歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

正社員の意識、希望に反し現実は「仕事優先」

2019-04-29 | 社会・経済
 2018年平均の雇用者 5596万人(役員を除く)
  正規の職員・従業員:3476万人(前年に比べ53万人増加)
  非正規の職員・従業員:2120万人(前年に比べ84万人増加)
 2018年平均の失業者 184万人
  失業期間が「1年以上」の者は55万人
 2018年平均の非労働力人口 4240万人
  就業希望者:331万人
   就業希望者のうち、就業可能非求職者は33万人
 内閣府が正社員の意識調査を実施した。調査は昨年(2018年)8月、インターネットで実施し、20~60代の正社員の男女計3千人の回答を分析した。
 こんな結果が出た。
 男女とも仕事より家庭生活を優先したいが、現実の暮らしは仕事優先。
 仕事、家庭生活、地域社会・個人の生活の中から優先したいことを選んでもらった
  男性:家庭生活が39.6%と最も多く
     仕事と家庭生活が19.5%と続き
     仕事を選んだのは10.3%だった
  女性:家庭生活が36.9%と最多で
     仕事と家庭生活:25.7%
     仕事:9.0%と続いた
 実際に優先していることを尋ねると
     男女とも「仕事」が最も多かった
     男性:50.5%と半数を占め
     女性:42.8%だった

 朝から良い天気。風も弱く、気温は最高気温18℃ほどと散歩日和。
 数日前に、散歩道沿いのお庭で、”ジューンベリー”の花が咲いていた。様子は、半分程が花が咲き、半分程が小さな実となっていた。名(ジューンベリー)の如くに、6月(june:ジューン)には実が熟す。
 ”ジューンベリー(June berry)”と呼んでいるのは、ザイフリボク属の同じ様な果実が付く種の総称である。”ジューンベリー”は”アメリカザイフリボク”とも呼ばれる。ザイフリボクとの違いは、ザイフリボクは雄しべが20個・雌しべの花柱が5個で下部が合着している、”アメリカザイフリボク(ジューンベリー)”は雄しべが18個、1つの花柱の先が5分裂している。
 ジューンベリー
 別名:アメリカザイフリボク
 英名:Juneberry
 学名:Amelanchier canadensis
 バラ科ザイフリボク属
 落葉性広葉樹、低~中木
 原産地:北アメリカ北東部
 開花時期:4月~5月
 花は5弁で白色、果実は6月頃に熟す


4月の新寺こみち市

2019-04-28 | まち歩き
 今日は4月28日。新寺小路緑道で毎月28日に行われる「こみち市」の日である。昨日雨、今日は快晴。気温も最高気温17℃ほどとかで、暖かい。でも、チョット風が強い。
 新寺小路緑道のある新寺界隈は、多くの寺院が集まる寺町で、区画整理によって新寺二丁目蓮池公園から新寺五丁目公園までの歩道のみの「新寺小路緑道」が整備された。緑道(東西640m・幅10m)はサクラなどが植えられ、車などの騒音も少なく、素敵な散歩道だ。仙台駅東口から徒歩圏内である。
 新寺界隈には歴史のある寺が多い。善導寺、栽松院、松音寺、光寿院などには見事な庭園があり、孝勝寺のクロマツ、正楽寺のイチョウなど、市の保存樹木に指定される名木・古木が境内に植えられている。緑道だけでなく境内などの散策も良い。


2018年の空き家率は過去最高の13.6%

2019-04-27 | 社会・経済
 空き家に関する出来事が多くなってきた。
 総務省は、2018年10月時点の5年に1度実施する住宅・土地統計調査の速報値を発表した(4月26日)。これによると、国内の住宅総数に占める空き家の割合は過去最高の13.6%だった。地方を中心に人口減少などで空き家が増え、戸数も最多の846万戸に上った。
 空き家の数は2013年より26万戸増え、全体に占める割合は0.1ポイント高まった。住宅総数も179万戸多い6,242万戸と過去最多を更新した。住宅総数、空き家数、空き家率とも伸び率は落ちてきたが右肩上がりが続く。
 空き家のうち347万戸は、賃貸や売却用以外で長期間、不在の住宅や取り壊し予定の住宅だった。賃貸用は431万戸、売却用は29万戸、別荘などの「二次的住宅」は38万戸だった。
 空き家の戸数
 住宅総数:6,242万戸(5年前より179万戸増)
 空家総数: 846万戸(5年前より26万戸増)
   賃貸用:431万戸
   売却用:29万戸
   二次的住宅(別荘):38万戸
   上記以外で長期間不在の住宅や取り壊し予定:347万戸
 ◆空き家率
  都道府県 空家率 2013年10月空家率
 1、山梨  21.3%   1、22.0%
 2、和歌山 20.3%   3、18.1%
 3、長野  19.5%   2、19.8%
 4、徳島  19.4%   5、17.6%
 5、高知  18.9%   4、17.8%
  ・
 42、山形  12.0%  45、10.7%
 43、宮城  11.9%  47、 9.4%
 44、愛知  11.2%
 45、東京  10.6%  43、11.1%
 46、沖縄  10.2%  46、10.4%
 47、埼玉  10.2%  44、10.9%

  今日の天気は、雨~曇り~晴れ。
 ”ハナニラ”が咲いている。蕾も花も可愛く、白色や淡青色なので清楚な感じがする。花びらの縦の縞模様も特徴的で綺麗だ。
 葉を千切ってみると、韮(にら)の匂いがする。野菜の韮と同じ科だが属(野菜のニラはネギ属)が違い、花の姿も大きく違う。韮に似ているが、食べると下痢となる・・らしい。
 名(ハナニラ:花韮 )の由来は、可愛い花を付ける韮に似た葉からと言う。別名には、イフェイオン(Ipheion)、スプリングスターフラワー(Spring star flower)、セイヨウアマナ(西洋甘菜) があり、ベツレヘムの星・ダビデの星と呼ばれる事もある。
 ハナニラ(花韮)
 別名:西洋甘菜(せいようあまな)、イエイオン(Ipheion)
 英名:Spring star flower
 ユリ科(ヒガンバナ科)イフェイオン属
 球根性多年草
 原産地は南米(アルゼンチン)
 明治時代に園芸植物として導入
 開花時期は2月~5月
 韮の様な葉から花茎を伸ばし、その先に6弁花で星形の花を1輪咲かせる
 花径は数cm程、花色は白・淡青紫・青紫


