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   健康を歩いて増進

「くずし字認識:千年に及ぶ日本の文字文化への扉を開く」と題する全世界的なコンペを開催する

2019-07-22 | デジタル・インターネット
 日本は、古典籍、古文書、古記録などの過去の資料(史料)を千年以上も大切に受け継いでおり、数億点規模という世界でも稀なほど大量の資料が現存している。日本の歴史・文化の研究や、過去の災害などの自然現象の解明を進めるには、これらの資料をデジタル化・オープン化するとともに、その内容を読み解く必要がある。ところが、現代のほとんどの日本人は「くずし字」で書かれた過去の資料を読めなくなっており、大量のくずし字をどう読み解くかが重要な課題となっている。
 そこでこの社会課題の解決にAI(人工知能)を活用する方法を探るため、この7月から10月にかけて、世界最大規模の機械学習コンペプラットフォームである「Kaggle(カグル)」で、「くずし字認識:千年に及ぶ日本の文字文化への扉を開く」と題する全世界的なコンペを開催する。コンペを通して画期的なくずし字認識手法の開発が進むだけでなく、くずし字データセットを通して日本文化への関心が世界的に高まる効果も期待できる。
 本コンペは、情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)ならびに同機構 国立情報学研究所(NII)、人間文化研究機構国文学研究資料館(国文研)が主催する。
 現在、くずし字をきちんと読める人は全国で数千人程度と推定されており、これらの人々だけで膨大な資料を翻刻するには限界がある。この課題を解決するために、2つの方向で研究が進められてきた。第一が市民参加型翻刻システムの開発である。専門家と市民が共に参加する翻刻システムを使い、市民がくずし字を翻刻しながらスキルを向上させることで、くずし字を読める人々の数をもっと増やすことを目指す。第二がコンピュータ(機械)の活用である。機械が文字を読み取る光学的文字認識(OCR)の活用による翻刻の自動化には、これまでいくつもの研究グループが取り組んできた。しかし、くずし字は文字の種類が多く、連続した手書き文字の分割が難しく、レイアウトが多様で、本ごとにスタイルが異なるため、実用レベルのくずし字OCRの研究開発は難航している。
 一方、画像解析の分野における深層学習(機械学習)の活用を中心とした、近年のAIの飛躍的な発展を取り入れることで、新方式のくずし字OCRに向けた研究開発が進む可能性も高まっている。そこでくずし字OCRの性能向上に向けたアイデアをオープンに募集するため、CODH、NII、国文研は、この7月から10月にかけて、世界最大規模の機械学習コンペプラットフォームである「Kaggle(カグル)」で、「くずし字認識:千年に及ぶ日本の文字文化への扉を開く(Kuzushiji Character Recognition: Opening the Door to A Thousand Years of Japanese Literate Culture)」と題するコンペを開催する。なお、詳細な情報はコンペが開始される7月中旬に公開され、参加者はその3カ月後に設定される〆切日までにアルゴリズムを提出するというスケジュールが予定されている。
 ◆用語説明
 〇くずし字の翻刻
 くずし字の翻刻とは、くずし字を人間が読み、くずし字に対応する現代日本語の文字を入力する作業のこと。
 〇みんなで翻刻
 「みんなで翻刻」は、国立歴史民俗博物館の橋本雄太助教を中心に、京都大学古地震研究会や東京大学地震研究所などが協力して構築を進める、市民参加型翻刻システムのこと。CODHも各種の共同研究で協力体制にある。
 〇Kaggle
 Kaggleは、米国に本拠地を置くKaggle社(Google傘下)が運営する、世界最大規模の機械学習コンペティションプラットフォーム。Kaggleのコンペティションでは、(1)企業や研究者が解決したい課題を出題し関連データを提供、(2)世界中のAI研究者・技術者がその課題を解決するアルゴリズム(計算手法)を提出、(3) 提出されたアルゴリズムの性能をランキングして上位入賞者を決定、(4) 上位入賞者はコンペの成果を出題者に提供し賞金を獲得、という流れで研究開発をオープンに進める。
 〇Kaggleコンペに関する詳細情報については、下記のサイトで提供する。
 本コンペのページ(https://www.kaggle.com/c/kuzushiji-recognition)※コンペ開始日に公開予定
 CODHのウェブサイト(http://codh.rois.ac.jp/competition/kaggle/)

