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タンザニアに過去最大規模の足跡化石群、古代人の生活様式知る手掛かりに

2020-05-31 | ニュース
 AFP=時事(AFPBB News)による記事(5月19日配信)。・・本記事は引用記事です。
 タンザニア北部アルーシャ州にあるナトロン湖の南で発見された1万9100~5760年前のものとされる人間の足跡が公開された(2020年5月14日公開、撮影日不明)。

 タンザニアにあるナトロン湖(Lake Natron)の南に位置するエンガレセロ(Engare Sero)と呼ばれる場所には、1万9000~5000年前の間に残された400を超える足跡の化石群がある。アフリカで発見された人類の足跡としては過去最大規模で、いわゆる後期更新世時代の人類がどのような姿をしていたか、またどのように食料を集めていたかを垣間見ることができる。
 研究を率いた米チャタム大学(Chatham University)のケビン・ハタラ(Kevin Hatala)助教(生物学)によると、エンガレセロのような遺跡は非常に短期間に形成されたもので、そこを古代人が移動した瞬間が捉えられているという。
「この多様な化石証拠群の希少性や価値を前提として、われわれの発見が驚くべきものである理由の一つは、その規模だ。同じ火山灰の地表に、400を超える足跡が保存されている」と同氏はAFPに語った。
 これらの直接的な手掛かりからは、その足跡を付けた集団の行動様式に関する非常に興味深い知見も得られたという。足跡の分析は複雑なプロセスをたどった。現地のマサイ人が発見した遺跡を研究チームが2009年に初めて訪れたとき、自然浸食による露出で確認できた足跡は56だけだった。その後の3年にわたる発掘作業により、さらに数百の人類の足跡が発見された。シマウマやバッファローなど動物の足跡も同時に発見された。
 足跡の分析
 足跡はどろどろとした火山泥流の上に残され、その泥流が急速に乾いて地表が固まったとハタラ氏はみる。足跡同士が重なっていないなどの証拠と合わせると、これは一緒に移動していた一団が同時に残した足跡で、異なる時期にさまざまな人が移動してできたものではないことが強く示唆されるという。また足跡の大きさと歩幅に基づき、一団は成人男性4人と成人女性19人、それに少年2人で構成されていたと研究チームは結論付けた。
 足跡からは古代人の身長を推定することもでき、一団の中には比較的身長の高い男性たちがいたことも分かった。1メートル83センチの長身の男性もいたと推測される。
 英科学誌ネイチャー(Nature)系列のオンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に14日に掲載された論文によると、アフリカ東部で発見されたほぼ同時期の人間の骨格は「一般的に身長が高く、手足の長い体格をしていた」ことを示唆している。
 古代人の一団の男女比は、当時の生活様式についての手掛かりも教えてくれる。
 今日の狩猟採集民族の社会では食料を探すときを除き、多数の女性が子どもやほぼ同数の成人男性を伴わずに集団で移動することはまれだ。足跡の分析によって示された一団の男女比から研究チームは、当時の女性たちもまさに同じだったとの仮説を導いた。
 ハタラ氏は「行動様式そのものは、この時期の人類の集団としては驚くべきものではない」「だが、生のスナップショットを通してその行動様式を目撃する機会は、非常に例外的だ」と述べ、今は仮説でしかないが、発掘作業が進めば最終的にさらに多くのことが明らかになるだろうとの認識を示した。
 発掘現場の片側にある浸食によって露出した足跡は、今も堆積物に覆われた区域へと続いており、さらなる足跡が発見される可能性が見込まれている。

 今日で5月が終わり、明日から6月。今年の2月~5月は100年後・1000年後に残る災害DAYになるだろう、6月からも来年も、となるだろうか。祈る、無事終息。
 冬が終わり、春が来ると草や木々に花が咲きだす。散歩では、歩かないと見えない草・木々の葉や花。
 散歩で見つけた、”マユミ”の花。小さな淡緑色の花で、人目を引かない花だ。”ニシキギ(錦木)”の花に良く似ている、両者ともニシキギ科である。小さな花は小さな緑玉の実となり、殻がピンク色となり、やがて秋に殻が弾けて赤い種子が見える。この様子がとても可愛く、素敵な景色を見せる種子で、秋の楽しみだ。
 名(マユミ:真弓)の由来は、この木を材料として弓を作ったからで、材質は白くて緻密・良く撓る。こけしや将棋の駒も作る。因みに、果実は食べない、有毒(吐き気や下痢など)である。
 マユミ(真弓、檀)
 別名:山錦木(やまにしきぎ)、川隈葛(かわくまつづら)
 学名:Euonymus sieboldianus
 ニシキギ科ニシキギ属
 雌雄異株と言われる(不完全雌雄異株?)
 雌株のみでも果実は付く
 落葉小高木(樹高は3m~10m)
 原生地は日本、朝鮮半島、中国
 開花時期は5月~6月
 花は淡緑色の小さな(径1cm位)4弁花
 果実は10月~11月に熟す。ピンク色の殻が弾けて赤い種子が見え、この様子がとても可愛い。
 果実の色には品種により白・薄紅・濃紅がある


蚊が暗闇で飛べる、自らの羽ばたきでのかすかな気流で障害感知

2020-05-13 | ニュース
 千葉大の中田敏是助教と英王立獣医大などの研究チームは、「真っ暗な部屋の中でも蚊が自由に飛べるのはなぜか。未解明だったこんな疑問を千葉大などの国際研究チームが数値計算などで解き明かした。」5月8日、米科学誌サイエンスに発表した。
 コウモリが超音波をレーダーのように反射させているのと違い、自らの羽ばたきで起きる気流、反射した気流の乱れを触角で感じているという。
 研究チームは、高速度カメラによる蚊の3次元運動測定やシミュレーションなどから、体長約4mmの蚊の羽ばたきによって生じる気流を数値計算で詳細に再現。その結果、体長の10倍近い3~4cm離れた壁や床などの障害物にぶつかって生じる気流の乱れでも、触角の根元にある感覚器官(ジョンストン器官)で感知可能であることが分かった。
 この知見を基に、ドローンに気流の変動センサー機能を付けたところ、同様の仕組みで壁や床を検知できることも実証した。
 中田助教は「蚊は最も人を殺す生き物といわれるほど影響が大きいのに、分かっていないことが多い。薬品なしでも飛べない環境をつくるなど、防除や制御につなげていければ」と話している。

