歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

2015年の犬・猫の飼育数はともに1000万匹

2016-01-31 | ペット
 ペットフードメーカーの業界団体・一般社団法人ペットフード協会は、2015年の犬・猫の飼育実態調査の結果を公表した(1月29日)。推計飼育数は、犬が約991万7000匹(前年の4.1%減)、猫が約987万4000匹(前年の0.9%減)になった。
 犬の飼育数は2012年から減少傾向にあり、猫の飼育数はほぼ横ばい。協会は、「一人暮らしやシニア層が増え、犬の世話が難しくなっている。猫は散歩の必要もなく、支出面でも負担が比較的少ない」との説明。
 一般家庭での飼育された犬の平均寿命は14.85歳、猫が15.75歳、昨年と比べともに伸びていた。生涯必要経費は、犬が118万円、猫が70万円。
 因みに、国内世帯数(約5500万)に占める飼育率を調べると、犬が15.06%、猫が10.13%、次いで金魚4.9%、メダカ3.7%、熱帯魚2.3%、カメ2.2%、小鳥1.8%・・。

 雪は止んだ、でもまだまだ解けずに残っている。
 線路沿いの”キササゲ”の実が風に吹かれ、雪の中で揺れている。雪景色と揺れるキササゲは寒さより寂しさを覚える。
 名(キササゲ)の由来は、長いサヤを実らせる野菜のササゲ(大角豆)に似た実をつける木から”木ササゲ”と呼ばれる。仲間は世界に10種類程あり、日本には中国原産のキササゲ・トウキササゲとアメリカ東南部原産のアメリカキササゲ(ハナキササゲ)がある、と言う。
 キササゲ(木大角豆)
 ノウゼンカズラ科キササゲ属
 落葉広葉高木
 原産地は中国
 江戸時代の17世紀後半に渡来したとみられる
 薬用に移入され、野生化した帰化植物
 開花時期は6月~7月
 花は漏斗状の唇形で、淡黄色の内側に紫色の斑点がある
 果実はササゲの様な細長いサヤ果(20cm~30cm位)で、枝先に数~10本程付く


認知症になったら介護施設を希望する人が47%、内閣府の意識調査

2016-01-30 | 健康・病気
 内閣府は、認知症に関する初の世論調査結果を発表した(2015年10月23日)。調査は認知症に関する国民の意識を探るため、9月に全国の20歳以上の3000人を対象に個別面接形式で実施し、1682人から回答を得た。
 自分が認知症になった場合、
   介護施設で暮らすことを希望する人:47.7%
   今まで暮らしてきた地域での生活を望む人:43.7%  結果が二分した
 介護施設で暮らしたい人は
   周りの人に迷惑をかけてしまうから:27.5%
   身の回りのことができなくなってしまうから:20.2%
 地域での生活を希望する場合は
   医療・介護などのサポートを利用したい:30.3%
   できないことを自分で工夫して自立的に生活したい:13.4%
 自らが認知症になることにどのような不安を感じるか(複数選択)
   家族に身体的・精神的負担をかける:74.9%
   買い物、料理、車の運転などができなくなる:56.8%
   家族以外の周りの人に迷惑をかける:56.5%
   ・・
 家族が認知症になる場合の不安では(複数選択)
   ストレスや精神的負担が大きい:62.5%
   経済的負担が大きい:49.9%

