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2019年の韓国合計特殊出生率は0.92、OECDで唯一の「1人未満」国家

2020-02-27 | 社会・経済
 韓国統計庁が発表した韓国の2019年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の数)は0.92となった(2月26日発表)。2018年に初めて1.0を下回り(0.98)世界最低水準となったが、低下に歯止めがかからない。
 韓国の出生率は80年代に2.0を割り込み、2018年には0.98と、初めて1.0を下回った。経済協力開発機構(OECD)平均(17年=1.65)を大きく下回り、日本(2018年=1.42)と比べても格段に低い。
 2019年に生まれた子どもの数は前年比7.3%減の30万3100人と、4年連続で前年を下回った。女性1000人あたりの出生児数は20代が前年比13%減、30代前半が同6%減と、若い世代で大きく減っている。
 韓国の出生率が低いのは複合的な要因が絡んでいる。漢陽大の河教授は「出産すると職場復帰しにくい労働環境、重い教育費負担、住宅価格の高騰などで、女性が出産をためらっている」と指摘する。女性の社会進出が進む一方、育児との両立のハードルはまだ高い。実家に支援を仰ぐか、高額のベビーシッターを雇う必要がある。学歴を重視する韓国では塾などの習い事にかかる費用も家計を圧迫する。景気減速も出生率低下に拍車をかけている。河氏は「若年層の所得の伸びは40代後半~50代に比べて低い。造船や自動車部品など製造業では子育て世代の30~40代がリストラ対象になり、出生率にも影響を与えた」と指摘する。
 ◆合計特殊出生率
 1人の女性が一生に産む子どもの数に相当
 人口推計で最も重要な指標が出生率で、2.07が人口維持の目安となる。
 ◆各国の合計特殊出生率
 台湾でも2010年には世界的最低の0.895を記録した。現在では、1.16(推測値)。
 中国では、2010年以降は1.0~1.3で推移し、2016年に1.25。人口を維持できるとされる2.07程度を下回る。
 米国は2017年に30年ぶりの水準に落ち込んだが、1.76にとどまる。
 日本の2018年の出生率は1.42。

 今日の天気は、曇り~晴れ。気温は、最高気温7°と平年並み・・でも寒く感じる。
 畑に行く。雑草が生い茂っている・・草取りしなくては。その中で、”ハコベ”に花が咲いている。小さな、白い花だ。”ハコベ”は、ナデシコ科ハコベ属の総称で、世界に約120種、日本には約18種あると言う。よく見られる”ハコベ”は、在来種の「ミドリハコベ」、近年の帰化種とされる「コハコベ」・・史前帰化植物との説あり、大柄の「ウシハコベ」の3種で、これらの区別はなかなか難しい。 この花が咲いている”ハコベ”は”コハコベ”のようだ。ハコベの花の花弁は5枚だが2深裂しているので10枚の様に見える。花柱(雌蕊の茎)はウシハコベは5本、他は3本で、茎が緑色なのはミドリハコベ、茎が淡褐色なのはコハコベ・・との区別から”コハコベ”(と思う)。
 ”ハコベ(ミドリハコベ、コハコベ)”は、日本では春の七草として食用にされてきた。しかし、世界的には小鳥が好む餌として利用され、英名:chick weed(ヒヨコの雑草)、別名:スズメグサ、ヒヨコグサとも呼ばれる。
 ハコベ(繁縷)
 別名:朝しらげ(朝日が出ると花が開くから)
 ナデシコ科ハコベ属
 一年草(越年草)
 開花時期は2月~9月


レジ袋有料化、賛成約8割

2020-02-08 | 社会・経済
 政府はプラスチックごみの削減を目指し、2020年7月からレジ袋の有料化を義務付ける。消費者にマイバッグの持参を促し、レジ袋の使用量を減らす狙いだ。容器包装リサイクル法の省令を改正し、全ての小売店でプラスチック製の買い物袋の有料化を義務づける。レジ袋を含む容器包装を一定量以上使う事業者は取り組みを国に定期的に報告する。命令違反には罰金も適用される。
 国内のレジ袋の使用は年間20万トン程度で、1年間に出る廃プラの2%程度とされる。環境負荷への削減効果こそ大きくないが、「日常的に使うレジ袋を有料化することでプラごみ問題への意識が変わる」(高村ゆかり教授)という面が期待される。
 レジ袋の有料化について、時事通信「ごみに関する世論調査」で賛否を聞いた。調査は全国の18歳以上の男女2000人に1月10~13日に個別面接方式で行い、有効回収率は62.0%。
 〇レジ袋の有料化
  賛成:49.7%
  どちらかと言えば賛成:27.3% 賛成が計77.0%
  反対:」は8.8%
  どちらかと言えば反対:12.5% 反対が計21.3%
 賛成を男女別で見ると、
  男性:74.6% 女性:79.9%
 〇農林水産省の2016年度の推計値で年間643万トン以上に上る「食品ロス」についても質問
 前回2018年1月の調査との比較で、「食品ロスという言葉を知っているか」の問いに
  よく知っている:67.9%(前回51.2%) 大きく増加
  全く知らない:4.6%(前回13.0%) と減少
 〇「食品ロスを減らすために意識的に行っていること」を9つの選択肢から複数回答で聞くと、
  食材を買い過ぎず、なるべく使い切る・食べ切る:73.3% 最多
  賞味期限が来てもすぐに捨てず、できる限り消費する:48.2%
  多めに作った料理や食材を冷凍保存して別の機会に食べる:39.8% などが多かった