常温・大気圧で水と窒素を原料にアンモニアを作り出す方法を開発

2019-04-26 | 科学・技術
 東京大学の西林仁昭教授の研究チームが、水と窒素を原料にアンモニアを作り出す方法を開発した。身近にある水を原料に使い、環境への負荷が少ない常温・大気圧で合成できたのは世界初という。本研究成果は、2019年4月24日の「Nature(ネイチャー)」(オンライン速報版)で公開。
 アンモニア(NH3)は合成繊維や化学肥料などの原料として広く使われ、生産量は世界で年約1.5億トン。現在は、水素ガスと窒素ガスを原料に、高温・高圧で合成するハーバー・ボッシュ法で大量生産されている。天然ガスなどから水素ガスを作る過程で大量のエネルギーを消費し、温室効果ガスの二酸化炭素を出す。アンモニア生産は世界のエネルギー消費の1.2%を占めるとの推計もある。
 本研究で、水を原料にできたのは、チームが金属のモリブデンを含む触媒と、有機合成の試薬として使われるヨウ化サマリウムの溶液を用いる方法を考案したため。触媒の開発には自然界の細菌によるアンモニア合成に使われる酵素を参考にした。
 触媒と溶液、窒素を入れた容器に、水を入れて混ぜると、アンモニアが大量に発生した。詳しいメカニズムは分かっていないが、水素ガスを作る過程がなく、二酸化炭素の排出が少ない。実用化には、連続して効率良くアンモニアを作り続けることが求められる。そのためには、1キロ約2千円するレアアース(希土類)のサマリウムの化合物の再利用が必要で、いかにエネルギーを使わずに出来るかが課題という。
 チームは再生可能エネルギーの電力を使うことで実現できるのではないかとみている。また、家庭で水からアンモニアを作り、発電などに利用する小規模装置の開発などに役立つと期待している。水素を燃料として使う時代になれば、輸送などが難しい水素を、生産したアンモニアの形で運ぶことも視野に入れている。西林仁昭教授は「ブレークスルーに成功した次世代型の合成法だ。コストを下げて持続可能な社会につなげたい」と話す。
 別の方式でアンモニア合成の工業化を目指している細野秀雄・東京工業大栄誉教授は「アンモニアの合成は、原料の水素を製造する時に大きなエネルギーを消費することが課題だった。水をそのまま水素源として活用するのは省エネルギーの面からも大きな進展だ。ただ、ヨウ化サマリウムをかなり大量に消費する。リサイクルして使うには大量のエネルギーが必要になる。工業化には大きな課題になるだろう」と語る。
 ◆アンモニア(NH3)の合成
 農作物など植物の生育には窒素(N)が必須で、その供給源としてアンモニア(NH3)が使われている。世界の人口は70億人を超え、この人口増加を支えるのが農作物の安定供給である。これには窒素肥料が必要で、肥料原料はアンモニアである。最近では、燃やしても窒素と水しか生成されないため、再エネと組み合わせた水素貯蔵媒体としても期待されている。
 アンモニア合成には高温・高圧を必要とし、エネルギーを大量に消費している。一般的には、アンモニアの生産は「ハーバー・ボッシュ法:1906年ドイツで開発」と呼ぶ技術で、400℃~600℃、数百気圧の条件で水素と窒素を反応させて作る。
 ◆貴金属を使わない高性能アンモニア合成触媒を開発(平成30年1月23日発表)
  新しい窒素分子の活性化機構を示唆
 東京工業大学細野秀雄教授、多田朋史准教授、北野政明准教授らは、高エネルギー加速器研究機構阿部仁准教授らと共同で、貴金属を使わない高性能のアンモニア合成触媒を開発した。
 ポイント
 〇金属間化合物LaCoSiが高い触媒活性を実現した。
 〇ルテニウムなどの貴金属微粒子の担持を必要としない。
 〇活性化エネルギーが極めて低く新しい反応機構が示唆された。
 ルテニウムなどの貴金属の担持を必要としない高活性触媒を開発した。電子が陰イオン(アニオン)として働く“電子化物(エレクトライド)”のコンセプトを拡張することで新触媒を検討し、ランタン(La)とコバルト(Co)の金属間化合物LaCoSiが貴金属を用いずに高い活性を示すことを見いだした。
 コバルトはルテニウムに次ぐ活性を持つことが知られていたが、LaCoSiはこれまで報告されてきたコバルト系触媒でアンモニア合成において最高の活性を示す。LaCoSi内でのLaからCoへの電子供与が明らかにされ、それが高活性発現の鍵と考えられる。
 また、この触媒を用いた反応の活性化エネルギーは同グループが2012年に開発したルテニウム担持C12A7エレクトライド触媒よりもさらに低いものでした。つまり、LaCoSiは従来の触媒に比べ窒素分子の切断(開裂)をより速やかに行うことができ、より低温でのプロセスに有利です。この低い活性化エネルギーは、第一原理分子動力学計算注4)などの解析結果から、窒素分子が触媒表面に吸着した際に窒素分子の振動が励起状態にあり、そこから原子への開裂が生じる、窒素分子の新しい活性化機構が示唆された。
 本研究成果は、平成30年1月22日16時(英国時間)に科学誌 「Nature Catalysis」のオンライン速報版で公開された。
 ◆モリブデン(元素記号は Mo)
 原子番号42の元素。原子量:95.96。 クロム族元素の1つ。
 密度(室温付近で固体):10.28 g/cm3。
 ◆サマリウム(元素記号は Sm)
 原子番号62の元素。希土類元素の一つ(ランタノイドにも属す)。
 密度(室温付近で固体):7.52 g/cm3

 朝から雨、午後も降ったり止んだり。
 散歩道の桜(ソメイヨシノ)は桜吹雪となって散り、近所の”ギョイコウ(御衣黄)”が咲き始めた。”ギョイコウ(御衣黄)”はサクラの栽培品種で、ソメイヨシノより遅れて咲く。この地(仙台)では、桜より20日か1月遅れが開花期かな。
 花は花弁数が十数枚(10~15位)の八重咲き。花色の初めは白~淡緑色で、中心に紅色の条線が見える。これが、次第に中心部から赤みが増し(紅変)、散る頃にはかなり赤くなる。花の大きさは数cmであるが、場所・時期により大きさや色合いなどに大きな差があると言う。
 名(ギョイコウ:御衣黄)の由来は、花色の黄緑色が貴族の衣服の萌黄色に似ていることから。栽培は、江戸時代に京都の仁和寺で栽培されたのがはじまりとされる。
 ギョイコウ(御衣黄)
 学名:Prunus lannesiana cv. Gioiko
 バラ科サクラ属
 オオシマザクラ系のサトザクラ
 落葉高木
 開花時期は4月下旬
   2~3日前の晴れた日に撮影


   雨の今日(4月26日)撮影、花の中心に紅色の条線が見える





月桂樹の雄花・雌花が咲いた

2019-04-25 | 園芸
 昨年の5月5日(こどもの日)に、新聞に2018年4月1日時点の日本の子供(0歳~14歳)の人口は1553万人、総人口比は12.3%。37年連続の減少で、前年から17万人減、とあった。2019年(平成31年)4月1日現在(2018年11月からの概算値)は、総人口12,623万人(男性6,143万人、女性6,480万人)、子供(15歳未満)人口は1,533万人(男子785万人、女子748万人)とある。本年も連続して人口減少となる。