 朝起きたら雪が積もっていた。10cm位かな。玄関前と自家用車の雪おろしを早速実施。
 道も畑も家も雪を被って、真っ白。畑の様子を見るために昼前に出かける・・お花は見えない。道沿いの畑で、取られずに残っている”イチジク”の実。
 実と言ったが、壺の形をした果嚢(かのう)である。花は袋で覆われ(これを花嚢(かのう)と言う)、外からは花は見えない。このため”イチジク”を漢語では”無花果”の字をあてた。
 名(イチジク)の由来には諸説あり、1ヶ月で熟す・毎日1個ずつ熟す「一熟」からの説、中国語の「映日果」での音読”エイジツカ”の転訛説などがある。
 イチジク(無花果、映日果)
 別名:伝来時に、蓬莱柿(ほうらいし)、南蛮柿(なんばんがき)、唐柿(とうがき)
 クワ科イチジク属
 落葉高木
 原産地はアラビア南部。不老長寿の果物とも呼ばれる
 栽培は6000年前頃からと言われ、旧約聖書にも登場する果物
 インドから8~9世紀ごろに中国へ、中国から日本に17世紀前半に渡来した
 雌雄異株だが、日本で栽培されているのは雌株のみ。受粉しなくても果嚢が熟す単為結実(たんいけつじつ)の品種である
 因みに、葉は三裂・五裂掌状で互生する。浅く三裂するものは江戸時代に、深く五裂して裂片の先端が丸みを帯びるものは明治以降に渡来した。


とうほく蘭展&バラとガーデンフェスタ2016

2016-01-28 | 園芸
 天気は雲多いが晴れ。気温は少し高いので雪がとけるかな。
 今日から始まる「とうほく蘭展&バラとガーデンフェスタ2016」、蘭(らん)やバラが華やかに共演する。朝から行ってきた。
  期間:2016年1月28日(木)~2月1日(月)
  会場:夢メッセみやぎ (仙台市宮城野区港3-1-7)
  時間:9:30~17:00(入場は16:15まで)

 出展作品の審査は前日(1月27日)にあり、蘭個別株部門は687点の中から沖縄県八重瀬町町田繁さんの「ブラソカトレア キャサリン H・チャサム『マチダ』」が最優秀の河北賞に選ばれ、蘭展全体のグランプリにも輝いた。


 特別作品展示 (とうほく蘭展河北賞5回受賞 斎藤正博氏による)


 フラワーアレンジメント


 個別株展示


 生け花は宮城県華道連盟の、小原流・静月流・本原遠州流・道風流・古流松藤会・仙昇池坊・池坊・龍生派・花芸安達流・清泉古流・古流松應会、が展示されていた。


 会場


加齢高血圧リスクを高める受容体を特定

2016-01-27 | 医学
 今日は朝から晴れ。気温もやや高く、最高気温8℃とか・・。
 朝日がとても綺麗、広い範囲が輝いている。雲の広がりが作ったのかな・・。

 自然科学研究機構生理学研究所の西村明幸特任助教・西田基宏教授と九州大学、マレーシアSabah大学、香川大学、ベルギー自由大学との研究チームが「高齢者が高血圧になるリスクを高めるタンパク質を特定した」と発表した(1月20日)。これにより、新しいタイプの降圧剤を開発できる可能性があると言う。
 研究チームは、「アンジオテンシンⅡ」に着目した。「アンジオテンシンⅡ」は血圧調整に重要な働きをする生理活性物質(ペプチド)で、「AT1R」と呼ばれるタンパク質に作用して血圧を上げる。このAT1Rが、加齢に伴い発現上昇するプリン作動性「P2Y6R」と複合体(AT1R-P2Y6R)を作り、アンジオテンシンⅡによる血圧上昇を促進していることを明らかにした。マウスの実験で、「P2Y6R」が働かなくなると、正常マウスより高血圧になりにくかった。これで、高齢になるほど増える「P2Y6R」が、高齢者高血圧のリスク要因として血圧上昇のカギを握っていることが分かった、と言う。
 現在高齢者の2人に1人は高血圧で、脳卒中や心臓病などの循環器病を引き起こす最大の要因である。「AT1R」と「P2Y6R」という二つのタンパク質の複合体の形成を抑えることなどにより、新しいタイプの降圧剤を開発できる可能性があると言う。

2015年の紙の出版物の推定販売金額が1兆5千億円と過去最大の落込み

2016-01-26 | 本と雑誌
 出版科学研究所は、2015年の紙の出版物の推定販売額1兆5220億円(2014年より5.3%減)と発表した(1月25日)。減少率は1950年に調査を始めてから過去最大となった。特に稼ぎ頭の雑誌の落ち込みが深刻。
 書籍は7419億円(前年の1.7%減)と小幅な減少。累計240万部を超えた又吉直樹さんの芥川賞受賞作「火花」の影響や他の文芸書へ与えた波及効果も大きかった様だ。
 雑誌は7801億円(前年の8.4%減)で、月刊誌が6346億円(同7.2%減)、週刊誌が1454億円(同13.6%減)。定期誌・コミックの落込みが大きい。
 今回から調査対象に加えた電子出版の市場規模は1502億円(前年の31.3%増)と大幅に伸びた。

