歩けば楽し

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2014年の十大ニュース

2014-12-30 | ニュース
 今年も残り少なくなった。11月でブログがOCNからGOOに変わりましたが、この気まぐれブログ「歩けば楽し」にお付き合い頂き感謝します。来年もよろしくご贔屓の程を。
 予報によると、お正月は日の出が見られない確率が高いので、今朝の日の出を撮影した。

 今年(2014年)を振り返ると様々なことがあった。ここでは「社会部長が選ぶ今年の十大ニュース」を紹介しよう。
 「十大ニュース」(新聞之新聞社主催)は選考会(在京の新聞・通信8社の社会部長ら)が選定した(12月15日)。1位は「集団的自衛権の行使容認を閣議決定」だった。
 ◆2014年の十大ニュース 新聞之新聞社主催
 1位 集団的自衛権の行使容認を閣議決定
 2位 御嶽山噴火や広島の豪雨など自然災害相次ぐ
 3位 消費税8%スタート、景気足踏みで再引き上げは延期
 4位 衆院選で自公大勝、解散前に「政治とカネ」で女性2閣僚辞任も
 5位 袴田事件で再審開始決定、48年ぶり釈放
 6位 青色LEDで日本人3氏がノーベル物理学賞
 7位 STAP細胞論文に改ざんなど不正
 8位 朝日新聞が「吉田調書」、慰安婦記事の一部取り消し、社長が辞任
 9位 危険ドラッグの事件事故が激増、規制強化
 10位 朴槿恵韓国大統領めぐる報道で産経新聞の前ソウル支局長起訴
 番外 ソチ五輪で羽生選手が金、全米テニスで錦織選手が準優勝
    高倉健さん、菅原文太さん逝く

「夫は外、妻は家庭」に反対49%で賛成45%を上回る

2014-12-29 | 社会・経済
 内閣府の「女性の活躍推進に関する世論調査(名称改、男女共同参画に関する世論調査)」が発表された(11月1日)。調査は8月28日~9月14日、全国の成人男女5,000人に面接で実施し、有効回答率は60.7%(3,037人)。
 これによると、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」との考え方に、「反対」が49.4%で前回調査より4.3%増加、「賛成」が44.6%と前回調査より7%減少。反対の主な理由は、「固定的な意識を押しつけるべきでない」との回答が48.5%と最多。賛成の主な理由は、「子供の成長などにとってよい」との回答で59.4%。
 女性が出産後も離職せずに働き続けるために必要なことは何か(複数回答)は、
   保育所など子どもを預けられる環境の整備:71.6%
   働き続けることへの周囲の理解・意識改革:49.6%
   男性の家事参加への理解・意識改革:48.6% など
 政治・経済などの各分野で女性のリーダーを増やす障害となるものは何か(複数回答)
   保育・介護・家事などで夫など家族の支援が十分でないこと:50.1%
   保育・介護の支援などの公的サービスが十分でないこと:42.3%
   長時間労働の改善が十分でないこと:38.3%
 内閣府は、「調査結果を詳しく分析し、女性が活躍する社会の実現に向けた取り組みに生かしていきたい」としている。

 朝から雨、気温低いが雪ではない。先日来の雪は融けてしまった。12月も残り少なく、お正月準備でバタバタ。
 生垣のマサキに実(朔果:さくか、乾性の子房の発達した果実、熟すと割れて種を撒く)が付いている。この果実は秋に熟し、裂開して橙赤色の仮種皮におおわれた種子が見える。これがとても可愛い。花は6・7月頃咲くが小さくて淡緑白色なので目立たない。マサキは花を楽しむものではなく、葉を楽しむ樹木である・・実も可愛い。刈込みに強く、密生し、大気汚染や潮風にも比較的強いので生垣・庭木などに使われる。
 名(マサキ)の由来は、常緑樹なので”マサオキ(真青木)→マセキ”からと言う。
 マサキ(柾、正木)
 ニシキギ科ニシキギ属
 原産地は極東アジアの日本・朝鮮・中国
 耐寒性の常緑低木、雌雄異株で雌株に実が成る
 開花時期は6月~7月、花は径7mm程の4弁花、花色は淡緑白色
 果実は朔果で、径5~8mm程の球形
 熟すると果実は3~4つに割れ、赤橙色の仮種皮に包まれた種子が見える
 マサキの葉には種類が多く、黄色い斑入りのキフクリンマサキ、白い斑の入るギンマサキ、新葉が黄色のオウゴンマサキ、などがある。