 今日の天気、昨夜~早朝は雨、朝からは曇・一時雨、昼頃から晴れ~曇りとなる。傘を差したり、取ったりの1日。
 近所に”ゲッケイジュ(月桂樹)”を植えている方がいらっしゃる。”ゲッケイジュ(月桂樹)”は雌雄異株で、春に雄花・雌花が咲く。雌の木には実が付く。
 日本には明治に渡来して栽培され、「雌木は少ない」と聴いている。近所に雌木があるのは、チョット嬉しい。
 枝を冠(かんむり)にした月桂冠は、古代オンピックでは名誉の象徴となっている。現代では、葉・実は月桂葉・月桂実と言い、香辛料などで用いられる。
 ゲッケイジュ(月桂樹)
 別名:ローレル(Laurel)、スイートベイ(Sweet bay)、Bay tree(ベイ・ツリー)
 学名:Laurus nobilis
 クスノキ科ゲッケイジュ属
 雌雄異株
 常緑高木(樹高:5m~10m)
 原産地は地中海沿岸
 日本には明治9年頃に入ってきた
 日露戦争(明治37年~38年)の戦勝記念に日比谷公園に植樹されたのがきっかけとされる
 開花時期は4月~5月
 黄白色で先が4裂した小花が沢山集まり花房を形成
 実(約8㎜の楕円状球形)は10月頃に黒紫色に熟す
   雄花


   雌花


糖尿病患者で腎臓病になる危険性が高い人を探す目印物質を発見

2019-04-24 | 医学
 東北大学大学院医学系研究科の阿部高明教授らは、同大学院薬学研究科の富岡佳久教授、同東北メディカル・メガバンク機構の寳澤篤教授、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の和田淳教授らの研究グループとともに、フェニル硫酸が糖尿病性腎臓病の原因因子かつ予測マーカーとなり得ることを明らかにした。本研究成果は、2019年4月23日午前10時(英国時間、日本時間4月23日18時)Nature Communications誌(電子版)に掲載された。
 フェニル硫酸ができるもとはチーズや肉などの食品に含まれるアミノ酸「チロシン」。特定の腸内細菌グループが持つ酵素によって「フェノール」という物質に変換された後、肝臓に回ってフェニル硫酸に変換され、血液中に放出される。
 糖尿病モデルのマウスにフェニル硫酸を飲ませると、腎臓に障害が生じ、尿たんぱくのアルブミンが増えた。そこで、特定の腸内細菌グループが持つ酵素の働きを阻害する薬剤を飲ませたところ、血液中のフェニル硫酸濃度の低下や尿中アルブミンの減少、腎不全の改善がみられた。
 研究のポイント
 〇腸内細菌が産生に関わるフェニル硫酸が糖尿病性腎臓病の原因物質の1つである。
 〇糖尿病患者を対象にしたヒトの臨床研究の結果から、フェニル硫酸は糖尿病性腎臓病増悪の予測因子である。
 〇フェニル硫酸産生に重要な役割を果たす腸内細菌が持つ酵素チロシン・フェノールリアーゼが糖尿病性腎臓病の新たな治療法開発のターゲットとなり得る。
 本研究は、動物実験および臨床研究での検証によって、ヒトには無い腸内細菌の酵素をターゲットとした安全な糖尿病性腎臓病の治療可能性を明らかにした画期的研究である。本研究結果によって、腎不全患者の治療による透析導入数が減少し、医療経済的にも貢献することが期待される。

 今日の天気は曇り。気温が高く最高気温22℃とか。風も弱いので、畑仕事日和。夜遅くから雨の予報なので、雨を期待して種播き。
 散歩は、雑木林の丘陵地、遊歩道がある。道の側に”モクレン”、花が咲いている。”モクレン(木蓮)”と言えばこの木で、”シモクレン(紫木蓮)”とも呼ばれ、白い花の”ハクモクレン(白木蓮)”と対比される。
 花は上向きで、全開せず半開状(開ききらない状態)に咲いている。花弁6枚、萼3枚、雄しべと雌しべは螺旋状に多数が付く。良い香りがする。
 名(木蓮:もくれん)の由来は、花がラン(蘭)に似ているから「木蘭(もくらん)」、ハス(蓮)に似ているから”木蓮(もくれん)”と呼ばれるようになった、と言う。因みに、モクレン属は地球上で最古の花木と言われ、白亜紀(恐竜時代、約1億年以上前)の地層から化石が発掘されている。
 モクレン(木蓮)
 別名:紫木蓮(しもくれん)、もくれんげ(木蓮花、木蓮華、木蘭花)
    マグノリア(Magnolia)
 モクレン科モクレン属
 落葉高低木(樹高は3m~5m)
 原産地は中国
 開花時期は3月~5月
 新葉が出る前に、紫紅色で卵形の大きな花を咲かせる
 咲くのは、白木蓮より少し遅い・・10日位かな
 花色は濃紅色(外側)・白色(内側)


着るだけで心電図を計測できるスマートウェアを開発

2019-04-22 | 健康・病気
 ドライ電極を形成した衣類を着るだけで心電計測を行うウェアが開発されており、日常生活での生体信号計測への応用が期待されている。用途は心拍数の計測と不整脈、心室細動の検知に限られていた。また、得られる信号波形は、皮膚とドライ電極間の接触の不安定性のために、呼吸や会話などの体動によって心電波形にモーションアーティファクトと呼ばれる乱れが生じるため、医療的意義のある波形形状を有した心電図計測には適さず、医療機器として課題となっていた。
 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、産業技術総合研究所と名古屋大学がNEDOプロジェクトにおいて、心電図を計測できるスマートウェアを開発したと発表した(4月18日)。着るだけで心臓疾患の正確な診断に必要な12誘導心電図の計測が可能で、患者や看護師の長時間にわたる心電図計測の負担などが軽減できる。
 研究グループは、皮膚との接触が良好な起毛ドライ電極と、皮膚とドライ電極間の接触状態を模擬できる独自のモーションアーティファクト評価装置を開発。さらに同起毛ドライ電極を用い、同評価装置を使って電極構造や配置の設計を最適化することにより、従来の心電計測ウェアの皮膚とドライ電極間の接触不安定性の課題を解決し、モーションアーティファクトの影響が軽微な波形の安定した心電図を計測できるスマートウェアの開発に成功した。
 起毛ドライ電極の開発
 静電植毛技術を用いた起毛構造に着目し、これをドライ電極として利用するために、銀メッキを施した短繊維(長さ500μm、直径17~18μm)を静電植毛する技術を新たに開発した。開発した起毛ドライ電極は柔らかな風合いを持ち、皮膚と電極間の良好な接触が実現できる。
 モーションアーティファクト評価装置の開発
 起毛ドライ電極の構造・配置の最適化を行うため、モーションアーティファクト評価装置を独自開発した。モーションアーティファクト評価装置の特徴は、皮膚ファントムと、人体の動きを再現するアクチュエータを用いることで、再現性のある体動を模擬でき、モーションアーティファクトの定量的評価が可能な点にある。今回、呼吸、深呼吸を再現した動きに対して、モーションアーティファクトを評価した結果、皮膚と起毛ドライ電極間の接触圧力1000Pa以上において安定した心電図計測が可能であるという指標を得ることができた。このように皮膚とドライ電極間の接触状態変化の影響を定量的に評価し、心電計測ウェアのための電極構造・配置の設計指標を得る手法は、産総研・名古屋大学が新たに見出した独自の手法である。
 スマートウェアの開発
 モーションアーティファクト評価装置での定量的評価で得られた指標に基づき、起毛ドライ電極を用いたスマートウェアの設計最適化・試作を行った。このスマートウェアでは、皮膚と起毛ドライ電極間の局所的着圧が適切に設計されているため、着るだけでモーションアーティファクトの小さな心電図計測が実現できる。実際に名古屋大学医学部において、実証試験を行った結果、最適化後の起毛ドライ電極ウェアを用いることで、胸部誘導の心電図において、安定した波形の計測を実現することができた。さらに、増幅回路の追加により、一般的な心電図検査で用いられる12誘導心電図にも容易に拡張できる。
 ◆モーションアーティファクト
 心電図計測中に患者の体動による皮膚と電極の接触抵抗変化、配線の揺れ、筋電図の混入などの原因により心電図にのるノイズの総称。
 ◆起毛ドライ電極
 静電植毛技術を用いて作製したドライ電極。
 ◆スマートウェア
 装着するだけで人間の生体信号を取得可能な衣類型デバイス。
 ◆体内インピーダンス
 からだに微弱な電流を流してインピーダンス(電気抵抗値)を測ることで体脂肪率などを推定することができる。
 ◆皮膚ファントム
 人体の皮膚の硬さや表面形状などの機械的特性を模擬した、人工皮膚である。
 ◆胸部誘導
 胸部6ヵ所に電極を配置し、V1からV6の心電図測定を行う誘導法である。本起毛ドライ電極ウェアでは、さらに各誘導上下、それぞれ2ヵ所に電極を配置し、体型による電極ずれの影響を低減している。
 ◆12誘導心電図
 四肢に配置した4電極と胸部に配置した6電極から12誘導分の波形を測定し、波形の間隔や形状から、心筋梗塞などの各種心疾患や、心臓内のどの位置に異常があるかを検知することができる。

