の発達した果実、熟すと割れて種を撒く)が付いている、でも新芽が見え春の準備が始まっている。花は6・7月頃咲くが小さくて淡緑白色なので目立たない。果実は秋に熟し、裂開して橙赤色の仮種皮におおわれた種子が見える。これがとても可愛い。
 マサキは常緑なので、”マサオキ(真青木)”から”マサキ”となったと言う。刈込みに強く、密生し、大気汚染や潮風にも比較的強いので生垣・庭木などに使われる。
 マサキ(柾、正木)
 ニシキギ科ニシキギ属
 耐寒性の常緑低木
 原産地は極東アジアの日本・朝鮮・中国
 開花時期は6月~7月
 花は径7mm程の4弁花、花色は淡緑白色
 果実は朔果で、径5~8mm程の球形
 熟すると果実は3~4つに割れ、赤橙色の仮種皮に包まれた種子が見える


日本の旅行・観光競争力は世界4位、前回(9位)より評価向上

2017-04-12 | 旅行
 ダボス会議の主催で知られる「世界経済フォーラム(WEF)」は、2017年の「旅行・観光競争力報告書」を発表した。
 レポートは隔年で発表される。評価は、その国の旅行・観光産業が持続・発展する基盤を評価し数値化したもので、「政策・環境・交通インフラ等14項目、70以上の指標で調査し、1~7のスコア」で評価する。対象は、全世界136ヵ国・地域。
 このランキングで、日本は4位にランクされた。2015年は9位、2013年は14位、2011年は22位、2009年は25位とランクアップしている。評価が高かったのは、文化(観光資源)・安全・衛生・交通インフラなど。
 首位は2回連続でスペイン。上位10カ国の顔ぶれは前回と同じで、欧州勢が半分超を占める構図が続く。
 ◆旅行・観光競争力 2017年版
 ランク 国・地域   スコア
 1(1)  スペイン   5.43
 2(2)  フランス   5.32
 3(3)  ドイツ    5.28
 4(9)  日本     5.26
 5(5)  英国     5.20
 6(4)  米国     5.12
 7(7)  オーストラリア 5.10
 8(8)  イタリア   4.99
 9(10) カナダ    4.97
 10(6)  スイス    4.94
 11、 香港       4.86
 12、 オーストリア   4.86
 13、 シンガポール   4.85
 14、 ポルトガル    4.74
 15、 中国       4.72
 16、 ニュージーランド  4.68
 17、 オランダ     4.64
 18、 ノルウェー    4.64
 19、 韓国       4.57
 20、 スウェーデン   4.55

 朝は雨。昼近くから晴れ。気温も少し上昇。
 庭の”トサミズキ”の花が満開だ。葉が出る前に枝からぶら下がるように黄色い花が咲く。花穂は長く伸びて7輪前後の花を付ける。雄しべの先端の葯(やく)が暗い紅紫色をしている(ヒュウガミズキは濃い黄色)。
 トサミズキ(土佐水木)
 マンサク科トサミズキ属
 名にミズキと付くがマンサク科。葉の形がミズキ科の樹木と似てるからの所以。
 原産地は日本(四国)
  自生しているのは、土佐(高知県)近辺の蛇紋岩地帯や石灰岩地などのやせ山
 開花時期は3月~4月
 葉が出る前に薄黄色の小さな五弁花を穂状に垂下して咲く
 花穂は長く伸びて7輪前後の花を付ける
 雄しべの先端の葯(やく)が暗い紅紫色をしている


2016年の訪日外国人旅行者、最高の2403万人

2017-01-11 | 旅行
 国土交通省の発表によると、2016年に日本を訪れた外国人旅行者は推計で2403万9000人となり、これまでの最高となった(1月10日、閣議後記者会見で)。2015年(平成27年)の1973万7409人より430万人余り(21.8%)増えた。
 主な要因は、アジア各国との間で航空路線やクルーズ船が増えたこと、中国やベトナムからの旅行者向けのビザの発給要件が緩和されたこと、外国人旅行者に対する免税制度が拡充されたことである。
 ◆訪日外国人数の目標
 年   従来目標  新目標    消費額
 2015年 1973万人(前年の47%増) 3兆4771億
 2020年 2000万人  4000万人   8兆円
 2030年 3000万人  6000万人   15兆円

 朝おきたら薄く雪に覆われた銀世界。天気は晴れ、路面の雪も直ぐに融けだした。
 道横の街路樹。”ネズミモチ”の実がビッシリと沢山付いている。まだ鳥達に食べられていない。
 名(鼠黐:ネズミモチ)の由来は、熟した実がネズミの糞に似ており、葉がモチノキ(モチノキ科モチノキ属)に似ているから。熟した実の様子から別名に、ネズミノフン(鼠の糞)、タマツバキ(珠椿)とかがある。
 トウネズミモチ(唐鼠黐)とネズミモチ(鼠黐)は良く似た実を付けるが、トウネズミモチは開花時期が7月頃とネズミモチより1月程遅い。
        ネズミモチ    トウネズミモチ
   開花時期   6月頃      7月頃
   花の形   区別付きにくいほどに同じ
   果実の形   楕円形      ほぼ球状
   果実表面   光沢がない    光沢ある
 ネズミモチ(鼠黐)
 別名:珠椿(たまつばき)
 モクセイ科イボタノキ属
 常緑小高木
 開花時期は5月~6月、花は径数mm、花弁4枚で白色
 果実は1cm弱の楕円形で、10月~12月頃に紫黒色となる


