歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

日本の国際競争力は8位、昨年の6位から後退

2016-09-30 | 社会・経済
 世界経済フォーラム(WEF:World Economic Forum)は2016年の国際競争力ランキングを発表した(9月28日)。
 ランキングは、社会制度・インフラ・保健と教育・市場規模・マクロ経済環境などの評価、政府の効率性や透明性についての経営者の調査結果を指数化し、算定している。
 ◆各国・地域の競争力
 順位(前年) 国・地域
  1(1) スイス
  2(2) シンガポール
  3(3) 米国
  4(5) オランダ
  5(4) ドイツ
  6(9) スウェーデン
  7(10) 英国
  8(6) 日本
  9(7) 香港
  10(8) フィンランド
 首位はスイス。スイスは8年連続で首位を維持した。スイスは技術革新やビジネス環境、従業員の効率性で高い評価を保っており、特に技術力が大きく進歩したため、全体の競争力はWEFが2007年に現在のランキングを開始して以来最も高い評価を得た。
 日本の総合順位は138ヵ国・地域の8位で、前年(2015年)の6位から後退した。技術革新力や高等教育の質などの評価が下がり、全体の足を引っ張った。日本は2007年~2015年までの間、技術革新の項目で5位以内だったが8位に後退、「日本の優れた技術革新力が衰えつつあるように見える」と指摘される。
 日本の「金融市場」項目は、19位から17位へと上昇。「マクロ経済環境」は前年の121位から104位と大幅に上昇した、ただし公的債務の大きさが足を引っ張る構図は変わっていない。

 雲が多かったから朝日が綺麗だ(朝日の撮影は5:53)。今日一日も晴れ。でも秋晴れの日は今日だけ・・台風が接近してる。

 散歩で見つけた、塀の”ヘデラ”の花。小さな5枚花びらの花が集まり、かんざし状となっている。花は数日程の開花期と短い。”ヘデラ”は常緑蔓性低木の観葉植物で、耐寒性が強く、塀や戸外のグランドカバーなど利用される。花や実を見ることは少なく(花が咲かない種もある)、今日の散歩は当たり!。
 ”ヘデラ”は”アイビー”とも呼ばれるが、正式名称は”ヘデラ”、”アイビー”は愛称。和名は西洋木蔦(せいようきづた)。種類は、葉(ハート型・星型・丸型・カール型など)や大きさ(大小)、斑入りの有無などで沢山ある。”ヘリックス”は”ヘデラ”の代表・基本種で、日本には明治時代末に入ってきた。
 ヘデラ
 別名:アイビー、西洋木蔦(せいようきづた)
 ウコギ科ヘデラ属(キヅタ属)
 常緑蔓性低木
 耐寒性あり(氷点下5℃以上)
 原産地はヨーロッパ、アジアなど
 開花時期は9月~12月
 小さな5枚花びらの花が集まり、かんざし状


木星の衛星エウロパで水が噴出か、NASAが発表

2016-09-29 | 天文
 木星には60個以上の衛星が見つかっている。多くの衛星は直径数十km程であるが、4衛星は特に大きく、1610年にガリレオ・ガリレイが発見したので「ガリレオ衛星」と呼ばれている。その衛星は、衛星軌道の内側から、イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストである。
  番号  名前   直径   質量     平均軌道半径   公転周期
   I  イオ   3,632 km 8.92×10^22kg 421,600 km   1.76 日
   II  エウロパ 3,138 km 4.8×10^22kg  670,900 km   3.55 日
   III ガニメデ 5,262 km 1.49×10^23kg 1,070,000 km  7.16 日
   IV  カリスト 4,820 km 1.08×10^23kg 1,883,000 km  16.69 日
      木星  142,984 km 1.90×10^27kg
      地球   12,756 km 5.97×10^24kg
      月    3,474 km 7.35×10^22kg
 米航空宇宙局(NASA:National Aeronautics and Space Administration)は、木星の衛星「エウロパ」の表面で、水の噴出とみられる現象を観測したと発表した(9月26日)。
 ハッブル宇宙望遠鏡を使い、木星の前を横切るエウロパを紫外線で撮影して分析。これにより、エウロパの表面の一部から、水が高さ200キロ・メートルまで噴出している可能性が高まったと言う。これまで、土星の衛星「エンセラダス」の表面にある氷から、水が噴出していることが分かっている。エウロパからの水の噴出が確認されれば、太陽系の衛星としては2例目となる。
 エウロパの表面は厚い氷に覆われているが、その下には海があると考えられている。水があれば、生命が存在する可能性があり、将来水の成分を詳しく分析できれば、地球外生命の探査につながる。