空気と同等の屈折率素材が開発される

2014-12-28 | ニュース
 京都大学の早瀬元・研究員と野々村和也・修士課程は、空気と同等の光の屈折率の極めて透明な素材を開発した。
 水酸化アルミニウムの化合物でできた直径2~4n(n:ナノメートル、10億分の1メートル)の極細の繊維が綿のように絡み合った構造をしている。極細繊維の隙間が大きく密度が極めて低いため光が曲がらず、透明で空気とほぼ同じ屈折率になる。素材の上に模型やおもちゃなどを置くと空中に浮いているように見える。
 レーザーが当たってもほぼ真っすぐに進むため、光通信用の素子などに使えると言う。
 ◆水酸化アルミニウム
 無機化合物。酸やアルカリに溶け、水、アルコールに不溶。
 主に医薬品や吸着剤などに使用される。
 組成式:AlH3O3
 式量 :78.00 g/mol
 密度 :2.42 g/cm3 (固体)、融点 300 ℃
 ◆屈折率
 屈折率 n は、真空中の光速度 c を媒質中の光速度 v 割った値である。
 同じ物質(媒質)でも屈折率は波長によって異なる。このため、特に断りがない時は、光学材料の屈折率は波長589.3 nmの光(ナトリウムのD線)について示すのが慣習である。
 物質の屈折率
 空気:1.000292 (0℃、1気圧)
 水 :1.3334   (20℃)
 氷 :1.309   ( 0℃)
 水晶:1.5443   (18℃)
 光学ガラス:1.43~2.14
 ダイヤモンド:2.417

 もう年末だからお正月用の買い物に出かけた(荷物運びだけど)。お花屋さんでは、シクラメンやポインセチアの鉢物やお正月用のお花などがある。その中に、キンギョソウの切り花があった。・・で思い出した、11月に時期外れで咲いていた1本のキンギョソウ。頑張ってた。
 キンギョソウには鑑賞用と食べられる花(食用花:エディブルフラワー)があるが、たぶん観賞用。冷たい風が来ない陽当たりが良い場所なので咲いたんだろう。
 名(キンギョソウ:金魚草)の由来は、花が金魚のおちょぼ口に似ている、波打つような花びらが金魚の尾びれに似ている、からと言う。因みに、日本一の金魚・文鳥の産地である愛知県弥富市の市花となっている。
 (お花は、11月初めに撮影)
 キンギョソウ(金魚草 )
 別名:スナップドラゴン(Snapdragon)
    アンテリナム(Antirrhium)
 ゴマノハグサ科キンギョソウ属
 多年草(園芸では一年草と扱う)
 一般には秋蒔きだが寒冷地では春蒔き
 花期は5月~6月(秋蒔き)、8月~9月(春蒔き)
 金魚の様な花が穂状に咲く、花径は3cm~6cm
 花色は赤・桃・白・橙・黄など


非正規労働者数が2,000万人超え

2014-12-27 | 社会・経済
 総務省が26日発表した11月の労働力調査によると、非正規労働者数が2,012万人(前年同月より48万人増)となった。統計を取り始めた昭和59年(1984年)から初めての2,000万人超え。正規労働者数は3,281万人(前年同月より29万人減)で、非正規労働者数の割合は雇用者の38.0%となる。
 非正規労働者の内訳(2014年11月)は、
   パート:967万人(男性:101万人、女性:866万人)
   アルバイト:414万人(男性:202万人、女性:211万人)
   契約社員:289万人(男性:159万人、女性:130万人)
   派遣社員:135万人(男性:56万人、女性:79万人)
   嘱託:124万人(男性:80万人、女性:44万人)
 年齢別では、
   55歳~64歳:419万人
   35歳~44歳:410万人
   45歳~54歳:389万人
 完全失業者数は219万人(男性:135万人、女性:84万人)。男性・女性とも前年同月より15万人減少(計30万人)で、54ヵ月連続の減少。

 朝起きたら一面に雪。日の出前に降った雪だろう。
 こんな日は、「歩けば・・」の景色はお花ではなく、雪景色となってしまう。・・お花などは雪のベールで被われて見えない。
 雪景色は、家の周りの道路と駐車場etc・・。風邪を引かぬよう気をつけよう。