 今日の天気は晴れ。気温は最高気温22℃位と暖かくなってくる。畑の野菜の準備が忙しくなってきた。
 大きな街道(利府街道)沿いのお庭の大きな木、”ギンヨウサカシア”、花は満開だ。花色は輝く黄色、1cm程の球状の花が幾つも集まり、この集まりが集まり、迫力ある黄花のかたまりだ。
 ”ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)”のギンヨウ(銀葉)とは、葉が偶数2回羽状複葉(小葉が葉軸の左右に羽状に並ぶ)で白い粉を被った様な銀緑色だから。同じ様な花を咲かせるフサアカシア(房アカシア、ギンヨウと同科同属)は、ギンヨウより葉・花とも大きい。特に葉は、ギンヨウの小葉は8~20対位だがフサの小葉は30~40対位である。
 ”ギンヨウアカシア”、”フサアカシア”は”ミモザ”と呼ばれる事があるが、本来の”ミモザ”は”オジギソウ(オジギソウ属の学名)”のことである。
 ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)
 別名:ミモザアカシア
 マメ科(ネムノキ科)アカシア属
 原産地はオーストラリア
 常緑樹(樹高は5m~10m)
 開花時期は2月~4月
 花色は輝く黄色、小さな球状の花が塊となって咲く
 実は沢山の豆果、枝から垂れ下がる


肉の食感を持つ「培養ステーキ肉:サイコロステーキ状のウシ筋組織」の作製に成功

2019-04-21 | 食・レシピ
 世界的な人口増加などにより、将来、地球規模での食肉消費量の増加が見込まれている。しかし、家畜の生産には大きな環境負荷がかかり、飼料・土地の不足が大きな問題となる。
 「培養肉」とは、動物の個体からではなく、細胞を体外で組織培養することによって得られた肉のことで、家畜を肥育するのと比べて地球環境への負荷が低いことや、畜産のように広い土地を必要とせず、厳密な衛生管理が可能などの利点があるため、従来の食肉に替わるものとして期待されている。世界中で「培養肉」の研究が行われているが、ほとんどが、「ミンチ肉」を作製する研究である。
 日清食品ホールディングス株式会社と東京大学 生産技術研究所の竹内昌治教授の研究グループは、科学技術振興機構の「未来社会創造事業」に採択された研究において、牛肉由来の筋細胞を用いて、サイコロステーキ状のウシ筋組織を作製することに世界で初めて成功した。本研究内容は日本農芸化学会2019年度大会(東京農業大学 世田谷キャンパス)で2019年3月24日に発表。
 肉本来の食感は、筋肉に含まれる筋組織の立体構造から生み出される。この立体構造を体外で人工的に作製するためには、筋細胞を増やすだけでなく、筋細胞をより成熟させる(細胞同士を融合させ細長い構造に変化させる)必要がある。しかし、生体内環境と異なる体外で筋細胞を成熟させるためには、必要な栄養を行きわたらせ、細胞を適切に配置する技術が求められる。
 研究グループは、培養過程でウシ筋細胞にビタミンCを与えることで、ウシ筋細胞の成熟が促進されることを確認した。また、厚みのある培養肉を得るために、ウシの筋細胞を従来の平面的な培養ではなく、コラーゲンゲルの中で立体的に培養したところ、筋組織に特有の縞状構造(サルコメア)を持つ、細長い筋組織の作製に成功した。さらに、筋細胞の集合体を積層し、特殊な方法を用いて培養することにより、世界で初めてサイコロステーキ状(1.0cmX0.8cmX0.7cm)の大型立体筋組織を作製できた。
 これらの技術を発展させることで、今後、さらに大きな筋組織の作製も可能と考えられる。実用化には量産技術などが必要なため、10年以上かかる見通し。今後は、血管や脂肪などが含まれた、より実際の肉に近い培養肉の作製を目指す。
 ◆コラーゲンゲル
 コラーゲンと水分からなるゲル状の支持体。細胞が接着し、増殖、成熟する足場としての役割を持つ。
 ◆世界の豚肉
 世界の豚肉生産量(2016年)を枝肉換算ベースで見た場合、年間1億820万トンになる。
 中国:このうち約半分の5185万トン(48%)を中国が占める。
 EU:2位はEUの2335万トン(22%)
 米国:3位は米国の1131万トン(10%) 上位3か国で世界の生産量の80%を占めている。
 ブラジル:4位はブラジルの371万トン(3%)
 消費
 中国が5407万トン、EUが2006万トン、米国が945万トンをそれぞれ消費している。
 輸入国
 中国が240万トン
 日本が132万トン
 メキシコが103万トン 年間100万トン以上を輸入している国は3か国にすぎない。
 ◆豚肉の生産
 豚肉の生産には穀物やいも類の5倍の水を要する。
 例えば1ポンド(約0.45キロ)の豚肉を生産するのに必要なえさは6ポンド(約2.7キロ)、水は576ガロン(約2180リットル)。

