歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

アルコール依存症の疑いがある人は全国で推計113万人

2020-03-25 | 参考資料
 厚生労働省の調査によると、国内のアルコール依存症患者数は2003年の80万人から13年に100万人に増加したとされる。2013年の調査によると、アルコール依存症の疑いがある人は全国で推計113万人おり、女性はこのうち1割強となっている。
 アルコール依存症は中年問題だったが、現在は高齢者問題となった。アルコール依存症の専門治療施設として日本最大の久里浜医療センターの新規患者に占める65歳以上の割合は、2012年に過去最高の24.3%に。10年間で9ポイント上がり、65歳以上人口の伸びを大きく上回っている。
 アルコール依存症は飲酒量や飲酒の仕方によって決定づけられるものではない。
 飲酒の仕方は常習飲酒・周期飲酒・機会飲酒に分けられ、一般には常習飲酒者のみが本症患者であるかのような誤った概念がある。確かに常習飲酒者が圧倒的に多いことは事実であるが、周期飲酒者の中にも本症患者の1/3~1/4の人々が含まれている。 渇酒症と呼ばれる患者の多くはこのタイプである。
 病的酩酊と呼ばれるものは極めて稀にしか飲酒しない機会飲酒であるが、ひとたび飲酒すると突然に意識障害が現わ、急激な興奮・攻撃的態度となり、周囲の状況の認識を欠く状態となり完全健忘を認めることが多い。
 このような人々も断酒をしなければ社会生活をスムースにおくることはできないし、医療の対象となる。
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 WHOが掲げるAUDIT(オーディット:飲酒習慣スクリーニングテスト)
 診断はできないが、飲酒問題の程度が分かる(垣渕さん:久里浜医療センター)。AUDITは厚生労働省や大手酒造メーカーのサイトなどでも公開されており、簡単に試すことができる。
 質問は全部で10個。過去1年までを対象に、普段の飲酒状況に答えるだけで数分で結果が出る。
 あくまでも目安であるが、9点以下はローリスク、10~19点はハイリスク(=予備群)、20点以上はアルコール依存症を疑う、という判断となる。

 ◆アルコール依存症
 一般にアルコール依存症と呼ばれているものは急性中毒症を含まない。
 英語のアルコホリズム「Alcoholism」の訳語としては「アルコール依存症」が一般化しつつあるといえる。
 WHOにおいては、本症を薬物依存のひとつとしてとらえ、特に「依存」という概念を重視している。
 1968年WHO薬物依存専門委員会では「薬物依存とは,生体と薬物との相互反応から生ずる精神状態および身体状態であって、行動上その他の反応がつねに強迫的であるという特徴をもっている。この強迫とは薬物の精神効果を経験したいことや、ときには薬物がないと生ずる不快を避けたいために持続的か周期的に薬物を使用することである」としている。すなわち、強迫的飲酒とは個人の自由意志によって選ばれ楽しまれる飲酒ではなく、いやおうなしに周期的または持続的に飲まなければならない渇望状態に陥ったことを意味している。
 そして、飲酒をやめると、精神的、身体的に何らかの不快な異常(障害)を生じるような状態をアルコール依存症の概念としてとらえることができる。

 天気は晴れ。風が少しあり、最高気温13℃・最低気温1℃とあり、少し寒い。
 小さなお庭の”ヒヤシンス”に花が咲いている。短い花茎に沢山の小花を付け、甘い香りが漂う。”ヒヤシンス”が咲くころには、チューリップ、スイセン、キバナサフラン(クロッカス)が咲きだす。
 ”ヒヤシンス”の花色は、本来(野生種)青紫色。同じ頃に咲く”ムスカリ”も青紫色で、この色などから、別名ブドウヒアシンスとも言われる
 原産地は地中海東部沿岸で、オスマン帝国(現トルコ)で栽培され園芸化されたと言う。その後16世紀に欧州・英国に渡り、江戸末期(1863年頃)にチューリップとともに日本に来た。園芸品種は花色も豊富で、赤・ピンク・白・黄・青・紫色など。
 ヒヤシンス(風信子、飛信子)
 別名:錦百合(にしきゆり)
 学名:Hyacinthus orientalis
 ユリ科(ヒアシンス科)ヒヤシンス属
 原産地はギリシャ地方
  江戸末期(1863年頃)にチューリップとともに渡来した
 耐寒性秋植え球根(春に花咲く秋植え球根)
   球根の表皮が花色と同じ様な色となっている(球根で花色が判る)
 開花時期は3月~5月