 天気は晴れ、午前に曇り~小雨があった。小雨はホンの少し、畑への慈雨にはとても足りない。
 畑までの沿いのお庭。咲き始めた藤の花と満開が少し過ぎた?”ハナズオウ”の花。枝の葉に先立って花芽を多数付けて咲いている。花には花柄がなく、枝から直接に花が付く。花は長さ1cmほどの蝶形花。花色は、お祝いごとの様に紅白、白花と紅花の木が隣り合わせで咲いている。実は長さ数cmの豆果で秋から冬に黒褐色に熟す。
 名(花蘇芳、はなずおう)の由来は、花弁の色が”スオウ(蘇芳:赤色染料とされた木)”で染めた色に似ているからと言う。因みに、”蘇芳”は古い時代から染料としてマメ科の低木の中国名で、材の芯や莢に赤色色素を含む。媒染剤によって、赤・赤紫・黒っぽい紫に発色する。この染料は、奈良時代に渡来している。
 ハナズオウ(花蘇芳)
 別名:蘇芳(すおう)
 学名:Cercis chinensis
 マメ科ハナズオウ属
 落葉低木(樹高2m~5m)
 原産地は中国、江戸時代初期(1695年ころ)に渡来と言う
 開花時期は4月~6月
 花色は紅紫色・白色
 枝を取り囲むように長さ1cm~2cm位の蝶型花を枝一杯につける
 花柄がないために、花が枝からいきなり出ているように見える
 花後に数cm~10cmの豆果が付き、秋から冬に黒褐色に熟す


群馬県オリジナルの輸出用清酒酵母ができた

2020-01-23 | ニュース
 群馬産業技術センターと量子科学技術研究開発機構(量研)は、共同研究により、海外輸出に適した清酒酵母の開発に成功した。
 量研が保有する材料・バイオ応用研究専用施設「TIARA」で培った育種技術により、海外輸出に適した酵母を選び出した。新酵母は県内酒造会社での実地醸造試験の結果、十分な醸造適性があることが確認された。群馬県の新しい酵母として、希望する県内の酒造蔵に頒布していく予定。
 新酵母開発の背景と経過
 〇清酒は、地域の食文化と共に発展しており、その土地ならではの味、そして歴史がある重要な嗜好品です。各県の試験研究機関では、地域の食文化を守り、また振興するために独自の清酒酵母開発を進めています。群馬県では平成14年に県独自の清酒酵母(群馬KAZE酵母)を既に実用化しています。
 〇日本食の世界文化遺産登録や政府のクールジャパン輸出戦略の後押しもあり、清酒の海外輸出量は2000年から2015年までに2.7倍に増え、現在も毎年10%程度伸びています。このような背景から、群馬県酒造組合から「海外輸出に適した“尿素を作らない群馬KAZE酵母”にしてほしい」という要望がありました。
 〇新酵母開発の鍵となったのは、量研が保有する研究施設(TIARA)で「イオンの力」を利用した新たな育種技術です。2年間かけて試作株を作成し、さらに2年間群馬産業技術センターで試験醸造を行いました。最終的に県内酒造会社で実地醸造試験を行って実用性を検証しました。
 新酵母の特性
 〇風味
新酵母は、従来のKAZE酵母と同等に吟醸酒の主要な成分(カプロン酸エチル)を高生産するので、フルーティーな酒質に仕上がります。
 〇尿素の生産性
新酵母は、一部の国で規制値を設けているカルバミン酸エチルの元となる尿素を生産しないことが確認されています。
 〇今後の予定
 群馬県オリジナルの輸出用清酒酵母として、希望する県内酒造蔵に頒布予定です。
 ◆お米の主な3成分
 お米には主に「デンプン」「タンパク質」「脂質」の3つの成分が含まれている。
 デンプンは「麹」の働きにより糖に変えられ、その糖を「酵母」が食べることでアルコールが生まれる。
 タンパク質は「麹」によりアミノ酸に変えられ、主にお酒の旨みになる。
 脂質は「麹」の働きにより脂肪酸に分解される。
 お米の外側にはたんぱく質や脂質が多く含まれ、中心に行くほどデンプンの割合が高くなる。そのためお米を精米するほどにタンパク質や脂質からくる旨みなどの味わいの要素が減り、シンプルできれいな味わいになる。
 お米をよく磨いているお酒によく感じられるフルーティな香りは、主にリンゴやメロンの香りの「カプロン酸エチル」とバナナのような香りの「酢酸イソアミル」という成分が主体となっている。「カプロン酸エチル」はお米のデンプンを分解してできた糖から、「酢酸イソアミル」はタンパク質を分解したアミノ酸から生み出される。
 カプロン酸エチル(ethyl caproate)
 カプロン酸エチルは、芳香性のあるエステル。消防法による第4類危険物 第2石油類に該当する。リンゴ様の果実臭のする無色の液体である。日本酒の主な芳香成分の一つで、日本酒の高品質化のため本物質を多く生産する清酒の酵母が育成・開発されてきた。吟醸酒には数100 ppb~数 ppm 程度含まれている。
 カルバミン酸エチル
 カルバミン酸エチルは分子式 H2NCOOC2H5 で表される化合物である。カルバミン酸のエチルエステルで、カルバメートの一種である。アミノギ酸エチルとも呼ばれる。初めて合成されたのは19世紀である。