 天気は晴れ。気温は昨日より少し暖かいかな。でも雪はとけずに残っており、消えたのは車道だけ。
 塀に絡まって”ヒヨドリジョウゴ”が赤い実を付けている。まだ鳥に食べられずに残っている。名(ヒヨドリジョウゴ)の由来に、鵯(ひよどり)がこの果実を好み、食べると酒を飲んだ様になり騒ぐから、との説がある。全草(特に果実)にソラニン(神経毒、主にナス科の植物に含まれるステロイドアルカロイドの1種)を含むと言われるけど・・。本当は、特に好んで食べるわけではない様で、冬になっても残っていることが多い。
 ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)
 ナス科ナス属
 蔓性の多年生植物
 開花時期は8月~9月
 花は集散花序につき、大きく外に反り返る花冠(かかん)が特徴
 花冠は深く5裂し、色は白色(または紫色)
 果実は球形(径1cm位)の液果(えきか)で、透き通る様な赤に熟す


ウシの腱で前十字靱帯の再建に成功

2016-01-25 | 医学
 早稲田大学岩崎清隆教授はウシの腱(けん)を使い、前十字靱帯(ぜんじゅうじじんたい)を再建する実験にヒツジで成功した(1月17日報道)。ウシの腱は人工靱帯より強いと言う。2020年までの実用化を目指す。
 前十字靭帯は膝関節の安定性のために重要な靭帯であり、これが損傷(断裂)すると、膝がずれる、などの不安感により、日常生活・スポーツに支障となる。損傷した靭帯を縫合しても治りにくく、臨床で満足できる人工靭帯がなく、自家腱移植による靭帯再建術が必要となる。前十字靭帯損傷の再建術は、国内では年間1万5千例程度行われている。
 ウシからアキレス腱を取り出し、マイクロ波や界面活性剤で処理して、細胞をほとんど取り除いた。引張り試験では、ウシ無細胞化腱はヒト前十字靭帯の再建材料として十分な引張強度を有していると考えられた。マウスに移植すると、マウスの細胞が腱に入り込み、骨と融合した。拒絶反応は起きず、マウスの腱を移植した場合と同じように再生した。ヒツジにも試してみると拒絶反応はなく、移植から半年間後も歩行に問題はないと言う。

 午前は雪。午後から日が射した。日本列島が寒気団に覆われ寒い、明日も続く・・。
 持病があり、診断と薬を頂きに病院に出かける。いつもより大層混雑、インフルのせいかな。
 待合室に”アルストロメリア”の花。お花屋さんでは花持ちが長いので切り花で良く見かけ、結構人気があるお花だ。外は雪の白さで色がない、花の色を見ると、心が休まる。
 ”アルストロメリア”には色々な種類があり、原種の系統により耐暑性・草丈・花時期などが異なると言う。代表的な系統として、ペレグリナ系(矮性、大輪咲き)、オーランティアカ系(常緑、四季咲き)、リグツハイブリッド系(耐寒性、早咲き)、ドクターサルタース系(高生、耐寒性)などがあると言う。
 アルストロメリア
 別名:百合水仙(ゆりずいせん)、インカの百合(ゆり)、夢百合草(ゆめゆりそう)
 ユリズイセン(アルストロメリア)科ユリズイセン(アルストロメリア)属
 多年草(塊茎:根が肥大し球根状)
 原産地は南アメリカ、大正か昭和初期に渡来
 開花時期は5月~7月
 花径は4cm~8cm、花は花びらの斑点やラインが特徴
 花色は豊富で、ピンク・赤・白・黄・紫など