採血せず、指に光を当て血糖値を測定

2017-08-24 | 参考資料
 量子科学技術研究開発機構(QST)の山川考一らの研究グループが、採血せずに指に光を当てるだけで簡単に血糖値を測定できる技術を開発した(8月18日発表)。
 開発したのは、比較的小型で明るい中赤外レーザー装置。山川氏が社長を務めるベンチャー企業「ライトタッチテクノロジー」でより小さい血糖値測定装置を試作し、医療機器メーカーとの協力や臨床試験を経て厚生労働省の承認を目指すと言う。5年後の一般向け販売を目指す。
 研究グループは、「高輝度中赤外レーザー」と呼ばれる波長6~9マイクロメートルのレーザーを利用し、糖だけを正確に捉えることができる「非侵襲血糖値センサー」技術とこの技術を応用した試作品をそれぞれ開発した。試作品は精度も臨床機器に求められる基準を満たしたと言う。大きさは手のひらサイズで、患者は指をセンサーの中でレーザーを発するくぼみ型部分に置くだけで血糖値を測ることができる。電源部分を除く試作品は縦15cm、横10cm、高さ5cm。光を発するくぼみに指を置くと5秒で計測できる。将来はスマートフォンのサイズまで小さくする。販売価格は高額になりそうで、月1万2000円程度で貸し出すレンタル方式も想定している。
 糖尿病患者は自分の血糖値を調べるためには針を刺して採血しなければならかなったが、この技術が実用化できれば手軽に調べられる測定器が実現する。
 ◆糖尿病
 糖尿病とは、膵臓から分泌されるインスリン(ホルモン)の量や作用が低下し、血液中のブドウ糖の濃度が高くなる病気である。食事からの糖質は、消化されてブドウ糖になり、腸で吸収され、肝臓から血液中に送り出される。このブドウ糖を、筋肉や脂肪の細胞が取り込み、エネルギーとして利用する時に必要なのがインスリン。インスリンの働きが悪いと、細胞が糖を取り込めなくなり、血液中のブドウ糖が多くなる。これを高血糖といい、この状態が長く続いているのが糖尿病。
 2015年の国際糖尿病連合(IDF)の報告によると、日本国内で720万人、世界では4億1,500万人が糖尿病患者であると言われており、これは世界の成人人口の8.8%を占める。今後患者数は更に増加すると予測され、2035年には世界で5億9,190万人、10人に1人は糖尿病という時代がまもなく訪れる。

 午前は曇、午後から曇り~雨。少し強い雨だ。
 ”ムクゲ”に花が咲いている。一重・八重の花だ。
 ムクゲ(木槿)は韓国の国花と言う(韓国語では”無窮花:ムグンファ”とか、国花の定めはない)。韓国の最高勲章は大統領に贈られる「無窮花大勲章」。朝鮮半島を古に”槿域:きんいき”と呼んだことがあったとか。”ムクゲ”の花言葉に「いつも新しい美」があり、花が毎日咲変わる”一日花”からの由来なのだろう。
 ムクゲ(木槿・無窮花)
 別名:ハチス、キハチス
 英名:Rose of Sharon
 アオイ科フヨウ属(ハイビスカス属)
 落葉低木
 原産地はインド・中国、日本には奈良・平安時代に渡来
 開花時期は6月~10月
 一日花と言われるが数日は咲いてる
 花径は10~15cm、花色は白・紅・紫など
 沢山の種類がある、咲き方(一重咲き・半八重咲き・八重咲き)、花弁の形や枚数、花の色(白・青紫・濃紅・濃紫など)。園芸品種に、日の丸(白地に底赤で、一重の大輪)がある。