竹島に「関心がある」は67%、尖閣諸島は75%

2014-12-26 | ニュース
 内閣府は、竹島と尖閣諸島に関する世論調査の結果を発表した(12月25日)。調査は全国の成人男女3,000人を対象に面接方式で別々に実施(11月)したもので、竹島は1,799人から、尖閣は1,826人から回答を得た。
 これによると、竹島(島根県隠岐の島町)について「関心がある」「どちらかといえば関心がある」と答えた人は計66.9%で、昨年6月の調査(71.1%)から4.2%減少した。
 竹島に「関心がない」は30.7%で、その理由としては、「自分の生活に影響がない」が64.1%、「竹島に関して考える機会がなかった」35.7%、「内容が難しい」20.5%、「紛争や武力衝突など負のイメージを連想する」15.6%だった。
 尖閣諸島(沖縄県石垣市)については、「関心がある」は74.5%で前回調査から0.8%の微増。認知度は高く、「中国船舶が領海侵入を繰り返している」が79.6%、「領海侵入に対し日本政府は中国側に抗議している」79.1%だった。

 早朝の散歩は清々しく気持ちが良い。でも雪が残っており、気温低く風は冷たい。
 神社によって見た。イチョウの大木はすっかり葉が落ちて枯れ木の様に見える。でも樹の下にはギンナン(銀杏)が沢山落ちている。まだ誰も拾っていない。イチョウの実を「ギンナン」と言うが、「銀杏」の唐音読み「ぎん・あん」からの転訛説がある。
      (イチョウの樹は、仙台市の保存樹木で、樹齢約250年)
 イチョウ(公孫樹、鴨脚樹)
 イチョウ科イチョウ属
 (裸子植物門イチョウ綱の中で唯一の現存している種)
 落葉高木(広葉樹にも針葉樹にも属さない)
 中国原産、鎌倉時代の渡来説が有力
 雌雄異株。実は雌株にのみになり、ギンナン(銀杏)と呼ぶ
 開花時期は4月~5月。花粉は風で運ばれる(風媒花)。結実は9月~10月


特許資産規模の首位はパナソニック

2014-12-25 | 社会・経済
 パテント・リザルト(特許調査・分析会社)は、独自分類の「全業種」業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「全業種業界 特許資産規模ランキング」をまとめた(10月に発表)。2013年4月1日~2014年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計した。
 これによると、1位パナソニック、2位三菱電機、3位トヨタ自動車となった。
 ◆全業種 特許資産規模ランキング (パテント・リザルトより)
 順位(前年順位) 企業名    特許資産規模(pt)  登録件数
 1位 (1)    パナソニック   254,377       6,526
 2位 (3)    三菱電機     189,513       5,388
 3位 (4)    トヨタ自動車   161,524       5,150
 4位 (5)    キヤノン     154,599       5,728
 5位 (2)    東芝       151,964       4,423
 6位 (7)    本田技研工業   109,171       3,701
 7位 (6)    シャープ     106,979       2,398
 8位 (13)    NEC      99,081       3,314
 9位 (10)    リコー      97,653       3,853
 10位 (12)   富士フイルム   94,899       2,906

 商店街を歩いていたら赤い実を付けたヒイラギモチの鉢植えが道横の空き地(駐車場?)に置いてあった。色々な草木の鉢と一緒だ。今日はクリスマス。このヒイラギモチはクリスマスホーリーとも呼ばれており、今日に合わせて出したのかな。
 クリスマスホーリーは、本来、セイヨウヒイラギ(Ilex aquifolium)の事である。この他にクリスマスホーリーと呼ぶものには、ヒイラギモチ(シナヒイラギ、チャイニーズホーリー)、アメリカヒイラギ(アメリカンホーリー)があり、モチノキ科モチノキ(イレックス)属の近縁種や交雑種などの赤・黄の実が付くものを含めてホーリーと呼ぶこともあるようだ。
 よく見かけるのはシナヒイラギ(ヒイラギモチ)である。これは、セイヨウヒイラギやアメリカヒイラギは高木(樹高数m以上)であるが、ヒイラギモチは横に広がる低木なので扱い易く、果実も大きいので日本では寄せ植えや鉢植えなどで使われている。
 ヒイラギモチ(柊黐)
 別名:クリスマスホーリー
    支那柊(しなひいらぎ)、チャイニーズ・ホーリー、柊擬(ひいらぎもどき)
 モチノキ科モチノキ(イレックス)属
 原産地は中国
 常緑低木、樹高は2m~5m
 葉は厚く刺があり、光沢がある
 花期は4月~6月、花径は数mm、花色は黄緑色
 実の鑑賞期は11月~翌2月、実は径1cm弱の球形で秋に赤くなる
 雌雄異株だが雌木の受精なくても結実する
  (単為結果(たんいけっか)と言う、普通は種なしとなる)


