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2014年の世界の海外旅行者数は11億3800万人

2015-02-25 | 旅行
 日本政府観光局は、昨年(2014年)に日本を訪れた外国人が過去最多の1,341万3,600人(推計値)だったと発表した(1月20日)。前年(2013年)の1,036万4千人より29.4%(約304万9,700人)増で、2年連続で過去最高を更新した。
 世界の海外旅行者数はどうなんだろう。
 国連世界観光機関(UNWTO)の「世界観光指標」(速報値)によると、昨年(2014年)の世界の海外旅行者数は、過去最高の11億3800万人で前年(2013年)の4.7%増だった(2015年1月27日の発表)。
 地域別では、
  ヨーロッパが5億8800万人(前年の3.9%増)
  アメリカ全体で1億8100万人(前年の7.4%増)
  アジア太平洋地域が2億6300万人(前年の5%増)
  アフリカが5600万人(前年の2.2%増)
  中東諸国が5000万人(前年の4.4%増)・・と全ての地域で伸びている。
 ◆近年の旅行者数全体の推移
    (UNWTO 世界観光指標2015年1月号より)
  年    旅行者数
 2014年   11.38(億人)
 2013年   10.87(億人)
 2012年   10.38(億人)

 時々陽が射す曇り空。いつもの散歩道のマンサクに花が咲いた。昨年と同じ木では3月4日だったから、1週間程早い開花なのかな。
 マンサクは、”まんずさく:先ず咲く”の語源説がある様に春に先駆けて咲く。花が黄色(黄金色)で枝に沢山咲くので”豊年万作の縁起担ぎ”からの説もある。因みに、名にマンサクと付く”ベニバナトキワマンサク””トキワマンサク”はトキワマンサク属であり属が異なる。
 マンサクの花は葉が出る前に咲き、枝の一か所に数個纏まり、花は強く香る。マンサクよりも花が一回り大きく黄色が濃い”シナマンサク”があるが、こちらは開花がマンサクより1ヶ月程早く、枯葉を付けている事が特徴である。
 マンサク(満作、万作)
 学名:Hamamelis japonica
 英名:Japanese witchhazel(魔女の榛(はしばみ)、との訳)
 日本の固有種
 マンサク科マンサク属
 落葉小高木
 開花時期は1月~3月
 花弁は鮮やかな黄色で長さ十数mmの細長く縮れたひも状、内側は帯赤紫色


ネットバンキングを狙うウイルスの検出数が6万超え、2014年

2015-02-24 | デジタル・インターネット
 (独)情報処理推進機構(略称:IPA)は、2014年のネットバンキングを狙うウイルスの検出数が2013年の倍になったと発表した(1月26日)。全体のウイルス検出数も2013年の1.6倍に増え、スマートフォンのワンクリック詐欺の相談件数も倍増した。・・企業や消費者を狙った攻撃が活発になっている。
 IPAによると、ウイルス「バンコス(ネットバンキングのID・パスワードを盗む)」の検出数が6万5942個で、2013年から倍増した。バンコスは2014年上期(1月~4月)に集中して検出されていたが、現在はセキュリティー対策などが進み、ほとんどが駆除されていると見ている。
 全体のウイルス検出数は38万625個。ウイルスの検出先は国内企業が97%で、3%は大学などの教育機関。ウイルスなどネット関連の被害相談は1万5598件(前年の横ばい)で、スマホのワンクリック詐欺の相談件数は790件だった。
 インターネットバンキングを悪用した不正送金の被害は、全国銀行協会によると2014年1~11月の被害(速報値)は、個人と法人を合わせて1257件18億5500万円で、2013年通年(661件、8億1000万円)を大幅に上回り過去最悪の状況。
 不正送金の手口も変化している。誘導でID・パスワードを入力させる手口が主流だったが、最近はウイルス感染させた利用者のパソコンを遠隔操作する手口(ランサムウエア・・など)が広がると見ている。
 因みに、サイトを閲覧しただけでウイルスに感染するものもある。アダルトなどがリスクが高いとされる。