 今日の天気は、晴れ~曇り、時々小雪が舞う。気温は、昨日より少し暖かく、最高気温7℃・最低気温-1℃
 朝から晴れたので、毎月8日に行われる「お薬師さんの手づくり市」に行ってきた。
 「お薬師さん」とは、
 聖武天皇の発願によって建立された国分寺の1つで、奈良時代の740年代頃に創建された。平安時代まで陸奥国の財政的支持を受けて大伽藍を維持したが、室町時代には著しく衰微した。17世紀初めに伊達政宗により再興され、1607年に再建された薬師堂を中心に25坊を擁する大寺院として栄えた。明治時代に僧坊は1つを残して廃絶したが、薬師堂をはじめとする中心堂宇は維持された。
 薬師堂は国の重要文化財に、古代の寺院跡は国の史跡に指定されている。
 縁日大護摩祈祷が行われる日に、旧境内に市が立つ。
 これが「お薬師さんの手づくり市」。自分で材料を仕入れて育てたもの、加工したものに限り、プロ・アマを問わず出展出来る(事前審査有り)。お店を持たない新進の工芸家や、もっと広くお店や作品をアピールしたい職人達が、お薬師さまの前に集って、お互いに情報交換したり、地域の人々と交流を深めたり出来る市。
 市の始まりは10時から。9時半頃に着いたので、人出はまだ多くない。10時頃からは、人出・人出となる。


2019年の自殺者数が1万9,959人と統計開始の1978年以来最少

2020-01-18 | 社会・経済
 警察庁の集計(速報値)で分かった、2019年の自殺者数が統計を開始した1978年以来、最少の1万9959人となった(1月17日)。減少は10年連続で、人口10万人当たりの自殺者数(自殺死亡率)も前年より0.7人減り、15.8人となった。速報値が2万人を切ったのは初めてである。ただし、3月発表の確定値は例年増加する傾向にあり、最終的な自殺者数は2万人超となる可能性がある。
 速報値を男女別でみると、女性はこれまでで最少の6,022人(18年比528人減)。男性は女性の約2.3倍の1万3,937人(同353人減)に上った。
 都道府県別では32都道府県で減少、14県で増加し、鳥取は前年と変わらなかった。最多は東京の2,107人で、大阪1,191人、埼玉1,100人、愛知1,062人、神奈川1,057人と続いた。最少は鳥取の80人。
 ◆自殺者数
   2019年 19,959人
   2018年 20,598人
   2017年 21,321人
   2016年 21,764人
   2011年 30,651人
   2003年 34,427人(1978年から統計を取り始め、最も多かった)

 今日の天気は曇り。雲が少し厚いのか、全天傘を被った様な明るさだ。
 散歩道沿いの”ロウバイ”に花が咲きだした。毎年、正月の半ば位に咲く。花の中心の色は花びらと同じ黄色。これは”ソイシンロウバイ(素心蝋梅)”である。
 ”ロウバイ”には主に、2種類ほどが知られている。”ロウバイ(蝋梅)”と”ソシンロウバイ(素心蝋梅)”である。”ロウバイ”は中央部が暗紫色で、花弁は黄色。”ソシンロウバイ(素心蝋梅)”は、中央部の色も黄色、花弁も花中心も同じ(黄色と同色)。
 名(ロウバイ:蝋梅)の由来には、「蝋細工の様な梅に似た花」説、「花色が蜜蝋(みつろう)に似ている」説、「臘月(ろうげつ、旧暦の12月)に、梅に似た香りの花」説がある。
 ロウバイ(蝋梅)
 別名:唐蝋梅(とうろうばい)、唐梅(とうばい、からうめ)
 学名:蝋梅 Chimonanthus praecox
    素心蝋梅 Chimonanthus praecox f. concolor
 ロウバイ科ロウバイ属
 落葉低木(丈は2m~4m)
 原産地は中国、17世紀頃に渡来
 開花時期は1月~3月
 花径は2cm程
 果実の種子は、抑制性神経伝達物質の放出を阻害して痙攣を誘発する有毒物質「カリカンチン」を含む



2019年の交通事故死は3,215人、戦後最少の3,790人(1949年)を下回る

2020-01-07 | 社会・経済
 警察庁のまとめによる(1月6日)。
 2019年の全国の交通事故による死者は、前年(2018年)より317人少ない3,215人だったことがで分かった。減少は4年連続で、統計が残る1948年以降での最少(3,790人)を更新した。過去最高は、1970年の16,765人で自動車保有台数は約1,652万台である。

 209年の死者のうち、65歳以上の高齢者の死者数(速報値)は1,782人で、前年より184人(9.4%)減った。全年齢に占める高齢者の割合は55.4%に上り、過去最多だった前年(55.7%)より減ったが高止まりが続く。人口10万人当たりでは、65歳以上の死者数は5.01人で、全年齢(2.54人)の2倍近かった。
 事故発生件数(速報値)は381,002件(前年比4万9599件減)、負傷者数(同)は460,715人(前年比6万5131人減)だった。
 都道府県別の最多は、千葉県の172人(前年比14人減)、愛知県が156人(前年比33人減、18年まで16年連続最多だった)、北海道が152人(前年比11人増)である。