 今日の天気は小雨~曇り、午後から薄曇り。
 散歩道沿いに比較的広い空地がある。その空地で、”オオキンケイギク”が咲いている。花はキバナコスモスに似るが、赤みはなく鮮やかな黄色で、とても綺麗なキク科の花だ。花の盛りは終わった様で、沢山の種が付いている。数年前から花が咲いており、今年も咲いた。
 この”オオキンケイギク”は、外来種で野外に定着して問題となっている。現在は特定外来生物に指定され栽培が禁止されている(2006年)。それは、繁殖力が強く、特に荒地に強いことから、河原で繁茂し、在来の植物に対して大きな影響を与えるからとの事。なるほど、花後の種を見るととても大きく、種子生産量は1平方メートルあたり数千粒と言われる程だ。
 ”オオキンケイギク”は大きなキンケイギク(金鶏菊)の意味。名(キンケイギク)の由来には諸説があり、花色を金鶏(黄色の鳥)に見立てた説、花の形が鶏冠(とさか)で花色が金色に輝いている説などがある。
 オオキンケイギク(大金鶏菊)
 キク科ハルシャギク属
 多年草
 原産地は北アメリカ
 1880年代に鑑賞用に導入された帰化植物
 開花時期は5月~7月
 花径は6cm前後
 ◆特定外来種
 特定外来生物とは、外来生物法により、生態系などに被害を及ぼすものとして指定された生物。
 外来生物法では、特定外来生物に指定された生物を飼育・栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入・野外に放つことなどを原則禁止している。これらの項目に違反した場合、最高で個人の場合懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金、法人の場合1億円以下の罰金が科せられる。


85%がパスワードを使い回し

2017-10-17 | デジタル・インターネット
 トレンドマイクロ株式会社(情報セキュリティの関連製品やサービス)は、ログインが必要なウェブサービスでのパスワードの利用や管理の実態を調べる「パスワードの利用実態調査 2017」の結果を発表した(10月5日)。調査期間は2017年6月22日-23日。調査対象は515名。
 これよると、
 「あなたはパスワードを使い分けていますか」という問いに対し
  85.2%がパスワードを使いまわすと回答した
  2014年の調査時には、93.1%が使い回しをしていると回答しており、前回より7.9ポイント下がっている。
 使いまわすパスワードの数に関して、
  2014年には「2~3種類を使いまわす」が56.4%を占めていた
  今回の調査では41.4%と15ポイント減少している
  2014年の「4~5種類を使いまわす」が、12.0%
  今回の調査では、17.7%へと5.7ポイント増加している
   使いまわすパスワードの数を増やすことにより、リスク低減を試みる傾向がある
 「ID、パスワードを使いまわす理由はなんですか」という問いでは、
  異なるパスワードを設定すると忘れてしまう:69.7%
  異なるパスワードを考えるのが面倒:45.3%
   異なるパスワードを設定することへの課題が浮き彫りになった
 パスワードの管理方法では、
  手帳やノートにメモする:最も多く 44.7%
  書いたり、保存せずに覚えておく:26.4%
  2014年の調査でも同様の結果が出ており、ウェブサービスのパスワードというデジタル情報の管理に、手書きのメモや記憶に頼るという、アナログな方法をとる回答者が依然多いことがわかる。
 同じID・パスワードを使いまわす利用者を標的に、不正ログインを行う「アカウントリスト攻撃」の対策には、ウェブサービスごとに異なるパスワードを設定することや、安易なパスワードを設定しないことが大切だ。同社では、複数のパスワードを自動的に生成する機能や、1つのマスターパスワードで複数のID・パスワードを管理できる機能をもつパスワード管理ツールなどを活用することが有効な対策と提案している。

 天気は晴れ。気温は最高気温16℃とかで、昨日よりは少し暖かい。
 散歩道の横に”コキア”が植えられており、赤く色づいている。お花が咲き、紅葉もしている。お花は実となり、実(種)は球形の胞果(果皮の中に種子が入る)で、「とんぶり」と呼ばれ食用となる。この「とんぶり」は形・色・歯ざわりがキャビアに似ているので「畑のキャビア」とも呼ばれる・・プチプチとした食感ではあるが淡泊な味。
 コキア
 別名:箒木(ほうきぎ)、箒草(ほうきぐさ)
  昔は茎を乾燥させて箒(ほうき)を作ってました
 学名:Kochia scoparia
 アカザ科ホウキギ属
 一年草
 原産地は南ヨーロッパ、アジア
 中国から平安時代に渡来
 開花時期は8月~9月
 雌雄同株で、花には雄花と雌花がある。淡緑色の萼があるが、花びらはない。
 赤い小さな花びらの様なのが5つ付いているは、雄花の雄しべ


安易なパスワード、4年連続で「123456」

2017-02-10 | デジタル・インターネット
 SplashData(米国、パスワード管理製品の企業)は、よく利用されているパスワードの「Worst Passwords List」の2016年版を発表した(1月13日)。
 「Worst Password List」は同社が2011年より実施している年次調査で、1年間に流失した約500万件のパスワード情報を分析し、数多く見つかったものを上位25位までまとめている。データの多くは北米・西欧州のユーザーのもので、日本の傾向は若干異なる可能性がある。
 2016年の最も多かったのは「123456」、4年連続で、約17%ものユーザーが使っていた。
 危険性が繰り返し指摘されているにもかかわらず、安易なパスワードが使われ続け、上位を独占している。
 ◆2016年、最も使われたパスワード
 1.123456
 2.password
 3.12345
 4.12345678
 5.football
 6.qwerty
 7.1234597890
 8.1234567
 9.princess
 10.1234
 11.login
 12.welcome
 13.solo
 14.abc123
 15.admin