 雲が多い晴れ。気温は昨日よりは低いが寒くはない。
 時々立ち寄るコーヒー店のクンシラン(君子蘭)、花が咲き出した。数日前にはまだ蕾だった。・・そう言えば、畑のアガパンサス(紫君子蘭;むらさきくんしらん)はまだ蕾もない。・・アガパンサス(Agapanthus)は、ユリ科アガパンサス属。
 クンシランはヒガンバナ科クンシラン属(Clivia)の植物の総称。園芸流通名のクンシランは一般に、ウケザキクンシラン(受咲き君子蘭、クリビア・ミニアタ:Clivia miniata)である。名に「ラン(蘭)」と付いているが「ラン科(蘭科)」ではない。
 日本では花だけでなく葉も鑑賞対象となっている。良く見かける品種は、濃緑色の長い葉が孔雀の様に羽根を広げたような姿の「達磨(だるま)君子蘭」。茎の先に橙色の百合の様な花を付け、晩秋頃には赤い実を付ける。因みに、開花するには温度が10℃以下の日が2月程必要と言う。
 クンシラン(君子蘭)
 別名:受け咲き君子蘭(うけざきくんしらん)、クリビア 英名:Kaffir lily
 ヒガンバナ科クンシラン属
 半耐寒性多年草
 原産地:南アフリカ・ナタール、日本には明治時代に入った
 開花時期は4月~5月
 花は茎頂部に5~8個纏まって咲く
 花色は一般的な朱赤の他に、薄黄・白・桃がある
 葉は、細・中・広葉、斑入りなどがある
 花後の果実は、径1~2cmで秋に赤く熟す


イスラエルの地中海沿岸沖で1000年前の金貨約2000枚発見

2015-02-23 | ニュース
 イスラエル考古学庁(Israel Antiquities Authority、IAA)の2月17日の発表。
 イスラエル中部カイザリア(Caesarea)の古代港湾遺跡の海底から、ファーティマ朝(10~12世紀)に鋳造された金貨約2000枚が発見された。発見は地元のダイバーらで、嵐の後に海底で「おもちゃのコイン」のようなものを偶然発見し、本物だと気付いて考古学庁に通報した。総重量は約9Kg、様々な額面で、約1000年も海中にあったのに保存状態は良好で、新品同様のものや、真贋を確かめたのか歯形が残るものもある。
 同庁広報担当者は、金貨は「非常に貴重なため、値段は付けられない」と言う。発見された金貨は国庫に帰属するとし、発見者への謝礼などはないとの事。
 ◆ファーティマ朝(Fatimid Caliphate)
 エジプトのシーア派イスラム王朝(909年~1171年)。
 10世紀初めにチュニジアに起こり、エジプトを征服したイスラーム国家、新都カイロ(973年)を建設。実質的な支配権を持った最初のシーア派国家。
 スンナ派のアッバース朝と対立。アラビア半島ヒジャーズ地方にも進出し、西の後ウマイヤ朝、東のアッバース朝とともに三カリフ時代を形成した。スンナ派のセルジューク朝や十字軍の攻撃を受け、アイユーブ朝により滅亡。

 天気は雲が多い晴れ。最高気温が10℃以上と早春を思わせる暖かさ。
 今日(2月23日)は、旧暦の1月5日とお正月である。元日草(がんじつそう)とか朔日草(ついたちそう)と呼ばれる”フクジュソウ”が咲いている。春を告げる花の代表であり、春が近くなって来た。
 南天(難転)の実と福寿草(招福+長寿)の花とで、”難を転じて福となす”の縁起もの。江戸時代からの古典園芸植物で、多数の園芸品種が作られている。根・茎には毒(アドニンという成分)があり、新芽頃のフキノトウと間違って食べないように、と言う。
 フクジュソウ(福寿草)
 別名:元日草(がんじつそう)、朔日草(ついたちそう)
 キンポウゲ科フクジュソウ属
 多年草
 開花時期は2月~4月
 花色は基本的に黄色(黄金色)、花径は数cm
 園芸種では花色に白・紅・橙があり、八重咲き・菊咲き・三段咲きがある


