歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

今年の世界の暑さは過去9番目

2012-11-29 | 日記・エッセイ・コラム

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 今日の朝はとても朝焼けが綺麗だった。日の出は6時30分頃で、朝焼けを写したのは6時20分頃、思い立って写したからバタバタと忙(せわ)しかった。
 2012年の気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP 18)がカタール・ドーハのカタール国立会議場で開催されている。
 この会議場で世界気象機関(WMO)が、2012年の世界の気候は、平均気温を引き下げるラニーニャ現象があったにもかかわらず過去9番目の暑さで、各地で極端な異常気象による災害が多発したと発表した(11月28日発表、2012年1月~10月のデータ分析の暫定報告)。昨年(2011年)は過去10番目の暑さで、暑い年の上位15位までは1997年以降に概ね集中している。
 今年(2012年)の平均気温は1961年~1990年の平均より0.45℃高く、記録のある1850年からの約160年間で9番目に高くなった。ラニーニャ現象(南米ペルー沖の海面水温が平年より低くなる)で3月までは低温傾向だったが、4月に終息して上昇した。
 WMOはこれらを温暖化ガスによる地球温暖化の影響とみており、COP 18で交渉の加速を促したい考え。
 ◆2012年の国連気候変動会議
 カタール・ドーハにて、カタール国立会議場で11月26日~12月7日開催。
 参加は200国から1万7000人。
 会議は、国連気候変動枠組条約第18回締約国会議(COP 18)、京都議定書第8回締約国会合(CMP 8)と5つの補助機関会合(SBI:実施に関する補助機関 、SBSTA:科学上及び技術上の助言に関する補助機関 、AWG-KP:京都議定書の下での附属書I国の更なる約束に関する特別作業部会、AWG-LCA:条約の下での長期的協力の行動のための特別作業部会、ADP:強化された行動のためのダーバン・プラットフォーム特別作業部会)も同時開催される。
 ◆世界の二酸化炭素(CO2)の排出量(2011年)
 欧州委員会とオランダ環境評価機関の年次報告書から(7月18日発表)
 世界の二酸化炭素(CO2)排出量は2011年に、史上最大の340億トンに達したとの事。
 排出国  中国  米国  EU   インド  ロシア  日本
 割合   29%  16%  11%   6%   5%   4%

 

 初雪は降ったがまだ積もってはいない。でも玄関先で雪を被った様なシロタエギクを見つけた。まだ花が数輪咲いている。その横に花が咲いていない葉が幅広のシロタエギクがあった。
 シロタエギクは花より葉を鑑賞する”観葉植物”である。主に葉を鑑賞するための園芸品種”シルバーダスト”があるとの事で、この幅広のシロタエギクがそうかな?
 シロタエギクの別名(英名)は、葉に白い繊毛があって白銀色に見える事から、ダスティーミラー(Dusty miller:粉塗れの粉屋)と言う。でも”シルバーダスト”がロマンチックな感じがするから、これを別名にしたいね。
 (写真の上2枚がシロタエギク、下1枚がシルバーダスト・・と思う)

Sirotaegiku11291  シロタエギク(白妙菊)
キク科セネシオ(キオン)属
耐寒性常緑多年草
地中海地方原産、明治初めに渡来か
丈は10cm~60cm
花期は6月~8月
花色は黄色、花径は1.5cm
花より葉を観賞するための草花、寄せ植えやハンギングバスケットで利用される。耐寒性なので、花が少ない晩秋から冬の葉物として最適。


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ノロウイルス大流行の兆し

2012-11-28 | 健康・病気

 ノロウイルスが原因とみられる感染性胃腸炎の患者が増えている。
 今年は九州を中心に広がっており、近年(過去10年間)で患者が最多だった2006年に次ぐペースで増加との事。
 国立感染症研究所(NIID)によると、全国約3千の医療機関から報告された平均患者数は11月12日~18日の1週間で11.39人で、患者の6割以上は乳幼児(0~5歳)。2006年の同時期では16.46人であり、過去10年間では2番目の多さとなる。都道府県では九州の宮崎(22.42人)・福岡(20.03人)・大分(19.42人)で多く、大阪(19.21人)・兵庫(18.36人)でも多くなっている。
 流行は例年冬場に本格的となる。来月(12月)にはピークとなるとして、厚生労働省は11月27日、感染防止策をまとめ都道府県などに注意を呼びかけた。「手洗いや調理器具の消毒などを徹底してほしい」としている。
 ノロウイルスは感染力が強く、少量(10~100個位)のウイルスが体内に入るだけで嘔吐(おうと)や下痢などの症状が出る。感染後の潜伏期間は1日~2日である。患者の嘔吐物を処理して感染が広がる場合も多いので手袋などを着用して処理する様にとの事。
 ◆感染性胃腸炎
 感染性胃腸炎とは細菌・ウイルスなどの感染性病原体による嘔吐・下痢を主症状とする感染症である。
 感染性病原体は、通常冬期は主にノロウイルス、ロタウイルス、サポウイルス等のウイルス性で、夏期は主にカンピロバクターや下痢原性大腸菌などの細菌性である。
 ◆国立感染症研究所(NIID)
   http://www.nih.go.jp/niid/ja/
 ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省のHPより)
   http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html

 