 今日の天気は曇り。風もない、お日様もない・・寒さだけが身に染む。
 散歩道沿いの小さな花畑、”ハボタン”が育てられている。冬に咲く花は少ないから、冬の花の代わりの”ハボタン”かな。
 ”ハボタン”は食用の”キャベツ(紫キャベツ)”として江戸時代中期に渡来したもので、この食用キャベツを日本が観賞用として改良した・・食べても美味しくないからか・・野菜を鑑賞用とするのは世界的にも珍しいと言う。初めはオランダ菜と呼ばれていたが、1778年(安永7年)に山岡恭安が牡丹菜と命名した。しかし、葉が”ボタン(牡丹)”の花のように美しいことから、ハボタン(葉牡丹)と呼ぶ様になった。
 因みに、江戸時代には葉の紅白の色合いから正月飾りとして親しまれていた。
 ハボタン(葉牡丹)
 別名:花キャベツ
 英名:ornamental cabbage
 アブラナ科アブラナ属
 耐寒性一年草、鮮やかな葉の色や姿を鑑賞する園芸植物
  耐寒性だが0度以下の低温には弱い、寒さによって着色する
 葉の鑑賞期は11月~翌3月
 開花時期 は4月~5月 、黄色の菜の花が咲く
 結球しない品種のキャベツ又はケールを観賞用として品種改良した
 品種には葉に葉緑体以外の色素を持たない品種と色素(アントシアニン)を持つものがあり、温度によって発色し、白・黄白・紫・赤・ピンクなどに色づく。
 葉の種類は、波型の「丸葉系」・縮れ型の「縮緬系」・切込みが細かい「切れ葉系」などがある。



農林水産省は、「豚コレラ」の法律上の名称を「豚熱(ぶたねつ)」に変更

2020-01-10 | ニュース
 農林水産省は、家畜伝染病「豚コレラ(CSF)」の法律上の名称を「豚熱(ぶたねつ)」に変更すると発表した(令和元年12月24日)。日本獣医学会の提言を受け、来年の通常国会に提出する予定の家畜伝染病予防法改正案で新しい名称に切り替える。「CSF」の呼称は引き続き使う。
 ◆豚コレラ 関連
 豚コレラについては、与党から「経口感染症『コレラ』のイメージが強い」と指摘され、農水省が日本獣医学会に新名称の検討を要請。学会は高熱が出る症状などから豚熱が適当と判断した。
 アジアで猛威を振るう「アフリカ豚コレラ(ASF)」も法律上、「アフリカ豚熱」とする。
 なお、「豚熱(CSF)」と「アフリカ豚コレラ(ASF)」ASF(アフリカ豚コレラ)は、全く別の病気である。
 ◆豚コレラ(CSF)
 CSFウイルスにより起こる豚、いのししの熱性伝染病で、強い伝染力と高い致死率が特徴。感染豚は唾液・涙・糞尿中にウイルスを排泄し、感染豚や汚染物品等との接触等により感染が拡大する。
 CSFは、 豚やいのししの病気であって、人に感染することはない。仮にCSFにかかった豚の肉や内臓を食べても、人体に影響はない。
 ◆アフリカ豚コレラ(ASF)
 ASFウイルスが豚や猪に感染する伝染病であり、発熱や全身の出血性病変を特徴とする致死率の高い伝染病である。
 本病は、ダニが媒介することや、感染畜等との直接的な接触により感染が拡大する。本病に有効なワクチンや治療法はなく、 発生した場合の畜産業界への影響が甚大であることから、我が国の家畜伝染病予防法において「家畜伝染病」に指定され、患畜・疑似患畜の速やかな届出とと殺が義務付けられています。
 因みに、これまで本病の発生が確認されておらず、本病の清浄国である。

 朝から晴れ、薄い雲が全天一杯に広がる。午後に小雨が。
 春に花が咲いた”ナンテン”に赤い実や白い実が沢山付いている。果実の色は多くは赤色であるが、実色が黄白色のシロミナンテン、淡紫色のフジナンテン、橙色のウルミナンテンなどの園芸品種がある。
 ”ナンテン(南天)”は「難転・・難を転ずる」「成天」から厄除けの縁起木(吉祥木)として植栽される。古くから栽培され、江戸~明治に100種以上の園芸品種が作られたと言われ、現在でも40種ほどが栽培されている。
 因みに、果実にはアルカロイド(窒素を含む特殊な植物塩基の総称、少量でも動物に強い生理作用を及ぼすことがある)であるイソコリジン・ドメスチン・プロトピン・ナンテニンなどの成分を持つ。含まれるドメスチンには鎮咳作用がある。このため漢方の咳止め薬の原料とされる。
 ナンテン(南天)
 別名:南天燭(なんてんしょく)、南天竹(なんてんちく)
 学名:Nandina domestica
 メギ科ナンテン属
 半常緑性の低木
 原産地は中国、日本で自生しているが古くに渡来した種が野生化
 開花時期は6月~7月、花色は白色(中央は黄色)、花径は数mm
 果実は径6mm~7mm位、秋頃から赤くなる
 果実の色は普通赤色、実色が黄白色のシロミナンテン、淡紫色のフジナンテン、橙色のウルミナンテンなどがある