日経MJヒット商品、東横綱:ラグビーW杯、西横綱:キャッシュレス

2019-12-05 | 社会・経済
 年末12月になるとヒット及びヒット商品番付が発表される。
 日本経済新聞社は2019年の日経MJヒット商品番付をまとめた。1月~12月の消費動向や売れ行きなどを基に担当記者がランク付けしたものである。
 東の横綱には「ラグビーワールドカップ(W杯)」。前回大会で南アフリカを破る大金星を挙げてから4年。初のベスト8入りを果たした日本代表の活躍に日本中が熱狂した。改元や消費増税といった節目の多かった年でもあり、日本代表のように、着実に実績を積み重ねてきた商品やサービスが上位に並んだ。
 西の横綱は「キャッシュレス」。官民の還元施策が奏功した。ヤフーなどが出資する「PayPay(ペイペイ)」をはじめ、各社が還元合戦を展開しスマートフォンを使った決済が広がった。さらに政府が消費増税に合わせてキャッシュレス決済のポイント還元施策を導入。中小小売店などでもスマホ決済が利用できる店が増えている。
 ◆2019年日経MJヒット商品番付
     東        西
 横綱 ラグビーW杯    キャッシュレス
 大関 令和       タピオカ
 関脇 天気の子     ドラクエウォーク
 小結 ウーバーイーツ  サントリー「こだわり酒場のレモンサワー」
 前頭 ライオン
    「ルックプラスバスタブクレンジング」
             任天堂
             「ニンテンドースイッチライト」
 前頭 渋谷スクランブルスクエア
             バスチー
 前頭 ハンディファン  鬼滅の刃
 前頭 渋野日向子    八村塁
 前頭 アナと雪の女王2  すみっコぐらし
 前頭 お皿いらず冷食   カニカマ
 前頭 100均コスメ「UR GLAM」 ロート製薬「デオコ」
 前頭 Official髭男dism  ソニーワイヤレスイヤホン
 前頭 脱プラスチック   セルフ美容院
 前頭 あなたの番です   横浜流星
  ・

「子供ができても、ずっと職業を続ける方がよい」との回答は61.0%

2019-11-17 | 社会・経済
 内閣府が11月15日発表した「男女共同参画社会に関する世論調査」によると、女性が職業を持つことに対する意識を尋ねる質問で「子供ができても、ずっと職業を続ける方がよい」との回答は61.0%だった。開始の1992年調査では23.4%だったから過去最高となった。前回の2016年調査よりも6.8ポイント増えた。
 調査は9月に18歳以上の日本人5000人を対象に行い、2645人が回答。政府は、調査結果を今後の男女共同参画社会に向けた政策に反映させる考え。
 女性が職業を持つことへの意識に関する質問
  子供ができても、ずっと職業を続ける方がよい:61.0%
  子供ができたらやめ、大きくなったら再びもつ方がよい:20.3%
  子供ができるまでは、職業をもつ方がよい:6.5%
  その他の回答や、分からないなど
 「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考え方への賛否を聞いたところ、
   反対する:59.8%
    反対の理由として、固定的な役割分担の意識を押しつけるべきではない:56.9%
    妻が働いて能力を発揮した方が個人や社会にとっていい:43.3%
   賛成・どちらかといえば賛成:計35%(前回から5.6ポイント減)で、過去最少
   女性の就業率が上がっていることなどの「女性活躍社会」への意識が高まっていることが背景
 結婚後に姓が変わった場合、働く際に旧姓を通称として使用することに関しては、
   したいと思わない:58.6%
   使いたい:32.5%  女性が25.5%で男性が40.5%
          女性を年齢別にみると、
            18~29歳(41.9%)と30歳代(38.7%) 若年層ほど高い傾向にある

 天気は晴れ~曇り。最高気温15℃、風が弱いので暖かさを感じる。
 畑の食用菊(しょくようぎく)は花の盛りが過ぎ、霜が落ちる頃にはお仕舞となる。(掲載の写真は、2週間前の花)。
 食用菊とは、食用として栽培されている菊である。菊の花弁(かべん、花びら)を食べるもので、チョットほろ苦い味、切れの良い歯ごたえ、ほのかな香りが特徴である。菊は奈良時代に中国から薬用として渡来したもので、江戸時代に品種改良して食用にした。因みに、菊が”国の花”となったのは鎌倉時代である。
 菊の食べ方は色々である。色どりなら、味噌汁や吸い物などに放つ。色どりとシャキシャキした歯ごたえなら、茹でてお浸し・酢の物・あえ物など。保存するには、蒸して海苔の様に乾燥させる(干し菊・のし菊と言う)。
 食用菊の品種は色々あるが、2大品種が良く知られている。黄色い花弁の阿房宮(あぼうきゅう)と薄紫色の延命楽(えんめいらく)である。阿房宮は青森県南部地方、延命楽は「もってのほか」として山形県や「おもいのほか」「かきのもと」として新潟県が特産地である。畑の菊は頂いたもので、花色が黄・薄紫とも品種名は不明。
 ◆食用菊の甘酢漬け
 花びらのみを毟(むし)る・・余り苦いのを好まない方は中心部を少し残す
 お湯を沸かす。お湯には少々の酢を入れておく
 湯が沸いたら火を止める
 菊の花びらをお湯をくぐらす様に入れ、直ぐに取り出す
 取り出して直ぐに冷水に入れ、ザルにあける(水切り)
 用意した甘酢に入れる・・・完成