 朝起きたら薄く雪が積もっていた。昼前までは小雪が舞っている。午後から晴れ、雪がほとんど融ける。
 午前に所用があり、郊外に出かけた。神社の雪化粧の写真を1枚。

サイバー攻撃1281億件、2016年は前年の2倍以上と急増

2017-02-09 | デジタル・インターネット
 独立行政法人情報通信研究機構(NICT:National Institute of Information and Communications Technology)は、国内のネットワークに向けられたサイバー攻撃関連の通信が2016年は約1281億件(前年の2.4倍)と、過去最高になったとの調査結果を明らかにした(2月8日)。発信元は、中国や米国からが多かった。
 ネットに接続した防犯カメラや家庭用ルーターなど”IoT”機器を狙った攻撃が急増した。2015年は全体の約26%だったが、2016年は初めて半数を超えた。セキュリティー対策が不十分な製品が多く、サイバー犯罪者の標的になっている。
  ◆IoT:Internet of Things
  様々な「モノ(物)」がインターネットに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組み。
  それによる社会の実現も指す。
 調査開始の2005年には約3億1000万件だったが、2014年は約256億6000万件、2015年は約545億1000万件と急増している。2014年ごろから目立つのが”IoT”関連。
 サイバー犯罪者は大量の”IoT”機器をウイルスに感染させて乗っ取り、そこから企業などのサーバーに一斉にデータを送り付けてサービスを停止させる「DDoS(ディードス)攻撃」に悪用しているとみられる。

 今日の天気は、小雨・小雪が舞う。気温は平年より低く、最高気温3℃位かな。
 雨や雪なので、散歩でのお花は、白梅。
 数日前、TVで榴岡天満宮の梅に花が咲きだした、との報。早速にお参りと梅の花の鑑賞に。
 榴岡天満宮の祭神は菅原道真(すがわらのみちざね)。菅原道真公と梅には深い繋がりがあり、神紋(しんもん、神社の紋)は梅。
 奈良時代に「花」と言えば梅(の花)、古来から親しまれた花である。別名も、風待草(かぜまちぐさ)・好文木(こうぶんぼく)・春告草(はるつげぐさ)・・などと多い。平安時代中頃から、梅より桜(の花)が好まれるようになり、江戸時代以降は花といえば「桜」となる。因みに「つゆ」を「梅雨」と書くのは、梅の実がなる頃に雨が多いから。
 ウメ(梅)
  梅の果実も梅と言う
 学名:Prunus mume
 バラ科サクラ属、落葉高木
 原産地は中国、奈良時代の遣隋使か遣唐使が持って来たと言う
 開花時期は1月~4月
 種類により開花期が異なる
 梅には300種以上の品種があり、野梅系・紅梅系・豊後系の3系統に分類、梅の実を採るのは主に豊後系


超小型の記憶装置開発、面積当りの情報量は現在のHDDの500倍

2016-07-23 | デジタル・インターネット
 新聞に「切手大に世界の全書物を記録可能」の記事があった。
 オランダ・デルフト工科大のチームが7月18日付英科学誌ネイチャーナノテクノロジー電子版に発表した、「超小型の素子に膨大な情報を盛り込める記憶装置を開発した。」面積当たりの情報量は現在のハードディスクの500倍で、理論的には、切手ほどの大きさで世界の全ての書物を記録できる、と言う。
 チームが開発した素子は、コンピューターで扱う最小単位の1ビットの情報として、原子1個の配置の違いを利用する仕組み。銅の基板の上に塩素の原子が整然と並んでおり、1万分の1mm四方程度の大きさに、1キロバイトに相当する160単語の英文情報が記憶できた。

 曇り。気温は高くなく、最高気温25℃位かな。
 玄関前に”サザンクロス”の鉢があり、花が咲きだしている。細長い茎に星型の小さな花が沢山付いている。花色は白、良く見かけるのはピンクの5弁花なので、珍しい。ピンクの5弁花は、クロウエア・エクサラタ(Crowea exalata)が多いと言う。”サザンクロス”の仲間は10品種程あり、この白花は・・品種は分からない(ホワイトスター?)。名(サザンクロス)は、5枚の花弁が星形に開くので、サザンクロス(南十字星)とつけられたようだ。
 サザンクロス
 別名:クロウエア 英名:Small crowea (エクサラタ)
 ミカン科クロウエア属
 非耐寒性常緑低木
 原産地はオーストラリア東部
 サザンクロスには多種あり、エクサラタ(Crowea exalata)とサリグナ(Crowea saligna)を良く見かける
 開花時期は4月~7月
 エクサラタは花径1.5~2cm、サグリナは2.0~3.5cmと一回り大きい
 ミカン科なので、葉を揉むと柑橘類の香りがする