マネー川柳の入賞作品が発表される

2016-01-24 | 社会・経済
 オリックスグループは、お金をテーマにした「第12回オリックスマネー川柳」を公募し、入賞作品26句を発表した(1月20日)。募集期間は2015年10月19日~11月25日、応募総数は6万3,016句、選者は川柳家の尾藤一泉氏およびオリックスマネー川柳運営事務局。
 大賞は、アベノミクスの「日本丸」より頼りになるラグビー日本代表の五郎丸歩選手にあやかり、景気回復を願った60代男性の作品に決定した。年を越してから急に実感する・・株価の急落。
 ◆第12回(2015年)オリックスマネー川柳
   入賞作は、http://regist.orix-mail.net/cd/senryu/ で紹介
 マネー川柳大賞(1句)
  好景気日本丸より五郎丸
 オリックスグループ賞(5句)
 オリックス生命賞
   火の車マイナンバーで走ってる
 オリックス・クレジット賞
   とりあえず別性よりも別財布
 リックス不動産賞
   北陸へレールでつなぐ好景気
 オリックス銀行賞
   ふるさとを思う心は肉と酒
 オリックス自動車賞
   エステ代ママにとっては防衛費

 朝は雪。直ぐに晴れ、夕方には曇り。夜には雪の予想。風はないが、寒い。
 散歩では咲いている花が少なく、秋の実りを見るだけ。見つけたのはマメ科のハナズオウ(花蘇芳)の実。歩道の沿いに見える”ハナズオウ(花蘇芳)”の実。マメ科の植物だからキヌサヤインゲンを短くしたような平たい豆鞘が沢山垂れ下がっている。熟して褐色となっており、弾けて種を撒く。
 名(ハナズオウ:花蘇芳)の由来は、花色からで花弁の色がスオウ(蘇芳:赤色染料とされた木)で染めた色に似ているからと言う。
 ハナズオウ(花蘇芳)
 別名:蘇芳(すおう)
 マメ科ハナズオウ属
 落葉低木(樹高2m~5m)
 原産地は中国、江戸時代初期に渡来と言う
 開花時期は4月~6月
 花は1cm~2cm位の蝶形、花色は紅紫色・白色
 花後に数cm~10cmの豆果が付き、秋から冬に黒褐色に熟す


鋼のように強くて薄い高弾性ガラスを開発

2016-01-23 | 科学・技術
 東京大学生産技術研究所の増野敦信氏らの研究チームは、無色透明でヤング率が160Gpaという高弾性率ガラスの開発に成功したと発表(2015年10月31日)。
 研究チームは、ガラス合成法として無容器法を採用し、これまではガラスにならないと思われてきた酸化アルミニウム(Al2O3)と酸化タンタル(Ta2O5)のみの組成で、ガラス(54Al2O3・46Ta2O5)合成に成功した。両者の組成比率をほぼ1対1とすることで、無色透明なガラスにすることができた。
 今回の成果は従来の常識に縛られない新しいガラスの実現と言える。これにより、これまでガラスになりにくいと考えられていた物質からガラスを作ることができるのではないかという期待も膨らむ、と言う。
 ◆無容器法
 一般的なガラス合成法では、ガラス化を阻み結晶化を促進する最大の要因は、容器壁面から結晶の核が生成することである。
 無容器法では物質を空間に浮かせた状態で合成を進めるため、壁面から結晶の核が生成することが極限まで抑制される。その結果、ガラスになりにくい組成でも比較的容易にガラス化することができる。無容器状態を実現するため、ガス浮遊炉を用い、円錐形のノズルから試料に対して下から鉛直方向にガスを吹き付けることで、試料を浮遊させたまま保持し、CO2レーザーを照射して試料を溶融する。
 ◆主な物質のヤング率(E)
 物質  単位:GPa
 ガラス  80.1
 銅    129.8
 鋳鉄   152.3
 鋼   201~216
 金    78