65歳以上の高齢者は3588万人、総人口割合は28.4%

2019-09-16 | 社会・経済
 高齢者の定義は色々あるが、「高齢者の医療の確保に関する法律」では、前期高齢者:65歳から74歳、後期高齢者:75歳以上、となっている。
 総務省が発表した人口推計(9月15日)によると、
 高齢者(65歳以上)は、3588万人(前年より32万人多い)
  総人口(1億2617万人)の割合は、28.4%(前年より0.3ポイント増)
  男女別 女性:2028万人 男性:1560万人
  就業者 862万人(平成30年に仕事に就いていた) 就業者全体の12.9%
  就業者男女別 女性:350万人(就業率17.4%) 男性:512万人(33.2%)
 世界的にみると、65歳以上の割合は日本が断トツの1位で28.4%である。2位はイタリア(23.0%)、3位はポルトガル(22.4%)となっている。
 国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、この割合は今後も上昇し、2025年に30.0%、2040年には35.3%に達する見込み。
 年齢区分別は
  70歳以上:2715万人(前年から98万人増)
   団塊の世代(昭和22~24年生まれ)が含まれ、ほかの年齢区分に比べ増加数が多かった
   総人口に占める割合:21.5%
  80歳以上:1125万人
  90歳以上: 231万人
  100歳以上:7万人1238人 女性:6万2775人(88.1%) 男性:8463人(11.9%)

 今日は午前は雨、午後から曇り~晴れ。
 今日の散歩はお休み・・雨が少し強い。
 数日前の散歩で見かけた、”ハイビスカス”の鉢植え。色々な色n花が咲いている。花の寿命はほとんど1日だが、大輪の品種や涼しい季節は2日もつことがある、と言う。
 日本では、熱帯および亜熱帯性のいくつかの種がとくに「ハイビスカス」と呼ばれ、南国のイメージの植物として親しまれている。園芸用・観賞用としていくつかの種が「ハイビスカス」として流通し、代表的なものはブッソウゲ(仏桑華)である。
 ハイビスカス(Hibiscus)
 別名:仏桑花、仏桑華(ぶっそうげ)
 学名:Hibiscus rosa-sinensis
 アオイ科フヨウ(ハイビスカス)属
 常緑中低木(樹高 0.5~2m)
 耐寒性は弱い
 原産地:ハワイ諸島、マスカレン諸島
 開花時期:5月~10月
 花径:5cm~15cm
 花色:白,赤,ピンク,オレンジ,黄,青,紫,茶,複色


100歳以上7万人超え、49年連続で増加

2019-09-15 | 社会・経済
 国民の祝日である「敬老の日」は、9月の第3月曜日、9月16日。
 厚生労働省は「敬老の日」を前に、住民基本台帳に基づき、9月13日時点で百寿者(100歳以上となる高齢者)の数を集計した。これによると、百寿者が全国に7万1238人で、前年(2018年)から1453人増え、49年連続の増加となった。
 百寿者(100歳以上の高齢者、9月13日時点、推計)
  全国に7万1238人
    女性:6万2775人(88.1%)
    男性: 8463人(11.9%)
  今年度中に100歳になる方:3万2097人(女性2万7461人、男性4636人)
 国内最高年齢
    女性:田中カ子(かね)さん 116歳(福岡市)
    男性:渡辺智哲さん 112歳(新潟県上越市)
 人口10万人当たりの100歳以上の人数を都道府県別に見ると、高知県が101.42人で最多。2012年以来、7年ぶりのトップだったが、若年層の人口減が影響している可能性があるという。
 人口10万人当たりの100歳以上の高齢者数
  全国平均:56.34人
  1、高知県  101.42人
  2、鹿児島県 100.87
  3、島根県  97.50
  4、鳥取県  97.50
  5、山梨県  88.74
   ・
   千葉   39.68
   愛知県  37.15
   埼玉県  33.74
 平均寿命(2018年、7月に発表)
   女性:87.32歳
   男性:81.25歳 平成元年(1989年)より両者5歳以上、延びている

 旧暦(太陰太陽暦)では、7、8、9月が秋で、それぞれ初秋、中秋、晩秋と呼ばれている。「中秋の名月」とは、旧暦8月15日夜の月のことで、中秋節または八月節ともいわれ、古来、この日の月は1年のうちで最も美しいとされていた。
 伝統的な年中行事の多くが新暦(太陽暦)か月遅れで行われており、月見は旧暦8月15日にあたる日にあわせて行われる数少ない行事として、現在も受け継がれている。
 今年(2019年)の旧暦8月15日は9月13日(金曜日)である。今年の天文学上の満月は、中秋の名月の翌日、9月14日になる。 今日(9月15日)の早朝(AM5:00)に、畑に行ったら”お月さま”が空に残っていた。