「炎上」は少数の繰返し書込み

2016-07-04 | デジタル・インターネット
 国際大学GLOCOMの山口真一講師らのネット調査で分かった、「過去1年間に炎上に加わったのは、全体の1.1%。しかし、参加経験者の6割超は、同じ炎上への書き込みを繰り返していた。」
 調査は6月に、WEBでアンケート形式で実施し、20歳~69歳の男女計4万504人が回答。「炎上に書き込んだことがある」と答えたのは725人で、過去1年間に限ると434人だった。
 過去1年間に「炎上」に書き込んだことがあるのは、1.1%。大半(約65%)は2回~3回の書き込みで、1割の方は11回以上であった。その理由は、「許せない」・「失望した」が合計で半数を超えており、正義感に駆られたのが主な動機だった。
 山口講師は、「声が大きい一部の人によって炎上している実態を示す結果だ」と言う。
 ◆炎上(えんじょう)
 なんらかの不祥事から、爆発的に注目を集める事態または状況を言う。このような状態を祭りとも呼ぶ。

 今日の空は概ね晴れ。気温が高く、最高気温30℃とか・・歩くだけで汗ばむ。
 畑では”エダマメ(枝豆)”の花が咲いており、実となっているものもある。種は早生種の「玉すだれ2号」、「玉すだれ2号」:三粒莢が沢山着くおいしい白毛豆、やや草丈高く分枝(5~6本)多い、白花で子実は淡緑色の美しい中大粒種、種後85~90日で収穫。
 枝豆とは、未成熟な大豆(未成熟な種子)を収穫したもので、大豆(完熟した種子)とは収穫時期が異なるだけである。品種として、成熟させて収穫するのに適したもの、枝豆として未成熟時に収穫するのに適したものがある。「玉すだれ2号」は、枝豆に適したもの、との事。現在では枝豆専用の品種が400品種以上あると言われる。
 未成熟な大豆を塩茹でで食べる習慣は奈良平安時代には既にあったとされる。これが「枝豆」と呼ばれるよになったのは江戸時代らしく、枝についたままの状態で茹でたものを「枝付き豆」または「枝成り豆」と呼んでおり、これが「枝豆」の名前の由来とされている。因みに、植物分類学で、大豆は豆類で枝豆(未成熟な大豆)は野菜類となっている。
 ダイズ(大豆)
 枝豆は、英名:Green soybean、 Edamame
 マメ科ダイズ属
 大豆は弥生時代に水稲と同時期か少し遅れて日本に入ったようだ
 開花時期は5月~7月
 大豆の植え付けは、1月位の間隔で数回に分けて行っている・・順番に食べられる


ネット通販の市場拡大潜在力、日本は5位

2016-04-23 | デジタル・インターネット
 国連貿易開発会議(UNCTAD:United Nations Conference on Trade and Development)は、インターネット通販の市場拡大に向けた潜在力を示す2016年「B2C電子商取引指数」を発表(4月22日)し、日本は調査対象137ヵ国・地域の5位だった。評価指数はインターネットやクレジットカードの普及率などから算出した。2015年に第1回調査で、日本の順位は12位だった。
 日本の大幅順位上昇は、ネット普及率が上がったこと、評価基準の見直しも順位の上昇に貢献した。今回は万国郵便連合(UPU)の郵便信頼度指数を参照し、この分野で2位の日本に有利となった。
 因みに、世界のネット通販の売上高は急激に拡大し、2014年は8000億米ドル(前年比で20%増)であり、2015年では1兆米ドルとなったかも。
 ◆2016年のネット通販潜在力 (括弧内は前回順位)
 1、(1)ルクセンブルグ
 2、(-)アイスランド
 3、(2)ノルウエー
 4、(4)カナダ
 5、(12)日本
 6、(3)フィンランド
 7、(8)韓国
 8、(9)英国
 9、(14)スイス
 10、(13)ニュージーランド

 晴れた良い天気。
 散歩道の沿いに、見つけた満開の”ハナズオウ”の花。枝の葉に先立って花芽を多数付けて咲く。花には花柄がなく、枝から直接に花が付く。花は長さ1cmほどの蝶形花。花色は、お祝いごとの様に紅白。白花と紅花の木が隣り合わせで咲いている。実は長さ数cmの豆果で秋から冬に黒褐色に熟す。
 名(花蘇芳、はなずおう)の由来は、花弁の色がスオウ(蘇芳:赤色染料とされた木)で染めた色に似ているからと言う。
 ハナズオウ(花蘇芳)
 別名:蘇芳(すおう)
 マメ科ハナズオウ属
 落葉低木(樹高2m~5m)
 原産地は中国、江戸時代初期(1695年ころ)に渡来と言う
 開花時期は4月~6月
 花は1cm~2cm位の蝶形、花色は紅紫色・白色
 花後に数cm~10cmの豆果が付き、秋から冬に黒褐色に熟す