 昨日はとても冷え込み、冬の到来を感じさせた。仙台では初雪・初氷があった。空気も乾燥し、27%もの乾燥度との事・・お肌の乾燥に気を付けよう、乾燥環境で強いウイルスにも。
 今日も最高気温10℃前後と変わらずだが、昨日より風が弱いだけ寒さを感じない。
 夏では涼しさを感じさせるハツユキソウ、緑の葉縁に白い覆輪が入った葉色のコントラストが美しい。11月になっても涼しげな葉を見せている。葉の間から花の様なものが見え、近寄ったら緑色の実が付いている。

Hatuyukisou11281  ハツユキソウ(初雪草)
別名:ユーフォルビア
   ユーフォルビア・マルギナタ
   (学名:Euphorbia marginata)
   スノーオンザマウンテン
    (Snow on the mountain)
トウダイグサ科ユーフォルビア属
非耐寒性一年草
原産地は北米
丈は50cm~100cm
開花は7月~10月、花径は数mm、花色は白
花より葉色(緑と白)を鑑賞する、葉が白くなるのは7月頃から


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最古(50万年前)のやり石器発見

2012-11-27 | 日記・エッセイ・コラム

 カナダ・トロント大や米アリゾナ州立大の研究チームが、南アフリカ北西部の約50万年前の地層から、槍(やり)の先端に使ったとみられる鋭い石器”尖頭器”が見つかったと、11月16日付の米科学誌サイエンスに発表した。
 石器は遺跡から210個が発掘された。先端部が鋭く尖っており、長さは2.8cm~12.3cm。そのうち約30個で先端部や側面に砕けたような跡があり、顕微鏡で詳細に調べると先端部に砕けた跡が多いことが判明した。物を切断する刃物ではこの様な特徴が出ず、チームは槍先として使ったと結論付けている。
 槍用の尖頭器は、これまでアフリカや欧州の約30万年前以降の遺跡から発見されているので、この尖頭器は約20万年遡り最古となる。
 この時代は現生人類のホモ・サピエンスが出現していない時代(ホモ・サピエンスは25万年前から)で、ホモ・サピエンスとネアンデルタール人の共通祖先であるホモ・ハイデルベルゲンシスが作った可能性があるとの事。
 ◆旧石器時代の打製石器
 人類は260万年前ごろから石器を作るようになった(最古の石器は、少なくとも260万年前のものがエチオピアで発見)。最初の100万年以上で使ったのは礫器(チョッパー、拳(こぶし)程の礫(れき)の一端を打ち欠いて刃を付けた)とその時にできた剥片(はくへん)であった。140万年前頃になると、礫の全体を打ち欠いて形を整えるようになった。これがハンド・アックスなどの石器である。
 旧石器時代の主な打製石器
 ハンドアックス(握斧、握槌):切る・削る・掘るなど多様に使用
 ブレイド(石刃):鋭利な石器。切る・削るなど
 ポイント(尖頭器):槍の先頭に付ける。狩猟などで使う

 

 今日の空は晴れ上がったが冷たい風がとても強い。電車も強風のため遅れがち。昼頃チラリと雪が、初雪になるのかな。
 垣根のハナゾノツクバネウツギは葉は緑で、白い花がまだ所々咲いている。花が咲き終わった赤い咢(がく)が赤い花が咲いている様に見える・・緑・白・赤色の配色が楽しめる。
 残った5枚の咢(がく)の形が”羽根衝きの羽根”に似ており、木の姿が”空木(うつぎ)”に似ていることから”ハナゾノツクバネウツギ”と名付けられたと言う・・名の長い命名だね。衝羽根(つくばね)とは正月に遊ぶ羽根つきの羽のこと。

Abelia11271  ハナゾノツクバネウツギ
 (花園衝羽根空木)
別名:花衝羽根空木(はなつくばねうつぎ)
   アベリア
スイカズラ科ツクバネウツギ属
学名:Abelia×grandiflora
   (アベリア・グランディフロラ)
幾つかのアベリア属の交配からの園芸種
常緑性の低木(寒冷地では落葉)
丈は0.5m~2m
開花時期は6月~11月と長い間咲く
花はロート状の小さい白い花が咲く、花径は約2cm
花色は白、ピンクもある
アベリアとは、本来スイカズラ科ツクバネウツギ属の属名(ラテン名)であり、特定の種の事ではない。
この園芸種(ツクバネウツギ属の常緑低木の交配種:Abelia × grandiflora)が多用され、学名も和名も長いので、短い”アベリア”が好まれて使われている。


Abelia11272 Abelia11273


毎日が記念日

2012-11-26 | 日記・エッセイ・コラム

 先日(11月22日)は「いい夫婦の日」との事で、川柳コンテストの入選作品が発表されていた。調べて見たら、毎日が何らかの記念日で、”○○の日”となっている。
 昨日・今日・明日を見ると
 ◆11月25日
 ハイビジョンの日
   高精細度テレビジョン(HDTV) 方式の総走査線数が1125本(有効1035本)から
 金型の日
   昭和32年(1957年)に、日本金型工業会が設立された。
 OLの日
   初めてOL(office lady)言葉が女性週刊誌「女性自身」11月25日号に載る
 ◆11月26日
 ペンの日
   昭和10年(1935年)に日本ペンクラブが創立された
 いい風呂の日
   いいふろ・・と語呂合せ。日本浴用剤工業会が制定
 ◆11月27日
 更生保護記念日
   昭和27年(1952年)に東京・日比谷で更生保護大会が開かれた記念日
 ノーベル賞制定記念日
   1895年11月27日、アルフレッド・ノーベルがノーベル賞設立となる遺言状に署名
   これによりノーベル財団を設立、1901年にノーベル賞の第1回受賞式が行われた
   ノーベル賞は、6部門から構成
    物理学・化学・医学生理学・文学・平和・経済学の各賞
   2012年の受賞日本人は、医学生理学賞(iPS細胞の開発)の山中伸弥教授(神戸大学)