小学校入学前に「ひらがなの書き・読み、を身につけさせたい」が7割以上

2015-02-22 | 受験・学校
 (株)小学館集英社プロダクション(通信添削学習サービス「ドラゼミ」を運営)の「ドラゼミ教育研究所」は、小学校入学前の学習状況について意識調査を実施した。調査期間は2014年11月10日~11月19日、対象は現在小学1年生でドラゼミを受講しているお子さんの保護者151名、ドラゼミに資料請求をされた方(お子さんが現在小学1年生)58名、計209名。
 調査の質問「小学校入学に向けて学習準備を行っていましたか」では、はい:88%、いいえ:12%。
 準備学習として「何を身につけさせたいと考えましたか」では、
  1位:ひらがなの書き  162名(77%)
  2位:ひらがなの読み  149名(71%)
  3位:数字の書き    122名(58%)
  4位:時計のよみ方    98名(46%)
  5位:数字の読み     97名
  6位:計算        87名
 調査結果から、ひらがなと数字を書けることが重要視されていることが分かりました、との事。

 今月は後1週間で終わり、3月となる。3月と聞けば”春”・・となる。家の中の鉢植えも外に出せる。
 鉢植えのラナンキュラスが咲いている。開花期は3月~5月だから家中の鉢植えの開花は早い。薄い花弁(はなびら)が沢山重なり半球状になっており、ゴージャスに綺麗。
 キンポウゲ(ラナンキュラス)属の植物は世界中に500種以上が分布すると言われ、園芸でラナンキュラスの名前で出回っているのはその中の1種、”ラナンキュラス・アシアティクス(Ranunculus asiaticus)”からの改良品種が多くを占めるとの事。日本で改良された代表的品種には、ビクトリア・ストレイン(大輪で花色が豊富)、ドリーマー(球根から咲く花の数が多く、茎が長い)などがあるが、この鉢植えの品種は判らない。
 ラナンキュラス
 別名:花金鳳花(はなきんぽうげ)
    「色彩の華やかな金鳳花」から
 キンポウゲ科キンポウゲ属(ラナンキュラス属)
 原産地は西アジア・トルコ地方
 園芸種は、半耐寒性の球根性一年草として扱う
 開花時期は3月~5月
 花は花弁5枚の一重咲きが基本だが、八重~万重咲がある
 花色は豊富で、赤・桃・橙・黄・白・紫、および複輪など


2014年の税関による不正薬物押収量は630Kgと高水準が続く

2015-02-21 | 社会・経済
 財務省は、2014年の税関による不正薬物の取り締まり実績を発表した(1月20日)。
 不正薬物(覚醒剤・大麻・コカインなど)の押収量は630Kg(摘発件数は390件)で、前年(2013年)から37%減少した。しかし、前年は1007Kgと平成16年より9年ぶりとなる深刻な状況であった。600Kgを超えたのは3年連続であり、依然として深刻な状況となっている。訪日外国人による不正薬物の持ち込みは171件で、前年の135件から3割近く増えた。
 覚醒剤は549Kgと全体の9割程。航空機の乗客による密輸入が246Kgで、過去2番目に多く、訪日外国人の増加が背景にあると見られる。
 大麻は74Kgと前年の6倍に急増した。「危険ドラッグ対策の強化で、大麻への回帰が進んだのではないか」と見ている。

 今日は晴れ。風も弱く穏やか。春に向かってこれから三寒四温となるのかな。
 散歩で見つけたフユシラズの花。冷たい風や雪にも負けずに咲いている。春が近くなって来た・・。
 キンセンカ(金盞花)と同属で、キンセンカよりも大分に小い黄色の花を付け、ヒメキンセンカとも呼ばれる。フユシラズはキンセンカより古い時代に渡来したと言われ、ホンキンセンカ(本金盞花)とも呼ばれる。
 フユシラズ(冬知らず)
 別名:姫金盞花(ひめきんせんか)、本金盞花(ほんきんせんか)
 キク科カレンデュラ属
 一年草(秋~翌春の越年性)
 原産地は地中海沿岸
 主な開花時期は11月~5月
 花は径2cm位、花色は橙・黄色
 花は日が当ると開き、夜は花を閉じる