イグ・ノーベル賞、化学賞に渡部茂・明海大教授の「5歳児の唾液1日500ml」

2019-09-14 | 社会・経済
 「イグ・ノーベル賞」の授賞式が9月12日(日本時間13日)、米ハーバード大であった。自身の息子の協力も得て、子どもの唾液(だえき)の量を推定した明海大の渡部茂教授(68)が化学賞に選ばれた。日本の研究者の受賞は2007年から13年連続となる。
 小児歯科医の渡部氏は4年がかりで「5歳児の1日の唾液生産量の推定」という論文をまとめ、1995年に発表した。幼稚園児30人に、ご飯やリンゴ、クッキーなど6種類の食品を噛んでは紙コップにはき出す実験を繰り返してもらい、分泌される唾液量を測定した。子どもたちの1日の食事時間を調べ、食事中の量を推定したうえで、睡眠時や安静時の量を足して、1日500ミリリットルとはじき出した。その前に渡部氏たちが推定した大人の量は1日570ミリリットル。「小さな子は唾液が多いイメージが強いが、唾液腺も口の表面積も小さく、実際は大人より少ない」との結論を導き出した。
 渡部氏は、30年ほど前の業績で、知らせを聞いてびっくりしたという。研究者が5歳の子どもの唾液を真剣に集める。そういうところがおもしろかったのかな。渡部氏は受賞に「自分としては、まじめな生理学的な研究と思ってやっていたが…」と語った。
 実験には長男の潤さん(41)ら3人の息子がいて、「当時はよく息子たちに協力してもらいました」と振り返る。授賞式には3人の息子も一緒に並び、バナナを食べて紙コップに出す「寸劇」を披露。会場を沸かせた。
 賞の主催者は授賞理由について「親であれば、望むと望まないとにかかわらず、子どものよだれを大量に処理している。渡部さんは、子どもがどれだけのよだれをつくるか、正確に測ったおそらく初めての親だろう」と説明している。
 ◆イグノーベル賞 (Ig Nobel Prize)
 「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞。1991年に創設。
 同賞を企画運営するのは、サイエンス・ユーモア雑誌「Annals of Improbable Research:風変わりな研究の年報」と、その編集者であるマーク・エイブラハムズ。
 受賞者らには賞金10兆ジンバブエドル(現在は殆ど無価値)と60秒間の受賞スピーチ権が与えられる。ただし、スピーチは8歳の少女に「やめてください。つまらないです」と言われたらそこで終了。
 同賞には、工学賞、物理学賞、医学賞、心理学賞、化学賞、文学賞、経済学賞、学際研究賞、平和賞、生物学賞などの部門がある。毎年、風変わりな研究をおこなったり社会的事件などを起こした10の個人やグループに対し、時には笑いと賞賛を、時には皮肉を込めて授与される。

 朝から曇り、時々晴れ。3時ごろから雲が厚く、暗くなってきた・・夕方から雨かな。
 畑の”シソ”に花が咲きだした。花後の実(シソの実)もできている。”シソ(紫蘇)”は、葉だけでなく芽・花穂・実などを料理の彩・薬味に利用できる香味野菜である。この”シソ”はどこから来たのかな、植えた記憶はない!。
 ”シソ”には葉が緑の青紫蘇(あおじそ)と葉が赤い赤紫蘇(あかじそ)があり、それぞれに葉が平らなものと縮れた(縮緬)ものがある。青紫蘇は葉・花を香味とし、赤紫蘇は梅干しなどの色付などに使う。実も風味付けに使う。
 シソ(紫蘇)
   葉色:青紫蘇(あおじそ)と赤紫蘇(あかじそ)がある
   葉縮れ:葉面は平らと縮れがある
 別名(古語):野荏(のらえ)、糠荏(ぬかえ)
 学名:Perilla frutescens
 シソ科シソ属
 一年草(春まき)
 原産地は中国
 日本への渡来は縄文時代と考えられている(自然帰化植物)
 奈良時代から薬用として栽培され、室町時代に食用として栽培される
 開花時期は9月~10月
 花は5枚の花弁が筒状になった合弁花
 実は萼ごと食用とし、茶漬けなどの風味付けに使う。プチプチした食感と独特の風味が良い


英誌エコノミスト、「世界で住み良い都市ランキング」で大阪4位・東京7位

2019-09-06 | 社会・経済
 英誌エコノミストの調査部門、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が世界の都市の住みやすさを比較したランキングで、オーストリアの首都ウィーンが昨年に続いて首位となった。
 EIUが毎年発表している「世界で最も住みやすい都市ランキング」は、世界140都市の住みやすさを最高100点のスコアで評価してランキング付けする。評価対象となるのは安定性(25%)、ヘルスケア(20%)、文化と環境(25%)、教育(10%)、インフラ(20%)の5項目に分類される30の要素で、社内のアナリストや地元の協力者によってスコア付けされる、という。
 2019年に発表された結果で「住みやすい都市ランキング」1位の座に輝いたのは、オーストリアの首都であるウィーンである。ウィーンは2018年のランキングで、それまで7年連続で1位だったオーストラリアのメルボルンから1位を奪い、2年連続での1位となった。ウィーンの評価は、99.1点という高いスコア。
 2019年、世界で住み良い都市ランキング
 1位:オーストリア・ウィーン
 2位:オーストラリア・メルボルン
 3位:オーストラリア・シドニー
 4位:日本・大阪
 5位:カナダ・カルガリー
 6位:カナダ・バンクーバー
 7位:日本・東京
 7位:カナダ・トロント(東京と同点)
 9位:デンマーク・コペンハーゲン
 10位:オーストラリア・アデレード
 因みに、英誌エコノミストがまとめた2019年版世界60都市の安全度ランキングで、東京が1位、大阪が3位に選ばれた。
 ランキングでは、観光客が訪れる主要600都市の、デジタル・衛生・インフラ・治安について最高100点で評価した。
 首位の東京は92点を獲得し、次いでシンガポールが91.5点で2位。3位の大阪は90.9点だった。この3都市は、2015年と2017年のランキングでもトップ3に入っている。

 今日の天気は、朝から晴れ。最高気温は、30℃程で、暑さがぶり返した。・・明日も明後日も真夏日かな。
 散歩で”アゲラタム”の花を見る。花期が長く、夏頃から咲くが、何故か秋の到来を告げている様な花だ。花色には、青・白・紫・白・桃などがあるが、良く見かけるのは、淡紫青色。・・チョット涼し気。
 和名は「大霍香薊(おおかっこうあざみ)」とある。名の由来は、葉が薬草の霍香(カッコウ、シソ科のカワミドリ)の香に似て、花が薊(アザミ)に似ており、大きなカッコウアザミの様な花から。
 因みに、園芸ではアゲラタムに背の低いコニゾイデス(Ageratum.conyzoides、和名:カッコウアザミ)と背の高いホウストニアヌム(Ageratum.houstonianum、和名:オオカッコウアザミ)の栽培が多い。
 アゲラタム
 別名:大霍香薊(おおかっこうあざみ)
 学名:Ageratum
 キク科カッコウアザミ属
 原産地は中南米、明治はじめに渡来
 非耐寒性一年草(多年草、日本では冬に寒さで枯れる)
 開花時期は7月~10月
 小さなアザミのような花が咲く
 花色は淡紫・青・白・ピンクなど