マグロの初セリ、大間産が1匹1億9320万円と史上2番目の高値で競落とされた

2020-01-06 | ニュース
 新春恒例の初競りが豊洲市場で開かれ、青森県大間産のクロマグロが1匹1億9320万円と史上2番目の高値で競り落とされた(正月5日)。1Kgあたり70万円である。前年に続き、すしチェーン「すしざんまい」を展開する喜代村が落札した。今年は大型の生の国産クロマグロが例年より多く出品された。
 新元号「令和」で初めて迎える初市。最高値が付いたのは1匹276Kgの巨大なクロマグロ。前年の初競りで付けた史上最高値、1匹3億3360万円には及ばないが記録がある1999年以降、2番目に高かった。
 初セリの高値落札では、大田市場(東京・大田)の青果の初競りで、山形県産サクランボの高級品種「佐藤錦」500gが80万円で落札された。2019年の35万円を大きく上回る過去最高値だった。競り落としたのは、青果仲卸の船昌(東京・大田)。「19年は台風などで農産物の被害が目立った年だった。産地に敬意を表して高値をつけた」と話した。
 ◆築地・豊洲市場マグロ初競りの最高値
  2020.1.5 青森県大間産  19,320万円(276kg)
  2019.1.5 青森県大間産  33,360万円(278kg)
  2018.1.5 青森県大間産  3,645万円(405kg)
  2017.1.5 青森県大間産  7,420万円(212kg)
  2016.1.5 青森県大間産  1,400万円(200kg)
  2015.1.5 青森県大間産   451万円(180kg)
  2014.1.5 青森県大間産   736万円(230kg)
  2013.1.5 青森県大間産  15,540万円(222kg)

 今日は朝から晴れ、時々雲多く曇り空となる。風が少し強い、風が強いと青空が寒さを運ぶ寒空となる・・。
 明日は1月7日、正月7日は五節句のひとつ、人日(じんじつ)・七草の節句。朝に無病息災を祈って、春の七草を入れて炊いた粥(七草粥)を食べる。この行事は、平安時代から始まり、室町時代の汁物を原形とし、江戸時代より一般に定着した。
 明日は、七草粥を作る。お店でセットとなった「春の七草」を購入した。
 ◆春の七草
 セリ(芹):芹 (せり)、セリ科
 ナズナ(薺):薺(なずな)、別名:ぺんぺん草、アブラナ科
 ゴギョウ(御形):母子草(ははこぐさ)、キク科
 ハコベラ(繁縷):はこべ、ナデシコ科
 ホトケノザ(仏座):田平子(たびらこ)、キク科
           シソ科のホトケノザではない
 スズナ(菘):蕪(かぶ)、アブラナ科
 スズシロ(須々代):大根(だいこん)、アブラナ科


世界初、液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」が進水

2019-12-22 | ニュース
 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は「未利用褐炭由来水素大規模海上輸送サプライチェーン構築実証事業」を行っている。本事業の一環として技術研究組合CO2フリー水素サプライチェーン推進機構(HySTRA)の組合員である川崎重工業(株)が製造中の世界初の液化水素運搬船が進水した(12月11日)。今後、本船にはNEDOの助成事業で開発中の海上輸送用液化水素タンクが搭載され、2020年秋頃に竣工する予定。
 NEDOは、本船を活用し、豪州連邦政府と一部連携するなどして、豪州での褐炭ガス化・水素精製、水素液化・液化水素貯蔵、豪州から日本への液化水素海上輸送、日本での液化水素荷役という一連の国際間の大規模水素サプライチェーンの実証を2020年度に行う予定。
 水素は、地球温暖化対策のカギとなる次世代のエネルギーの一つとして注目されている。使用時に二酸化炭素などの温室効果ガスが発生しない特性を持ち、発電や燃料電池自動車などでの活用が期待される。この水素が、石油や天然ガスと同じように一般的に利用される社会の実現に向けて、2016年に岩谷産業株式会社・シェルジャパン株式会社・電源開発株式会社(以下、Jパワー)と、技術研究組合CO2フリー水素サプライチェーン推進機構「HySTRA」を結成し、経済的かつ安定的に大量の水素を調達するためのエネルギーサプライチェーンの構築に向けた技術開発を進めてきた。現在、液化水素運搬船のほか、液化水素の受入基地を兵庫県神戸市に、褐炭ガス化設備を豪州に建設している。
 ◆液化水素運搬船(川崎重工業(株)製造)
 進水した液化水素運搬船は、マイナス253℃に冷却し体積が気体の1/800となった液化水素を、安全かつ大量に長距離海上輸送するために、実証規模としては世界で初めて川崎重工業(株)が開発した。製造中の貨物倉容積約1,250m3の真空断熱二重殻構造の海上輸送用液化水素タンクを搭載し、2020年秋頃に竣工の予定。竣工後、本船は2020年度内に豪州で製造された液化水素を日本へ輸送する。
 主要目
 全長116.0m;長さ109.0m;幅(型)19.0m;深さ(型)10.6m;満載喫水(型)4.5m
 総トン数約8,000t;貨物倉容積約1,250m3
 推進機関ディーゼル発電・電気推進;航海速力約13.0ノット
 定員25名;船級日本海事協会(NK);船籍日本;船主HySTRA

 今日の天気は曇り。風は弱い。
 お庭に”ミカン”の木を見つけた。お家の方のお話では、「このミカンは、鉢植えで買ったもので、大きくなったので庭に植えた。果実が付いた。品種は、多分温州(ウンシュウ)。」との事。果実の数は多くない・・今年は不作なのかな。
 日本で”ミカン(蜜柑)”と言えば、概ね温州蜜柑(うんしゅうみかん)の実を指す。素手で容易に果皮をむいて食べれる。温州蜜柑は柑橘類では比較的寒さに強いが温暖な気候を好み、主に関東以南の暖地で栽培される。中国の温州にちなんで温州蜜柑(うんしゅうみかん)と命名されたが、温州原産ではなく日本の不知火海沿岸が原産と推定される。
 因みに、鏡餅の上にミカンを乗せるのは、本来乗せる「橙(だいだい)」が「代々」を意味する縁起物だから。兵庫県赤穂市には「みかんのへた山古墳」という古墳があり、坂越(さこし)湾の海上から見た古墳の形状から名付けられたのだという。
 ミカン(蜜柑)
 学名:Citrus unshiu
 ミカン科ミカン属
 果樹
 初夏、白色の小さな5弁花をつけ、黄橙色の実を結ぶ
 ”ミカン”の花は愛媛県の県の花に制定される
 日本では最も多く生産されている果物である。主要な産地のほとんどは太平洋や瀬戸内海に面した沿岸域で、和歌山県と愛媛県が生産量首位を争い、静岡県がそれに次ぐ。ブランドとしては和歌山県の有田(ありだ)みかん、静岡県の三ケ日みかん、神奈川県の湯河原みかんなどが有名である。