今日(12月23日)、天皇陛下は81歳の誕生日を迎えられた

2014-12-23 | 日記
 今日(12月23日)は天皇陛下の誕生日で、81歳をお迎えになられました。
 陛下のお誕生日を心からお祝い申し上げます。今後益々のご健康と長寿を祈願しております。
 天皇誕生日のお祝いは、昭和23年(1948年)までは天長節(てんちょうせつ)と呼ばれており、奈良時代の光仁天皇(宝亀6年、775年)の時からの伝統のある宮中儀式である。
 ◆近代天皇の誕生日
 明治天皇  11月3日  明治節、後に「文化の日」となる
 大正天皇  8月31日
 昭和天皇  4月29日  みどりの日、後に「昭和の日」と名称変更
 今上天皇  12月23日 昭和8年(1933年)の誕生

 葉の上に黄色の実をつけたセンリョウ。赤い実のセンリョウを見ることが多いが黄色の実のものもある。
 センリョウは「仙寥」と書かれていたが、実が葉の下に垂れるのをマンリョウ(万両)としたので、「千両」の字が当てられた。江戸時代後期頃からと言われている。この他に、ヒャクリョウ(百両)、ジュウリョウ(十両)、イチリョウ(一両)もある。
   マンリョウ(万両) 別名:藪橘(やぶたちばな)、ヤブコウジ科
   センリョウ(千両) 別名:草珊瑚(くささんご)、センリョウ科
   ヒャクリョウ(百両) 別名:唐橘(からたちばな)、ヤブコウジ科
   ジュウリョウ(十両) 別名:薮柑子(やぶこうじ)、ヤブコウジ科
   イチリョウ(一両) 別名:蟻通(ありどうし)、アカネ科
 センリョウ(千両)
 センリョウ科センリョウ属
 耐寒性常緑小低木
 開花時期は6月~8月
 花は径数mmで沢山纏まっている、花色は薄い黄緑色
 花には花被(かひ:萼片と花弁の総称)がない。花軸から一つの雌しべ(黄緑色の球形のもの)と一つの雄しべ(雌しべの横に付いた白い米粒の様なもの)が直接出てる。雌しべがふくらんで果実となる。
 実の鑑賞期は11月~12月


パパイヤの種やキャベツに大腸がん抑える成分が

2014-12-22 | 食・レシピ
 パパイヤの種などに含まれる食品成分に、大腸がんの増殖を抑えるタンパク質の働きを高める機能があることを岡山大と鹿児島大のチームが突き止めた(12月18日発表)。
  大腸がんの増殖は大腸の細胞にタンパク質が過剰に蓄積することで、細胞を増殖させる遺伝子の働きが活発化する。チームは、大腸がんの増殖を抑制する中心的な役割を担うタンパク質に注目。パパイヤの種・キャベツ・クレソンに含まれる食品成分「ベンジルイソチオシアネート」を人の大腸がん細胞に加えると、がん抑制タンパク質が、がんを増やす過剰蓄積したタンパク質に結合し、がん増殖遺伝子の働きを邪魔した。その結果、がんの増殖も抑えられた。
 岡山大の中村宜督(よしまさ)教授は、「自然界の成分から安全性の高い抗がん剤を開発できる可能性がある。作用は弱いかもしれないが、安心して使用できる薬になることが期待できる」と話す。
 ◆ベンジルイソチオシアネート(英:benzyl isothiocyanate)
 ペルーの高地地帯で栽培されているアブラナ科の根菜類、マカ(maca)の有効成分の辛味成分
 マカはハツカダイコンに似た形、根は丸みをおびた円錐形。色は白・黄色や濃い紫色、ピンクなど。
 食用にされるのは根と胚軸。古来よりアンデスに住む人々の天然のスタミナ食として珍重されてきた。