アルツハイマー病の前兆を血液で検査

2014-11-19 | 参考資料
 国立長寿医療研究センターと島津製作所の田中耕一シニアフェローらのチームが、「認知症の症状が出る前に血液でアルツハイマー病の前兆を捉える検査法を開発した」と、日本学士院発行の専門誌に発表した(11月11日付)。
 アルツハイマー病は脳内にアミロイドβタンパク質(Aβ)が沈着し、やがて神経細胞が死滅することで発症するとのアミロイド仮説(アミロイド・カスケード仮説)が有力となっている。アミロイドベータの沈着・蓄積で発症するには長期間(15~20年)かかると言われ、早期発見と予防法の確立が課題である。
 検査法は、田中氏らが開発した質量分析装置を使い、従来は検出できなかったアミロイドベータに関連する微量のタンパク質を検出した。このタンパク質と、別のアミロイドベータ関連タンパク質との比率から、アミロイドベータが蓄積しているかどうかを高精度で判定することができる。これまでアミロイドベータの蓄積を調べるには高額な費用がかかるPET(ポジトロン断層法、陽電子検出を利用したコンピューター断層撮影技術)や、脊髄に針を刺して採取した髄液を分析するしかなかった。田中氏は「分析に必要な血液は0.5cc程度。将来的には健康診断の選択項目にしていきたい」と言う。

 空き地では枯れた雑草のなかにアメリカセンダングサが咲いている。”ひっつき虫”と言われる実が付いているのもある。”ひっつき虫”とは、果実の表面に鉤毛などを持ち、動物の毛や人の衣類などひっつく種子である。この様にひっついて種を散布する形式を「動物散布」と言う。これに良く似た花・実を付ける「コセンダングサ」があり、両者の違いは頭花の総苞片有無と実の鉤毛の数である。アメリカセンダングサは、頭花に総苞片があり、鉤毛のある実の幅が広く、2本の鉤がある。
 名(アメリカセンダングサ:亜米利加栴檀草)の由来は、葉の形が栴檀に似ており、原産地がアメリカだからとの事。
 アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)
 別名:背高田五加木(せいたかうこぎ)
 キク科センダングサ属
 一年草
 原産地は北アメリカ、帰化植物(大正時代に確認)
 花の時期は9月~10月
 花は黄色の頭花、花を囲んで6~12個の頭花の径より長い総苞片がつく
 頭花は筒状花だが、小さな舌状花が見えることがある
 果実(痩果)は扁平で、先端に逆棘がある2本の棘(冠毛)がある・・これでひっつく


日本の英語能力は非英語圏60ヶ国で26位

2013-12-24 | 参考資料

 スウェーデンの世界の50ヵ国以上で教育事業を展開する「EF・エデュケーション・ファースト: EF Education First」は、2013年版の「EF EPI:EF English Proficiency Index(英語能力指数)」を発表した(11月5日)。非英語圏60ヶ国・地域の成人75万人を対象としたテストをもとに英語能力を指数化したものとの事。
 これによると、日本は26位(2012年は22位)で「標準的」。過去6年間のデータからは進歩が見られず、経済停滞のなか海外留学生も減少しており改善の兆しなし、と言う。因みに、イタリアは32位、フランスは35位。
 ◆2013年版 EF英語能力指数
  国・地域     指数
 1位 スウェーデン(68.69)…非常に高い
 2位 ノルウェー(66.60)
 3位 オランダ(66.19)
 4位 エストニア(65.55)
 5位 デンマーク(65.15)
 6位 オーストリア(62.66)
 7位 フィンランド(62.63)
 8位 ポーランド(62.25)…高い
 9位 ハンガリー(60.41)
 10位 スロベニア(60.19)
  ・
 24位 韓国(53.46)
 25位 インドネシア(53.44)
 26位 日本(53.21)
 27位 ウクライナ(53.09)
 28位 ベトナム(52.27)
 29位 ウルグアイ(51.49)…低い
 30位 スリランカ(51.47)
 31位 ロシア(51.08)
 32位 イタリア(50.97)
 33位 台湾(50.95)
 34位 中国(50.77)
 35位 フランス(50.53)
 ・

 

 今日は久しぶりに青空が広がる晴れ。でも雲が多く、風も強く不安定な天気だな。
 12月24日は”クリスマスイブの日”だが格別な事は行わない。でも連合いには、CDをプレゼントした・・感謝を込めて。
 暫く天気が良くなかったから畑作業も散歩もせず・・ブログも更新せず・・運動不足となっている。今日は晴れたし、所用もあったから外出・散歩。
 散歩道で、空き地に枯れたセイタカアワダチソウがあり、青い空と対比してる。暫く前には纏まって黄色い花を咲かせていたから、やはり季節は冬を実感。枯れたセイタカアワダチソウは白い綿毛に包まれて雪を被った様に見える。綿毛には小さな黒い種が付いおり、風に飛ばされて運ばれる・・来年はここらがセイタカアワダチソウの花畑となるのかな。

Seitakaawadatisou312241 セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
キク科アキノキリンソウ属
多年草、種子や地下茎で増える
北米原産
明治末期に渡来した帰化植物
開花時期は10月~11月
花は茎上部に多数集まって付く
花径は数mmと小さい


Seitakaawadatisou312242 Seitakaawadatisou312243


暦とB.C.・A.D.