 

 11月も末となると一段と寒さが増してくる。山々だけでなく街も錦秋となる。
 紅葉が紅葉してる・・とは、モミジがコウヨウしてる・・と読む。紅葉と同じ漢字を使うが意味が異なる・・漢字は難しいね。
 紅葉(コウヨウ)の場合は、木々(落葉樹)が落葉する前に紅色や黄色に葉の色が変わる事、変わった状態の総称である。葉の色が黄色となるのを黄葉(コウヨウ)と区別して言う事もある。因みに、気温が低くなって葉が色づくのは、黄葉:葉の緑色の色素(クロロフィル)が壊れて黄色の色素(カロチノイド)がでる、紅葉:葉の糖分が赤色の色素(アントシアン)に変わる。
 紅葉(もみじ)はカエデ科カエデ属の植物で、植物分類上ではカエデとモミジは区別はない・・モミジという科や属はない。”かえで”の由来は、葉の形が蛙の手に似ているから。”もみじ”の由来は、秋に草木が色づく「(動詞)もみず、もみいず」から名詞化して「もみじ」となったとの事。園芸では両者をよび分けているようだ・・もみじ:葉の切れ込みが深い、かえで:葉の切れ込みが浅い。

Momiji11261  モミジ(紅葉)
カエデ科カエデ属

代表種はイロハ紅葉(もみじ)
名の由来は、葉が掌状に5~7裂しているのを”いろはにほへと”と数えたからと言う


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「言うことがコロコロ変わる」上司は去って欲しい

2012-11-24 | 日記・エッセイ・コラム

 先日ネットを見ていたら、自分の部署から去って欲しくなる上司の特徴ランキングが出ていた。
 部下にとって上司は選べないし、気軽に注意・進言できない。上司も簡単に部下を選べない。お互い様かな。
 ランキングを見ると、上司だけでなく人間関係全般に言える事が多い。
 ◆自分の部署から去って欲しくなる上司の特徴ランキング
 1、言うことがコロコロ変わる           100.00
 2、常にイライラしている               97.20
 3、体臭・口臭がキツイ                86.50
 4、部下によって態度が変わる(不公平)      83.30
 5、偉い人の前では態度が違う           81.30
 6、無責任                       78.10
 7、理不尽ことで怒る                 76.90
 8、間違いを認めない                76.90
 9、面倒なことはすべて部下に丸投げする    76.10
 10、口ばっかりで行動しない           75.70
 ◆gooランキング
  総合ランキングサイト
    http://ranking.goo.ne.jp/
 本ランキング
  調査方法:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(株)提供の
       「gooリサーチ」モニターに対してのアンケート結果を集計したもの
  調査期間:2012年10月5日~2012年10月6日
  有効回答者数:1,064名
 ◆gooリサーチ
     http://research.goo.ne.jp/
 正式名称:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
 事業内容:マルチチャネル顧客接点構築、ソーシャルCRM 、ビッグデータ解析

 

 先(3.11)の地震で古い家屋・ビルは半壊ないし全壊となって住めなくなり、撤去せざるを得ないものも多い。撤去後に新築となる家屋もあるが空き地のままもある。復興・復旧はまだまだ途中だ。
 その空き地で咲いていたハキダメギク。名(掃溜菊:ハキダメギク)の由来は、ゴミを掃き捨てる”掃溜め(共同ゴミ収集所)”で咲いていたからと言う(命名者は牧野富太郎博士)。この空き地に、この名の花が咲いているとは・・切ない気持。

Hakidamegiku11241  ハキダメギク(掃溜菊)
キク科コゴメギク属
一年生植物
熱帯アメリカ原産の帰化植物
 (大正時代に渡来と言われる)
丈は15cm~60cm
開花時期は6月~11月
葉は大きいが花は小さい(径数mm)
白色で5枚の先端が浅く3裂している舌状花と中心の多数の黄色の筒状花からなる


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今冬は寒さ厳しい3ヶ月予報

2012-11-23 | 日記・エッセイ・コラム

 今日(11月23日)は”勤労感謝の日”で祝日である。戦前の新嘗祭(にいなめさい、神々に五穀の収穫を祝い感謝する風習)である。勤労感謝の日は、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことが趣旨。
 話を変えて、気象庁は11月22日に、12月から来年(2013年)2月の3ヶ月予報を発表した。
 今予報では、暖冬傾向とした前回の予報を大きく修正し、北日本を除いて各地で平年より低温傾向になるとした。暖冬予想を変更したのは、暖冬の原因とされるエルニーニョ現象が10月に終息したとの判断から。
 広い範囲で平年より寒さが厳しくなる。平均気温は北日本(北海道・東北)を除き、12月・1月が低温傾向、2月はやや低温傾向の予想。北日本は12月がやや高温傾向で、1月以降は平年並みの寒さに戻ると予想している。日本海側の降雪量は3ヶ月平均では東日本と西日本(近畿―九州)で多い傾向。
 ◆エルニーニョ現象
 エルニーニョ現象とは、南米ペルー沖から赤道近くの太平洋中部までの広い海域で海面水温が平年より上昇する現象。この状態は数年に一度発生し、半年から1年半程度続く。これとは逆に、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象をラニーニャ現象と呼ぶ。 エルニーニョ現象が終息すると、日本付近上空で偏西風が南寄りになり北から寒気が南下し易くなる。