2019年のユーキャン新語・流行語大賞は、「ONE TEAM」

2019-12-03 | ニュース
 「現代用語の基礎知識選 2019ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が行われ、今年の新語・流行語大賞 年間大賞&トップ10が発表された(2019年12月2日)。
 2019年の間に発生した多種多様な「ことば」の中から、広く大衆に親しまれた新語・流行語を選び、発表された。本賞は、本年度で36回目。「現代用語の基礎知識」(自由国民社)編集部調査をもとに、ノミネート30語を選出し、その中から選考委員会が10語を選定している
 年間大賞:ONE TEAM
 ラグビー・ワールドカップ(W杯)で日本代表を率いたジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチが掲げた「ONE TEAM(ワンチーム)」が選ばれた。
 トップテン (受賞者か受賞団体)
 ONE TEAM(年間大賞):ラグビー日本代表チーム
 計画運休:国土交通省
 軽減税率:秋葉弘道氏(有限会社「アキダイ」代表取締役社長)
 スマイリングシンデレラ/しぶこ:渋野日向子氏(プロゴルファー)
 タピる:たぴりすと。華恋氏、たぴりすと。奈緒氏
 #KuToo:石川優実氏(アクティビスト)
 ○○ペイ:PayPay株式会社
 免許返納:免許返納された全ての人
 闇営業:FRIDAY編集部
 令和:御田良知氏(坂本八幡宮 宮司)
 ◆新語・流行語大賞
 新語・流行語大賞は、自由国民社がその年1年間に発生した「ことば」のなかから、世相を軽妙に映し、多くの人々の話題に上った新語・流行語を選び、その「ことば」に関わった人物、団体を顕彰するとされている賞。2004年より、ユーキャン新語・流行語大賞に改称している。
 1984年(昭和59年)に創始された。
 候補となる言葉は『現代用語の基礎知識』(自由国民社・刊)の読者アンケートの結果から編集部によって選出された30語から50語が候補としてノミネートされ、その中から新語・流行語大賞選考委員会(選考委員7名)によってトップテンと年間大賞が選定される。
 創始当初は、新語部門と流行語部門に分かれて、それぞれ金賞を筆頭として各賞が選ばれていたが、8回目の1991年(平成3年)からは年間大賞が設けられ、11回目の1994年(平成6年)からは両部門を合わせて選定されるようになった。2003年(平成15年)には株式会社ユーキャンと提携し、翌2004年(平成16年)より現代用語の基礎知識選「ユーキャン新語・流行語大賞」に改称された。
 日本漢字能力検定協会の「今年の漢字」、第一生命の「サラリーマン川柳」、住友生命の「創作四字熟語」、東洋大学の「現代学生百人一首」と並んで、現代の世相を反映する一つの指標として取り上げられている。

幻の「右ヒラメ」八戸沖で発見

2019-11-11 | ニュース
 地元の新聞を見ていたら、幻の「右ヒラメ」八戸沖で発見、のニュース。
 面白そうなので、記事を紹介。(デーリー東北新聞から)
 左ヒラメに右カレイ。
 姿が似ているヒラメとカレイを見分ける方法として、腹部を下にして、目が左側ならヒラメ、右側ならカレイを意味する言葉。八戸市小中野6丁目の佐藤文彦さんが、八戸沖で体長38センチの「右ヒラメ」を釣り上げた。カレイは種類によって目が左を向いているものもあるが、右側を向いているヒラメは珍しいという。
 佐藤さんは8日、自身の遊漁船「EDIVAーsea」に乗って1人で出船。ヒラメを18匹釣り上げて帰宅した。小ぶりな魚は自身の食用にしようと選別していた時、「右ヒラメ」に気付いて驚いた。

 今日の天気は曇り~小雨。気温は低く、最高気温14℃、最低気温7℃。外出には上着が欲しい。
 近の散歩で、畑の”ラッキョウ”を見つけた。幾つかの”ラッキョウ”には花が咲き残っている。
 紫色を帯びた白色の鱗茎を食用とする。特有の強い匂いと辛味がある。因みに、この匂いはニンニクやニラと同じアリル硫化物である。
 主に塩漬け、甘酢漬け、醤油漬けで食べる。カレーライスのつけあわせ(薬味)として、福神漬とならぶポピュラーな存在である。
 花は、10月頃に、花茎(かけい)を出して、紫色の小花を散形花序につける。夏から秋に、鱗茎(りんけい)を植えつけると、翌年春に葉が出て、新しい鱗茎(りんけい)が増える。
 名(ラッキョウ)の由来には、鱗茎の味は辛いから、「辛辣(しんらつ)な味のニラ」という意味で、辣韭(らっきょう)。唐音から転訛(てんか)して、”ラッキョウ”となったとの説がある。
 ラッキョウ(辣韮、薤、辣韭)
 別名:大韮(おおにら)
 学名:Allium chinense
 ユリ科ネギ属
 原産地は中国~ヒマラヤ地方とされている
 日本に渡来した時期は不明
  延喜式(えんぎしき、927年)には、天薬寮(てんやくりょう)の元日御薬(がんじつおんくすり)の中に、薤白(がいはく)が載っている。当時から、”ラッキョウ”を薬用に用いていた。
 開花時期:10月~11月