 お天気は晴れ~曇り。朝晩は少し寒いが、昼頃はお日様が当たって暖かい。
 散歩道沿いのお庭、塀から少し枝が伸びている”ハナカイドウ”。花が咲き出した。花は桜の花より大きく、枝に花が下向きで「たわわ」に付いている。昔から美人の代名詞として使われるほど綺麗だ・・唐の玄宗皇帝が酔って眠る楊貴妃を例えた。花弁の外側は赤、内側が白であり、花は赤白と綺麗、蕾は赤く垂れ下がっている、この様子も素敵。
 中国原産で、日本には江戸時代初期に渡来した。15世紀中頃に既に渡来していた海棠(実海棠:みかいどう)があり、花が美しいので「花海棠」と命名された、と言う。
 カイドウ(海棠)
 別名:花海棠(はなかいどう)、垂絲海棠(すいしかいどう)、南京海棠(なんきんかいどう)
 バラ科リンゴ属
 落葉小高木
 中国原産、江戸時代初期に渡来
 開花時期は4月~5月
 花色は淡紅色
 花後に林檎に似た小さな実が付くが、付かない事が多い
 付いた小さな赤い果実は食べれる


ゴールデンウィークの10連休は4・5割、予算は幾ら

2019-04-20 | 世相
 近々やって来るゴールデンウィーク。今年は皇位継承に伴い祝日が増え、暦通りに勤務するビジネスパーソンは最大10連休となる。
 マクロミル(マーケティングリサーチの企業)は、今年のゴールデンウィークをどのように過ごすかについて働く男女1,000名を対象に調査を行った。
 〇2019年ゴールドウィークの最大連休日数(N=1,000)
 0日 休みなし  3.6%
 1日 連休なし  6.9%
 2連休    6.1%
 3連休    5.0%
 4連休    5.8%
 5連休    4.4%
 6連休    2.4%
 7連休    1.3%
 8連休    2.2%
 9連休    7.8%
 10連休    42.6%
 11連休    0.7%
 12連休以上  0.5%
 わからない  10.7%
 〇今年のゴールデンウィークに、あなたはお金をいくら使う予定ですか。(N=1,000)
 (家賃、公共料金、通信費などの固定費は除く)
 平均予算 47539円
 10000円~20000円未満  24.0%
 20000円~30000円未満  13.9%
 30000円~40000円未満  8.5%
 40000円~50000円未満  13.6%
 50000円以上      6.8%
 わからない       30.6%
 〇あなたは今年のゴールデンウィークの休みの日に、何をして過ごす予定ですか。
 あてはまるmのをすべてお選びください。(勤務時間は除く)
 ベース:ゴールデンウィーク中に1日以上取得する予定がある人(N=964/複数回答)
 買い物に行く     46.7%
 睡眠をたっぷりとる  45.6%
 テレビやDVDを観る   28.7%
 日帰り旅行に行く   24.6%
 国内旅行(泊り)、帰省は除く 19.8%
 本や漫画を読む    19.4%
 普段できない料理や家事をする 18.6%
 帰省する       18.9%
 スポーツ・運動をする 18.2%
 ゲームをする     14.3%
 ・
 (株)ぐるなびでは、20~60代のぐるなび会員1,000人に2019年のGWに関するアンケート調査を実施。
 〇今年のゴールデンウィークは何日間休めそうですか N=1000
 10日 53.3%
 7~9日 12.2%
 4~6日 13.8%
 1~3日 8.4%
 休みなし 12.3%
 〇今年のゴールデンウィークはどのように過ごす予定ですか N=877
 自宅で過ごす   35.5%
 グルメスポット  27.3%
 ショッピング   25.7%
 近場で過ごす   24.1%
 国内旅行     23.3%
 日帰り旅行    19.7%
 コンサート・映画・観劇 13.8%
 帰省       13.6%
 ツーリング・ドライブ 12.3%
 ・
 〇今年のゴールデンウィークはどなたと過ごしますか N=204
 家族    45.1%
 夫婦    33.3%
 知人・友人 28.4%
 ひとり   15.7%
 恋人    14.7%
 親戚    3.9%
 会社の上司 2.0%
 〇今年のゴールデンウィークにかかる全体の予算はいくらを予定していますか N=877
 全体 67417円
 20代男性 77672円  20代女性 66236円
 30代男性 55952円  30代女性 64739円
 40代男性 77041円  40代女性 55957円
 50代男性 99424円  50代女性 62753円
 60代男性 53404円  60代女性 42981円

 今日もいい天気。風も穏やか。
 散歩道で見つけた小さなお庭の”ペチコートスイセン”、色とりどりの花に囲まれ、独特な花の姿で咲いている。
 ”ペチコートスイセン”の名は英名「Hoop petticoat daffodil」からの訳名かな。ペチコートとは「スカート状の」との事で、ラッパの様な副花冠の姿からの由来である。副花冠が目立つが、花冠は外側の6枚の細い萼(がく)の様なヒゲの様で目立たない。因みに、ペチコートとは、現代では”スカートの下に装着する女性用の下着、ランジェリーの一種”である。しかし、19世紀初期以前では”スカート状ドレス”との事で、19世紀初期以前の命名なら納得。
 別名はナルキスス・ブルボコディウム (学名:Narcissus bulbocodium)で、”Narcissus”はギリシャ神話の水に映った自分の姿に恋した美青年の名前からである。ナルシスト(自己陶酔型の人)の言葉で残っている
 ペチコートスイセン(ペチコート水仙)
 別名:ナルキスス・ブルボコディウム (学名:Narcissus bulbocodium)
 英名:Hoop petticoat daffodil
 学名:Narcissus bulbocodium
 ヒガンバナ科スイセン(ナルキスス)属
 原産地は地中海沿岸地方
 耐寒性多年草
 丈は10cm~20cm
 開花時期は3月~4月
 花は径4cm位、花色は黄色、円錐状の副花冠が特徴
 葉は細くほぼ筒状