最悪パスワード、3年連続のトップは「123456」

2016-02-07 | デジタル・インターネット
 SplashData(米国、パスワード管理の企業)は、よく利用されているパスワードの「Worst Passwords List」の2015年版を発表した(1月19日)。「Worst Password List」は同社が2011年より実施している年次調査で、1年間に漏えいした約200万件のパスワード情報を集計した。データの多くは北米・西欧州のユーザーのもので、日本の傾向は若干異なる可能性もある。
 1位と2位は、「123456」と「 password」で昨年と同じ。3位は「12345678」と1ランクアップ。上位ランク(10位まで)は前回と大きく変わらず、相変わらず簡単に見破られてしまうパスワードが利用されている現状である。
 ◆2015年、最も使われたパスワード
 1. 123456 (昨年と同じ)
 2. password (昨年と同じ)
 3. 12345678 (1 up)
 4. qwerty (1 up)
 5. 12345 (2 down)
 6. 123456789 (昨年と同じ)
 7. football (3 up)
 8. 1234 (1 daown)
 9. 1234567 (2 up)
 10. baseball (2 down)

 天気は晴れ、気温は低い。まだ歩道には雪が残っている。
 ”フユサンゴ”、寒さに負けずに緑の葉と橙色の実を付けている。萎れている実もあるが沢山付いている。鳥に食べられないのかな。
 実は赤橙色でとても綺麗だ。名(フユサンゴ:冬珊瑚)の由来は、冬の鮮やかな赤い色の実を珊瑚に見立た、と言う。因みに、果実は有毒とされ、食用に適さないとの事。我が家の鉢植えのフユサンゴは花が咲いたが実が殆ど付かなかった・・。
 フユサンゴ(冬珊瑚)
 別名:玉珊瑚(タマサンゴ)、ソラナム(Solanum)
 英名:Christmas cherry
 ナス科ナス属
 南アメリカ原産、明治の中頃に渡来
 半耐寒性常緑低木
 開花時期は5月~8月
 花冠は鐘状で先が5裂し白い星形、花径は1.5cm程
 果実は球形の液果で径1.0~1.5cm位、最初緑色で黄色・橙色となる
 実の鑑賞期は10月~12月


日本のIT対応は、2015年版で10位と前年よりランクアップ

2015-04-16 | デジタル・インターネット
 世界経済フォーラム(WEF:World Economic Forum)は、世界143ヵ国・地域のIT対応度を指標化した2015年版「世界IT報告書」を発表した(4月15日)。
 これによると、日本は10位で、前年(2014年版)より6ランクアップ、前々年(2013年版)より11ランクアップした。規制などIT環境やインフラ、活用度など全分野で改善が見られ、特に民間企業や政府での活用度に対する評価が高かったから。
 ネットワーク成熟度指数は、サブ指数4分類(環境・準備・利用・影響-10項目)の総合で評価する。
 ◆世界経済フォーラムのIT対応度
 順位 国・地域
 1、 シンガポール
 2、 フィンランド
 3、 スウェーデン
 4、 オランダ
 5、 ノルウェー
 6、 スイス
 7、 米国
 8、 英国
 9、 ルクセンブルグ
 10、 日本
  ・
 12、 韓国
 62、 中国

 丘陵地の端は道路となっている。その端の雑木林でキブシの花が咲いている。枝にはまだ葉がなく、淡黄色の花を沢山つけた穂状花序が垂れ下がっている。花は丸くプックリとしている。
 キブシは雌雄異株だから雄花か雌花か、と見たらオシベがあった・・この花は雄花・・でしょう。因みに、キブシの花は早春の山菜として食べることができるとか。
 名(キブシ:木五倍子)は、果実をタンニンを多く含み染料の原料である五倍子(ふし、ヌルデの虫こぶ)の代用として使ったから、と言う。
 キブシ(木五倍子)
 別名:木藤(きふじ)、豆五倍子(まめぶし)
 キブシ科キブシ属
 落葉低木、雌雄異株
 日本固有種
 開花時期は3月~4月
 葉が出る前に、薄黄色の釣鐘型小花(1cm以下)が葡萄の様に垂れ下がって咲く
 果実は径1cm程の卵形・球形で、熟すと黄褐色になる