プリツカー賞に磯崎新さん、日本人で8人目

2019-05-25 | ニュース
 建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞に日本人建築家の磯崎新さんが選ばれ、5月24、フランスのベルサイユ宮殿で授賞式が行われた。
 磯崎さんは、1931年、大分県生まれで、つくばセンタービルやロサンゼルス現代美術館の設計で知られていて、賞の審査委員会から「建築界で最も影響力のある建築家の一人で、新たな方法で東洋と西洋を結びつけた」などと評され、今回の受賞となった。
 磯崎さん「この時代は建築にとっても変わっていく時だと思う。ちょうどこういう時に私は賞を頂いたことになる。そういう意味で大変、感無量」
 日本人としては、磯崎さんが8人目の受賞者となる。
 ◆プリツカー賞 (The Pritzker Architecture Prize)
 プリツカー賞は、1979年にアメリカ人実業家でハイアットの事実上の創業者であるジェイ・プリツカーと妻のシンディによって設立された。
 「建築を通じて人類や環境に一貫した意義深い貢献をしてきた」存命の建築家を対象とする。国籍・人種・思想・信条を問わず、原則として1年に1人表彰している。副賞として10万ドルとブロンズのメダルが授与される。メダルの意匠はルイス・サリヴァンの作品を模したもので、ウィトルウィウスの言葉が刻まれている(1986年以前はヘンリー・ムーアによる彫像であった)。 アメリカのホテルチェーン「ハイアットホテルアンドリゾーツ」のオーナーであるプリツカー一族が運営するハイアット財団 (The Hyatt Foundation) から建築家に対して授与される賞である。
 1988年に「ニューヨーク・タイムズ」の記事で「建築家にとってこの賞は、科学者や作家たちにとってのノーベル賞のようなものだ」と書かれて以降、「建築界のノーベル賞」と紹介されることもある。
 ◆日本人の受賞者
 1987年 丹下健三
 1993年 槇文彦
 1995年 安藤忠雄
 2010年 妹島和世・西沢立衛 (パートナーのため、2人同時受賞)
 2013年 伊東豊雄
 2014年 坂茂
 2019年 磯崎新

 晴れ。今日の最高気温は28℃とか。各地で30℃以上の真夏日となっている・・明日あたりが真夏日となるか?。
 岩に張り付いた”セッコク(石斛)”に花が咲き出した。何時もなら、岩を観る散歩はしない、岩に白い花が見えた、寄ったら”セッコク”の花だった。茎の先端の節から花茎を出し、1~3輪の花が咲く。
 ラン科デンドロビウム属(セッコク属)は熱帯アジアを中心として、オーストラリアまで1000種以上が知られている。その仲間のうちでも北限まで(日本の東北地方)生育する種が”セッコク”とある。日本では、、独自の品種や楽しみ方が江戸時代に確立され、それが脈々と受け継がれている古典植物で、江戸時代の園芸文化に欠かせない植物である・・との事。
 セッコク(石斛)
 別名:岩薬(いわぐすり)、少名彦薬根(すくなひこのくすね)、長生蘭(ちょうせいらん)
 学名:Dendrobium moniliforme
 ラン科セッコク属(デンドロビウム属)
 多年草
  岩・樹木に根を張付き、自生する着生ラン 水分は空気中からとる
 原産地:東北地方南部~琉球諸島、朝鮮半島、中国
 開花時期:5月~6月
 花色は白・淡い紅色、大きさは3~4cmで芳香がある


子どもの人口1,533万人と38年連続減少

2019-05-05 | ニュース
 今日(5月5日)は子どもの日、国民の祝日である。節気では立夏(りっか、夏の気配が感じられるころ)。節句では端午の節句。端午の節句は、五節句の一つで菖蒲の節句とも呼ばれ、男子の健やかな成長を祈願し各種の行事を行う。
 子どもとは、15歳未満の年少者。
 総務省が「こどもの日」に合わせて毎年公表する15歳未満の子どもの推計人口(2019年4月1日現在)は、1533万人で前年(2018年)より18万人少ない。1982年から38年連続の減少となった。
 総人口に占める子どもの割合は、12.1%と前年より0.2ポイント減で、1975年から45年連続で低下となった。1995年以降は、65歳以上の割合が子どもの割合を上回る状態が続いている。
 子どもの推計人口内訳は、男子785万人、女子748万人。3歳ごとの年齢区分では、12歳~14歳が322万人と最も多く、9歳~11歳321万人、6歳~8歳309万人、3歳~5歳295万人、0歳~2歳286万人と、年齢区分が下がるほど人口が減っている。
 人口に占める子どもの割合が最も高いのは沖縄の17.0%で、次いで滋賀の14.0%、佐賀の13.6%の順だった。最も低いのは秋田の10.0%、青森の10.8%、北海道10.9%と続く。
 子どもの推計人口で、前年より増加するのは、東京都のみで前年より8000人増の155万人。前年と同じなのは、沖縄で24万7000人。他の45道府県はいずれも減少となった。
 ◆15歳未満の子どもの割合
   出典:世界の統計、平成27年国勢調査(総務省統計局)
       (単位:1,000人)
 国名      総人口  15歳未満の子ども割合(%)
 アメリカ合衆国 321,774  19.0
 フランス     64,396  18.5
 イギリス     64,716  17.8
 カナダ      35,940  16.0
 イタリア     59,798  13.7
 ドイツ      80,689  12.9
 日本      127,095  12.5