2011-12-19 | 参考資料

 後一週間足らずでクリスマスとなる。街に出かけた。商店街ではさぞセールス・宣伝で賑わっていると思ったら意外と静か。今日が平日だからかな。それとも初売りに備えてかな。チョット肩すかしの感あり。

Kurisuroad1219
 今日のクリスロード

 クリスマスの飾りが見える
 でも人通りは多くない


 クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝うキリスト教の記念日だ。この日が12月25日である。しかし、古い時代の暦を引き継ぐ教会暦では日没を一日の境目としているので、12月24日の日没からも含んでクリスマスとなる、との事。・・成程、だからイブもクリスマスとなるのか。
 西暦はキリスト生誕の年の翌年を元年(紀元)とした紀年法である。生誕年については諸説あり、どうもB.C.数年(?)には誕生していたらしい。
 B.C.とかA.D.は西暦での時代表示である。
 B.C.(紀元前)Before Christ キリスト生誕以前
 A.D.(紀元後)Anno Domini  主の紀元
 暦(こよみ)についての概要は クリックして閲覧「koyomi.pdf」

 

 仙台駅東口の植栽にカンツバキが植えられており、紅色の花が咲いていた。
 説明書があり、「Camellia hiemalis Nakai カンツバキ ツバキとサザンカの交雑種とされます。冬に紅色八重の花が咲き、多くの園芸品種があります。(ツバキ科)」。
 見た感じでは矮性(横に広がる)種のサザンカだ。ツバキとサザンカの区別も難しい私にとって、両者の交雑種ともなると殆ど区別不可能だ。

Kantubaki12191Kantubaki12192


Kantubaki12193
 カンツバキ(寒椿)
ツバキ科ツバキ(カメリア)属
常緑広葉樹の低木、樹高は1.0m~1.5m
開花期は12月~翌2月
花は鮮やかな紅色で八重咲き
赤・白・桃色、一重・八重咲きがある
花径は5cm~7cm


 椿(つばき)と山茶花(さざんか)の交雑種とされるので、花弁と雄蕊が合着する椿の特徴、花弁が一枚ずつ散る山茶花の特徴、を合わせ持つ。寒椿群はサザンカの一種とされるとの事。椿でも山茶花とは・・名前がチョットややこしい。


温泉水

2011-12-12 | 参考資料

 今日は雲り、風がないので寒いけど過ごし易い。
 街を歩いていたら温泉の宅配に出会った。”S”ホテル前で10トンのタンクローリーが停まっていた。お話を聞いたら、日光方面の温泉から宅配しているとの事。近場の宮城県内ではないんだ。

Onsenya1212  ”S”ホテルは全国に102店舗を展開しているホテルチェーンだ。その謳いは「ご宿泊のお客様に健康になってお帰りいただきたいという願いから、チェーン各店へ温泉の導入を進めております。」とあった。導入とは外部から新しく入れる事・・文字通りだ。温泉好きの方が多いからGOODアイデアかな。
 泉質は「アルカリ性低張性高温泉」との事。高温泉とは42℃以上の温泉だから運搬が大変だ。


 日本の温泉についての概要はクリックで閲覧「onsensui.pdf」

 

 我が家の鉢植えのシャリンバイの実が大きく段々と熟してきた。そろそろ小鳥たちが食べに来る。実生のシャリンバイも葉が8枚となって成長している(H23.8.10ブログでは5枚だ)。

Syarinbai11211  シャリンバイ(車輪梅)
バラ科シャリンバイ属
常緑低木、樹高は1m~5m
葉は枝先に集まる
葉は厚く楕円形で深緑色、艶がある
開花は5月~6月、枝先に沢山の白い花を付ける
花後に径1cm位の球形の実を付ける