ネット通販の市場拡大潜在力、日本は12位

2015-04-07 | デジタル・インターネット
 国連貿易開発会議(UNCTAD)は、インターネット通販の市場拡大に向けた潜在力を示す「B2C電子商取引指数」を発表した(3月24日)。指数は、インターネットやクレジットカードの普及率、配送(デリバリー)体制の充実度などから算出。調査対象は130ヵ国・地域。
 これによると、1位ルクセンブルク、2位ノルウェー、3位フィンランド、日本は12位だった。アジアでは、韓国が8位、香港が18位、シンガポールが26位、中国が65位だった。
 日本は上位国と比べると、低い「インターネットを使用する人の割合」、人口に対する比率が低い「データを暗号化して送受信するセキュアサーバー数」からと言う。
 ◆国際連合貿易開発会議(英:United Nations Conference on Trade and Development)
 国際連合の補助機関で、発展途上国の経済開発促進と南北問題の経済格差是正のために国際連合が設けた会議。1964年に設置され、事務局はスイスのジュネーヴ。
 ◆ネット通販の市場拡大潜在力
 順位  国・地域
 1、ルクセンブルグ
 2、ノルウェー
 3、フィンランド
 4、カナダ
 5、スウェーデン
 6、オーストラリア
 7、デンマーク
 8、韓国
 9、英国
 10、イスラエル
  ・
 12、日本
 15、米国

 昨日は晴れ。今日は曇り。天候も気温も変化が大きい、今日この頃。
 昨日のいつもの散歩道で見つけた”ハウチワカエデ”の花。いつもの散歩道には、サクラ、ヤナギ(シダレヤナギ)、シュロ、カエデなどの木々が植えられている。サクラも、ヤナギも、カエデも花が咲き出した。
 ハウチワカエデは葉が出ると同時に、若枝の先に散房花序を出し、暗紅紫色の花が下垂して咲く。雄花と両性花が雑居する。雄しべが長く突き出た花は雄花で、両性花の子房には黄白色の軟毛がある。若葉は初め白い長い毛があり、後に無毛となる。
 果実は偏平な翼果で、2個の分果からなり、熟すと分かれてプロペラを回転させながら落ちる。
 名(ハウチワカエデ)は、大きな葉の形を天狗の団扇に例えたものからである。メイゲツカエデの別名もある。
 ハウチワカエデ(羽団扇楓)
 別名:名月楓(めいげつかえで)
    秋の名月の光で美しい紅葉が落ちるのが見られる
 学名:Acer japonicum
    本州に分布する日本固有種
 カエデ科カエデ属
 落葉高木
 開花時期は4月~5月
 雄花と両性花が混生する
 紅葉は10~11月


ネットバンキングを狙うウイルスの検出数が6万超え、2014年

2015-02-24 | デジタル・インターネット
 (独)情報処理推進機構(略称:IPA)は、2014年のネットバンキングを狙うウイルスの検出数が2013年の倍になったと発表した(1月26日)。全体のウイルス検出数も2013年の1.6倍に増え、スマートフォンのワンクリック詐欺の相談件数も倍増した。・・企業や消費者を狙った攻撃が活発になっている。
 IPAによると、ウイルス「バンコス(ネットバンキングのID・パスワードを盗む)」の検出数が6万5942個で、2013年から倍増した。バンコスは2014年上期(1月~4月)に集中して検出されていたが、現在はセキュリティー対策などが進み、ほとんどが駆除されていると見ている。
 全体のウイルス検出数は38万625個。ウイルスの検出先は国内企業が97%で、3%は大学などの教育機関。ウイルスなどネット関連の被害相談は1万5598件(前年の横ばい)で、スマホのワンクリック詐欺の相談件数は790件だった。
 インターネットバンキングを悪用した不正送金の被害は、全国銀行協会によると2014年1~11月の被害(速報値)は、個人と法人を合わせて1257件18億5500万円で、2013年通年(661件、8億1000万円)を大幅に上回り過去最悪の状況。
 不正送金の手口も変化している。誘導でID・パスワードを入力させる手口が主流だったが、最近はウイルス感染させた利用者のパソコンを遠隔操作する手口(ランサムウエア・・など)が広がると見ている。
 因みに、サイトを閲覧しただけでウイルスに感染するものもある。アダルトなどがリスクが高いとされる。

 雲が多い晴れ。気温は昨日よりは低いが寒くはない。
 時々立ち寄るコーヒー店のクンシラン(君子蘭)、花が咲き出した。数日前にはまだ蕾だった。・・そう言えば、畑のアガパンサス(紫君子蘭;むらさきくんしらん)はまだ蕾もない。・・アガパンサス(Agapanthus)は、ユリ科アガパンサス属。
 クンシランはヒガンバナ科クンシラン属(Clivia)の植物の総称。園芸流通名のクンシランは一般に、ウケザキクンシラン(受咲き君子蘭、クリビア・ミニアタ:Clivia miniata)である。名に「ラン(蘭)」と付いているが「ラン科(蘭科)」ではない。
 日本では花だけでなく葉も鑑賞対象となっている。良く見かける品種は、濃緑色の長い葉が孔雀の様に羽根を広げたような姿の「達磨(だるま)君子蘭」。茎の先に橙色の百合の様な花を付け、晩秋頃には赤い実を付ける。因みに、開花するには温度が10℃以下の日が2月程必要と言う。
 クンシラン(君子蘭)
 別名:受け咲き君子蘭(うけざきくんしらん)、クリビア 英名:Kaffir lily
 ヒガンバナ科クンシラン属
 半耐寒性多年草
 原産地:南アフリカ・ナタール、日本には明治時代に入った
 開花時期は4月~5月
 花は茎頂部に5~8個纏まって咲く
 花色は一般的な朱赤の他に、薄黄・白・桃がある
 葉は、細・中・広葉、斑入りなどがある
 花後の果実は、径1~2cmで秋に赤く熟す