 

 アレチウリ。日当たりの良い荒れ地(河川敷・空き地・道端など)だけでなく、塀・ガーレール・橋の欄干などでも繁茂している。夏ごろに除草されていたが、3ヶ月程でもう盛んに繁殖し、花が咲き実が付いている。名は”荒地に生えるウリ”で、花・葉はウリそのものだが果実はウリらしくない。
 アレチウリはウリ科の大型のツル植物で1年生草本、北アメリカ原産の帰化植物である。繁殖力が旺盛であり、生態系に大きな影響を与える(他の植物を覆い、枯らす)ので特定外来生物に指定され、日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)に選定されている。
 雌雄同株であるが、雌雄異花(雌花と雄花を別々に付ける)。両花とも球形に纏まった花序(かじょ、枝での花の配列状態)である。
 雌花序は淡緑色の雌花が球状に20個位密集している。花序の径は1.5cm位で花は径3~4mm、雄花序より短い花序軸である。
 雄花序は淡緑色の雄花が10個位集まっている。雄花も合弁花で径1cm位、おしべは合着して1つとなり飛び出ている、花序軸は長い。
 果実は幾つか纏まっている。1つの実は長卵形(長さ1.5cm~2cm)で毛が密生している。

Aretiuri11231  アレチウリ(荒れ地瓜)
ウリ科アレチウリ属
つる性一年草
北米原産の帰化植物
 1952年に静岡県の清水港で見つかる
花期は8月~10月
花後に白いトゲに覆われた実がなる


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いい夫婦の日の入選川柳

2012-11-22 | 日記・エッセイ・コラム

 今日(11月22日)は「いい夫婦の日」との事。11月22日の語呂合わせで「いい夫婦」と提唱されたものだ。
 (財)余暇開発センター〈現(財)日本生産性本部〉が、夫婦で余暇を楽しむゆとりあるライフスタイルを提案(1988年)し、この日を「いい夫婦の日」としてすすめる会を設立した(1998年)。
 この日は、”ふたりの時間”を大切にする日とし、日頃の感謝の気持ちを込めてバラの花を贈る日との事。今日の日本農業新聞によれば、”切り花取引活発 バラ 婚礼需要重なり4割高 ”・・結構バラを贈る方がいらっしゃる、私はカーネーションにした。
 この日にちなんで募集された、「いい夫婦 川柳コンテスト(2012年度、第7回)」の入選作品が発表された。
 ◆いい夫婦の日
 入賞川柳は公式サイトで
     http://www.fufu1122.com/
 川柳の公募期間:8月1日~10月5日
 応募件数:インターネット8,125作品、ハガキ3,908作品 合計12,033作品
 ◆いい夫婦 川柳コンテスト入選作品
 いい夫婦大賞
   ときどきは洗濯してる赤い糸     佐々木民世
 企業賞・オーネット賞
   幸せが少し指輪をきつくする     酒井具視
 企業賞・アサヒスーパードライ賞
   仲直り時の氏神缶ビール       ごめんね
 企業賞・<マキシム>レギュラー・コーヒーちょっと贅沢な珈琲店賞
   コーヒーを淹れる時には父主役    バリスタパンダ
 企業賞・パナソニック くらしスマート賞
   キッチンの妻は背中で聞いている   鈴木富士夫
 優秀賞(5名)、佳作(10名)

 

 今日の天気は晴れ。気温が少し低いが散歩には丁度いい。
 春から初夏に咲いていたスイカズラ、果実が緑から黒と熟して付いている。この果実は径数mmの球状の漿果(しょうか、液果(えきか)とも言う、果皮が柔らかく汁気が多い)で、小さな(2~3mm)種子が数個入っている。
 スイカズラはつるの先の方の葉が冬も残り、この葉は裏面を内側に巻いた形となる。この様子が寒さに耐えているように見える・・忍冬(にんどう)の由来との事。

Suikazura11221  スイカズラ(吸葛、吸い葛)
別名:忍冬(にんどう)
   金銀花(きんぎんか)
英名:honeysuckle
スイカズラ科スイカズラ属
学名:Lonicera japonica
日本原産、中国・台湾にも分布
アメリカ・ヨーロッパに帰化し、有害植物になっていると言う
常緑の蔓(つる)性木本
開花時期は5月~6月
名(吸い葛)の由来は、「花の密を吸うと甘いから」説、「花弁の形がものを吸う時の唇の形に似ている」説があると言う。