Syarinbai21211  車輪梅の名の由来は、枝が車輪軸から放射状に出る様子と、白い5弁の花が梅に似ているからとの事。
 別名は花木斛(はなもっこく)、モッコク(木斛)とはツバキ科の常緑高木。
 車輪梅は大島紬(奄美大島の特産品)の染色に利用される。樹皮はタンニンが多く、これを煮出した汁と鉄分の多い泥土につけて発色させる。


ミネラルウォーターの種類

2011-11-11 | 参考資料

 先日のニュースで大手酒造の”S”に仏の食品・飲料大手の”D”からミネラルウォターの事業売却を打診しているとの事であった。日本では近年ミネラルウォターの消費量が増加しているからであろう。

Mineralwp
 ミネラルウォターの生産と輸入量の変化
 (1986年~2006年)

 国土交通省関東地方整備局のHPより
 (http://www.ktr.mlit.go.jp/)


 ミネラルウォター(mineralwater)を日本語で言えば鉱泉である。鉱泉であればミネラル(鉱物や諸元素)を豊富に含有するとの感がある。しかし、ミネラルウォターと呼ぶ水のミネラルの含有成分・量は様々であり、水道水などの所謂ただの水とミネラルウォターとには明確な基準はない(農水省のガイドラインはある)。従って、ミネラルウォターの扱いは水のみを原料とした清涼飲料水(ジュースなどの類)とされる。
 ミネラルウォターの分類は、ミネラル含有量の規定ではなく殺菌・滅(除)菌の有無より4種類に大別できる。ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター、ミネラルウォーター、ボトルドウォーターである。
 種類の参考資料「ミネラルウォーター」 クリックで閲覧「mineralwater.pdf」
 種類に区分できるが美味しさについては飲んでみるしかない・・お酒と同じだな。

 

 トランペットの様な大振りの花を咲かせる朝鮮朝顔。朝鮮朝顔には多くの種類があり、総称して”ダツラ””ダチュラ”と呼ばれる。しかし、草(一年草・多年草)と木(低木・高木)に区分され、属が異なる(昔は区分してなかった)。
 八重朝鮮朝顔(H23.11.10ブログ)は草でチョウセンアサガオ属、エンジェルトランペットと呼ばれる木立性の朝鮮朝顔はキダチチョウセンアサガオ属(ブルグマンシア属)である。これも八重朝鮮朝顔と同様に有毒植物であり、取り扱いに注意が必要だ。
 両属の違い(両属ともナス科)
        チョウセンアサガオ属   キダチチョウセンアサガオ属
 草木     一年草・多年草      低木・高木
 花の向き 上向きの花          下向きの花

Angelstrumpet1111
エンゼルトランペット
キダチチョウセンアサガオ属
丈は1m~3m、花は下向きに咲く
花径は10cm位で長さは20cm位
花色は白・淡黄・淡紅・橙など
開花期は、6月~8月か9月~11月
(花期が違うのがある様だ)
夜に良い香りがする


世界人口の推移

2011-11-02 | 参考資料

 2011年10月31日に世界の人口が70億人(国連の概算)となると報じられていた。世界の人口が急増したのは第二次世界大戦後の1950年代からで、発展途上国の多産傾向の故である。1959年に30億人、2011年には70億人となり、今世紀末には100億人を超えると推計されている。

Syouraijinkou1151
 世界の将来人口推計図
  (1950年~2100年)
 図は社会実情データ図録
 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/ より


 人間の数(人口)は農耕牧畜時代となってから増加率が次第に高くなって来た。それ以前の狩猟採集時代(約1万年より以前)は年に0.005%であった。農耕牧畜時代(約1万年以後)では年に0.05%となり、20世紀には1%を超えた。年平均増加率が0.05%とは2倍となる期間は約1400年である。
 旧石器時代から現代までの世界の人口の推移
 参考資料「世界人口の推移」に纏めて見た。クリックで閲覧「jinkou-suii.pdf」

 

 秋が深まると、咲いている花・これから咲く花が少なくなる。花が終われば実が生る。秋は実が生る季節だ。
 塀から道路にチョット飛び出していた、赤い実を付けているウメモドキだ。赤い実は青空に輝く宝石の様だ。ウメモドキは雌雄異株なので、花より実を鑑賞する方は雌株をどうぞ。
 熟した実は小鳥に食べられる。ウメモドキの実は果肉に発芽を抑制する物質があり、小鳥に食べられ排泄されないと発芽できない・・これで遠くまで運んでもらって発芽する(果肉を取れば発芽する)。