訪日外国人数の新目標、2020年に4000万人、30年に6000万人に増やす

2016-04-05 | 旅行
 外国人旅行客の拡大策を考える「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」は、訪日外国人数を2020年に現在の2倍の4000万人、30年に6000万人に増やす新しい目標を決めた(4月30日)。
 訪日客の恩恵を地方に広げる目標も設け、地方の外国人延べ宿泊者数を30年に1億3000万人(15年の5倍超)に設定。外国人リピーター数は30年に3600万人と15年の約3倍に増やすとした。
 課題は宿泊施設などの受け入れ態勢。菅義偉官房長官は記者会見で、マンションなどの民泊について「現行の枠組みにとらわれず様々な対応策を考えていきたい」と述べた。
 ◆訪日外国人数の目標
 年   従来目標  新目標    消費額
 2015年 1973万人(前年の47%増) 3兆4771億
 2020年 2000万人  4000万人   8兆円
 2030年 3000万人  6000万人   15兆円
 ◆世界の外国人訪問者数(日本観光局、2014年)
 国・地域  訪問者数(万人)
 1、フランス 8370
 2、米国   7475
 3、スペイン 6499
 4、中国   5562
 5、イタリア 4857
 6、トルコ  3981
 7、ドイツ  3300
 8、英国   3261
 9、ロシア  2984
 10、メキシコ 2909
 11、香港   2777
 ・
 20、韓国   1420
 21、オランダ 1341
 22、日本   1341

 晴れ。昨日の雨は畑への慈雨、春の種撒きを始めなくては。
 花が大きい”オウバイ”と思ってよって見たら、葉も付いている。これは常緑の”ウンナンオウバイ”だ。”オウバイ”の花は径1.5cm程で、”ウンナンオウバイ”の花は径3cm~4cm程と大きい。花が咲く頃、”オウバイ”は葉が出る前に咲き、”ウンナンオウバイ”は常緑なので葉が付いている。
 ウンナンオウバイ(雲南黄梅)
 別名:雲南素馨(うんなんそけい)、黄梅擬(おうばいもどき)
 モクセイ科ソケイ(ジャスミン)属
 常緑低木
 つる性植物、枝は枝垂(しだ)れる
 原産地は中国西南部、日本には明治初期に渡来
 開花時期は3月~4月
 花は3cm~4cm程で、黄梅より大きい


2015年の訪日外国人は過去最高1973万人、前年の5割増

2016-01-19 | 旅行
 日本政府観光局(JNTO)は、2015年の訪日外国人客数が1973万7400人(昨年は1341万3467人、47.1%増)と過去最高になったと発表した(1月19日)。
 訪日外国人客数は1970年以来、45年ぶりに出国日本人数(1621万2100人)を上回った。2013年に1000万人を突破し、2年でほぼ倍増し、2020年(東京オリンピック開催)の目標としている2000万人に迫った。
 国別では、中国(香港・台湾を除く)から499万3800人(前年の107.3%増)と大幅に増加。韓国が400万2100人(前年の45.3%増)、台湾が367万7100人(前年の29.9%増)、香港が152万4300人(前年の64.6%増)、米国が103万3200人(前年の15.9%増)となった。
 外国人が旅行中に日本で使ったお金の総額は、3兆4771億円(前年の71%)と過去最高だった。この金額は、「自動車部品」の輸出額に匹敵する。1人あたりでみると17万6168円(前年の17%増)で、中国が1人あたり28万3842円と突出している。
 石井啓一国土交通相は記者会見(1月19日)で、2016年の訪日外国人数について「2000万人を超えることが期待されるものの、15年ほどの急激な増加が続くとは考えにくい。中国経済の不透明感が増している」と語り、中国や東南アジア諸国の経済動向が不安定だと指摘した。

 午前は曇り、午後から晴れ。気温は上がらず積もった雪は溶けにくい。
 散歩道の雪景色

 畑も雪で真っ白

訪日客数、9月10日時点で過去最高の昨年(2014年)を超える

2015-09-17 | 旅行
 田村観光庁長官は、今年の訪日外国人旅行者が9月10日時点で1342万4000人となり、過去最多だった昨年(2014年)の1341万人を上回ったとの推計を明らかにした(9月16日の記者会見)。2020年までに年間2000万人とする政府目標が早期達成なるか。
 日本政府観光局の推計によると、1月~8月の訪日客数は1287万5400人(前年同期の49%)だった。
 国・地域別では、
 1位 中国:334万7000人(2.2倍)
 2位 韓国:255万4100人(44%増)
 3位 台湾:246万8300人(30%増)

 朝は晴れていた、午後から曇り時々雨となる。何か、雨が降ると落ち着かなくなる。
 雨が降らない午前に畑を見る。”シソ”が大きくなり、花が咲き出している。”シソ”には葉が緑の青紫蘇(あおじそ)と葉が赤い赤紫蘇(あかじそ)があり、それぞれに葉が平らなものと縮れた(縮緬)ものがある。畑のは青紫蘇と赤紫蘇、ともに花が咲き出した。
 ”シソ(紫蘇)”は、葉だけでなく芽・花穂・実などを料理の彩・薬味に利用できる香味野菜である。青紫蘇は葉・花を香味とし、赤紫蘇は梅干しなどの色付などに使う。実も風味付けに使う。
 シソ(紫蘇)
  (葉色:青紫蘇と赤紫蘇)
  (葉縮れ:葉面は平らと縮れ がある)
 別名(古語):野荏(のらえ)、糠荏(ぬかえ)
 シソ科シソ属
 一年草(春まき)
 原産地は中国
 日本への渡来は縄文時代と考えられている
 奈良時代から薬用として栽培され、室町時代に食用として栽培される
 開花時期は9月~10月
 花は5枚の花弁が筒状になった合弁花