ふるさと納税の寄付額、過去最高の5,127億円

2019-08-04 | 社会・経済
 総務省は、2018年度のふるさと納税による寄付額が5,127億円だったと発表した(8月2日)。
 昨年度(2017年度)の寄付額3,653億円から40%(1,473億円)増え、6年続けて過去最高を更新した。寄付件数も2,322万件と592万件増え、最多を更新した。返礼品を寄付額の3割以下の地場産品に制限する6月からの新制度を控え、豪華な返礼品を目当てにした駆け込みも多かったようだ。
 全国の自治体が2018年度に寄付集めに使った金額は、2,820億円と寄付額の55%に達した。返礼品の調達や送付、事務などの経費がかさむ。
 寄付額が過去最高の5,127億円となったが、過度な返礼品を規制する6月からの新制度で除外された大阪府泉佐野市など4市町が全体の22%(1112億円)を占めた。4市町は、大阪府泉佐野市・静岡県小山町・和歌山県高野町・佐賀県みやき町である。
 2018年の寄付による19年度の住民税控除は東京都内が867億円と最も多い。
 ◆受け入れの多い自治体(2018年度)
 大阪府佐野市 497億円 受入件数250万件
 静岡県小山町 250    29.6万件
 和歌山県高野町 196   14万件
 佐賀県みやき町 168   22.7万件
 宮崎県都農町  96
 宮崎県都城市  95
 大阪府熊取町  76
 茨城県境町   60
 北海道森町   59
 佐賀県上峰町  53
 ◆「流出」の多い自治体(2018年度の寄付による19年度の住民税控除額)
 横浜市   136億円
 名古屋市   80
 大阪市    74
 川崎市    56
 東京都世田谷区 53
 神戸市    44
 東京都港区  42
 さいたま市  41
 福岡市    39
 京都市    39

 朝から曇り、朝はあめが降りそうな曇り空、次第に明るくなる。昼頃から晴れ。最高気温は30℃と昨日よりは暑さが和らぐ・・でも暑い。
 散歩道沿いのお庭で、”ペンタス”に花が咲きだした。花色には、桃・赤 ・紅・白・青紫などがあるが、見つけたの桃色。 別名は”草山丹花(くささんたんか)”。花の形が「山丹花(さんたんか)」に似ているからと言う。でも山丹花は4弁花の木(常緑低木)であり、ペンタスは5弁花の草本である。ギリシャ語で数の5は、penta(ペンタ)、・・花弁数5からかな。アメリカのペンタゴンも5角形の建物だ。
 ◆ギリシャ語の数の数え方
 1:mono(モノ)、2:di(ジ)、3:tri(トリ)、4:tetra(テトラ)、5:penta(ペンタ)、6:hexa(ヘキサ)
  7:hepta 8:octa 9:ennea 10:deca
 ペンタス
 別名:草山丹花(くささんたんか)
 英名:Pentas、 Egyptian star cluster
 学名:Pentas lanceolata
 アカネ科ペンタス属
 非耐寒性の多年草(一年草)
 原産地は熱帯アフリカ~アラビア半島
 日本には明治末期~大正初期に渡来
 開花時期は5月~10月
 花は星型の5弁花
 花径は7cm程、花色は桃・赤 ・紅・白・青紫 など


女性の就業者数が初めて3,000万人を突破

2019-08-02 | 社会・経済
 総務省の「2019年6月の労働力調査」によると、女性の就業者数は3,003万人と、比較可能な1953年以降で初めて3,000万人を突破した(7月30日発表)。
 男女合わせた就業者は、6,747万人である。女性の就業者は全体の44.5%で、2009年平均と比べて2.6ポイント上昇した。欧米の主要先進国の大半は40%台後半で、日本もその水準に近づきつつある。就業者全体の伸びの9割近くを女性が占め、前年同月に比べて53万人増えた。専業主婦らが新たに仕事に就くことが増えたからで、6月の完全失業率(季節調整値)は2.3%で前月から0.1ポイント下がった。
 女性の生産年齢人口(15~64歳)の就業率は71.3%で、前年同月に比べて1.9ポイント上昇し過去最高になった。
 年代別では15~24歳は50.5%と、同年代の男性を上回る。25~34歳は78.1%、35~44歳は77.8%と10年前より10ポイント以上高い。
 女性の就業者を年代別にみると、65歳以上が顕著で、2019年6月は359万人と2009年平均と比べて145万人増えた。一方、65歳以上の女性の就業率は17.7%で、男性(34.3%)と比べて低く、引き続き増加が見込まれる。日本の人口全体の減少が続くなか、「女性・高齢者」が働き手の不足を補う意味で存在感を増している。
 女性の就業者数増加は、人手不足を補う性格が根強いため、例えば女性管理職の割合は欧米と比べて低い。独立行政法人の労働政策研究・研修機構によると、日本の管理職に占める女性の比率は2016年時点で12.9%であるが、米国は43.8%、フランスは32.9%である。
 完全失業者数は前年同月比6万人減の162万人だった。厚生労働省が30日発表した6月の有効求人倍率(同)は前月から0.01ポイント低下し1.61倍。役員を除く雇用者の内訳を見ると、男性は76.9%が正社員、23.1%が非正規なのに対し、女性は正社員45.0%、非正規55.0%と、非正規が上回る。だが前年同月比では、非正規が19万人増えたのに対し、正社員は28万人の増加。人手不足などの影響で、フルタイムで働く女性が増えたとみられる。