 今日(12月22日)は冬至で、1年で一番昼間の短い日。今年(2014年)の冬至は新月と重なる年で、19年に1度しか訪れない”朔旦冬至(さくたんとうじ)”。冬至は太陽が復活する日、新月は月の復活の日、これが重なる朔旦冬至は、非常におめでたい日だとされる。古来の朝廷では盛大な祝宴を催したと言われる。
 今日の天気は雲が多いが概ね晴れ、時々曇り空で小雪がチラつく。
 散歩で見かけた歩道脇のヒメツルソバ、今日見たら萎れて枯れてた。先の寒波と雪にやられたんだな。雑草として、ゴミとして片づけられてしまう。
 雪が降る前には小さなピンク花が集合して金平糖の様になっていた。とても綺麗で可愛い。(写真は12月始めに撮った)
 ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)
 別名:寒虎杖(かんいたどり)、ポリゴナム(学名:Polygonum capitatum)
 タデ科イヌダテ属
 ヒマラヤ原産、明治時代にロックガーデン用に導入された
 常緑多年草(寒い冬は枯れる)、匍匐性
 種子・株分け・挿し木で殖える
 開花時期は7月~11月
 小球形に小さな花が纏まっている、花色は薄紅、花径は1cm~1.5cm
 葉にはタデ科特有の暗紫色のV字模様がある


苺の木の花と果実

2014-12-21 | 園芸
 今日の天気は晴れ、時々曇り。風があり、冷たくて寒い。ここ暫く良い天気でなかったから陽が射すと、心も晴れる。
 散歩で見た”イチゴノキ(苺の木)”の花と果実。晴れて青い空に緑の葉と赤・白の花が映える。このイチゴノキの果実は今年が初めて・・良かった。
 イチゴノキはイチゴ(苺)が木になっているものではなく、木になる果実がイチゴに似ているからとの事で、名の由来と言う。でも果実はイチゴよりヤマモモ(山桃、ヤマモモ科ヤマモモ属の常緑樹)の果実に似ている。果実は熟すまで1年程かかり、径1.5cm程の球形で橙色・赤色となる。付いている果実は1年前の花からの果実。
 花は、冬にドウダンツツジやアセビに似た壺形の花を沢山咲かせる。花色が赤花の品種と白花の品種があり、この木では赤・白の花が見える。
 イチゴノキ(苺の木)
 別名:西洋ヤマモモ、アルブツス・ウネド(学名:Arbutus unedo)
 英名:Strawberry Tree
 ツツジ科イチゴノキ属(アルブツス属)
 半耐寒性常緑中低木
 原産地:南ヨーロッパ・アイルランド
 開花時期:11月~12月
 花は径数mm程の釣鐘形、果実は1年程で熟し径1.5cm程の球形で橙色・赤色となる


30年以内に震度6弱以上が起こる確率上昇、地震調査委員会発表

2014-12-20 | ニュース
 政府の地震調査委員会は、今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を示した2014年版の「全国地震動予測地図」を公表した(12月19日)。予測地図は調査委が2005年から公表している。
 ◆震度階級
 気象庁の震度階級は、震度0・1・2・3・4・5弱・5強・6弱・6強・7 の10階級
  震度階級6弱は、耐震性の低い木造の住宅などは倒れるものもある。
   人の体感・行動:立っていることが困難になる
   屋内の状況:固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。ドアが開かなくなることがある
   屋外の状況:壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがある
 関東周辺で地震を起こすプレートの複雑な構造も考慮され、太平洋プレートやフィリピン海プレートなどが複雑に入り込んでいる地域で確率が上昇した。調査委の本蔵義守委員長は「過去の事例のみに基づいたものは不完全であるが、今回はより現実的な想定に基づき確率を出した」と言う。
 ◆地震ハザードステーション
  (独立行政法人 防災科学技術研究所)
 http://www.j-shis.bosai.go.jp/
 30年以内に震度6弱以上の地震が発生する確率(2014年)
   (50%以上を抜粋)
 都道府県庁所在地  確率(%)
 水戸        70.2
 さいたま      50.9
 千葉        72.6
 横浜        78.1
 静岡        66.2
 津         62.2
 和歌山       59.5
 徳島        68.9
 高松        59.3
 高知        70.1
 大分        54.3