Umemodoki11102
ウメモドキ(梅擬)
モチノキ科モチノキ属
落葉小高木
雌雄異株
花期は5月~7月
花色は淡紫色
名の由来は葉・枝ぶり・実の付き方が梅に似ているから


Umemodoki21102 雌株だけ実を付け、9月頃より赤く熟す
白色の実を付けるシロウメモドキ、黄色の実を付けるキミノウメモドキ、黒色の実を付けるクロウメモドキがある


年齢を表す言葉

2011-10-25 | 参考資料

 最近高齢化社会となって来た所為か、高齢者が受ける事故・起こす事故の発生件数が増加している様な気がする。発生率は変わらなくとも数が多くなると件数増加となる故か。
 今日は年齢の話、ではなく年齢を表す言葉。私達は弱冠とか不惑・還暦・古希などと年齢を表す言葉を使う。多くの場合、言葉の言われ(語源)は中国の古典からである。2000年も前の言葉が現代でも使える・使っていると言う事は、言葉が持つ意味に普遍性があると言って良いのだろうか。であれば耳順(60才)・従心(70才)の心境に至れる・・事を願う。
 参考資料「年齢を表す言葉」はクリックして閲覧「nenreihyougen.pdf」

 

 玄関の植木鉢には綺麗な花が咲く様に手入れがされている。その花の一つがストックだ。お花屋さんでは切り花で良く見かける。お花屋さんでの花は高性種で、この鉢花は寄せ植え用の矮性種である。

Sutokkur1025
ストック
アブラナ科アラセイトウ属
      (マッティオラ属)
一年草(春撒き、秋撒き)
丈は20cm~80cm
高性種、矮性種がある
別名は紫羅欄花(あらせいとう)、マッティオラ


Sutokkuw1025 花期は11月~6月頃
花色は色々、花は甘い香りがする
花形には一重と八重がある
花は伸びた花茎に房状に咲く


やきものの種類

2011-10-18 | 参考資料

 昨日よりとても寒く感じる。確実に秋が深まり冬が近づいてくる。10月も中過ぎだから。
 村田の蔵の陶器市で磁器の作品が出品されていた。私も購入した。陶器と磁器の違いは何だろう・・分類して見た。
 やきものの種類   
 やきものは原料(材料となるもの)・焼成方法(焼く温度など)・釉(ゆう、うわぐすり)の有無などによって分類される。日本では、土器(どき)・陶器(とうき)・炻器(せっき)・磁器(じき)の大きく4種類に分類している。
 種類を一覧表としてまとめた。クリックで閲覧”やきものの種類”⇒yakimono.pdf

 

 畑近くの農道を歩いていたら所々赤くなっている。紅い葉ではない、イヌタデ(犬蓼)が群生している。花瓶に飾るより現地で鑑賞するのが似あう花だ。
 花が何時も咲いている様に見えるが、赤いのは花ではなく花に見える萼(がく)であり、次々と新しく花ができるからだ。
 イヌタデとイヌが付くのは、似るが違う・役に立たないからだそうだが・・本人(?)には関係ない話だ。

Inutade1017
イヌタデ(犬蓼)
タデ科イヌタデ属
一年草、丈は20cm~50cm
茎先に付く花穂は長さ1cm~5cm
花期は6月~11月
別名にアカマンマと呼ぶ地方がある。アカマンマとは赤飯のこと、ままごとに使った。


Inutade1018  ”蓼食う虫も好き好き”という諺がある。
 ”蓼”とは”ヤナギタデ(柳蓼)”で、茎・葉に苦味がある。これを好んで食べる虫(蓼虫、たでむし)もいる、転じて・・人の好みは様々との例えだ。
 イヌタデは食用にできると言う。辛味がないので香辛料にはならないが、花の咲く前なら煮物・油炒め・揚げ物でも食べられるとの事。食べた人の感想を聞きたい。