2型糖尿病でのインスリン抵抗性が脳のアミロイド蓄積を促進するメカニズムを解明

2019-04-19 | 健康・病気
 アルツハイマー病(AD)は老年期の認知症として最も頻度の高い疾患である。AD患者の脳に特徴的な病理変化として、アミロイドβペプチド(Aβ)からなる老人斑があり、Aβの蓄積はAD発症の原因であると考えられている。近年、2型糖尿病がAD発症のリスクとなることが明らかになっている。特に、2型糖尿病の中心的な病態であるインスリン抵抗性がADの発症を促す可能性が予測されてきた。しかし、インスリンシグナルの変化とAβの蓄積との因果関係は未解明であった。
 東京大学大学院医学系研究科の岩坪威教授らの研究グループは、脳にAβの蓄積を生じるADモデルマウスを用い、高脂肪食により誘発されたインスリン抵抗性と、インスリンシグナルの鍵分子であるIRS-2の欠損に伴うインスリン抵抗性による影響を比較、解析した。
 結果、インスリンの作用低下そのものではなく、インスリン抵抗性発症の要因となる代謝ストレスが、Aβの脳内の除去速度を低下させ、結果として蓄積を促進することを示した。また、食事制限により、脳のAβ蓄積は可逆的に抑制できることを明らかにした。さらに、これまで詳細が明らかになっていなかった、インスリンやAβの脳内での動態を解明するため、脳の細胞間隙に存在するタンパク質を回収可能な微小透析法を用いた解析を行った。これにより、高脂肪食の摂取による糖尿病状態では、血液中から脳へのインスリンの移行が低下することによって、脳でもインスリン抵抗性が生じる可能性を示した。また同時に、糖尿病状態のモデルマウスの脳内では、Aβの除去速度が低下することで、アミロイド蓄積が増加する可能性を初めて明らかにした。
 本研究で、ADのアミロイド病態とインスリン抵抗性との因果関係を、2種類のモデルを用いて解析することによって、代謝ストレスがAD病態形成に重要な影響を与えることを示した。すなわち、末梢や脳における小胞体ストレスや慢性炎症を標的とすることによって、AD発症の原因であるAβ病態の形成を抑制できる可能性が示唆された。今後は、より具体的な代謝ストレスの経路の特定と、介入法を解明することにより、新たなADの予防・治療戦略の創出に繋がると期待される。
 ◆用語
 〇老人斑
 アルツハイマー病(AD)の脳に特徴的に認められるAβタンパク質が沈着してできる構造物。神経細胞から分泌されるAβは、正常な脳では分解・代謝され、低いレベルに保たれているが、ADの脳ではAβが凝集してアミロイド線維構造を形成し、老人斑(アミロイド斑)となって蓄積する。
 〇インスリン抵抗性
 インスリンは膵臓のβ細胞から分泌される、血糖降下作用を持つホルモンである。インスリン抵抗性は、インスリン感受性の臓器において、その作用が低下している状態を示す。高脂肪食の摂取や肥満、運動不足などの要因により、脂肪組織や肝臓、筋肉などの代謝に関与する臓器に慢性的な炎症やストレスが生じ、インスリンの細胞内へのシグナル伝達が阻害されることにより、抵抗性を発症すると考えられているが、脳におけるインスリン抵抗性については十分に分かっていなかった。
 〇IRS-2
 インスリン受容体基質2(insulin receptor substrate-2: IRS-2)は、活性化した細胞膜表面のインスリン受容体によりリン酸化を受け、細胞内にインスリンのシグナルを伝達する分子である。IRS-2を遺伝的に欠損したマウスは、インスリン抵抗性と膵臓のβ細胞の障害から、糖尿病を発症することが報告されている。

 今日も昨日と同じに晴れたいい天気。風も弱いので、散歩日和。畑仕事日でもある。
 お庭の隅で色々な草花に囲まれて、”タンチョウソウ(丹頂草)”が咲いていた。長い花柄の頂部に集散花序、白い小さな五弁花を密集して咲いている。
 五弁花であるが白い萼と白い花弁が重なり10枚の花弁がある様に見える。花の中心が赤く見え(雄しべの花粉)、頭に赤い所がある丹頂鶴を連想させる。名(タンチョウソウ)の由来は、この赤い頭部ではなく、背高く白い花が密集する様を「丹頂鶴」に見立てた。
 葉の形は掌(てのひら)状の八手(ヤツデ)に似ており、岩場で自生している。これから”岩八手(いわやつで)”とも呼ばれる。この葉は秋の終わりには枯れてしまう(休眠する)。
 タンチョウソウ(丹頂草)
 別名:岩八手(いわやつで)
 ユキノシタ科イワヤツデ属
       (ムクデニア属)
 多年草、花茎は10cm~30cm
 半日陰で、湿気のある環境を好む
 原産地は中国東北部~朝鮮半島
 開花時期は3月~5月
 花色は白色


NASA:月面はどこを掘っても微量の水がある

2019-04-18 | 天文
 月面はどこを掘っても微量の水があることを、科学者たちが発見した。月の大気と塵などの環境状態を調べる探査機「LADEE」が、2013年から2014年にかけて、月面に流星群が降り注いだときに地中から蒸発した水を観測し、そのデータから判明した、とのこと。
 映像による、月面に約7.6cm積もっている乾燥した塵の下には水が内包されており、小さな流星が激突した衝撃で上の層がえぐれ、その衝撃波により下から水が蒸発するとある。「LADEE」はその水蒸気を検知し、隕石の衝突時と一致していることを突き止めた。

 朝から晴れ、風も穏やか。最高気温が20℃ほどで、春というより初夏の感じ。
 散歩道沿いのお庭で、”スグリ”に花が咲いている。この”スグリ”は、”フサスグリ(房酸塊)”。
 ”スグリ”はスグリ属の総称名として、また果樹として利用されるスグリ類の一般名として使われる。150種ほどが温帯から亜寒帯に分布する。日本には9種が自生し、数種が栽培されている。
 果実の色が赤白あり、赤色の系統をアカスグリ(赤すぐり、レッドカーラント)、白色の系統をシロスグリ(白すぐり)と呼ぶ。黒色の”スグリ”・・クロスグリ(カシス)・・は別種である。
 フサスグリ(房酸塊、房須具利)
 別名:アカスグリ
 スグリ科(ユキノシタ科)スグリ属
 落葉低木(高さ1.0m~1.5m)
 原産地はヨーロッパ、明治の始めに渡来
 開花時期は4月~5月
 果実は液果で小さい種子を多数含む
 収穫期は6月~7月(期間は1~2週間程)
 赤い実はルビーの様に透明感があり、とても綺麗だ。


第39回猿橋賞は金属材料研究所梅津理恵准教授が受賞

2019-04-17 | 学問
 「女性科学者に明るい未来をの会」は、自然科学分野で優れた業績をあげている女性研究者をたたえる「猿橋賞」の2019年の受賞者に東北大の梅津理恵准教授(49歳)を選んだと発表した(4月15日)。
 梅津理恵氏の研究業績
 ハーフメタルをはじめとするホイスラー型機能性磁気材料の物性研究
 梅津理恵氏は、Mn(マンガン)・Fe(鉄)・Co(コバルト)・Ni(ニッケル)などの遷移金属元素が主たる構成元素となる機能性金属磁性材料の起源解明に向けた基礎研究を行っている。なかでも、X2YZ(X,Y=遷移金属元素、Z=半金属・半導体元素)という分子式で表される、ホイスラー合金と呼ばれる一連の物質群は、形状記憶特性や、超弾性、巨大磁気熱量効果、巨大磁気抵抗効果など様々な機能を有することで知られており、実用材料として盛んに研究がなされている。
 ホイスラー合金のうち、ハーフメタルと呼ばれる特異な電子状態をもつ物質は、電子のスピンの向きによって異なる電子状態を有し、片側のスピンの向きの電子は金属的な状態であるのに対して、反対の向きのスピンをもつ電子は半導体的であることから、伝導に寄与する電子のスピンの向きが完全に揃うことになる。したがって、電子の電荷とスピンを別々に制御して機能性材料として利用するスピンエレクトロニクス分野で非常に有用な材料であると期待されている。梅津氏等は、ホイスラー合金のうち、ハーフメタル物質であるMn2VAl合金について、SPring-8の放射光を用いて、X線吸収分光(XAS)とその磁気円二色性(MCD)や、共鳴非弾性X線散乱(RIXS-MCD)測定を行うことで、その電子状態の観測を行った。特に、ハーフメタル物質における完全な高分解能RIXS-MCD測定は、世界で初めての報告となる。これらの研究成果は、ハーフメタル型物質の電子状態観測に放射光がきわめて有用であることを示している。
 特異な電子状態を有する物質提案の立場では、第一原理計算を用いた理論研究が大きく先行している中、これまで実際に実験から得られる特性は、計算の結果とかけ離れている場合があった。梅津氏等はホイスラー合金の相安定性に関する実験的研究も行っており、二相分離や析出物の出現、原子配列の乱れなどが理想とする特性を引き出せない要因であることを明らかにし、高い磁気特性と相安定性を兼ね備えた磁性材料探索のための重要な指針を与えてきた。
 パソコンなどに使われる記憶素子の性能をさらに高める材料に応用できるとして期待が高まっている
 因みに、東北大学における猿橋賞受賞者は、小谷元子教授(材料科学高等研究所長、2005年第25回受賞)に次いで、梅津准教授が2人目となる。
 ◆猿橋賞
 地球化学者の猿橋勝子によって創設。「女性科学者に明るい未来をの会」(1980年創立)から毎年5月頃に、自然科学分野で顕著な研究業績をおさめた50歳未満の女性科学者に「女性自然科学者研究支援基金」を原資として贈られる。
 賞金額は30万円。受賞者は学会などの他薦、自薦の応募者の中から選定される。