 朝から雨。9月の後半は雨の日が多く、全国で日照率が平年の20%~50%となっている。台風が接近しているので、まだまだ日照不足が続く・・。午後から曇り・・かな。
 ”キンモクセイ”は、花が咲き始めるころが最も香りが強くなるようだ。で、今日の雨で少し香りが弱くなった、かな。
 花から強い芳香を放つ庭木の代表格は、キンモクセイ(金木犀)、ジンチョウゲ(沈丁花、花期2月末~3月始め)、クチナシ(梔子、花期6月~7月)で、「花の三香木」との呼び方がある。毎年、花と香りが楽しみ。
 ”キンモクセイ(金木犀)”は雌雄異株。日本には雄株のみの渡来(中国が原産)なので結実しない、稀に雄株もあると言う。名(キンモクセイ:金木犀)の由来は、黄色(金色)の花を付け、樹皮がサイ(犀)の皮膚に似ているからと言う。
 キンモクセイ(金木犀)
 モクセイ科モクセイ属
 常緑小高木
 江戸時代初期に渡来(雄株のみ)
 開花時期は9月下旬~10月中旬
 花は淡いオレンジ色、花径は数mm程度
 枝にビッシリと大量に咲く
 散った多量の花びらがオレンジ色の絨毯の様に地面に広がる


北米・中国などの都市でCO2濃度が高い、衛星「いぶき」観測で判明

2016-09-27 | 環境
 環境省・国立環境研究所・宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、日本の温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」のデータを基にした推計で、世界の都市の二酸化炭素(CO2)濃度を比較した(9月)。
 二酸化炭素(CO2)は温室効果ガスの一つであり、最も温室効果の寄与が大きい気体である。発生源は植物の呼吸や、森林火災、海洋による排出等の「自然起源」加え、産業革命以降は大規模な火力発電所や大都市における化石燃料消費に起因する「人為起源」のものが増加している。二酸化炭素(CO2)の大気中濃度は、1万年前より産業革命前まではほぼ一定で280ppmであったが、現在では400ppmを突破している。
 分析グループは、「いぶき」が2009年6月から14年12月までの間に観測したデータを基に、世界の主な都市とその周辺の人為的に排出されるCO2濃度を約100キロ四方ごとに推計、推計値を出した。
 観測期間の対象都市の最大値は中国の北京周辺の濃度が6.2ppmと目立って高かった。米国ロサンゼルスは同3.5ppm、ピッツバークは2.1ppm、中央アジアのウズベキスタンは2.8ppm、メキシコのアカプルコが2.7ppm、インドのコルカタは2.1ppmだった。また東京は0.5ppmと低かった。
 これらの結果から分析グループは、北京やロスについては人口密集地や近くに火力発電所があることなどが大きな要因とみている。その他の都市も油・ガス田開発などを含めた活発な産業活動によるとみている。東京が低かったのは他の地域で作られた電力を使用していることが起因しているとみられる。
 ◆いぶき
 「いぶき」は世界初の温室効果ガス観測専用の衛星。
 2つの観測センサー(センサ)を搭載し、 太陽電池パネル(パドル)を広げると、全長は約14メートル。
 地表で反射した太陽光が大気中のCO2分子に吸収される原理を使ってCO2濃度を計測する。2009年1月に打ち上げられ、現在も観測を続けている。

 朝は時々雨の曇り、昼近くから晴れ。
 畑の”モロヘイア”を見たら、花が数輪咲いていた。”モロヘイア”は、若い茎葉を食用とする野菜で、ほとんど癖がない。茹でたり刻んだりすると粘りがでる。古くからインド・地中海沿岸では食べられおり、全体的に栄養価が極めて高く「野菜の王様」とも言われる。でも、種と莢(さや)に強心作用のある成分(ストロファンチジン)があり、言わば毒がある。食品安全委員会報告では、 収穫~つぼみのモロヘイヤの葉や茎には毒が含まれていないとされている。これより、花が咲き始めたら葉の収穫が終わり、となるのかな。
 ”モロヘイヤ”はアラビア語語源「王様の野菜」からとか。和名はタイワンツナソ(台湾綱麻)。
 モロヘイヤ
 和名:台湾綱麻(たいわんつなそ)
   日本食品標準成分表にはモロヘイヤと載っている。
 シナノキ科ツナソ属
 一年草
 原産地はインド
 若い茎葉を食用とする。史上最強の緑黄色野菜と言われる程栄養豊富かつ栄養バランスが良い。
 日本では80年代に健康緑黄色野菜として導入された。
 開花時期は8月~10月
 ストロファンチジンがモロヘイヤに含まれるのは、
  種・種の莢(サヤ)・発芽からしばらくまでの若葉