2015年度の国公立大2次試験の志願倍率(確定)は4.7倍

2015-02-20 | 受験・学校
 文部科学省は2月19日、平成27年(2015年)度国公立大学2次試験の確定志願状況と2段階選抜実施状況を発表した。出願締切り日(2月4日)での速報では、志願者数は45万5491人、募集人員に対する倍率は4.5倍だった。 確定によると、国公立(前期・後期・中期)は募集人員101,605人、志願者数が474,546人で、志願倍率が4.7倍。志願者数は474,546人と前年より9,874人少なく、志願倍率も4.7倍と前年度の4.8倍より0.1ポイント減少した。
 2段階選抜は27大学41学部で実施された。前期日程で2段階選抜(所謂足切り)を実施したのは、国立が20大学32学部と公立が7大学9学部で、3,692人が不合格となった。選抜による不合格者は、東京大学:721人、首都大学東京:638人、徳島大学:227人、一橋大学:215人・・だった。
 国立大(82大学377学部)の志願者は、34万4992人で倍率は4.3倍(前年と同じ)。
 公立大(80大学174学部)の志願者は、12万9554人で倍率は6.3倍(前年より0.2ポイント減)
 学部系統別では、
  人文・社会系:4.6倍(前年と同じ)
  医・歯系:5.5倍(前年より0.4ポイント減)
  薬・看護系:5.6倍(前年より0.4ポイント減)
  理工系:4.4倍(前年より0.1ポイント減)
 2次試験は前期日程が25日から、中期日程は3月8日以降、後期日程は3月12日以降に行われる。

 朝は晴れ。午後より雲は多くなり曇り~晴れ。日差しがないので気温より少し寒く感じる。
 古い家屋の板壁の前のアオキ。まだ赤くなっていない緑の実を付けている。板壁の前のアオキに懐かしき昭和の雰囲気を見つけた感覚・・現在は平成、昭和は”昭和時代”と称する・・。
 アオキは、日本の古来種。学名は”Aucuba japonica:アウクバ ヤポニカ”とある。名(アオキ:青木)の由来は、冬でも青々とした常緑の枝・葉からのアオキバ(青木葉)からと言う。
 アオキ(青木)
 別名:青木葉(あおきば)、ダルマノキ
 ミズキ科アオキ属
 常緑低木(樹高は1~3m程)
 枝は緑色、古くなると木質化し灰褐色
 開花時期は3月~5月
 雌雄異株で、枝先に紫褐色の小さな花が咲く
 果実は雌株に付く、実は1~2cm程の楕円形で深紅色となる
 果実が黄色のキミノアオキ、白色のシロミノアオキがある
 葉は、濃緑色一色だけでなく斑入の葉の園芸種もある


日立製作所、世界最高精度の電子顕微鏡を開発

2015-02-18 | 科学・技術
 昨年(2014年)の10月17日に「電子顕微鏡の精度が世界一に」を本ブログで紹介した。開発者は、東京大学の幾原雄一教授・柴田直哉准教授、日本電子などで、「分解能」は0.045nm(ナノメートル)。これまでは2009年の0.047nm(米ローレンス・バークレー国立研究所が出した)だった
 これより半年後に、日立製作所は世界最高となる点分解能0.043nm(=43pm、10億分の43mm)を持つホログラフィー電子顕微鏡を開発した。研究内容は米物理学会専門誌アプライド・フィジックス・レターズ(2月18日付)に掲載する。
 120万ボルトの加速電圧で電子を光速の95%まで加速して観察する。金属の場合、厚さが従来の約4倍の約400mまで観察できる。実験では発光ダイオード(LED)用材料の窒化ガリウムを調べ、窒素やガリウム原子を明瞭に区別できたとの事。
 この顕微鏡開発は、ノーベル物理学賞候補と言われた故外村彰氏が社員として開発に携わったものである。外村氏はミクロの物理現象が立体的に見える「電子線ホログラフィー」の技術を使った電子顕微鏡を、世界で初めて1978年に実用化した。
 ◆電子顕微鏡の分解能
 分解能とは2点の離れを見分けられる能力
  1nm(ナノメートル)=10億分の1m、1pm(ピコメートル)=0.001nm
 原子のサイズは約0.1nm(100億分の1m)
  インフルエンザウイルスは約100nm
  可視光線の波長は、400nm~760nm