 朝から快晴。雲が少なく、日差しが強い。
 畑までの散歩道で、春にお庭の”エゴノキ”に白い可憐・清楚な小さな花が沢山咲いていた。2月後には、沢山の灰色の楕円に近い球状の実が付いている。付いている様子は見事だ。花を見て、その後の青い実を、そして赤色などに熟した実を見る・・散歩の楽しみ。
 名(エゴノキ)の由来は果実の味からで、果実には有毒なエゴサポニンを含み、その味が「えぐい」ので”エゴノキ”と言う。別名の”萵苣の木(ちしゃのき)”は、実の付きかたを動物の乳に見立てて、乳成り(チナリ)ノキから転訛したとされる。
 ”エゴノキ”は白く固くて粘りがあり、加工材としても優れ玩具・ステッキなどに使用される。この玩具、独楽(こま)をロクロ細工で作ったから別名:轆轤木(ろくろぎ)、と言う。
 エゴノキ
 別名:萵苣の木(ちしゃのき)、轆轤木(ろくろぎ)
 学名:Styrax japonica
 エゴノキ科エゴノキ属
 両性花
 落葉小高木(丈は10m位)
 開花時期は5月末~6月初め(開花期間は1週間位と短い)
 横枝からの側枝の先に白い花(径2.5cm位)を下向きにつける、良い香りがする
 果期は8月~9月、果実(径1cm程度)は楕円に近い球状で灰色、秋に果皮がめくれて種子が見える
 ”エゴノキ”の果皮は多量のエゴサポニンを含むので水に溶かすと石鹸のように泡立つ、通称「石鹸の木」と呼ばれる。


平均寿命、女性87.32歳、男性81.25歳、いずれも過去最高

2019-08-01 | 社会・経済
 厚生労働省が「簡易生命表」を7月30日に発表した。
 2018年の日本人の平均寿命は、女性が87.32歳、男性が81.25歳で、いずれも過去最高となった。前年(2017年)と比べ、女性は0.05歳、男性は0.16歳延び、女性が6年連続して男性が7年連続した延び、過去最高を更新した。延びは、男女ともに、がん・心疾患・脳血管疾患の「3大疾患」による死亡率が改善した影響だという。3大疾病で死亡する確率は男性50.06%、女性45.52%だった。
 因みに、自立して生活できる年齢を指す「健康寿命」は、2016年時点で女性は74.79歳、男性は72.14歳。平均寿命とは9年から12年と大きな開きがあり、高齢者が健康で暮らせる長寿社会を実現するための課題は多い。
 厚労省が把握する50の国・地域の中で、日本人の平均寿命は女性が2位、男性が3位で、いずれも前年と同じ順位だった。厚労省の担当者は「医療水準や健康意識の向上などの成果とみられる。平均寿命はさらに延びる可能性がある。」
 ◆平均寿命が上位の国・地域(厚生労働省の資料から)
 女性
 香港:87.56歳
 日本:87.32歳
 スペイン:85.73歳
 韓国:85.7歳
 スイス:85.4歳
 男性
 香港:82.17歳
 スイス:81.4歳
 日本:81.25歳
 ノルウェー:81.00歳
 スウェーデン:80.78歳

 朝から晴れ上がった。気温は、最高気温が36℃と猛暑日となった・・暑い。
 4月に散歩道沿いのお庭で、”スグリ”に花が咲いていた。この”スグリ”は、”フサスグリ(房酸塊)”。
 ”スグリ”はスグリ属の総称名として、また果樹として利用されるスグリ類の一般名として使われる。150種ほどが温帯から亜寒帯に分布する。日本には9種が自生し、数種が栽培されている。
 果実の色は赤。果実の色が赤白あり、赤色の系統をアカスグリ(赤すぐり、レッドカーラント)、白色の系統をシロスグリ(白すぐり)と呼ぶ。黒色の”スグリ”・・クロスグリ(カシス)・・は別種である。
 フサスグリ(房酸塊、房須具利)
 別名:アカスグリ
 スグリ科(ユキノシタ科)スグリ属
 落葉低木(高さ1.0m~1.5m)
 原産地はヨーロッパ、明治の始めに渡来
 開花時期は4月~5月
 果実は液果で小さい種子を多数含む
 収穫期は6月~7月(期間は1~2週間程)
 赤い実はルビーの様に透明感があり、とても綺麗


国別ブランド評価ランキングで、日本が世界一と評価される

2019-06-30 | 社会・経済
 国際的なブランドコンサルティングの「FutureBrand(フューチャーブランド)」が発表している国別ブランド評価ランキングで、日本が1位に選ばれた。調査は、GDPの上位75ヵ国・地域が対象。今年1月~2月、世界各地で過去1年で少なくとも1度は海外旅行した計2500人にオンラインでインタビューを実施した。さらに、交流サイト(SNS)での各国・地域に関する投稿を多数の言語で分析し、22項目で採点した。
 同社は「国・地域の力を測定するのに、国内総生産(GDP)や人口規模、核兵器の数に意味はあるだろうか」と指摘。その上で、日本に関して、高い技術やイノベーションを背景とした製品・サービスよりも、西洋とは異なる無駄を省いたシンプルさなどを体現した独特な文化こそが「日本の最も偉大な輸出品」だと述べた。
 日本は5年前の前回調査でも1位だった。2位はノルウェー(前回6位)。3位スイス(同2位)、4位スウェーデン(同4位)、5位フィンランド(同13位)と続く。上位の国々は総じて、生活の質や環境へのやさしさなどが高く評価された。
 米国は五つ順位を落とし、12位に転落。トランプ大統領の言動が影響したとみられるという。欧州連合(EU)離脱で混迷する英国も七つ順位を落とし、19位となった。近隣諸国では、韓国が20位(同20位)、中国は29位(同28位)だった。
 ◆国別ブランドランキング (2014)
 1位 日本
 2位 スイス
 3位 ドイツ
 4位 スウェーデン
 5位 カナダ