 今日もいい天気、良く晴れた。暫く、雨が降っていない。早朝の畑作業は、”ダリア”球根を植える。
 歩道の一隅で、”ヒメフウロ”が小さな花を咲かせている。近くを見渡したら、少し大きな鉢に”ヒメフウロ”が植えられており、葉の脇から細長い柄を出し、先に紅色の小さな花1・2輪ずつつけている。蕾も幾つかあり、これからも沢山花が咲く。
 咲いている花は小さくて可愛らしい、このことから”ヒメフウロ(姫風露)”と名付けられたとか・・。別名は”シオヤキソウ(塩焼草)”、全草に特有の匂いがあり、この匂いが塩を焼いた時のものであるからと言う。
 ”ヒメフウロ”は本州や四国の一部の石灰岩地に自生し、レッドリスト(絶滅危惧Ⅱ類)に指定されている。我々が目にするのは、国外などから帰化したもの、と言われる。
 ヒメフウロ(姫風露)
 別名:塩焼草(しおやきそう)
 フウロソウ科フウロソウ属
 多年生草本植物(種は420種以上が確認されている)
 開花時期は4月~10月(初夏が最盛期)
 花は5弁花、花弁には2本の濃い紅筋がある、花径は1.5~2cm
 花は茎の先に1~2個付ける
 茎と葉の端が赤みを帯びている


米誌の日本庭園ランキングで足立美術館が16年連続1位

2019-01-16 | ニュース
 米国の日本庭園専門誌「The Journal of Japanese Gardening、略称JOJG:ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の2018年の日本庭園ランキングで足立美術館が1位に選ばれたと発表した(1月15日)。2003年のランキング開始以降、16年連続1位である。国内外の専門家が日本にある900ヵ所以上の庭園を訪れ、庭園の質や建物との調和などを総合評価した。
 因みに、2位は桂離宮(京都市)、3位は皆美館(松江市)、4位は山本亭(東京・葛飾)、5位は京都平安ホテル(京都市)だった。
 ◆足立美術館の日本庭園
 足立美術館の日本庭園は、総面積が約16万5千平方メートル。約800本の赤松と約100本の黒松のほか、サツキやツツジ、モミジなどが植栽され、専属の庭師7人を含む職員約30人による毎朝の清掃を、365日欠かさない、と言う。
 足立美術館は、島根県安来市にある、近代日本画を中心とした島根県の登録博物館。130点におよぶ横山大観の作品と日本庭園で有名。
 地元出身の実業家・足立全康(あだちぜんこう、1899年 - 1990年)が1970年(昭和45年)、71歳のときに開館したものである。質量ともに日本一として知られる大観の作品は総数130点にのぼり、足立コレクションの柱となっている。大観のほかにも、竹内栖鳳、橋本関雪、川合玉堂、上村松園ら近代日本画壇の巨匠たちの作品のほか、北大路魯山人、河井寛次郎の陶芸、林義雄、鈴木寿雄らの童画、平櫛田中の木彫なども収蔵している。

 今日もお天気は晴れ。暫く雨・雪も降ってない・・チラチラと見える位。
 元旦ではまだ蕾だった”ロウバイ”が咲きだした。花の中心の色は花びらと同じ黄色だ。これは”ソイシンロウバイ(素心蝋梅)”である。
 ”ロウバイ”には大きく見て、2種類ほどが知られている。”ロウバイ”と”ソシンロウバイ(素心蝋梅)”である。”ロウバイ”は中央部が暗紫色で、花弁は黄色。”ソシンロウバイ(素心蝋梅)”は、中央部の色も黄色、花弁も花中心も同じ(黄色と同色)。
 ロウバイ(蝋梅)
 別名:唐蝋梅(とうろうばい)、唐梅(とうばい、からうめ)
 ロウバイ科ロウバイ属
 落葉低木(丈は2m~4m)
 原産地は中国、17世紀頃に渡来
 開花時期は1月~3月
 花径は2cm程
 果実の種子は、抑制性神経伝達物質の放出を阻害して痙攣を誘発する有毒物質「カリカンチン」を含んでいる


豊洲市場の初競り、大間産本マグロが1匹3億3360万円

2019-01-06 | ニュース
 豊洲市場で、5日早朝(午前5時10分)築地から移転後初めての新年の初競りが行われ、クロマグロが1匹3億3,360万円で競り落とされた。記録の残る1999年以降で最高値となる。過去の最高値は、築地市場の2013年初競り15,540万円(222kg、青森県大間産)であった。
 最高値をつけた「一番マグロ」は、青森・大間港で水揚げされた278kgのクロマグロで、キロ当たり120万円である。2013年の15,540万円(222kg)は、キロ当たり70万円である。
 競り落としたのは、すしチェーン運営会社「喜代村」だった。釣った人は、青森県大間町の藤枝亮一さん(64)。
 因みに、出品者に競り値の89%が入ると言う(手数料?=組合に5.5%、市場に5.5%)。
 ◆築地・豊洲市場マグロ初競りの最高値
  2019.1.5 青森県大間産  33,360万円(278kg)
  2018.1.5 青森県大間産  3,645万円(405kg)
  2017.1.5 青森県大間産  7,420万円(212kg)
  2016.1.5 青森県大間産  1,400万円(200kg)
  2015.1.5 青森県大間産   451万円(180kg)
  2014.1.5 青森県大間産   736万円(230kg)
  2013.1.5 青森県大間産  15,540万円(222kg)