 朝は雨。すぐに雪となる。昼前にはまた雨となる。今日の1日は雨・・、融け残った雪がなくなるかな。
 散歩で楽しい草花などの写真は撮れない・・明日は晴れると良いね。



耐性出にくい抗生物質の発見、欧米研究チームが新手法

2015-02-17 | 健康・病気
 欧米研究チーム(米ノースイースタン大学や独ボン大学など)は、抗生物質が効きにくいMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)に効果があり、耐性を持つ菌が現れにくいとみられる新しい抗生物質を発見した(英の科学誌「ネイチャー」に発表、1月8日付)。チームは、「この物質に耐性を持つ菌が現れるには数十年はかかる」と見ている。
 抗菌薬は主にカビなどの微生物が合成する物質から作られる。しかし、微生物のほとんどは人工的に培養することが難しい。研究チームは、土壌などの自然環境でしか生息できない細菌を実験室でも培養できる新しい手法を開発し、およそ1万種の細菌が作った物質を調べ、抗菌作用がある化合物を発見した。
 この化合物は、細菌の外側を覆う層を破壊するもので、「テイクソバクチン」と名付けた。薬剤耐性の黄色ブドウ球菌(MRSA)に感染させたマウスのほとんどは敗血症で死ぬが、一定量の「テイクソバクチン」を投与すると生き延びた。細菌の遺伝子が変異した場合でも、外側の層は変わりにくいので、層を壊す薬剤には耐性が出にくいと考えられる。
 抗菌薬は使い続けると耐性菌が現れ、常に新薬が待たれる。似たメカニズムの抗菌薬バンコマイシンは耐性菌が出るのに30年かかった。チームは今回の開発手法で、これまで培養が困難だった細菌からも新物質を発見できる可能性があるとしている。

 今日の天気は曇り。風が弱く穏やか。朝から街へ、デパートの”駅弁大会とうまいもの市”に出かけた。購入した駅弁は、昼食。この市でTV(ミヤギテレビ)が取材していた。



日本の双子以上の多胎児の出生数は約2万人と40年程横ばい

2015-02-16 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は朝から晴れ。日の出前からの朝焼けが綺麗だ。三日月もまだ見えた。・・朝焼けが久しぶりの様な感じ。
 朝の新聞読みで、Dataファインダー「双子以上が生まれる比率」の記事が興味深かった(日経2月16日)。
 この記事では、「双子以上が生まれる比率(2013年、厚生労働省の人口動態調査)」は、1.94%と示している。これに関しての記述は、
 ◆1970年の1.05%からほぼ倍増
 日本の出生総数は1970年に193万人、2013年に103万人とほぼ半減した。しかし、双子以上の多胎児の出生数は2万人前後と横ばいである。比率のピークは、2005年の2.27%である。
 ◆4割弱で「不妊治療の影響」
 一卵性双生児の出生率は地域・民族・時代に関わりなくほぼ一定で、1/285(=0.4%)である。この事は、双生児出生率の変動は主に二卵性双生児の出生頻度に因ると言える。人種での違いは、白人種は1/80~1/120、黒人種は1/50以上と言われ、日本では1/150~1/160の低い水準で安定していた。
 日本では、1975年から排卵誘発剤の健保適用となり、出生率が増加し始めた。2008年には母子の安全を考慮し、多胎予防が始まり微減し、現在に至る。

 梅田川には渡り鳥が見える。風が弱いと小春日和となるのだが・・・。


2013年の国民健康・栄養調査で、痩せている成人女性が増えた

2015-02-15 | 健康・病気
 厚生労働省が昨年(2014年)12月9日に「2013年の国民健康・栄養調査」について発表した。調査は2013年11月、無作為抽出した5,204世帯を対象に実施し、3,493世帯(67.1%)から有効回答を得た。
 これによると、BMIが18.5未満の「やせ」に該当する女性の割合は、12.3%と過去最高だった2012年より0.9%増えた。年代別では、20歳代が21.5%、30歳代が17.6%、40歳代が11.0%だった。同省担当者は「摂取エネルギーが少なく運動不足なのに痩せている場合、高齢期に向けて生活習慣を改善する必要がある」としている。1日の摂取カロリーは、20~40歳代の女性は、50~60歳代より少なく、70歳以上とほぼ同水準との事。
 成人男性のBMIが25以上の「肥満」の割合は28.6%で、前年より0.5%減となり、増加傾向~横ばいに歯止めがかかった、と見ている。年代別では40代が34.9%と最も高かった。女性の「肥満」割合は20.3%で、ここ10年間では減少傾向にある。
 ◆BMI(Body mass index)
 BMI=体重kg/(身長m)^2
 BMI=22の時に高血圧・高脂血症・耐糖能障害等の有病率が最も低くなる
 これより、標準体重Kg=22×(身長m)^2 とされる
 BMIと肥満判定
  BMI     判定
  <18.5   低体重(やせ)
  18.5~25  普通体重
  ≧25~30> 肥満(肥満1度)
  ≧30~35> 肥満(肥満2度)
  ≧35~40> 肥満(肥満3度)
  ≧40    肥満(肥満4度)