土石流

2011-09-21 | 参考資料

 台風15号が昼過ぎに静岡県に上陸北上し、関東・東北を縦断する見込みだ。朝から雨で気温も低く肌寒い。雨は夕方から夜にかけて強くなる見込みで、1時間に50~80mm以上となる可能性があるとの事。
 長雨・豪雨となれば奈良県・和歌山県の土砂ダムの決壊による土石流の発生が心配だ。土石流は別名”山津波”と呼ばれるが如くに下流域に巨礫・土砂が混じる泥水が押し寄せるものだ・・全てを飲み込んでしまう。
 「土石流」の参考資料はこちらをクリックdosekiryu.pdf

 

 近所のお庭で咲いていたルリマツリ(瑠璃茉莉)。花色は水色である。瑠璃(るり)とはルリ色(深青~藍色)の宝石のラピスラズリであるので、瑠璃茉莉は花色からの由来であろう。

Rurimaturi0921
ルリマツリ(瑠璃茉莉)
イソマツ科ルリマツリ属 (プルンバコ属)
 別名はアオマツリ(青茉莉)、学名からプルンバコ・アウリクラータ。
 半ツル性で丈は1~1.5m程
 水色の5弁花で、白花もある。


石の利用と石材

2011-08-23 | 参考資料

 前線停滞の影響で今日も小雨混じりの雲り空だ。
 近くの新しい造成団地を歩いていたら擁壁(ようへき)が緑とマッチし趣のある景観となっていた。擁壁は花崗岩張りで、雨に濡れて石の輝きや模様が現れたのだ。晴れた日では気が付かない。

Matinami0823  私達に良く知られ利用されている石(石材)は花崗岩や大理石であろう。現在日本では原石が僅かしか採れないので、ほぼ輸入品だ。大理石はイタリア・スペインなど、花崗岩は中国・韓国などからだ。
 参考資料として「石の利用と石材」ここをクリックで閲覧「ishi-sekizai.pdf」


 畑に行ったら白いシュウメイギク(秋明菊)が一輪咲いていた。蕾も沢山付いていたのでこれからが楽しみだ。紅色はまだだ。

Shumeigiku0823 別名は貴船菊(キブネギク)や秋牡丹
キンポウゲ科アネモネ属(イチリンソウ属)
名に菊が付くが菊でなくアネモネの仲間だ
多年草でランナーで(旺盛に)殖える

花色は薄紅・白・紫など。花びらに見える部分は萼(がく)が変化したもの(花弁はない)。萼とは花びらの最外側の部分で小さな葉の様なもの。


液状化の条件

2011-08-16 | 参考資料

Asahi0816

 15日に故郷より帰宅した。帰りの列車で読んだ雑誌に地震時に発生した液状化についての記事があった。液状化について少し説明しよう。
 地震時に液状化する地盤は、”高い地下水位”、”新しい時代に堆積した緩い締り”の”細粒分の混入が少ない粒の揃った砂層”が”地震:繰返す強い振動”を受けるものである。新しい時代とは約1万年前から現代までである。液状化すると文字通り地盤が液体状の泥水となるもので、地盤の支持力が喪失し、水が高きから低きに流れる如くに流動する。当然建物は不同(不等)沈下し、ガス・水道・下水道管が寸断される。地震に備えて対策を。  液状化についての参考資料:クリックで閲覧「ekijyouka.pdf」

Hotlips0816  ホットリップスを見つけた。サルビア・ミクロフィラの園芸種で、小さな花が二つ一組の”紅い唇”の様な赤白混在の花色だ。季節や気温で花色の割合が変化する。葉・花も香りが良い。ホットリップスの他にチェリーセージ・ホットリップスやサルビア・ホットリップスなどと呼ばれる。
 サルビア・ミクロフィラ・ホットリップス
 (シソ科サルビア属)
 多年草で草丈は0.5m~1m程度


Hotred0816 Hotwhi0816


地球の水と降水量

2011-07-30 | 参考資料

 雨と雲りの一日だ。新潟・福島では記録的豪雨に見舞われている。酷い災害とならないことを祈るばかりだ。添付PDFは私の整理用に作った「地球の水と降水量」、クリックで閲覧⇒「kousuiryou.pdf」
 雨が止んでる間に畑へ出かけ、ツルムラサキを収穫。倒れかかったグラジオラスもゲット。午後から上記の資料を作成した。誤字・脱字・勘違いはご容赦。

R0010809 グラジオラス(別名:オランダ菖蒲、アヤメ科)
昨年の球根からで、赤と黄色が咲いている。