今日からの天気は荒れ模様。気温は低く、曇り空。
 散歩道沿いにある”ユズ”。今年も花を咲かせ、果実も沢山付けている。道沿いにあるのに誰も取らない・・。
 ユズは結実するまでがとても遅い木だ。結実まで、桃栗三年柿八年・・と言うが、”ユズ(柚子)”では「柚は九年でなりかねる」「柚は遅くて十三年」「柚子の大馬鹿十八年」などと言われる程。・・この木は何時からあるのだろう・・。
 ユズ(柚子、柚酸)
 ミカン科ミカン属(シトラス属)
 常緑小高木、柑橘類の一種(枝に棘がある)
 柑橘類の中で最も耐寒性がある
 中国原産(長江上流と言われる)、日本には奈良時代か飛鳥時代に渡来したと言われる
 開花時期は5月~6月、花は白い小さな五弁花を葉の脇につく
 結実期は10月~11月、淡黄色の熟した果実の表面は凸凹で、強い香りがする
 果汁は酸味が強い


南極のクマムシ、30年半の凍結保存から蘇生し繁殖も

2016-01-22 | 生物
 国立極地研究所の辻本惠特任研究員らの研究グループは、南極昭和基地周辺で1983年11月に採取され、30年半年の間凍結保存されていたコケ試料からクマムシを取り出し、蘇生直後の回復と繁殖の様子を記録することに成功した。
 南極昭和基地周辺で、マイナス20度で凍結保存されていたコケ試料の中にいたクワムシ(体長は0.5mm~1mm程度)。クマムシは“乾眠”という能力を持っており、体内のほとんどの水分が無くなり乾燥状態になっても、“無代謝”になることで生命を維持することができる。これに、水を与えることで再び動き出す。この状態(乾眠)では高い放射能耐性や150度の高温に耐えるなどができ、“最強生物”とも言われる。しかしながらこの乾燥状態での最長生存記録は9年までしか確認されていなかった。
 今回の研究では、その1983年に採取・凍結保存されていたコケ試料を2014年5月に解凍・給水し蘇生させたもので、2個体のクマムシと卵1つを取り出して培養。1個体は十分に回復せず死亡してしまい、もう片方のクマムシと卵はなかなか回復しなかったものの、2週間後に個体の方は歩き回って餌を食べるなどの通常状態に戻り、繁殖にも成功。凍結保存されていた卵からふ化した個体もその後、同様に繁殖した。
 本研究は、クリプトビオシス動物の長期生存メカニズムの解明に貢献することが期待される、との事。
 ◆クリプトビオシス、乾眠
 クリプトビオシス:隠れた生命の意味。蘇生可能な無代謝状態を示す用語。
 乾眠:極度の乾燥によって誘発されるクリプトビオシス状態。

 晴れ。風は穏やか、気温は低いので雪は溶けない。明日も明後日も悪天候の予報。
 垣根の”ベニシタン”、赤い実がまだ付いている。でも直に、鳥たちが整理する・・。”ベニシタン”はバラ科コトネアスター属(Cotoneaster)植物で、良く普及しているのはベニシタンである。このため、ベニシタンの別名としてコトネアスターと呼ぶことがある。
 ベニシタンの花は淡紅色の5弁花で、果実は球形の鮮明な光沢ある赤色になる。花の色が赤みを帯びた白色もあり、”シロシタン”と呼ばれ、枝変わり品種だと言われる。
 ベニシタン(紅紫壇)
 バラ科シャリントウ属 (コトネアスター属)
 中国原産、昭和初期に渡来
 常緑小低木、常緑であるが関東以北では紅葉・落葉する
 枝が横に良く伸び、枝垂れてくる
 開花時期は5月~6月
 花は葉の脇に咲く、花径は数mm、5弁花で花色は淡紅色
 秋に球形の小果(径数mm)が光沢ある鮮紅色に熟して鈴なりにつく


ワンコインコンサート

2016-01-21 | 音楽
 晴れ。風も穏やか。気温が低い(最低気温数℃)ので歩道などの雪は消えない。
 寒さに負けず、宮城野区文化センター・パトナホールに出かけ「12thワンコインコンサート」を聞いてきた。演目も宮城道雄「春の海」をはじめとする新春にふさわしい曲。
 箏:澤村松馨さんと澤村京子さん
 尺八:佐藤皖山さん
 プログラム
 宮城道雄:春の海
 宮城道雄:五十鈴川
 宮城道雄:花紅葉
 宮城道雄:ロンドンの夜の雨
 宮城道雄:砧