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B-1グランプリで八戸せんべい汁が1位

2012-11-20 | 食・レシピ

 11月も後10日で12月、寒い冬となる。今日は晴れ、でも風は冷たく秋から冬の移りを感じる。
 寒い季節は暖かいナベ料理が恋しくなる。故郷の鍋料理といえば、せんべい汁を思う。
 去る10月20日・21日と2日間開催されたご当地グルメの祭典「第7回B-1グランプリ」で、わが故郷の「八戸せんべい汁研究所」がゴールドグランプリを獲得した。小さい頃から食べている”せんべい汁”が1位とは、懐かしいやら嬉しいやら。10位にも十和田市の「十和田バラ焼きゼミナール」が入っている。
 ◆B-1ブランプリ(第7回)
 1位 八戸せんべい汁研究所(青森県八戸市)         ゴールドグランプリ
 2位 対馬とんちゃん部隊(長崎県対馬市)           シルバーグランプリ
 3位 今治焼豚玉子飯世界普及委員会(愛媛県今治市)   ブロンズグランプリ
 4位 浪江焼麺太国(福島県浪江町)
 5位 日生カキオコまちづくりの会(岡山県備前市)
 6位 田川ホルモン喰楽歩(福岡県田川市)
 7位 津山ホルモンうどん研究会(岡山県津山市)
 8位 熱血!!勝浦タンタンメン船団(千葉県勝浦市)
 9位 あかし玉子焼ひろめ隊(兵庫県明石市)
 10位 十和田バラ焼きゼミナール(青森県十和田市)
 ◆せんべい汁
 煎餅(せんべい)汁は、青森県八戸市周辺の郷土料理である。
 煎餅汁専用の煎餅(地元では白せんべい、と言ってる)を使ったすいとん様の醤油(味噌・塩もある)味の鍋料理である。
 鶏・豚の出汁でねぎ・ごぼう・きのこ等の具材と煎餅を一緒に煮立てる。煎餅は煮崩れせず美味しい汁を吸って柔らかくなる。
 ◆ご当地グルメの祭典「B-1グランプリin北九州」
 B級ご当地グルメとは
 地域独特のご当地グルメのうち、安くて美味しくて地元に愛されているグルメと定義
 開催期間:2012年10月20日・21日
      今回が7回目、2006年から毎年開催されている
 開催地:福岡県北九州市小倉北区
     次回は来年(2013年)11月9日・10日に愛知県豊川市で開催
 出展団体:63団体が出展(昨年の兵庫県・姫路大会と同じ)
      来場者は、2日間で61万人(過去最多)
 グランプリの決定方法
      来場者に料理を食べてもらい、地域PRやおもてなし対応などを総合的に評価し、
      お気に入り団体の料理に使った割り箸を投票してもらう。
      2日間で獲得した箸の総重量により、その年の順位団体を決定する

 

 小さなお庭に小さな絨毯の様に咲いていた、アリッサム(スイートアリッサム)。周りは塀に囲まれているから冷たい風が来ず、日溜まりのようだ。春にも咲いていたから、今咲いているのは2度咲きのようだ。

Alyssum11201  スイートアリッサム
別名:庭薺(にわなずな)
   アリッサム
(アリッサムとして栽培されているのはロブラリア・マリティマの園芸品種)
アブラナ科ロブラリア属
地中海沿岸が原産地
本来は多年草、1年草と扱うのが一般的
丈は15cm~40cm
花期は3月~6月、9月~11月
小さな4弁の花が集合した球状花
花には甘い芳香がある
花色は白、赤・紫・ピンクなどもある


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干し柿を今年(2012年)も作る

2012-11-19 | 食・レシピ

 11月も中旬を過ぎると一段と気温が低くなり、風が冷たい。昨日(11月18日)は故郷の青森から”雪が降ったよ”との便り。
 毎年この頃に蜂屋柿(はちやがき)を購入し、自家製の干し柿(つるし柿)を作る。昨年(2011年)は11月15日だった。
 干し柿の作り方は、皮を剥く→干す→剥いた柿を時々揉むの工程だ。私はズボラだから、皮を剥いた柿を消毒のため熱湯に浸したり、揉む時に焼酎を吹き付けたりの作業をしない。でもカビの発生に気を使う(注意:気温・湿度が高いとカビが発生し易い。平均気温が10℃越えは要注意日)。
 出来上がりは、概ね半月後(12月初旬)の予定。干し過ぎると固くなってしまう。出来た干し柿は、ラップで包み冷凍庫に入れて保存すると、来春までは美味しく食べられる。出来た干し柿にカビではない白い粉が付く事がある、これは果糖・ブドウ糖などの糖分が結晶化したもの(柿霜:しそう)だ。

Hosigaki11191
 購入した蜂屋柿
 (干し柿に最適な渋柿と言う)
 サイズは3L(概ね300g)
 干し柿になると概ね100gとなる

 柿を入れた鉢は私の陶芸作品


Hosigaki11192
 柿には成り枝がT字型に残してある
 これを取らない様にへたの部分とその周囲の皮を剥く
 (へたは10円玉位の大きさに残る)


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 剥いた柿をT字型に残してある成り枝にヒモを付けて干す
 軒下などで、雨が当らず、風が通る場所が良い


Hosigaki11194
 干す期間は2~3週間程度
 1週間~10日位干したら柿を優しく柔らかくなる様に揉む
 揉む作業は大切、渋が早く抜ける・柔らかさを出す作業だ。これを何回か行う


 ◆蜂屋柿(はちやがき)
 美濃加茂市蜂屋町原産の渋柿。あんぽ柿の原料として干し柿には最高の渋柿。
 柿には甘柿と渋柿がある。渋味の元はタンニンで、水に溶けやすい形(可溶性タンニン)で果実の中に存在している。
 甘柿は成長過程でタンニンが「不溶性」に変化し、口の中で溶けなくなり、渋みを感じなくなる。
 渋柿を甘くする(渋抜き)には、アルコールや炭酸ガスの処理、干し柿にする、この事でタンニンを可溶性から不溶性に変化させる。