 明日は7月1日となる。1年の半分が過ぎた・・月日が経つのは早いなあ!。
 旅行から帰ってきた。旅行先は、粟島がよく見える日本海の海岸周辺である。
 砂浜の海岸には、”ハマナス”が群生している。小さな青い実が沢山見え、チラホラと花が咲いている。青い実は、お盆の頃(8月頃)から赤くなる。赤い実は、良い香りがして、甘酸っぱく、ビタミンCを豊富に含む、と言う。葉・枝に細かいトゲが沢山あり触ると痛い。
 名(ハマナス)の由来には幾つかの説がある。実の形が梨に似ているところから「浜辺の梨」が「ハマナス」になったとする説や、浜に自生し実が梨に似た味がする「ハマナシ:浜梨」が転訛して「ハマナス」となった説がある。ナス(茄子)からの由来はない。
 因みに、”ハマナス”は、皇后雅子様のお印である。ご実家である小和田家の祖先は、江戸時代村上(藩)の藩士であった。
 ハマナス(浜梨、浜茄子)
 学名:Rosa rugosa(ロサ・ルゴサ)
 バラ科バラ属
 落葉低木(丈は0.5m~2m)
 分布は東アジア温帯~亜冷帯
  日本では北海道に多く”北海道の花”となっている
    知床の岬に~はまなすの咲く頃(知床旅情)
  アイヌの人々は玄関前に魔よけのために立てた。
 開花時期は5月~6月
 花色は赤、白色もある
 結実は夏(8月~10月)、固くて赤い小さな丸い実(ミニトマト様)


日本の世界競争力は世界30位、韓国に抜かれる

2019-05-30 | 社会・経済
 スイスの有力ビジネススクール、国際経営開発研究所(IMD:International Institute for Management Development)は2019年の世界競争力ランキングを発表した(5月28日)。
 調査対象は63ヵ国・地域。競争力ランキングは1989年から公表している。4つの項目を基準に、235の経済指標などを使い分析している。
 日本の総合順位は30位と前年より5つ順位を下げ、比較可能な1997年以降では過去最低となった。判断基準となる項目別で、「ビジネスの効率性」が46位と低く、ビッグデータの活用や分析、国際経験、起業家精神は最下位との評価。IMDは企業の生産効率の向上に向け、働き方改革や人材開発を一層進める必要があると指摘した。「政府の効率性」も38位で、巨額の政府債務や法人税率の高さなどが重しになっている。一方で、環境技術やモバイルブロードバンドの普及、平均寿命などの評価は高い。
 アジアではインドネシアの勢いが目立つ。総合順位は43位から32位に急浮上し、日本を猛追している。首都ジャカルタでは今春、同国初の地下鉄が開業するなど、インフラやビジネス環境の改善が寄与した。欧州では、欧州連合(EU)離脱に揺れる英国は23位と3つ順位を落とした。IMDは欧州の競争力は景気減速の影響で厳しくなっていると指摘した。
 ◆2019年の世界競争力ランキング総合順位(カッコ内は前年)
 1(3)シンガポール
 2(2)香港
 3(1)米国
 4(5)スイス
 5(7)アラブ首長国連邦(UAE)
 6(4)オランダ
 7(12)アイルランド
 8(6)デンマーク
 9(9)スウェーデン
 10(14)カタール
 ・
 14(13)中国
 28(27)韓国
 30(25)日本
 32(43)インドネシア

 天気は晴れ。風は穏やか、気温は最高気温27℃程。早朝に畑に、絹サヤ取り。
 散歩で小鶴公園に。小鶴公園は、小鶴城跡北側にあるかつての堀跡である。小鶴城跡は低湿地上に突き出した、舌状の小丘である。現在は住宅地となっている。
 公園の擁壁際の”ハコネウツギ”に花が咲きだしていた。花色は白色・桃色・紅色で、咲始めは白色、変化して桃色・紅色となる。花言葉が「移り気」とか・・成るほど。
 花の形は漏斗状鐘形で、先が5裂している。花筒は、萼より先で、急に広がり、釣り鐘形に。この広がり方が、ニシキウツギ(二色空木)より急角度で識別点となる。”ハコネウツギ(箱根空木)”と”ニシキウツギ(二色空木)”は区別し難い程似ている。
 因みに、花の色がだんだん変わるのには、箱根空木、酔芙蓉、吸葛などがある。
 ハコネウツギ(箱根空木)
 別名:源平空木
 学名:Weigela coraeensis
 スイカズラ科タニウツギ属
 雌雄同株。両性花。
 原産地は日本
 本来の自生地は、関東~東海地方の沿海地・・箱根には少ない
 開花時期は5月~6月
 花色は咲始めの白色からピンク・紅赤色に変化
 花冠が、白から赤色に変色しないものを、シロバナハコネウツギと言う