 日の出前の早朝は雪。日の出と共に雪は止み、空の雲は消えて晴れとなるが、時々雪が舞う。朝の景色は白一色、昨日の朝と同じ。雪は地面を覆い、草木も覆い白色の世界となる・・昼頃には融けだした。
 花瓶に飾ってあったアオモジの蕾が開き花が咲き出した。アオモジは東北には分布しない木で、近畿以西・四国・九州・沖縄に分布する。東北人には馴染みが薄いが、お花屋さんでは切り花で見かける。雌雄異株であるが、飾ったこの花が雄花なのか雌花なのかは判らない・・判る方教えて!。
 名(アオモジ)は小枝が緑色なので、同じクスノキ科で爪楊枝の材料とされるクロモジ(クロモジ属)に対して付けられたと言う。クスノキ科は木の香りが良いので爪楊枝などの細工に使われ、アオモジでも同じ。
 因みに、両者の違いは、クロモジが葉と同時に花を付け、アオモジは花が早い、との事。
 アオモジ(青文字)
 別名:ショウガノキ
 クスノキ科ハマビワ属
 落葉小高木(樹高3m~7m)
 雌雄異株
 開花時期:3月~4月
 成熟した果実にはレモンのような芳香がある


チョコレート年間消費量は約4500億円、バレンタインシーズンは500億円超え

2015-02-14 | 日記・エッセイ・コラム
 朝起きたら雪が降っていた。直に止み、晴れて青空が広がる。
 今日(2月14日)はバレンタインデー、日本ではチョコレートを女性から男性に贈る日となっている。でもこの日は、ローマ皇帝の迫害下で殉教(西暦269年のこの日)した聖ウァレンティヌス記念日であり、バレンタイン司教の記念日として”恋人たちの愛の誓いの日”になった。キリスト教国では、この日を”愛の日”として花やケーキ等を贈ると言う・・日本で少し変化したんだ。
 日本人は贈り物が好きな民族で、徒然草(吉田兼好:鎌倉時代末期~南北朝時代の歌人・随筆家)では、「善き友三つあり。一にはものくるる友、二には医師、三には智惠ある友。」とある。
 バレンタインデーに贈るチョコレートは、流通業界・製菓業界の販売促進で普及し、1970年代前半から増加し定着した。現在では、贈る方も恋人・思い人(本命チョコ)だけでなく友人(友チョコ)、義理がある方(義理チョコ)、お世話になった方(世話チョコ)、家族(ファミチョコ)、両親・祖父母(親チョコ)、自分へのご褒美(自分チョコ)と”チョコ贈の日”となっている。因みに、1月後の3月14日は「ホワイトデー:バレンタインデーにチョコレートを贈られた方が、返礼のプレゼントをする日。キャンデーやクッキー、マシュマロなどをお返しする」と言う事で、もはや贈答の国民的行事日となった感がある。
 日本のチョコレートの年間消費量(小売額)は約4500億円、バレンタインシーズンだけで500億円超えと1割以上が消費される。日本のチョコレートの消費量は世界的には少なく、最大消費(1人当たりで)国ドイツの1/5である。
 ◆主な菓子の小売額(平成25年)
  菓子   生産量(トン)  小売額(億円)
 和生菓子   304,500     4,670
 チョコレート 220,080     4,520
 洋生菓子   191,401     4,248
 スナック菓子 225,784     4,135
 米菓     216,524     3,413
 ◆チョコレート菓子の消費量(2012年)
      国際菓子協会/欧州製菓協会より
  国     国内消費(トン)  1人当たり(Kg)
 ドイツ    942,770       11.7
 スイス     84,915       10.6
 オーストリア  83,330        9.9
 ノルウェー   46,990        9.3
 イギリス   549,180        8.7
 日本     236,474        1.9