「Yahoo!検索大賞2014」の大賞は、「羽生結弦」

2014-12-09 | デジタル・インターネット
 インターネット検索大手のヤフー(Yahoo)は、昨年と比べて今年最も検索数が増加した人物・作品・製品に贈られる「ヤフー検索大賞」を発表した(12月8日)。「Yahoo!検索大賞」は、Yahoo!検索のデータをもとに、「今年の顔」を表彰する賞で、今年初めて開催された。調査は、本年(2014年)の11月1日までの1日あたりの平均検索回数から、昨年(2013年)1年間の1日あたりの平均検索回数を引いた数を比べた。
 大賞に、ソチ五輪金メダリストでフィギュアスケートの羽生結弦選手が選ばれた。
 ◆Yahoo!検索大賞2014 (主催:ヤフー株式会社)
         集計期間:2014年1月1日~2014年11月1日
 大賞        :羽生結弦さん
 パーソンカテゴリー(8部門)
 アスリート部門   :羽生結弦さん
 俳優部門      :市川海老蔵さん
 女優部門      :石原さとみさん
 お笑い芸人部門   :日本エレキテル連合
 スペシャル部門   :HIKAKINさん
 モデル部門     :筧美和子さん
 ミュージシャン部門 :SEKAI NO OWARI
 アイドル部門    :橋本環奈さん
 カルチャーカテゴリー(5部門)
 ドラマ部門     :花子とアン
 小説部門      :ルーズヴェルト・ゲーム
 ゲーム部門     :モンスターストライク
 映画部門      :アナと雪の女王
 アニメ部門     :妖怪ウォッチ
 プロダクトカテゴリー(5部門)
 コスメ部門     :ルナソル アイシャドー
 クルマ部門     :ハスラー
 家電部門      :レイコップ
 お取り寄せ部門   :八雲もち
 飲料部門      :アーモンド効果

 曇り空、陽が射さない。午後に一時(ひととき)雨、雪ではない。気温は低く、散歩には手袋をする。
 雪は積もっていないが、葉の白さが目立つシロタエギク。小さな花が数輪付いている・・とても時期外れ。白銀色に見えるのは、葉に白い繊毛が密にあるから。なので、英名は”ダスティーミラー(Dusty miller:粉塗れの粉屋)”と言う。
 シロタエギク(白妙菊)
 別名:ダスティーミラー(Dusty miller)
    セネシオ・シネラリア(Senecio cineraria)
 キク科セネシオ(キオン)属
 耐寒性常緑多年草
 地中海地方原産、明治初めに渡来か
 開花時期は6月~8月
 花色は黄色、花径は1.5cm
 白銀色の深い切れ込みの葉が美しい観葉植物


スマホアプリ、日本の支出がアメリカを抜いて世界一

2014-03-26 | デジタル・インターネット

 オランダの携帯市場調査会社ディスティーモの世界主要10ヶ国を対象にした、アプリ配信サイトを通じた販売の調査(期間は2012年1月~14年1月まで)で、日本のスマホアプリ支出が世界一となった。
 これによると、日本のスマホアプリ1本当たりの購入代金や利用料金に、5.32ドル(約540円)を支出し、韓国の3.4ドル・米国の2.29ドルより多い。利用端末でのアプリ1本当たりの支出は、スマホが5.25ドル、タブレットが7.19ドルだった。
 因みに、日本における2012年から2013年では、ゲームアプリの売上が3.9倍、ゲーム以外アプリは1.3倍。日本以外の国では、ゲームが2.7倍、ゲーム以外が1.9倍であり、日本におけるゲームの伸びが大きい、との事。・・歩きスマホゲームは危ないよ!。

 

 春らしく暖かい日が続いている。
 垣根のオウバイ(黄梅)も綺麗に咲き出した。
 名(黄梅:おうばい)に梅と付くが、梅(バラ科サクラ属)ではなくジャスミン(モクセイ科ジャスミン属)の仲間である・・花に香りはない。良く似ているのに、雲南黄梅(ウンナンオウバイ)とかオウバイモドキと呼ばれるのがあるが、常緑樹で、オウバイは落葉樹。

Oubai403261 オウバイ(黄梅)
モクセイ科ソケイ(ジャスミン)属
落葉性半つる性低木
樹高は2m程
中国北部原産、15世紀末に渡来していた記録がある
開花時期は2月~4月
花期には葉はまだ出ない
花色は明るい黄色、花径は2.5cm位
花には一重と八重がある