 朝から晴れていい天気。気温の最高気温20℃程とか。風も弱いので、お日様がとっても暖かい・暑いくらい。
 散歩道沿いで、垣根沿いに植えられている”ウグイスカグラ”に花が咲いている。花の数は多くないので、見過ごしてしまう。花冠は細い漏斗形で、先端は5裂して開く。花色は、名の”ウグイスカグラ”からだと「うぐいす色:くすんだ黄緑色」だが、ピンク色である。花後の果実はグミの様な楕円形の液果、初夏に透明感のある赤に熟す。
 名(ウグイスカグラ:鶯神楽)の由来には諸説あるが、鶯が鳴き始める頃に花が咲く、からと言う。
 ウグイスカグラ(鶯神楽)
 別名:ウグイスノキ
 スイカズラ科スイカズラ属
 落葉性低木
 原産地は日本(北海道~本州、四国)
 開花時期は3月~5月
 花色は薄ピンク色、花冠は細い漏斗型で先は5裂して開く
 初夏(6月頃)に1cm程の果実が透明感のある赤に熟し、食べれる


国内最古級、白亜紀前期の獣脚類恐竜化石を徳島勝浦町で発見

2019-04-15 | 学問
 徳島県立博物館は、「徳島県勝浦町の白亜紀前期(約1億3千万年前)の地層から恐竜「獣脚類」の左すねの骨と歯の化石が見つかった」と発表(3月11日)。獣脚類はほとんどが肉食恐竜であり、獣脚類としては国内最古級で、中四国で見つかるのは初めて。
 地層から見つかった獣脚類の化石は、すねの骨は長さ約19.5cm、幅約3cm。先が5cmほど欠けているとみられる。
 同町ではこれまで草食恐竜の鳥脚類や竜脚類の化石が見つかっている。県立博物館が中心となって昨年11月~12月に発掘調査を実施し、獣脚類の骨のほか、竜脚類の歯1点やカメの甲羅21点など合計47点の脊椎動物の化石が見つかった。
 すねの骨は福井県立恐竜博物館でCTスキャンなどを使って鑑定し、獣脚類と特定。同館の東洋一特別館長は「すねの骨の長さから推測すると、体長2m位の小型の恐竜ではないか」と話している。獣脚類の歯は昨年春に見つかっていたが、鑑定の結果、今年2月に特定できた。
 東特別館長は「今後の発掘で化石や足跡が見つかれば、恐竜の移動の道筋が見えてくる」と期待を寄せた。
 今回見つかった化石はゴールデンウイークに徳島県立博物館で展示される予定。
 ◆獣脚類(じゅうきゃくるい、学名:Theropoda)
 獣脚類は、竜盤類の恐竜の一分類群(タクソン)。
 獣脚類の恐竜は二足歩行をし、ティラノサウルスのような陸生動物史上最大級の体躯を誇る大型肉食恐竜やヴェロキラプトルのような軽快な身体つきをした小型肉食恐竜を含む多様なグループである。食性においては肉食のものが多いが、魚食を主にしたものや雑食、植物食になったものなど多様な生態をもった。
 鳥類の祖先も獣脚類の恐竜の原鳥類から進化した。そのため獣脚類は鳥類をも含む分類群でもある。

 天気は朝から晴れ。風がとても強い・・体感温度が数度程下がる・・感じだ。
 道路の中心に植樹帯がある。交差点付近には、”シバザクラ”が植えられている。色とりどりの花が咲き出している。満開になったら、綺麗な絨毯の様になる。
 名(シバザクラ:芝桜)の由来は、芝の様な広がりの花、桜の様な花・・から。
 シバザクラ(芝桜)
 別名:花詰草(はなつめくさ)
 学名:Phlox subulata
 ハナシノブ科フロックス属
 多年草
 原産は北アメリカ東部
 開花時期は4月~5月
 絨毯状に地面を覆い花が咲く
 花は桜に似ている
 花径2cm位、花色は紅・白・紫など
 白花は、茎が暗赤なので、リトルドット(・・と思う)