膵臓がんは検診で早期発見難しく、4割が他の臓器などに転移してる

2016-09-26 | 健康・病気
 膵臓(すいぞう)は胃の後ろあり、膵がんが発生しても早い時期に症状が出難い。自覚症状が出たときには進行し、既に手遅れの状態であることが珍しくない。
 国立がん研究センターは、2014年の新規がん患者に関する分析結果を公表した(9月26日)。
 がん治療の拠点となる全国421施設から67万人分の診療情報の提供を受けた。集計は毎年で、今回が8回目。これまでは患者数の多い胃・大腸・肝臓などを対象としていたが、新たに食道や膵臓なども加え、「0期~Ⅳ期」で示す進行度や治療内容を調べた。
 がんのステージは、ステージ0からⅠ→Ⅱ→Ⅲ→Ⅳで、ステージⅣが最も進行している。
 ステージの判定は以下の3つの基準を元に分類される。
   1、がんの大きさ(広がり)
   2、リンパ節への転移の有無
   3、他の臓器への転移
  ステージ0
  がん細胞が粘膜内(上皮細胞内)に留まっており、リンパ節に転移していない
  ステージI
  がんの腫瘍が少し広がっているが筋肉の層までで留まっており、リンパ節に転移はしていない
  ステージⅡ
  リンパ節に転移はしていないが、筋肉の層を超えて少し浸潤(広がること)している。または、がんの腫瘍は広がっていないが、リンパ節に少し転移している
  ステージⅢ
  がんの腫瘍が浸潤しており、リンパ節転移もみられる
  ステージⅣ
  がんがはじめにできた原発部位を超えて、離れた他の臓器へ転移している
 患者数が最も多かった大腸がんは、早期に当たる0・Ⅰ期が計35%を占めた。
 食道がん・前立腺がんは0・Ⅰ期が半数程度。子宮頸がんは0・Ⅰ期で計75%を占めた。子宮頸がんはがんのできる部位が比較的発見しやすく、市区町村が検診を実施していることなどもあり、早期発見が多いとみられる。
 肺がんはⅠ期(40%)が最も多かったが、他の臓器へ転移したⅣ期も32%だった。Ⅳ期の患者は抗がん剤などの薬物治療のみが多かった。
 膵臓がんの患者は発見時に、ステージが最も進んだⅣ期だった人が43%だった。進行始めの0・Ⅰ期は計12%だった。
 ◆膵がんの「10年相対生存率」
 全症例で4.9%、すべてのがんの中で一番低い
 ステージⅠ:29.6%
 ステージⅡ:11.2%
 ステージⅢ:3.1%
 ステージⅣ:0.9%  手術ができた患者は11.1%となっている

 今日の天気は曇り、時々雨。湿度が高く蒸し暑い。
 お家横の小さな庭で”フウセントウワタ”の花と丸い実を見つけた。丸い実はとげとげがあり、とても独特(ユニーク)だ。とげとげ、と言って柔らかい突起様で鋭くない。風船の様な実が面白く、切花や生け花等に使われる。 秋が深まると、実が割れて冠毛が付いたタネが飛散する。
 花は葉腋から曲がりくねった花柄を出し、反り返った花弁をもつ乳白色の花が集まって、垂れ下がる様に下向きに咲く。紫色の副花冠には蜜が多いのか蟻が寄ってくる。
 フウセントウワタ(風船唐綿)
 別名:風船玉の木(ふうせんだまのき)
 学名:Gomphocarpus physocarpus
 ガガイモ科フウセントウワタ属
 原産地は南アフリカ
 多年草
  熱帯の産なので、1年草・多年草・亜低木・低木・落葉小低木・常緑低木と表現が多様
 開花時期は8月~9月、結実時期は9月~10月
 花は複雑な構造、花弁は強く後方に曲がっていて、さらに反り返っている
 花の中心部は副花冠で、5つの袋状の裂片から成り、花弁から伸びている
 花弁は白色で副花冠は表面がピンクまたは紫色となっている
 果実
 風船形をした果実が人気、切花や生け花等に使われる
 風船形をした果実には、風船葛がある