マリー・アントワネットのペンダント、41億円で落札

2018-12-09 | ニュース
 競売大手サザビーズによると、競売(11月14日)にはアントワネット所有のネックレスなどの宝飾品計10点が出品された。天然真珠とダイヤモンドのネックレス、真珠とダイヤモンドのイヤリング、イニシャルがかたどられたアントワネットの髪の毛一房が入った指輪など。
 王妃マリー・アントワネットが所有していた真珠とダイヤモンドのペンダントが、スイスのジュネーヴで競売にかけられ、約3600万ドル(約41億円)で落札された。サザビーズによると、真珠としては過去最高額という。
 アントワネットのペンダントをめぐっては、激しい入札合戦が繰り広げられ、当初の予想落札価格だった約200万ドル(約2億2690万円)を大きく上回る値がついた。このペンダントは、イタリアのブルボン=パルマ家が競売に出した大規模な宝飾品コレクションの一部。いくつかの宝飾品は200年もの間、一般に公開されていなかった。
 因みに、コレクション全体の落札価格は、5300万ポンド(約78億2500万円)以上とか!!。
 ◆マリー・アントワネット
 オーストラリアの王女で、後にフランスのルイ16世と結婚した。フランス革命勃発に至る数年間、アントワネットはその派手な暮らしぶりのため国民に忌み嫌われる。当時の仏国民は、自分たちの家族すら満足に養うことができなかった。
 アントワネットは自分の宝飾品を、オーストリアにいる家族へ密かに送っていた。後にアントワネットは夫のルイ16世や子供たちとフランス脱出を企てたが失敗。1793年、37歳でギロチンにかけられ処刑された。

 仙台の初雪は昨日(12月8日)だったようだ。積雪はなかった。平年は11月24日だから2週間程遅い(平年値:1981年から2010年までの平均値)。
 今日は、朝起きたら薄っすらと積雪していた。温度も低く(最高気温4℃とか)、暖冬が続いたけど、やっと冬が来た!。

2018年のユーキャン新語・流行語大賞は、そだねー

2018-12-04 | ニュース
 2018年の「ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)が発表された(12月3日)。
 今年の年間大賞は平昌冬季オリンピックで銅メダルを獲得したカーリング女子日本代表・ロコ・ソラーレ(LS北見)が試合中の会話で使っていた「そだねー」に決定。ロコ・ソラーレの代表理事である本橋麻里選手が受賞者として登壇した。試合中に軽食をとる「もぐもぐタイム」も30語の内にノミネートされていた。
 トップテンには、サラリーマン同士の恋愛を描き大反響を得たドラマ「おっさんずラブ」、サッカー・ワールドカップ・ロシア大会でゴールを決めた大迫勇也選手を称えるセリフから波及した「(大迫)半端ないって」、NHK番組「チコちゃんに叱られる」より「ボーっと生きてんじゃねーよ!」など。
 表彰式で、「(大迫)半端ないって」と「スーパーボランティア」は受賞者が辞退、「奈良判定」は受賞者なし、「#MeToo」は「私も#MeTooと声を上げた全ての人」が受賞となった。
 アンケート調査概要
  調査期間: 2018年11月8日~29日
  有効回答数: 4,554人(マイナビニュース会員)
  調査方法: インターネットログイン式アンケート
 ◆新語・流行語大賞
 今年1年の間に発生した多種多様な「ことば」の中から、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。
 1984年に創始され、毎年12月初めに発表。「現代用語の基礎知識」収録の用語をベースに、自由国民社および大賞事務局がノミネート語を選出。選考委員会によってトップテン、年間大賞語が選ばれる。
 ◆2018ユーキャン新語・流行語大賞 トップテン
 流行語大賞:そだねー
  eスポーツ
  (大迫)半端ないって
  おっさんずラブ
  ご飯論法
  災害級の暑さ
  スーパーボランティア
  奈良判定
  ボーっと生きてんじゃねーよ!
  #MeToo

ポスト京の試作機公開、京の100倍の計算性能

2018-05-19 | ニュース
 富士通は、次世代スーパーコンピューター(通称・ポスト京)の試作機を公開した(5月15日)。
 公開されたのは、スパコンの頭脳にあたる中央演算処理装置(CPU)と、CPUや冷却装置を取り付ける基板、約100枚の基板を収納できるラック。今年度中に製造を開始できるよう、性能確認を急ぐという。
 ポスト京は、富士通が文部科学省や理化学研究所とともに開発中のスパコンで、現在稼働中の”京”の約100倍の速さの計算性能を目指している。世界トップ級の計算速度と省エネ性能を実現し、医療や防災、産業技術など様々な分野での活用が期待されている。
 ◆ポスト京
 ポスト京は、毎秒1京回(京は1兆の1万倍)以上の計算能力を持つスパコン”京”の後継機。
 約1100億円の国費を投じ、京の最大100倍の速さで計算ソフトを動かせる性能を目指す。

 早朝は雨。直ぐに止む。
 数日前に街に出かけた。ビルと道路の間の植栽地に”ユリノキ”、花が咲いている。木はとても高く、花は上向きで咲いているので全体の花姿は見られない。歩道を歩く人、上を見上げる人はほとんどいない。
 ”ユリノキ”の花は5月~6月が開花時期で、チューリップの様な花が咲く。秋には黄葉して見事な景色となる。木の特徴から、”ハンテンボク(半纏木: 葉の形が半纏に似ることから)”、”レンゲボク(蓮華木:花が蓮の花を思わせることから)”、”チューリップツリー(花がチューリップを思わせることから)”などの別名がある。
 ”ユリノキ”は”フウ(楓:マンサク科フウ属)”と”イチョウ(銀杏・公孫樹:イチョウ科イチョウ属)”と並んで、”生きている化石”と言われる。”ユリノキ”は、白亜紀(凡そ1億4550万年前~6550万年前、恐竜が繁栄)にはすでに生育しており、被子植物の誕生頃の姿を留めているからである。
 ユリノキ(百合の木)
 別名:半纏木(はんてんぼく)、奴凧(やっこだこ)の木、軍配(ぐんばい)の木
 英名:American tulip tree
 学名:Liriodendron tulipifera
 モクレン科ユリノキ属
 落葉広葉樹、高木(20m超え)
 北米原産で明治時代初期に渡来
 開花時期は5月~6月
 花径は5cm~6cm、花弁は6枚、黄緑色のチューリップに似る
 果実は集合果