 朝から曇り。日陰にはまだ雪が残っており、寒い。
 散歩で見た寂しい景色。枯れ木に採られずに残っているイチジクの実だ。実と言ったが、壺の形をした果嚢(かのう)である。イチジク(イチジクの仲間も)は、若いものの中で花が咲いて外からは花は見えずに実となる。このため、イチジクを漢語では”無花果”の字をあてた。
 日本語名の”イチジク”は中国語の「映日果」での音読”エイジツカ”の転訛とする説、1ヶ月で熟す(一熟:いちじゅく)からの説があるが、よく分からない。
 イチジク(無花果、映日果)
 別名:伝来時に、蓬莱柿(ほうらいし)、南蛮柿(なんばんがき)、唐柿(とうがき)
 クワ科イチジク属
 落葉高木、(樹、その果実も言う)
 原産地はアラビア南部。不老長寿の果物とも呼ばれる
 栽培は6千年前からと言われ、旧約聖書にも登場する果物
 インドから8~9世紀ごろに中国へ、中国から日本に17世紀に渡来した
 渡来したのは葉の切れ込みが浅い品種。明治以降のは葉の切れ込みの深い品種で、これを洋種として区別する
 雌雄異株だが、日本で栽培されているのは雌株のみ。受粉しなくても果嚢が熟す単為結実(たんいけつじつ)の品種である。
 実が熟すのは8月~9月頃



英科学誌ネイチャーの「今年の10人」に、高橋政代さんが選ばれた

2014-12-19 | 本と雑誌
 英科学誌ネイチャーは、科学で重要な役割を果たした「今年の10人」を12月18日付の最新号で発表した。その1人に、iPS細胞を使った世界初の移植手術を手がけた理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーが選ばれた。
 高橋さんは、目の難病「滲出(しんしゅつ)型加齢黄斑変性」の70代女性の患者の皮膚のiPS細胞から網膜細胞を作り、9月に女性の目に移植した。経過は順調で、安全性や病気の進行を防ぐ効果があるかを調べている。
 他に、世界初の彗星着陸に成功した欧州宇宙機関の探査機ロゼッタの飛行責任者や、西アフリカで猛威を振るうエボラウイルスの遺伝子解析をした研究者らが選ばれた。
 ◆加齢黄斑変性
 加齢(年齢を重ねる)で様々な病気が出てくる。
 加齢黄斑変性は網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、見えにくくなる病気である。
 欧米では成人の失明原因の第1位で珍しくない病気だが、日本では失明原因の第4位である。最近の高齢化と生活の欧米化により増加傾向にあり、50歳以上の人の約1%に見られる。
 少し前まで治療法がなかったが、最近いくつかの治療法が新たに開発され、視力の維持や改善が得られるようになった。

 朝から晴れ上がった良い天気。気温は低く、風もあるから寒さが身に染む。陽が出たから路面の雪は融けたが日陰では雪が融けてない。
 歯医者さんにいつものメンテナスに出かけた。待合室の入り口に鉢植えのシクラメンがあり、スポットライトを浴びていた・・珍しく、そして、とても綺麗なのでカメラにおさめる。気にする方は、病院見舞いでの鉢植えのシクラメンを嫌う。語呂合わせなのだが、鉢植えは根付く→寝付く、シクラメンは死・苦・・の様だ。
 別名には「篝火花」「豚の饅頭」がある。篝火花(かがりびばな)は花の姿形が篝火に似ているから。豚の饅頭(ぶたのまんじゅう)は、英名Sow breadからで、シクラメンの原産地であるトルコなどでは野生の豚がシクラメンの球根を食べたからと言う。
 シクラメン
 別名:篝火花(かがりびばな)、豚の饅頭(ぶたのまんじゅう)
 サクラソウ科シクラメン属
 多年草
 開花時期は10月~翌4月
 明治時代に伝わったが、普及したのは戦後
 品種改良によって多色の花色、フリンジ咲き・八重咲きなどの花姿がある
 鉢花として日本で最も生産量(2千万~3千万鉢)が多く、鉢花の代表格