大平山元遺跡など8件を史跡指定へ

2012-11-18 | 日記・エッセイ・コラム

 文化審議会は11月16日、大平山元遺跡など8件を史跡に指定するよう文部科学相に答申した。このほかに、石垣島東海岸の津波石群など4件を天然記念物に、旧関山宝蔵院庭園を名勝に指定するよう答申し、八重干瀬など2件は天然記念物と名勝の両方にするよう求めた。
 答申通り告示されれば、史跡は1709件、天然記念物1005件、名勝374件、登録記念物66件、重要文化的景観35件となる。
 ◆文化審議会答申(新指定・新登録・新選定)
 史跡指定(8件)
 大平山元(おおだいやまもと)遺跡       青森県外ケ浜町
 国富中村古墳                   島根県出雲市
 三木城跡および付城跡・土塁          兵庫県三木市
 与楽古墳群                    奈良県高取町
 道成寺境内                    和歌山県日高川町、御坊市
 首羅山遺跡                    福岡県久山町
 三重津海軍所跡                 佐賀市
 西南戦争遺跡                   熊本県玉東町、熊本市
 名勝指定(1件)
 旧関山宝蔵院庭園                 新潟県妙高市
 名勝および天然記念物(2件)
 米塚および草千里ケ浜              熊本県阿蘇市、南阿蘇村
 八重干瀬(やびじ)                 沖縄県宮古島市
 天然記念物指定(4件)
 旧相模川橋脚                   神奈川県茅ケ崎市
 天降川(あもりがわ)流域の火砕流堆積物   鹿児島県霧島市
 徳之島明眼の森                  鹿児島県伊仙町
 石垣島東海岸の津波石群            沖縄県石垣市
 登録記念物登録(3件)
 旧斎藤氏別邸庭園                 新潟市
 瓢箪(ひょうたん)島                広島県尾道市、愛媛県今治市
 増井氏庭園                     高松市
 重要文化的景観新選定(1件)
 最上川の流通・往来および左沢町場の景観  山形県大江町
 ◆大平山元遺跡
 大平山元遺跡は後期旧石器時代後半(約2万3千年前)から縄文時代草創期(約1万6500年前)の遺跡である。縄文時代草創期の遺構からは世界最古級の土器片(約1万6500年前)が出土している。
 この遺跡は、4道県(北海道・青森・岩手・秋田)が世界遺産登録を目指す「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」の一つで、18遺跡のうち、唯一史跡指定を受けていなかった。
 2000年に発覚した東北旧石器文化研究所(解散)の元副理事長による発掘捏造問題以降、東北地方の旧石器遺跡が史跡に指定されるのは初めてである。本遺跡の発掘には同研究所は関与しておらず、旧石器時代から縄文時代までの遺跡価値は高いと判断された。

 

 今日は薄曇りながらも晴れ。でも風は冷たく強い。道の枯葉は踊り・飛ばされる。
 畑ではまだスカビオサが咲いていた。蕾と花と実が混在している。
 スカビオサは松虫草(まつむしそう)と呼ばれるが、園芸でよく栽培されるのは1年草のセイヨウマツムシソウである。畑のスカビオサは園芸種の”西洋松虫草”(と思う)。
 松虫草の名の由来は、「花が松虫の鳴く頃に咲くから」説や「花後にできるイガグリ頭の様な球形が、仏具の伏鉦(ふせがね)に似ている」説がある。この花後の球形(径3~4cm)は萼(がく)の集まりで中に種がある。熟すと萼が開いて星のように見え、ステルンクーゲル(星の球)と呼ばれる。

Scabiosa11181  スカビオサ
別名:西洋松虫草(せいようまつむしそう) 
マツムシソウ科スカビオサ属
セイヨウマツムシソウは一年草
(コーカサスマツムシソウは多年草)
丈は30cm~100cm位
原産地はヨーロッパ、明治初期に渡来
開花時期は5月~10月
園芸種も数多く、花色は白・青・紅・ピンクなど


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現在の日本人は縄文人と弥生人の混血

2012-11-16 | 日記・エッセイ・コラム

 日本人の遺伝系統をゲノム(全遺伝情報)解析した研究で、現在の日本人は日本列島の先住民である縄文人と中国大陸から朝鮮半島経由で渡来した弥生人の混血であると見られる事が分かった。
 総合研究大学院大・国立遺伝学研究所・東京大などの研究チームが、過去最大規模のDNA解析を行ったもので、11月1日付の日本人類遺伝学会の英文誌電子版に発表した。
 日本人をアイヌ(北海道)・本土人(本州・四国・九州)・琉球人(沖縄)の3集団に分けると、アイヌと琉球人が近くて縄文人型、本土人は弥生人と縄文人との混血の弥生人型であるが分かった。この事は、日本人全般が縄文人の遺伝子を受け継いでいるが、弥生人との混血の度合いは本土人が大きく、混血しながら広がった北海道・沖縄では度合いが小さかったと解釈できると言う。
 研究はアイヌ系36人・琉球系35人のゲノムを解析してDNAの個人差を示す60万個の一塩基多型(SNP)を調べ、本州・四国・九州の計243人や韓国人などと比較したとの事。
 日本人の起源については、変形説:縄文人がそのまま各地の環境に適応した、人種置換説:縄文人を弥生人が追い出して定着した、混血説:縄文人と弥生人が混血した、などの説がある。総研大の斎藤成也教授(遺伝学)は「研究結果は混血説のシナリオに一致した」と説明している。因みに、本土人の混血程度は大雑把に言えば、縄文人2~3割・弥生人7~8割の混血ではないかと言う。

 