 早朝に降った雪は、幼稚園建物の屋上に設置された仏像を白く化粧した。

2014年の田舎暮らし希望地域は山梨県がトップ

2015-02-13 | 社会・経済
 ふるさと暮らしを希望する都市住民と地方自治体のマッチングを支援するNPO「ふるさと回帰支援センター」は、2014年の田舎暮らし希望地域ランキングを発表した(2月10日)。
 調査対象者は同センターが運営する「ふるさと暮らし情報センター」の来場者、調査時期は2014年1月から12月、回答数は2,885人(複数回答可)。同センターへの来場者は年間1万人(前年の約1.4倍)で、相談者はすべての世代で増加との事。
 調査によると、昨年・今年の田舎暮らし希望地域のトップ3県(山梨県、長野県、岡山県)は変わらないが、2014年は山梨県が初の1位になった。因みに、山梨県・長野県の両県で全体の3割の支持率と言う。
 ◆田舎暮らし希望地域ランキング
   POふるさと回帰支援センター事務局
   TEL:03-6273-4415  FAX:03-6273-4404
   MAIL:info@furusatokaiki.net
  希望地域ランキング
   2012年   2013年   2014年
 1、長野県   長野県   山梨県
 2、岡山県   山梨県   長野県
 3、福島県   岡山県   岡山県
 4、香川県   福島県   福島県
 5、千葉県   熊本県   新潟県
 6、島根県   高知県   熊本県
 7、大分県   富山県   静岡県
 8、鳥取県   群馬県   島根県
 9、宮崎県   香川県   富山県
 10、和歌山県  鹿児島県  香川県

 今日の天気は晴れ。風が少し強い。風当たりがないと日差しの暖かさを感じる。
 畑には越冬のハクサイ(白菜)がある。白菜の真ん中より少し上をヒモで縛り寒さが芯まで届かない様にしている。
 ハクサイは日本料理の食材として良く使われる野菜である。日本では結球種のハクサイが食べられるが、この種は20世紀に入ってからと言う。最初のハクサイは結球性が弱く、白菜(シロナ)に近かったと見られ、結球性を持つものが現れるのは16~18世紀で、その後の品種改良が進んだ。
 日本での利用は加熱して用いることが多い、でもアメリカでは主にサラダ用として広まっている、との事。・・サラダでもとても美味しい。
 ハクサイ(白菜)
 英名:Chinese cabbage
 アブラナ科アブラナ属、二年生植物
  (日本では冬の野菜として好まれる)
 原産地は中国、明治初期に渡来
 春になれば黄色い花が咲く


2014年の農林水産物輸出額は6117億円で前年の1割増

2015-02-12 | 社会・経済
 農林水産省は、2014年の農林水産物・食品の輸出額(速報値)を発表した(2月10日)。
 輸出額は、6117億円で前年の11.1%。過去最高だった2013年の5505億円を上回った。
 内訳は
   農産物:3570億円(前年の13.8%増)
       菓子(和菓子など):148億円(33.1%増)
       清酒:115億円(9.3%増)
       牛肉:82億円(41.6%)
       コメ:14億円(38.6%増)
       ・
   水産物:2337億円(前年の5.4%増)
       ホタテ貝:447億円(12.1%増)
       さけ・ます:114億円(36.7%増)
       ・
   林産物:211億円(前年の38.5増)
 主な輸出先は、香港が1343億円、米国の932億円、台湾の837億円
 ◆農林水産物・食品の輸出額
  年     輸出額
 2020年の目標  1兆円
 2014年    6117億円
 2013年    5505億円
 2012年    4497億円
 2009~2011年は4500億円前後

 昨日は「建国記念の日」で祝日の休日。いつものコーヒー店にいったら満員で入れず・・残念。
 今日の天気は晴れ。風も穏やかで、気温も低くないので日差しに暖かさを感じる。雪はまだ融けずに残っている。
 小さなロータリーで、シュロが1本立っている。葉が折れた様子がないので”トウジュロ”と見える。トウジュロもワジュロも同種とする説もあるようにほとんど同じに見える。違いは、トウジュロは葉面が小さくて組織が固く葉の軸も短い、ワジュロは葉の先端が下垂するがトウジュロは下垂しない(団扇の様)事で区別する・・と言う。でも、ワジュロとトウジュロの間に雑種を作ることできるから、どうなんだろう・・。この雑種は、アイジュロ(合い棕櫚)とかワトウジュロ(和唐棕櫚)と呼ばれると言う。
 トウジュロ(唐棕櫚)
 ヤシ科シュロ属
 常緑耐寒性高木、雌雄異株
 原産地は中国、元禄初期(17世紀)に渡来した帰化植物
 開花時期は4月~6月