2014年「創作四字熟語」の入選作品を発表

2014-12-18 | ニュース
 住友生命保険相互会社は、恒例(本年で25回)の今年の世相を反映した「創作四文字熟語」の優秀作品を発表した(12月17日)。9,677作品が寄せられ、優秀作品10編と入選作品40編を公開した。
 今年は、ソチ五輪でのアスリート活躍、富岡製糸場の世界遺産登録、ノーベル物理学賞受賞などの喜ばしいニュースなどがあった。
 ◆2014年世相を反映した「創作四字熟語」優秀作品
 「住友生命保険相互会社」の創作四字熟語
  入選作品の50編(内10編は優秀作品)を発表
       https://cam.sumitomolife.co.jp/jukugo/
 優秀作品(10編、解説は「住友生命保険」HPより)
 鮨屋会談(すしやかいだん):四谷怪談
               日米首脳が鮨屋で会談した
 日本低円(にほんていえん):日本庭園
               円安が進行
 五八至十(ごはしじゅう):五八四十
              消費税8%は10%の通過点?
 菜高価格(さいこうかかく):最高価格
              異常気象で野菜の価格が高騰
 蚊無安全(かないあんぜん):家内安全
               蚊に刺された人がデング熱を発症
 危草千害(きそうせんがい):奇想天外
               危険ドラッグ、千害あって一利なし
 用意終活(よういしゅうかつ):用意周到
               死後のことまで生前に準備する
 紀翔伝説(きしょうでんせつ):起承転結
               スキージャンプの葛西紀明選手が41歳でメダル獲得。まさにレジェンド
 青光褒祝(せいこうほうしゅう):成功報酬
                青色LEDの開発により、日本の研究者3名がノーベル物理学賞を受賞
 雪歌繚乱(せっかりょうらん):百花繚乱
               映画「アナと雪の女王」が大ヒット。日本全国「レリゴー!」の嵐


 
 朝は雪。昼近くから晴れ上がる。風が強く冷たい。
 いつもの散歩道も少し雪景色。木々に雪はなく、路面の雪は融けだしている。梅田川には渡り鳥たちが集まっている。


国別ブランド評価ランキングで、日本が初めて1位に

2014-12-17 | 社会・経済
 国際的なブランドコンサルティングの「FutureBrand(フューチャーブランド)」が毎年発表している国別ブランド評価ランキングで、今年(2014年)初めて日本が1位に選ばれた。本調査は、頻繁に海外旅行をする17ヵ国の旅行者2,530名の意見を集めたもので、ブランドに認定された国は22ヵ国(対象は75ヵ国)である。
 日本は、2010年に6位、2011年4位、2012-13年は3位と評価が上がって来た。回答者が連想した「日本」は、最先端技術、医療、教育、遺産、芸術、文化などで、「日本産」の評価は、「高品質製品の提供」が最も多かった。
 ◆国別ブランドランキング (2014-2015)
 1位 日本
 2位 スイス
 3位 ドイツ
 4位 スウェーデン
 5位 カナダ
 6位 ノルウェー
 7位 アメリカ
 8位 オーストラリア
 9位 デンマーク
 10位 オーストリア

 昨日も今日も曇り、小雪がチラつく。北海道に爆弾低気圧が居座り、大雪・強風をもたらしている、気温も低い。長期予報では平年並みの気温・天気なのだが・・どうしたんだろう。
 散歩道沿いにあるお庭に植えられているヒメリンゴの葉は殆ど散り、少しだけの赤い果実付いている。赤い実が付いているが、曇り空で小雪が舞っているから寂しい景色。実の数は春に咲いた花の数よりとても少ない。リンゴ属の多くは自家不和合性(自家受粉では受精しない性質、リンゴやナシなど)で、近所ではこの木を見かけないからかな。
 ヒメリンゴ(姫林檎)
 別名:犬林檎(いぬりんご)、実海棠(みかいどう)
 バラ科リンゴ属、耐寒性落葉小高木
 開花時期は4月~5月(桜より遅れる)
 花は5弁花、花色は最初薄桃で満開時に白色となる
 果実は小さなリンゴ似(径2cm位)で、秋に赤・黄色となる
 観賞期は10月~11月