2015年の訪日外国人は過去最高1973万人、前年の5割増

2016-01-19 | 旅行
 日本政府観光局(JNTO)は、2015年の訪日外国人客数が1973万7400人(昨年は1341万3467人、47.1%増)と過去最高になったと発表した(1月19日)。
 訪日外国人客数は1970年以来、45年ぶりに出国日本人数(1621万2100人)を上回った。2013年に1000万人を突破し、2年でほぼ倍増し、2020年(東京オリンピック開催)の目標としている2000万人に迫った。
 国別では、中国(香港・台湾を除く)から499万3800人(前年の107.3%増)と大幅に増加。韓国が400万2100人(前年の45.3%増)、台湾が367万7100人(前年の29.9%増)、香港が152万4300人(前年の64.6%増)、米国が103万3200人(前年の15.9%増)となった。
 外国人が旅行中に日本で使ったお金の総額は、3兆4771億円(前年の71%)と過去最高だった。この金額は、「自動車部品」の輸出額に匹敵する。1人あたりでみると17万6168円(前年の17%増)で、中国が1人あたり28万3842円と突出している。
 石井啓一国土交通相は記者会見(1月19日)で、2016年の訪日外国人数について「2000万人を超えることが期待されるものの、15年ほどの急激な増加が続くとは考えにくい。中国経済の不透明感が増している」と語り、中国や東南アジア諸国の経済動向が不安定だと指摘した。

 午前は曇り、午後から晴れ。気温は上がらず積もった雪は溶けにくい。
 散歩道の雪景色

 畑も雪で真っ白

今年(平成28年)の年賀状の切手

2016-01-18 | 日記・エッセイ・コラム
 今日は朝から雪。十数cm程積もった。昼近くに一時的に雪から雨になった。
 お年玉付年賀はがきの当せん番号が決定した(1月17日)。調べたら1枚が3等に当たっていた。昨年も1枚、今年も不作・・。縁起物だから早速交換、切手を頂いて来た。
 平成28年(2016年)用の年賀はがきは、2015年10月29日(木)から発売された。当初の発行枚数は30億2285.2万枚(総発行枚数、昨年32億1,590.8万枚)である。
 ◆平成28年(2016年)お年玉付き年賀はがきの当せん番号
 当せん番号は各組共通
 交換期間:2015年1月18日~2015年7月19日
 等級  賞品             下ケタ    番号
 1等  旅行・家電等・現金(10万円) 下6ケタ   667085番
 2等  ふるさと小包など
    (38点の中から1点を選択)   下4ケタ   9648番
 3等  お年玉切手シート       下2ケタ    69番
                           90番

自殺者数、2015年2万4千人で6年連続で減少

2016-01-17 | 社会・経済
 警察庁の集計(速報値)で、昨年(2015年)の全国の自殺者数は2万3971人(前年より1456人(5.7%)少ない)と発表した(1月15日)。
 6年連続の減少で、3万人を下回ったのは4年連続、1997年から18年ぶりに2万5000人を下回った。最も多かったのは2003年の3万4427人。内閣府の分析で、15年1月~11月の集計で、動機別では「健康問題」の減少が最も多く、「うつ病患者の早期発見と治療につなげる対策などが奏功したのではないか」(自殺対策推進室)としている。
 年間の自殺者数の内訳は、男性:1万6641人(前年比745人減)、女性:7330人(同711人減)。人口10万人あたりの自殺者は多い順で、秋田県:26.8人、島根県:25.1人、新潟県:24.9人。因みに、自殺率の世界平均は11.4人(10万人当たり、2012年)、日本は概ね18人と高い。