世界で最も交通渋滞が深刻なのはジャカルタ

2015-02-10 | 社会・経済
 カストロール(Castrol:英国のオイルメーカー)が各国78都市で交通渋滞を調べた結果を発表した(2月6日)。調査は、オランダの車載機器「トムトム(GPSの位置情報を利用するカーナビ)」を積んでいる車両を対象に、1Kmあたりの停止・始動回数の平均値を出した。匿名で調査に応じた人の車載機データを1年間分抽出した。
 調査結果によると、78都市・地域の平均停車数は1週間に360回で、年間1万8000回。
 交通渋滞が深刻なのは、ジャカルタ(インドネシアの首都)は3万3240回、イスタンブール(トルコ)は3万2520回、メキシコ市は3万840回、スラバヤ市(インドネシア)は2万9880回、バンコク(タイ)は2万7480回。
 渋滞が少ない都市は、タンペレ(フィンランド)が6240回と最良、次いでロッテルダム(オランダ)が6360回。因みに、日本の都市は調査対象に含まれていない。

 今日の空は雲少なく晴れ。久しぶりの晴天の様な感じ。でも風は冷たく、気温も低い。昨夜の雪は少なく、ほとんど積もらなかった。
 青空の透き通った青を見て写真を、と思ったが青一色の写真では何の写真か判らない。何か・・と周りを見たらクロチクの緑が空の青に映えている。
 クロチク(黒竹)はマダケ(真竹)属の常緑タケ類。サオは初め緑色で、夏を過ぎると黒くなりはじめ、2年位で紫黒色となる。生垣・鉢植えなどや釣竿・花器などの黒竹細工の材料として利用される。
 園芸品種に、サオが完全に紫黒色にならずにサオ全体に黒色の斑点が出るものがあり、ニタグロチクと呼ばれ、クロチクと区分することがあると言う。
 クロチク(黒竹)
 イネ科マダケ(真竹)属
 原産地は中国、渡来時期は不明
 さお色は緑~黒斑~紫黒(伐採後も色は変わらない)
 出筍期は4月~5月(筍として食べられる)


「外交に関する世論調査」で、中韓に「親しみ感じない」が過去最高

2015-02-09 | 国際・政治
 内閣府が昨年(2014年)12月20日に、「外交に関する世論調査」を発表した。調査は2014年10月16日~26日に全国の成人男女3,000人を対象に個別面接方式で行い、有効回収率は60%だった。
 これによると、中国・韓国への親近感は昭和53年(1978年)の調査開始から最低となった。
 中国に
  親しみを感じない:83.1%(昨年調査より2.4%増、3年連続で8割超)
  親しみを感じる:14.8%(昨年調査より3.3%減、過去最低)
  日中関係は、良好だと思わない:84.5%
 韓国に
  親しみを感じない:66.4%(8.4%増)
  親しみを感じる:31.5%(9.2%減)
  日韓関係は、良好と思う:12.2%
 他の国での、「親しみを感じる」は
  米国:82.6%(4年連続で8割超)
  インド:47.1%(親しみを感じない:45.4%)
  ロシア:21.3%が良好と回答(親しみを感じない:76.4%)

 今日の天気は曇り。朝にチョット晴れた。気温は低く、最高気温1℃との予想。風も強く冷たいので寒さが身に染む。今冬一番の寒さになるとか・・。
 気象庁によると、北日本と東日本の上空約5000mに氷点下40度以下の強い寒気が流れ込み、日本付近は10日にかけて強い冬型の気圧配置が続く見込み、との事(9日朝の報)。発達中の低気圧の影響で北日本から西日本の日本海側で大雪となる。明日(10日)午前6時までの24時間に予想される降雪量は多い所で、北陸100cm、東北70cm、近畿・東海(岐阜県)50cm、北海道・関東甲信(長野県)40cm、中国地方30cm。
 朝早く小さな公園にいって見た。雪が少し融けずに残っており、小さな水溜まりに氷が張っている。この上を歩くと”パリン”と音がする。この音で小さい頃の冬の遊びを思い出した。・・懐かしき冬の寒さ。