2014年「世界で最も革新的な企業100社」で、日本企業は39社と最多

2014-12-15 | ニュース
 世界的な情報サービスのトムソン・ロイター(THOMSON REUTERS)は、世界で最も革新的な企業・機関を選出する2014「Top 100 GLOBAL INOVATORS(グローバル・イノベーター)」を発表した(11月6日)。
 トムソン・ロイターが保有する特許データを基に知財動向を分析し、世界の革新企業・機関を選出している。発表は、2011年の発表開始から4回目となる。
 これによると、国別では、
 1位 日本 39社 (昨年は28社)
 2位 米国 35社(過去3年間はTOP)
 3位 仏国 7社
    韓国 4社
    台湾 2社
    中国 1社 (今年初めて)
 ◆分析法
 グローバル・イノベーターの評価基準は、4つの評価軸を基本としている。
 成功率・グローバル性・影響力・数量である。これらのベースは、特許数・特許登録率・特許ポートフォリオの世界的な広がり・引用における特許の影響力である。

 今日の天気は晴れ。風が強く、冷たい。風速1mで体感温度が1℃下がると言われるから数℃は下がっている。選挙は終わったがポスターなどが風に揺られている。
 梅田川沿いの散歩道は風が強いので寒さが堪える。加えて、枯れたセイタカアワダチソウが白い綿毛に包まれて雪を被った様に見え、寒い感じが増す。もう12月も中旬だから季節は冬だ。
 セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
 キク科アキノキリンソウ属
 多年草、種子や地下茎で増える
 北アメリカ原産、明治末期に渡来した帰化植物
 開花時期は10月~11月、花は茎上部に多数集まって付き、花径は数mmと小さい


14年生まれの赤ちゃん、多い名前は「蓮」と「陽菜」・「凛」、明治安田生命保険

2014-12-14 | ニュース
 明治安田生命保険は、今年(2014年)生まれの赤ちゃんに多い名前のランキングを発表した(12月2日)。調査は、個人保険と個人年金保険の契約者が対象で、本年生まれた男の子3,481人、女の子3,273人。
 これによると、表記順の1位は、男の子が「蓮」(れん・・主な読み方)、女の子は「陽菜」(ひな・・主な読み方)と「凛」(りん・・主な読み方)。読み方順の1位は、男の子は「はると」、女の子は「めい」。
 名前に「陽」を使ったのが10位以内に男女合わせて4つあり、明治安田は「ソチオリンピックのメダル獲得やノーベル賞受賞などから、太陽のように周囲を元気にできる人に育ってほしい思いが込められている」と分析している。
 ◆赤ちゃんの名前(明治安田生命保険による)
 表記順で、( )は主な読み方
 男の子         女の子
 1位 蓮(れん)    1位 陽菜(ひな)
 2位 大翔(ひろと)  1位 凛(りん)
 3位 陽向(ひなた)  3位 結菜(ゆな)
 4位 陽太(ひなた)  4位 葵(あおい)
 5位 悠真(ゆうま)  5位 結愛(ゆあ)
 読み方順
 男の子         女の子
 1位 はると      1位 めい
 2位 ゆうと      2位 ゆい
 3位 そうた      3位 りん
 4位 ゆうま      4位 こはる
 5位 りく        5位 りお
               5位 あいり

 晴れ。昨日の雪が屋根や車の上に残っており、日中も時々の雪。日本列島の各地での大雪報道がTVなどで流れ、今年の冬は豪雪となるのかな・・とても心配。勿論、選挙の投票には行ってきました。
 数日前の雪がまだ降っていない時の植栽地で撮った”アカツメクサ”の花。枯れ葉の中に緑緑の葉と赤い花がとても印象的だった。開花時期より外れているけど・・。
 花は花色がピンク色で、白い花の白詰草(クローバー)と良く似ている。でも白詰草は花の直ぐ下に葉がなく、アカツメクサ(赤詰草)は花の直ぐ下に葉がある。アカツメクサ(赤詰草)に白い花を咲かせる「白花アカツメクサ」があり、セッカツメクサ(雪花詰草)という名前で呼ばれている、との事。
 「ツメクサ」は「爪草」ではなく「詰草」。江戸時代に、オランダからのガラス器などの緩衝材として使われた「詰め草」からと言われている。
 アカツメクサ(赤詰草)
 別名:紫詰草(むらさきつめくさ)
 マメ科シャジクソウ属
 多年草
 原産地はヨーロッパ、西アジア、北西アフリカ
 日本には明治以降にシロツメクサと共に牧草として移入されたようで、現在では野生化
 開花時期は5月~9月