 ツルウメモドキは果実の可愛らしさで知られている。橙色の殻の果実は、殻が割れると赤い実が見え、橙色の殻と割れ出た赤色の種子と対比が素敵だ。果実の可愛らしさだけでなく、黄葉も見事で綺麗だ。

Turuumemodoki11161  ツルウメモドキ(蔓梅擬)
別名は蔓擬(つるもどき)
ニシキギ科ツルウメモドキ属
落葉つる性低木、雌雄異株
日本・東アジアに自生
日当たりの良い林などで生育
開花時期は5月~6月
果実(径7mm位)は秋に橙色に熟し、3つに裂開して赤い仮種皮に被われた種子が出て見える


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抗ウイルス作用酵素ががん遺伝子活性化か

2012-11-15 | 健康・病気

 抗ウイルス作用のある酵素が、発がんにも関わっている可能性が高いことが、京都大の高折晃史教授(大学院医学研究科血液・腫瘍内科学)らの研究で分かった。新たながんの治療法・薬剤開発に役立つ成果と言う。研究論文は英科学誌サイエンティフィック・リポーツに11月13日に掲載。
 研究は、京都大医学研究科の高折晃史教授・新堂啓祐助教・篠原正信研究員らのグループである。
 がんは、がん遺伝子が活発に働く・がん化の抑制遺伝子の働きが弱まると発生する。研究チームは、悪性腫瘍の人リンパ腫細胞にAPOBEC3Bが多く存在し、細胞内のがん遺伝子の塩基配列に特定の変異が多くあることを突き止めた。さらに、リンパ腫細胞にAPOBEC3Bを入れると、多くの変異が発生した。APOBEC3BはAPOBEC3グループの一つで、APOBEC3は免疫細胞などで作られ、ウイルスの遺伝子に変異を入れて死滅させる遺伝子編集酵素である。
 高折教授は「乳がんなどでもAPOBEC3Bが発がんに関わっている可能性が高い。APOBEC3Bが多く作られるようになるメカニズムなどを詳しく調べ、治療法の開発に生かしたい」との事。
◆APOBEC3ファミリー
 ヒト体内(リンパ球内)に存在し、ウイルスの増殖を抑制するタンパク質の一種である。
 酵素活性をもち、A・B・C・DE・F・G・H の7種が存在する。
 ウイルスの複製には様々な宿主因子が必要で、これらを利用して複製する。宿主にはウイルスの複製を阻害する様々な宿主因子もあり、ウイルス複製を阻害する。この代表的な宿主因子が近年同定されたAPOBEC3ファミリー蛋白である。

 

 今日は晴れ。今朝の最低気温は数℃と全国的に冷え込んだ。風も冷たくなって来た。いよいよ冬の足音が聞こえだした。
 いつもの散歩道も秋景色だ。桜や楓は紅葉し、銀杏も黄葉している・・落葉し出したら冬はもうすぐそこだ。
 (散歩道は梅田川・藤川沿いの道、四季折々の花・葉・実の変化が楽しい)

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名古屋港水族館で初めてシャチの赤ちゃん誕生

2012-11-14 | 日記・エッセイ・コラム

 報道によると、名古屋港水族館で飼育中のシャチ「ステラ」(推定26歳)が、11月13日の午前に赤ちゃん1頭を出産したとの事。
 「ステラ」は鴨川シーワールド(千葉県)から受け入れた3頭のうちの雌で、同水族館でのシャチの出産は初めて。ステラにとっては5子目である(現在飼育中の国内のシャチでは最多出産)。
 水族館によると、赤ちゃんの体長は2m、体重は推定160~180kg、性別は雌。まだ授乳は始まっていないが、健康な状態と言う。
 ◆シャチ(鯱)
 クジラ目ハクジラ亜目マイルカ科シャチ属で、シャチはこの属の一種のみ。
 イルカの仲間では最大の種である。オスの体長は9m・体重は5~8t、メスの全長は7~8m・体重は4~6t。
 一般的に冷水を好み、特に極地付近の沿岸に多く住むが、地球上で最も広く分布する哺乳類の一種と言う。
 肉食性。海洋の食物連鎖の頂点に位置し天敵(人間以外)は存在しない。非常に獰猛で貪欲な捕食者として知られている(英名では Killer whale :殺し屋クジラ)。
 ◆名古屋港水族館・名古屋海洋博物館
     http://www.nagoyaaqua.jp/
 運営団体:財団法人名古屋みなと振興財団
 場所:名古屋市港区港町
 名古屋港水族館は南館(1992年オープン)と北館(2001年完成)の2施設からなる。
 南館の展示テーマは「南極への旅」。南極に至る旅で出会う海の環境(日本の海・深海ギャラリー・赤道の海・オーストラリアの水辺・南極の海)を飼育展示する。
 北館の展示テーマは「35億年はるかなる旅-ふたたび海へもどった動物たち」。生命進化の歴史の中で、水中生活に適応して知性を発達させた海洋の生活者である鯨(くじら)の世界を紹介する。

 

 今日の天気は晴れ。気温は最高でも十数℃と秋も深まる、いよいよ冬支度が必要かな。
 秋の花と言えば、キク。散歩道で見つけた鉢植えの菊。コスモス種のシーシェルに似て、”風車菊(ふうしゃぎく)”と呼ばれている。花弁は筒状で先端が開いてスプーン状となっている、スプレー菊の一種との事。
 ◆スプレー菊
 1940年代に米国で作出された菊の園芸品種群。日本には1970~80年代に導入された。
 特徴は、主茎から複数の側枝が伸びて円錐形の草姿となり、多数の頭花を咲かせる。