日本の石に「ひすい」選定、日本鉱物科学会の記念事業

2016-09-25 | 地質
 日本鉱物科学会は、ひすいを「日本の石(国石)」に選定した(9月24日)。学会が9月1日付で一般社団法人化したことを受けた記念事業の一環として企画されたもので、金沢市での総会で、会員(約120名)が投票して決めた。
 学会は11種の候補から、会員以外の意見も募って5種(花崗岩、輝安鉱、自然金、水晶、ひすい)に絞り込み、この日の投票に臨んだ。上位2種(水晶、ひすい)で決選投票がおこなわれ、「ひすい」が選ばれた。
 「ひすい」が日本の石(国石)にふさわしい条件として、学会は
  1、日本でも採れる宝石として有名
  2、有名な緑に加えてラベンダー色などの多様性と半透明の風合い
  3、世界で最古のひすい文化(約7千年前)となったこと・・などを挙げている。
 学会の土山明会長は「石は地球の変遷を研究する上で重要な資源だ。翡翠を通じて石に関心を持ってほしい」と話した。
 ◆ひすい
 ひすい(翡翠)は「硬玉:ヒスイ輝石」と「軟玉:ネフライト」の2種類があり、化学的にも鉱物学的にも異なる物質である。宝石としてのひすい(翡翠)は50%以上のヒスイ輝石が含まれたヒスイ輝石岩を指す。それ以外のものは基本的には資産価値に乏しいとされている。一般にひすい(翡翠)は、特に断わりのない限りヒスイ輝石岩を言う。
 新潟県糸魚川市が2008年に「市の石」に
 日本地質学会が2016年5月に「新潟県の石」に選んでいる。
 ◆世界の国石(ひすい)
 国名  由来
 日本  縄文時代から宝飾品などとして使われてきたことから。
 中国  ヒスイは産出しないが、古くから珍重されてきた歴史があることから。
 ニュージーランド  ヒスイ(ネフライト)の産地。マオリの人々が古くから親しむ石だったことから。

 天気は曇り~腫れ。畑は雨の日が続いた影響がまだ残っている。秋野菜の準備はまだだ。
 道路沿いに植えられている”ナナカマド”。黄色の実が沢山付いている。秋が深まるにつれ、実は赤くなり、紅葉する・・とても綺麗。この姿から、別名”ヤマナンテン(山南天)”と呼ばれる。”ナンテン”と比べると、”ナナカマド”が”ナンテン”より、樹高・葉・花径・実など全体的に大きい。
 名(ナナカマド)の由来には諸説ある。有力な説は「堅い木で七度竃(かまど)にくべても燃えない」との説。ナナカマドの木は極上備長炭となる事が知られている。他の説に「7日ほど炭窯(すみがま)で焼くと良質の硬炭ができる木」からの説がある・・この説が妥当かな。
 ナナカマド(七竈)
 別名:山南天(やまなんてん)
 バラ科ナナカマド属
 落葉小高木
 北海道~九州、朝鮮・樺太・南千島に分布
 開花時期は5月~7月
 枝先に複散房花序を出し、白い小さな花が沢山咲く
 花弁は5枚、花色は白
 成実期は9月~11月、球形の果実(径は数mm)
 秋には紅葉し、とても美しい


6難病、ips細胞で治療薬の候補物質発見

2016-09-24 | 医学
 ips細胞(人工多能性幹細胞)は様々な細胞に変化でき、無限に増やすことができる。このため、創薬分野でも期待が大きい。例えば病態を再現した細胞で、どんな薬で治療できるか、何度も試すことができるからである。
 新聞記事(読売新聞、9月23日)より
 国立研究開発法人日本医療研究開発機構の調べで、
 ips細胞(人工多能性幹細胞)を使って難病の治療開発を進めている、京都大と慶応大が、筋肉が骨に変わる「進行性骨化性線維異形成症(FOR)」など6疾患の薬の候補物質を見つけた。これらの候補物質は既存の医薬品で、他の病気の治療に使われている。しかし、難病患者に投与した場合の効果や副作用は未知数で今後、動物実験や治験で慎重に調べた上で実用化を目指す。研究者らは「自己判断での服用は絶対にやめてほしい」と呼びかけている。
 両大学は、6疾患の患者の血液などから作ったips細胞を、病気の特徴を再現した体細胞に変化させ、様々な薬の候補物質を加えて治療効果を調べた。
 ◆ips細胞を使った難病治療研究で薬の候補物質がみつかった6つの疾患
 進行性骨化性線維異形成症(FOD):筋肉が骨に変化 60~84人 候補物質:論文未発表で非公開
 軟骨無形成症:低身長 6000人 コレステロール降下剤「スタチン」
 タナトフォリック骨異形成症:低身長・呼吸不全 100人 コレステロール降下剤「スタチン」
 ペンドレッド症候群:難聴 4000人 リンパ脈管筋腫症治療剤「シロリムス」
 家族性筋萎縮性側索硬化症:全身の筋肉の衰え 数百人 特許県の関係で非公開
 肥大性心筋症:不整脈 4146人 肺高血圧症治療剤「エンドセリン受容体拮抗薬」