 朝から晴れ。空には雲が少なく、風も穏やか。日差しが暖かさをくれる。
 どう言う訳か、榴岡天満宮の梅が咲き出した、とのニュース。今月の前半は暖かい日が多かったから。日記を見たら、2月末から3月始めに開花している・・1月以上は早い!。
 花は数輪、花色は白、まだ蕾が沢山ありこれから賑やかに咲く。榴岡天満宮の祭神は菅原道真。菅原道真公と梅には深い繋がりがあり、神紋(しんもん、神社の紋)は梅。
 奈良時代に「花」と言えば梅(の花)と言うほどに古来から親しまれた花である。別名も、風待草(かぜまちぐさ)・好文木(こうぶんぼく)・春告草(はるつげぐさ)・・などと多い。平安時代中頃から、梅より桜(の花)が好まれるようになり、江戸時代以降は花といえば「桜」となった。
 ウメ(梅)・・(梅の果実も梅と言う)
 学名:Prunus mume
 バラ科サクラ属、落葉高木
 原産地は中国、奈良時代の遣隋使か遣唐使が持って来たと言う
 開花時期は1月~4月
 種類により開花期が異なる
 梅には300種以上の品種があり、野梅系・紅梅系・豊後系の3系統に分類され、梅の実を採るのは主に豊後系


刑法犯、昨年(2015年)は戦後最少の109万件

2016-01-16 | 社会・経済
 警察庁は全国の警察が昨年1年間に認知した刑法犯が109万9048件で、1973年の約119万件を下回り、戦後最少を更新したと発表した(1月14日)。殺人(未遂を含む)も933件と戦後最少となった。2002年の「治安の危機的状況」と言われたピーク時(285万3739件)の約4割となった。
 凶悪犯・知能犯など全ての項目で前年を下回ったが、7割超を占める窃盗犯の大幅減が主な要因であった。同庁は、防犯カメラの設置や住民パトロールの広がり、警察官の増員など、官民一体の対策の効果の表れ、と見ている。

 朝から雪。路面に薄く積もった。昼過ぎには雪は止み、路面も溶けだした。
 今日の散歩はお休み、お花の写真がとれない。

4月開設の東北薬科大の新医学部、競争率24.6倍

2016-01-15 | 受験・学校
 東北薬科大学は、4月に開設する医学部の入学試験の志願状況を発表した(1月14日)。定員100人に対して志願者数は、2,463人で競争倍率は24.6倍となる。因みに、同大は4月から東北医科薬科大学に改称する。
 定員は、
  A方式35人:6年間の学費3400万円のうち3000万円が貸与される
  B方式20人:1500万円が貸与され、さらに各県の修学資金制度も利用できる
  一般枠45人:貸与ない
  貸与された修学資金は卒業後の一定期間、東北各県の提携病院に勤務すれば返済が免除される
  勤務地は、A方式が宮城県に30人と他の5県に各1人、B方式が宮城以外の5県
  全体の6割に当たる1465人がA方式を第1志望にしている
 1次試験は2月1日、2次試験の面接は2月13日に実施する。合格発表は2月19日。

 雲が多いが概ね晴れ。風は穏やか。気温は低く、最低気温は0℃以下。
 ”ヤツデ”に白い球状に集まった花が咲いている。”ヤツデ:八手”は名の如く大きく裂けた葉が特徴である。花は雄性先熟で、一つの花が始めに雄花(雄花期)となり、次に花弁と雄しべを落として雌花(雌花期)となる。一つの枝で雄性期と雌性期が同時になる事はなく、雄性期と雌性期をずらして自家受粉を避けている。始めに咲く雄花には花弁が5枚おしべが5本あり、雌花はめしべが発達し、めしべのみの花となる。
 原産地は日本。学名(Fatsia japonica)の”japonica”は日本産を意味する。”Fatsia”は日本語の”八”で、”八”は古い日本語の発音では「ふぁち」・「ふぁつ」とF音を使っていた。
 ヤツデ(八手)
 別名:天狗の葉団扇(てんぐのはうちわ)
 学名:Fatsia japonica
 ウコギ科ヤツデ属
 常緑低木(丈は1.5m~3m)
 開花時期は11月~12月
 小花が枝分かれした柄の先にまとまる