Kikufusya11141  フウシャギク(風車菊)
キク科キク属(デンドランセマ属)
耐寒性 宿根草
開花時期は10月~11月
花色は白・赤・ピンク・紫・黄色など


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 畑でも色とりどりの菊が咲いている

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スパコン京が世界3位に後退

2012-11-13 | 日記・エッセイ・コラム

 スーパーコンピューターの性能ランキング「TOP500」が11月12日に発表され、(独)理化学研究所と富士通の共同開発による”京(けい)”が性能ランキング3位となった。”京”が世界一だったのは、2011年の1年間(2期)だけで、今年(2012年)の6月には2位、そして今回(2012年11月)は3位と順位後退となった。
 首位は米オークリッジ国立研究所の”タイタン(米クレイ社製)”で、1秒間に1京7590兆回の計算速度を記録した。2位は前回(2012年6月)首位だった米ローレンス・リバモア国立研究所の”セコイア”。因みに、京は1兆(10^12)の1万(10^4)倍である。
 2009年の国の事業仕分けでの「2位じゃだめなんでしょうか」話題から3年で3位となってしまった。総事業費は今年度までの7年間で1111億円との事。
 ◆世界のスパコンランキング(2012年11月)
    設置研究機関(国)             メーカー    計算速度(回/秒)
 1位 オークリッジ国立研究所(米)       クレイ      1京7590兆回
 2位 ローレンス・リバモア国立研究所(米)   IBM        1京6325兆回
 3位 理化学研究所(日)             富士通      1京 510兆回
 4位 アルゴンヌ国立研究所(米)        IBM          8162兆回
 5位 ユーリッヒ研究センター(独)         IBM            4141兆回

 

 雨上がりは景色の色がより鮮やかに見える。
 昨日のキヅタと一緒のツタが紅葉しており、落葉している所もある。雨に濡れた葉の赤・黄が鮮やかだ。落葉が進むと秋深く、冬の到来を告げる。
 ツタは紅葉・落葉するので、”ナツヅタ(夏蔦)”とも呼ばれ、艶やかな紅葉から”紅葉蔦(もみじづた)””蔦紅葉(つたもみじ)””錦蔦(にしきづた)”などとも呼ばれる。因みに、落葉は先ず葉が落ち、次に残っている葉を支えている柄(え)が落ちる。

Tuta11131  ツタ(蔦)
別名:夏蔦(なつづた)
   錦蔦(にしきづた)
   地錦(じにしき)
   甘葛(あまずら)
ブドウ科ツタ属、落葉つる性木本
開花時期は6月~7月
花(数mm)は黄緑色で5枚の花弁
果実は球形の液果で10月頃に黒紫色に熟す
ツタは巻きひげの先端の吸盤で樹木や壁を伝う。この事から名の由来は「伝う:つたう」からと言う


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特許資産規模の首位はパナソニック

2012-11-12 | 社会・経済

 パテント・リザルト(特許分析会社)は、2011年度に特許庁に登録された特許を対象として、企業が保有する特許価値を示す「特許資産規模ランキング」をまとめた(10月に発表)。
 これによると、パナソニックが首位で3年連続、最多の登録件数が評価された。ランキング上位(TOP10)には、パナソニック・東芝・三菱電機・シャープ・ソニーと電気機器業界の企業が半数を占めた。
 ◆2011年度 特許資産規模ランキング
 順位           登録件数   特許資産規模
 1(1) パナソニック    7,224    256,562
 2(3) 東芝         4,325    175,566
 3(3) 三菱電機      4,008    148,979
 4(4) トヨタ自動車     5,089    142,650
 5(7) キャノン       4,559    117,608
 6(5) シャープ       2,914    116,151
 7(2) ソニー        3,474      91,709
 8(6) デンソー       2,815     86,352
 9(9) 本田技研工業    3,095     81,249
 10(11) リコー       3,580     78,314
 注1)対象特許は、11年度に特許庁に登録され、失効・権利放棄されていないもの
 注2)評価はパテント・リザルトの独自の特許スコアリング技術で無形資産を評価
   特許件数・特許庁審査官による他社特許拒絶への引用・競合他社による牽制行為
   などから注目度を独自の「パテントスコア」で得点化する
 注3)ランキングは独自評価による特許資産規模による
   順位は2011年度で、( )は2010年度の順位
 ◆(株)パテント・リザルト
  事業内容:特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供など
   http://www.patentresult.co.jp/

 

 道沿いに建てられている金網のフェンスにキズタが絡まり繁茂している。山野に自生するツル性の樹木なので街なかで見られるのが珍しい。お聞きしたら、多分敷地造成した時に山から土を運んできたからでは、との事でした。
 花が咲いている。キヅタはウコギ科なので、仲間であるヤツデ(ウコギ科)の様な花だ。花は5弁花で黄緑色、茎の先に小さな花(径1cm位)がいくつも集まっている(散状花序)。果実(径数mm)は翌春に黒く熟す。

Kiduta11121  キヅタ(木蔦)
落葉性のツタ(蔦)は夏蔦(なつづた)と呼ばれ、常緑性のキズタ(木蔦)は冬蔦(ふゆづた)とも呼ばれる
ウコギ科キズタ属
常緑のつる性木本
葉は茎に互生(セイヨウキズタの葉は対生)
開花時期は10月~12月
果実は球形(径数mm)、翌春に黒く熟す


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