 曇り。夕方から雨の予想。
 今日は、久しぶりの雨が降らない日。畑の”ツルムラサキ”に花が咲きだした。花は葉の脇に穂状花序(柄のない花が花茎に付く)を出し、淡い紅色を帯びた白い花。花弁がなく、5枚の萼片もあまり開かないので花には見えない。果実は球形の液果(水分が多い果実)で、濃い紫色に熟する。
 ”ツルムラサキ”には、ツルが赤紫色の品種と緑色の品種がある。畑の”ツルムラサキ”は、食べて美味しい(と思う)緑色の品種。赤紫色の品種(赤茎種)は花が美しく観賞用に栽培されることが多い。
 栄養価が高い野菜で、近頃注目されている。熱帯アジアの原産で、紀元前から食用にされていた野菜と言う。日本には江戸時代に観葉植物として中国から伝来したが、最近に食用に用いられるようになった。食べるのは葉・茎(蕾・花も)で、新芽(わき芽)が好まれる。茹でると粘り気が出る。
 ツルムラサキ(蔓紫)
 ツルムラサキ科ツルムラサキ属
 蔓性一年生草
 熱帯アジア原産、江戸時代に中国から伝来
 日本で食用としたのは最近
 開花時期は7月~10月
 新芽だけでなく、葉・蕾・花も食べる


「股のぞきの錯覚」にイグ・ノーベル賞、10年連続で邦人受賞

2016-09-23 | ニュース
 「イグ・ノーベル賞」の知覚賞に、立命館大東山篤規あつき教授(65)(心理学)と大阪大足立浩平教授(57)(行動統計科学)の2人が、ユーモアあふれる研究で受賞した。9月22日、米ハーバード大で行われた授賞式で発表された。日本の研究者の受賞は、2007年から10年連続となる。
 東山教授は「視覚による空間知覚」などが専門で、2006年の論文「股のぞきの世界 大きさの恒常性の低減と見かけの距離の短縮」などの研究が評価された。多数の学生ボランティアで実験し、頭部が胸より下になる股のぞきの姿勢では見える風景の距離感が正確につかみにくくなることを証明した。
 論文の共同執筆者で大阪大大学院の足立浩平教授(行動統計科学)との共同受賞。論文の構想は東山教授が主導した。
 ◆イグノーベル賞 (Ig Nobel Prize)
 「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞。1991年に創設。
 同賞を企画運営するのは、サイエンス・ユーモア雑誌『風変わりな研究の年報』と、その編集者であるマーク・エイブラハムズ。
 同賞には、工学賞、物理学賞、医学賞、心理学賞、化学賞、文学賞、経済学賞、学際研究賞、平和賞、生物学賞などの部門がある。毎年10月、風変わりな研究をおこなったり社会的事件などを起こした10の個人やグループに対し、時には笑いと賞賛を、時には皮肉を込めて授与される。

 曇り。早朝は雨。
 垣根にしている”ムクゲ”に花が咲いている。一重だけと思ったら八重の花もあった。
 ムクゲ(木槿)は韓国の国花である(韓国語では”無窮花:ムグンファ”と言う)。韓国の最高勲章は大統領に贈られる「無窮花大勲章」。朝鮮半島を古に”槿域:きんいき”と呼んだことがあったとか。因みに、花言葉に「いつも新しい美」があり、花が毎日咲変わる”一日花”からの由来なのだろう。
 沢山の種類があり、咲き方(一重咲き・半八重咲き・八重咲き)、花弁の形や枚数、花の色(白・青紫・濃紅・濃紫など)。
 ムクゲ(木槿・無窮花)
 別名:ハチス、キハチス
 英名:Rose of Sharon
 アオイ科フヨウ属(ハイビスカス属)
 落葉低木
 原産地はインド・中国、日本には奈良・平安時代に渡来
 開花時期は6月~10月
 一日花と言われるが数日は咲いてる
 花径は10~15cm、花色は白・紅・紫など
 咲き方には、一重咲き・半八重咲き・八重咲き


ノーベル賞の有力候補に3邦人、米調査会社予想

2016-09-22 | ニュース
 国際的な学術情報企業「Thomson Reuters:トムソン・ロイター」は、ノーベル賞発表に先駆け、「トムソン・ロイター引用栄誉賞」(ノーベル賞受賞者と予測される)を発表した(9月21日)。2016年のノーベル賞日程は、10月3日に医学生理学賞、4日に物理学賞、5日に化学賞が発表される。
 トムソン・ロイターは、凡そ6300万もの世界の研究者の論文をデータベース化し、研究機関などに提供している。例年この時期に論文の引用回数などに基づいて「トムソン・ロイター引用栄誉賞」を授与し、ノーベル賞の受賞が有力視される研究者の予測を発表している。
 本年(2016年)は世界の24人の研究者が選ばれ、この中で日本人研究者も新たに3人の名前が挙げられている。
 医学・生理学:京都大学の本庶佑名誉教授
    免疫の働きを抑える「PD-1」という物質を発見し、新しいがんの治療薬の開発に道を開いた。
 化学:崇城大学前田浩特任教授と国立がん研究センターの松村保広新薬開発分野長
    がんの組織にピンポイントで薬を送り込む「ドラッグデリバリー」と呼ばれる治療法につながる発見をした。
 トムソン・ロイターは2002年から毎年ノーベル賞の予測を発表していて、去年までに世界各国から278人が選ばれ、うち39人がノーベル賞を受賞している。日本人はこれまでに延べ22人が選ばれ、うち2人が実際に受賞している。