ガスからクラックのない1立方センチ級単結晶ダイヤモンドを作製

2019-04-14 | 科学・技術
 産業技術総合研究所は、世界で初めて、ガスからクラックのない1立方センチ級の体積を持った単結晶ダイヤモンドの作製に成功した(3月20日発表)。
 合成面積のスケールアップが容易なガスを原料とする手法により、世界最大級の高品質結晶を作製できたのは、大型ウエハー実現につながる大きな一歩となる。今後、ダイヤモンドを用いた次世代パワー半導体の開発が加速し、さまざまな電気機器に組み込まれ、より高効率な電力利用が可能になり、飛躍的な省エネルギー社会実現につながることが期待できる。
 概要
 パワー半導体は、電力インフラ、自動車、鉄道車両、産業機器や家電などさまざまな設備・機器に適用され、それらの高性能化や省エネルギー化を支える重要なデバイスである。汎用の高耐圧スイッチングデバイス(電流のオンオフを切り替えるデバイス)であるIGBTなどで国内メーカーが大きなシェアを持つなど、日本に強みがある。2014年度からシリコン(Si)に代わる炭化ケイ素(SiC)や窒化ガリウム(GaN)、酸化ガリウム(Ga2O3)、ダイヤモンドなどの新材料を用いたパワー半導体を製品へ適用するための技術開発を推進し、電気機器の大幅な高効率化と小型化を目指した。中でもダイヤモンドは、耐電圧や熱伝導率などの物性値が半導体物質中最高水準であり、広範な応用が期待されている材料であり、その実用化の前提となる大型ウエハーの実現と供給体制を確立することが望まれている。しかし、現在市販されている単結晶ダイヤモンド基板の作製方法である高温高圧法では、インチサイズの大型ウエハーを作製するには非常に大きなプレス機が必要となりコストや技術の面から、事実上困難とされ、大面積に対応可能な結晶成長技術の確立が急務である。
 産業技術総合研究所は、マイクロ波プラズマCVD法を用いて、世界で初めて、ガスからクラックのない1立方センチ級の体積を持った単結晶ダイヤモンドの作製に成功した。合成面積のスケールアップが容易なガスを原料とする手法により世界最大級の結晶を作製できたことから、インチサイズの大型ウエハー実現につながる。今後、ダイヤモンドを用いた次世代パワー半導体の開発が実現、加速し、さまざまな電気機器に組み込まれることにより、より高効率な電力利用が可能になり、飛躍的な省エネルギー社会につながることが期待できる。
 また本成果は、パワー半導体などのエレクトロニクス分野だけではなく、スピントロニクス分野への応用も考えられ、ダイヤモンドは室温・常圧で空間分解能の高い量子情報を扱えることなどから、センサーや量子コンピューティングなどのさらなる高性能化につながる可能性がある。
 今回の成果
 ガスを原料とするマイクロ波プラズマCVD法を用いて、世界で初めて、クラックのない1立方センチ級の体積を持った単結晶ダイヤモンドの作製に成功した。マイクロ波プラズマCVD法によるダイヤモンド合成において、マイクロ波のパルス化や結晶保持構造の最適化による試料周辺の熱平衡性の向上、試料位置の精密制御による長時間成長中のプラズマ/試料表面間距離の維持、および原料ガスへの微量酸素添加による結晶ホルダー・試料周辺における異常成長の抑制などにより、従来の作製方法では、サブミリオーダーの厚さでクラックが入ってしまう課題を克服し、一度の合成で2~ 5 mmの厚さまでクラックを発生させず連続的に結晶を成長させることができた。
 従来の作製方法では、クラックが入る前のサブミリオーダーの厚さで一度成長をやめ、再度結晶成長を行うという処理を何度も繰り返して厚膜化する必要がある。その結果、不純物濃度の不連続性や転位の発生源となる多くの成長界面が混在することとなり、これがひずみや結晶性の劣化の蓄積につながり、結果としてクラックを引き起こしていた。今回開発した技術では、このような結晶成長の繰り返し作業を大幅に減らすことができ、厚膜化によるひずみや結晶性の劣化を十分に抑えた高品質のダイヤモンド結晶をミリ単位で作製することができる。
 今後の予定
 産総研は、ダイヤモンドパワー半導体実現の基礎となる高品質のインチ級大型単結晶半導体ウエハー作製を目指す。また、ダイヤモンド半導体の電気伝導率制御技術、新規デバイス原理実証など、本技術で得られた大型ダイヤモンドウエハーを用いたパワーデバイス研究開発も継続し、ダイヤモンド半導体の社会実装を目指す。
 ◆用語説明
 〇IGBT
 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor)を言う。
 IGBTは電車やHEV/EV、産業機器などの高出力容量のインバータや昇圧器、UPSなどのさまざまな用途に利用されている。
 〇戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)/次世代パワーエレクトロニクス
 事業期間:2014年度~2018年度
 〇高温高圧法
 ダイヤモンド結晶作製方法の一つで、高圧プレス機内部を物質としてのダイヤモンドが安定的に存在するような高温高圧に設定して、原料の炭素をダイヤモンドへ変質させるもの。
 〇マイクロ波プラズマCVD法
 ダイヤモンド結晶作製方法の一つで、原料ガスをプラズマにより分解し、生成される活性な原子・分子を基板表面上で反応させて結晶を成長させる方法である。プラズマを生成する励起源としてマイクロ波を用いる。さらに、本技術ではマイクロ波を微小間隔で連続的に発生させること(パルス化)により、原料ガス温度の上昇を抑制している。
 〇スピントロニクス
 現在主流のエレクトロニクスでは電子の「電荷」の性質を利用するのに対して、電子の持っている「電荷」と「スピン」の両方の性質を活用する次世代のエレクトロニクス技術である。ダイヤモンド単結晶中の点欠陥の電子の「スピン」が持つ量子情報は室温で取り扱うことができるため、近年、センサーや量子コンピューティングなどへの広範な応用に期待が高まっている。
 〇転位
 結晶中に存在する欠陥の一種。格子位置から線状に原子がずれており、さまざまな物性値を乱す原因の一つである。特に、パワーエレクトロニクス応用では、転位を介して意図しない電流の漏れなどを引き起こすことがあり、抑制することが望ましい。
 〇ラマンスペクトル
 レーザーなどの光を物質に入射した際に得られる、入射したレーザーとは異なる波長を持った散乱光の波長分布(スペクトル)である。ラマンスペクトルは物質に特有の値を持ち、その分布の広がりの指標である半値幅が小さいものほど高品質な結晶であることを示す。
 〇電気伝導率制御
 純度の高い半導体は電気を運ぶ電荷が極めて少ないため絶縁体となる。そこに不純物を種類、濃度を制御して結晶性を保ちながら添加することによって、正電荷を運ぶp型半導体と、負電荷を運ぶn型半導体を作ることができる。それらの抵抗率を制御して設計する技術を電気伝導率制御と言う。
 〇新規デバイス原理実証
 他の半導体にはないダイヤモンドならではの性質を利用した新原理デバイスの実証のこと。例えば通電により室温で真空に自由電子が漏れ出る電子源素子、1cm2当たり10,000A流れる大電流素子、電子と正孔とがペアとなる自由励起子が再結合して深紫外線(殺菌用途など)が発光する発光素子、1個の光子を室温で放出する発光素子などが挙げられる。

 今日は、晴れ~曇り、午後から風が強くなってきた。寒さを感じない程度の寒さ。
 散歩道沿いの”ハクモクレン”が咲き、満開・・かな。木の下には、花弁が少しチラチラと落ちている。曇り空なので、花色の白が映えない。
 ”ハクモクレン(白木蓮)”は”モクレン(木蓮)”の白花ではなく、近縁種であるが別物である。花の色だけでなく、花の大きさや開き方、咲く時期が微妙に異なる。”モクレン”の花びらは、外側が赤紫色で内側は白色か極薄紅色で、その花色から”シモクレン(紫木蓮)”とも呼ばれる。”ハクモクレン”は外も内も白色。
 ”ハクモクレン”の蕾は大きなネコヤナギの様に銀色の毛で覆われている。これを割るようにして花が開いていく。花は同形同色の3枚の萼と6枚の花弁からなる。花弁は日の光を浴びる南側が膨らむので花先は北側を向く(少し反り返ってる)。この様子から”磁石の木”と呼ばれることもある。
 ハクモクレン(白木蓮)
 別名:白蓮(はくれん)、マグノリア
 モクレン科モクレン属
 原産地は中国、日本には江戸時代初めに渡来
 落葉高木、樹高は10m程になる
 開花時期は3月~4月
 花色は白(清楚な花色)
 花弁は幅広く、厚みがある
 花は上向き、閉じたような形で全開しない


2019年春の卸町ふれあい市

2019-04-13 | まち歩き
 今日は朝から晴れ。午前は風も殆どなく、穏やか。午後から少し風が出てきた。
 2019年、平成最後の春の卸町ふれあい市に行って来た。今年もいつもと同様に沢山の人出。
 特に、お野菜が割安なので、これがふれあい市始めのお買い物。
 開催日時
 平成31年 4月13日(土) 9:00~16:30
      4月14日(日) 9:00~15:00
 場所:卸町サンフェスタ、各問屋社屋(若林区卸町2-15-2ほか)