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内閣官房事務官がマルウエア検出ソフトを開発

2014-03-22 | デジタル・インターネット

 先月(2014年2月)の新聞などで、「内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)の事務官が、マルウエア検出ソフトを開発した」との記事が報道された。開発したのは、警察庁から出向している内閣官房情報セキュリティセンター 内閣事務官大坪雄平氏。
 この手法は、文書ファイルの構造に着目したもので、通常文書ファイルは表示に必要な内容のみで、画面表示の内容とファイルの内部構造が一致する。しかし、「余計なもの:悪質な実行ファイルなど」が含まれていると、表示内容と内部構造は一致せず、不整合が生じる。不整合の一つが「ファイルサイズ」である(開発ツールは、o-checkerと名付けた)。正常なファイル(doc、xls、ppt、jtd、PDFファイル)のサイズは「512バイト」の倍数になるが、「余計なもの」が仕込まれた不正なファイルは倍数ぴったりにならないことを応用した。(最新バージョンでは、正常なファイルでも512バイトの倍数にならないこともある)
 悪質な実行ファイルを含んだメールの添付ファイル約400件を「o-checker」は98.9%を「悪性」と判定した。これは市販ウイルス対策ソフトの検知確率を上回るとの事。専門家は、「効率的にウイルスを発見できる」との評価と言う。

 

 今日は久しぶりに晴れた感じ。でも気温は上がらず寒い(最高気温10℃以下かな)。桜前線が北上し始めた様だが、こちらは春が足踏みしている。
 道に沿った空き地でオオイヌノフグリの花が咲いていた。緑の絨毯に白青の水玉模様を散らした様で綺麗。春は近い。
 オオイヌノフグリは、花が小さいイヌノフグリより大きい花なので名付けられたようだ。イヌノフグリ(犬陰嚢)はオオイヌノフグリと同科同属で、春に薄桃色の小さな花(径3mmほど)が咲く。かつては道端などで普通に見られた雑草であったが近年大幅に減少し、レッドデータブックでは絶滅危惧II類(絶滅の危険が増大している種)に指定されている。
 名のイヌノフグリは、二つ付いた果実の様子が犬のフグリ(陰嚢:いんのう)に似ているからと言われる。・・とても小さいけど、似てると言えば似てる。

Ooinunofuguri403221 オオイヌノフグリ(大犬陰嚢)
別名:天人唐草(てんにんからくさ)
   星の瞳(ほしのひとみ)
   瑠璃唐草(るりからくさ)
英名:Bird's eye
ゴマノハグサ科クワガタソウ属
越年草
ヨーロッパ原産
明治初期に渡来した帰化植物
開花時期は2月~6月
花色はコバルトブルー、花径は8mm程
色の濃さと大きさが少し異なる花弁が4枚
花弁は根元でまとまり1つの花冠となる


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使回しパスワードで不正ログイン被害69万件

2014-03-13 | デジタル・インターネット

 トレンドマイクロ株式会社(情報セキュリティの関連製品やサービス)の集計で分かった、使回しパスワードで不正ログイン被害(2月24日)。
 インターネット・通販・銀行やゲームなどを利用する場合、個人認証のため、ID(identification:身分証明・認識番号など)やパスワードの入力が必要である。これらは利用者本人しか知り得ないので、他者が不正にログインできない。
 前述の複数のサイトで同じID・パスワードを使い回している事がある。この使回しID・パスワードの利用者を標的とした不正ログイン被害が、68万6470件(2013年)に上ったと集計で分かった。特定のサイト運営会社から流出・盗難などで入手し、別サイトにログインする手口も確認されている。
 使回ししているID・パスワードが盗まれれば、別サイトにも本人になりすましてログインでき、個人情報の閲覧や勝手に買い物をされたりする被害が発生する。このため、安易なID・パスワードを設定しないように、とのこと。

 

 昨日も今日も雨。小雨ながら散歩するにはチョット億劫。
 先日に見つけたアオキの赤くなりかかった果実。今時分なら赤く熟して鳥に食べられ残っていない。茂った葉に隠れていたから残ったのかな。良く見ると、果実だけでなく新芽や花芽が小さく出ている。もうじき花が咲く春となる。
 名(アオキ:青木)の由来は、冬でも青々とした常緑の枝・葉からのアオキバ(青木葉)からと言う。日本の古来種で、学名は”Aucuba japonica:アウクバ ヤポニカ”とある。

Aoki403131 アオキ(青木)
別名:ヤマタケ
   アオキバ
ミズキ科アオキ属
常緑低木
樹高は1~3m程
枝は緑色、葉は厚みと光沢がある
開花時期は3月~5月
雌雄異株で、枝先に紫褐色の小さな花が咲く
雄花は雄しべが4本、雌花は雌しべが1本ある
果実は雌株に付く
果実は1~2cm程の楕円形で、秋から冬に深紅色となる
果実が黄色のキミノアオキ、白色のシロミノアオキがあると言う。
葉は、濃緑色一色だけでなく斑入の葉もある

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