 今日の天気は曇り、時々雨。畑のトマト、雨続きで実割れしている・・困った。
 畑のあちこちに”シソ”が生えてる・・植えたのではない。この”シソ”に花が咲きだした。花後の実(シソの実)もできている。
 ”シソ”には葉が緑の青紫蘇(あおじそ)と葉が赤い赤紫蘇(あかじそ)があり、それぞれに葉が平らなものと縮れた(縮緬)ものがある。畑は青紫蘇・赤紫蘇ともにあり、ともに花が咲き出している。
 ”シソ(紫蘇)”は、葉だけでなく芽・花穂・実などを料理の彩・薬味に利用できる香味野菜である。青紫蘇は葉・花を香味とし、赤紫蘇は梅干しなどの色付などに使う。実も風味付けに使う。
 シソ(紫蘇)
   葉色:青紫蘇(あおじそ)と赤紫蘇(あかじそ)がある
   葉縮れ:葉面は平らと縮れがある
 別名(古語):野荏(のらえ)、糠荏(ぬかえ)
 シソ科シソ属
 一年草(春まき)
 原産地は中国
 日本への渡来は縄文時代と考えられている(自然帰化植物)
 奈良時代から薬用として栽培され、室町時代に食用として栽培される
 開花時期は9月~10月
 花は5枚の花弁が筒状になった合弁花
 実は萼ごと食用とし、茶漬けなどの風味付けに使う。プチプチした食感と独特の風味が良い


会社員の人脈作り、最も多いのは「社内の人」

2016-09-21 | 資格・転職・就職
 住友生命保険の調査「人脈作りに関するアンケート」によると、会社員が最も大切にしている人脈は「社内の人」が約4割だった。
 調査は7月8日~11日にWeb調査し、全国の20~69歳の1000が回答した。
 同様の調査は1996年(20年前)に実施しており、この時と比べ「内向き」志向になっていることが分かった。同社は「経済的な閉塞感が広がる中、人脈作りも拡大より今を守るという意識が強く、それが結果に表れたのではないか」と分析。
 会社員が最も大切にしている人脈は
  1、社内の人達(同僚・上司・部下や他部門の人達):39.0%(1996年全体は33.5%)
  2、同じ趣味を持つ人たち:18.0%(1996年全体は17.1%)
  3、SNSなどインターネットでのみ通じている人達:14.2%(1996年全体は1.7%)
  4、社外の異業種の人達(同窓・同郷の集まりを含む):11.0%(1996年全体は38.1%)
  5、社外の同業種の人達:3.5%(1996年全体は5.5%)
 前回(1996年)は、今後も人脈を「拡充したい」「新たに開拓したい」が7割を超えていた。今回の調査では、今後についても「今のままで十分:61.4%」が最も多いという結果だった。

 久しぶりに晴れ。気温は上がらず最高気温は25℃以下。
 小さな畑の隅で、”アシタバ”の花が咲きだしている。名(アシタバ)の由来は、葉は大きな羽状複葉で厚く柔らかく、発育が速く、摘んだ翌日には新しい葉が出るから、と言う。若い葉は、お浸しや酢の物に利用される食用植物である。
 秋に茎の先の散形花序に小さな白い花が咲く。花弁は5枚あり、内側へ曲がる。
 房総半島から紀伊半島と伊豆諸島の太平洋岸に自生し、日本の原産である。江戸時代中期に貝原益軒の「大和本草」で八丈島の滋養強壮によい薬草として紹介されている、別名八丈草(はちじょうそう)。
 アシタバ(明日葉)
 別名:鹹草(あしたぐさ)、八丈草(はちじょうそう)
 学名: Angelica keiskei
 セリ科シシウド属
 多年草
 開花時期は8月~10月
 茎先の散形花序に小さな白い花が咲く
 花は白~緑色の5弁花


ナツメに沢山の果実が実った

2016-09-20 | まち歩き
 今日は全体に雨、時々小休止で雨が止む。
 昨日、東北歴史博物館に出かけ、特別展と今野家住宅も見てきた。今野家(こんのけ)住宅は宮城県指定有形文化財で、東北歴史博物館の正面前にある。宮城県石巻市北上町橋浦から移築された江戸時代中後期の建築物である。
 文化遺産オンライン 今野家住宅
  http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/76226/1
 玄関横に「お月見」セットが置いてあった。歴史と一緒の雰囲気で、懐かしさを感じた。

