理化学研究所と富士通株式会社は、スーパーコンピュータ京が、「HPCG(High Performance Conjugate Gradient):共役勾配法の処理速度を競う世界ランキング」において、3期連続で1位を獲得と発表(11月15日)。
HPCGは、連立一次方程式の処理速度を競うLINPACKや、グラフ解析を競うGraph500とは異なる指標で性能を評価するベンチマークで、2014年から実施されている。因みに、Graph500でも1位である。
今回の京は全計算ノード82,944台で602.7TFLOPSを達成。LINPACKのランキングで「京」より上位のスーパーコンピュータを超える性能を出していることから、CPU/メモリ/ネットワークなどを含めたシステム全体のバランスを重視して設計された京のほうが、産業利用で効率的かつ高性能を発揮できるとしている。
HPCG 2017年11月のランキング
順位 システム名称 設置場所・国名 コア数 HPLRmax(Pflop/s) TOP500Rank HPCG(Pflop/s) Fraction of Peak
1 京 理研・計算科学研究機構・日本 705,024 10.510 10 0.603 5.3%
2 天河2号 広州国立スーパーコンピューティング・中国 3,120,000 33.863 2 0.580 1.1%
3 Trinity ロスアラモス研・米国 979,072 14.137 7 0.546 1.8%
4 Piz Daint スイス・スーパーコンピューティングセンター・スイス 361,760 19.590 3 0.486 1.9%
5 神威太湖之光 無錫スーパーコンピューティングセンター・中国 10,649,600 93.015 1 0.481 0.4%
6 Oakforest-PACS 最先端共同HPC基盤施設・日本 557,056 13.555 9 0.385 1.5%
7 Cori ローレンス・バークレー研・米国 632,400 13.832 8 0.355 1.3%
8 Sequoia ローレンス・リバモア研・米国 1,572,864 17.173 6 0.330 1.6%
9 Titan オークリッジ研・米国 560,640 17.590 5 0.322 1.2%
10 TSUBAME3.0 東京工業大学・日本 136,080 8.125 13 0.189
今日は朝から曇空。今日の気温は最高気温15℃、明日からは低く、寒い冬がやって来る。
塀に寄り掛かる”ナンテン”の赤い実・白い実。”ナンテン(南天)”は「難転・・難を転ずる」「成天」から厄除けの縁起木(吉祥木)として植栽される。栽培の歴史は古く、江戸~明治時代に100種以上の園芸品種が作られたと言われ、現在でも40種ほどが栽培されている。果実の色は多くは赤色であるが、実色が黄白色のシロミナンテン、淡紫色のフジナンテン、橙色のウルミナンテンなどの園芸品種がある。
ナンテン(南天)
別名:南天燭(なんてんしょく)、南天竹(なんてんちく)
メギ科ナンテン属
半常緑性の低木
原産地は中国、日本で自生しているが古くに渡来した種が野生化
ナンテンは紅葉も実も美しいので庭園に良く使われる
開花時期は6月~7月
花色は白色、花径は数mm
果実は径6mm~7mm位、秋頃から