 今野家住宅の敷地には、”ナツメ”が植えられている。これにまだ熟さない緑の果実が沢山付いている。果実は長さ2cm~3cmの楕円形で、秋には暗赤色に熟す。生でも食べられ、リンゴの様なサックトした食感で、酸っぱくなく、甘くもない、とか。多くは、暗紅色に熟した果実を、生で食べたり、甘味を加えて煮たりする。
 名(ナツメ)の由来には、夏に新芽がでるから夏芽(ナツメ)の説、お茶に使う抹茶入れのナツメに果実が似ている説があると言う。・・筆者は前者説かな。
 ナツメ(棗、夏芽)
 別名:大棗(たいそう)
 クロウメモドキ科ナツメ属
 落葉高木
 原産地は中国~西アジア、日本への渡来は奈良時代以前とされる
 開花時期は5月~7月
 葉腋に緑色の小さな花が付く。5枚の萼片が開いて星型となり、その間から小さな花弁が出る
 8月~10月に結実し、楕円形の緑色の実となる
 実は成熟して赤褐色となる


特別展「アンコール・ワットへのみち」にいってきた

2016-09-19 | アート・文化
 今日の天気は雨、時々止む。9月の第3月曜日で、敬老の日、休日だ。
 今日が特別展「アンコール・ワットへのみち」の最終日。雨の日、出かけた。
 アンコール・ワットは世界遺産で知られ、カンボジアを中心のインドシナ半島の彫刻文化である。特別展では、ヒンズー教・仏教の豪壮華麗な彫刻美術など約100点が一堂に公開されている。像は主に砂岩で作られ、素晴らしい。
 アンコール王朝はクメール民族により、9世紀~15世紀の約600年栄えた。本展は3部構成で、
 第一部(8世紀以前)
  アンコール王朝成立以前の小国が乱立した時代の像
 第二部
  アンコール王朝の成立で最盛期を迎えた時代の彫刻美術
 第三部
  ミャンマーのパガン王朝(11世紀~13世紀)
  タイのドバーラバティー国(6世紀~11世紀)などの彫刻


 会場は東北歴史博物館(宮城県多賀城市)で、建物横に池がある。
 池に蓮の花が咲き、鴨が3羽寄っていた。


イヌ・ネコの平均寿命(2014年時点)、13.2歳と11.9歳で過去最高

2016-09-18 | 生活
 東京農工大と日本小動物獣医師会の大規模調査で分かった、「ペット飼育のイヌとネコの平均寿命が2014年時点で、13.2歳と11.9歳でそれぞれ過去最高だった」(9月14日)。
 調査は1990年、1994年、2002年に次いで4回目。全国192の動物病院で2014年に死んだイヌ5977匹、ネコ3288匹のデータから平均寿命を計算した。1990年当時の寿命はイヌで8.6歳、ネコで5.1歳だった。ここ25年間で平均寿命がイヌは1.5倍、ネコは2.3倍に延びた。
 その理由は、餌や医療環境の改善やワクチン接種の普及などで感染症対策が進んだなどとしている。東京農工大の林谷秀樹准教授(獣医疫学)は「ネコのワクチン接種率はまだ低く、寿命は延びる余地がある」と言う。
 感染症が死因となった割合は、イヌが90年の約30%から約2.5%と激減、ネコも同じく約25%から約12%に下がった。ワクチン接種率はイヌの約82%に対し、ネコは約54%だった。

 雨、時々止む。台風接近の影響か、明日も明後日も雨の予報。畑の野菜が腐っちゃう・・。
 派手な葉っぱが目立つ”ハゲイトウ”。観葉植物で、他の花と一緒に植えられている。”ケイトウ”は花を観賞するのに対し、葉を観賞する”ケイトウ”だから、との事での名前。でも、”ケイトウ”と”ハゲイトウ”とは同じヒユ科であるが、異なる属なので、親戚程度かな。
 紅い葉と赤黄緑の3色がある。品種は多分、全体が赤紫のイルミネーション、3色のトリカラーパーフェクタ(確信なし)。
 ハゲイトウ(葉鶏頭)
 別名:雁来紅(がんこうらい)
 ヒユ科ヒユ属
 一年草(草丈は1.5m~2m)
 原産地は熱帯アジア
 鑑賞期は7月~10月


2014年は体外受精で4万7000人誕生

2016-09-17 | 医学
 日本産科婦人科学会が発表した、「国内の医療機関で平成26年(2014年)に実施された体外受精は39万3745件で、これより4万7322人の子供が生まれた」。
 調査は同学会に登録している全国約600の医療機関が対象で、2014年に574施設が体外受精を実施した。実施件数全体の4割を40歳以上が占め、出産に至った割合は30歳で20.6%、35歳で18.1%だったが、40歳で8.8%、42歳では4.4%などと、加齢とともに低下した。
 新生児は年間約100万人であることから、21人に1人が体外受精で生まれた計算になる。日本では昭和58年に東北大で初めて誕生して以来、体外受精で生まれた子供は累計43万1626人となった。
 晩婚化などで加齢による不妊に悩む夫婦が増え、年々増加の一途をたどってきた。特にここ数年は出生数が毎年5000人ペースで急増している。2004年度からは公費助成も始まり、普及が進んだとみられる。
 ◆体外受精
 体外受精は卵子と精子を体外で受精させ子宮に戻す不妊治療。卵子に針を刺して精子を注入して受精卵を作る方法、受精卵を冷凍保存し、時機を見計らって子宮に戻す方法などが開発され選択肢が広がった。

 朝は曇り、午後3時半ごろより小雨。予報では雨が降らない・・はずだった。
 駐車場に植えられている”フヨウ”に白い花が咲きだした。今時分に咲く同じ仲間(アオイ科フヨウ属)の”ムクゲ”と良く似ている。”フヨウ”は”ムクゲ”より葉が大きく、沢山付いている。”フヨウ”の花の印象は、葉の緑に点在する花である。花は1日花であるが、蕾が待機しており、日々次々と開花する。
 フヨウ(芙蓉)
 アオイ科フヨウ属
 落葉低木(丈は2m~3m)
 開花時期は8月~10月
 花径は10~15cm、花色はピンク・白色
 樹形は、ムクゲは上に伸びる直線的な形、フヨウは枝分かれのある横広の形
 ムクゲ(槿)と似た花であるがメシベの先が曲がっている


「母乳で育児」が5割超す、調査開始から30年で初めて

2016-09-16 | 生活
 厚生労働省が公表した2015年度乳幼児栄養調査結果で分かった、「授乳期に母乳のみで育てた保護者は生後1ヵ月と3ヵ月で、ともに調査開始以来初めて5割を超えた」(8月24日発表)。
 調査は1985年度から10年ごとに実施。今回は2015年9月、6歳未満の子ども(2015年5月末時点)がいる世帯の3871人の子どもに関する有効回答を得た。そのうち2歳以下の子供を育てる保護者1235人に、授乳期に与えたのは母乳のみか、粉ミルクなどの人工栄養か、母乳との併用かを質問した。
 母乳のみで育てた保護者の割合
  15年度は生後1ヵ月が51.3%(前回調査の05年度は42.4%)
  15年度は生後3ヵ月が54.7%(前回調査の05年度は38.0%)
 粉ミルクと母乳との両方で育てた
  15年度は生後1ヵ月が96.5%
  15年度は生後3ヵ月が89.8%
 厚労省は、母乳育児を推進する普及啓発の成果、と分析。
 授乳についての悩み(複数回答)
  母乳が足りているか分からない:40.7% が最多
  母乳が不足気味:20.4%
  授乳が負担:20.0%
 子供の食物アレルギーについて
  食事が原因と考えられるアレルギー症状を起こしたことがある:全体の14.8%
  うち1割強は医療機関を受診せず、多くが対処法に関し家族に相談したり、インターネットや雑誌で探したりしていた。厚労省は、命に関わるケースもある、医師の指示に基づいて対応してほしい、と呼び掛ける。

 曇り、時々日が射す。気温は高くなく、最高気温25℃位。
 小さな庭で見つけた、大きな紫の葉と白い5弁花。この紫色の葉は”オキザリス・トライアングラリス”、カタバミの仲間だ。別名は、優雅な”紫の舞”と言う。因みに、花言葉は「甘酸っぱい初恋の気分」・「決してあなたを捨てません」…とか。
 オキザリス・トライアングラリス
  (Oxalis triangularis)
 別名:紫の舞(むらさきのまい)、烏羽(からすば)オキザリス
 カタバミ科カタバミ属
   葉色が紫色のレグネリー種(南米)
 多年草
 原産地はブラジル
 開花時期は6月~10月
 花は淡い桃色の5弁花、花径は3cm前後
 花は日が射すと開き、夜や曇りでは閉じる
 葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小葉に分かれる)


マリンバ 草刈とも子さん・星律子さんのコンサート

2016-09-15 | 音楽
 今日は雲が多いが晴れ、夕方から雲が多くなる。
 午後から宮城野区文化センター・パトナホールに出かけ「16thワンコインコンサート」を聴いてきた。
 マリンバ 草刈とも子さん、星律子さんによるコンサートである。リズムカルな曲が多かったが、哀愁漂う曲もあった。楽しく、しんみりとして聴きました。ありがとうございました。
 プログラム
 バッハ:イタリアンコンチェルト第3楽章
 ショパン:ノクターン第20番嬰ハ短調「遺作」
 ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
 ミーチャム:アメリカンパトロール
 ハンス・ツインマー:ユア・ソー・クール
 ビル・ウェラン:リバーダンス
 ピアソラ:デカリッシモ
 日本民謡:八木節
 ・・アンコール曲「斎太郎節(さいたらぶし)」