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東北三大祭りの人出は626万人、昨年より37万人増

2015-08-09 | 旅行
 朝は小雨で、少し涼しい。昼頃より晴れて、蒸し暑さが再び。
 東北の三大祭りが昨日までに閉幕した。各地とも猛暑となったが、おおむね好天に恵まれ昨年より人出が増えた。
  ◆東北三大祭りの人出
  祭り      (期間)    人出(昨年からの増減)
  青森ねぶた祭  (8月2日~7日) 269万人(10万人増)
  秋田・竿燈まつり(8月3日~6日) 140万人(14万人増)
  仙台七夕まつり (8月6日~8日) 217.7万人(13.5万人増)
 お祭りについて、JTBの「祭りを見に行きたい国内の旅先を都道府県別に尋ねた」アンケートで、青森県(青森ねぶた祭)がトップとなった。Web調査で、調査期間:5月7日~14日、回答者数:2,508人(男性1,408人・女性1,092人)。
 トップは青森県で、回答者(2508人)の28%、702人が選んだ。ほとんどが青森ねぶたを挙げた。
 2位は京都府(561人)、祇園祭の人気が高く、祭り以外の観光に対する期待もあった。
 3位は北海道(304人)、さっぽろ雪まつり、あばしりオホーツク流氷まつり、など。

 ”サルスベリ”の花が咲いている。花は一度咲いた枝先からまた花芽が出て花が咲くので咲き続けているように見える。
 名(サルスベリ:猿滑)の由来は、木の肌が滑らか(すべらか)なので猿も滑りそうとの事から、と言う。別名は漢字で「百日紅」、開花期間が長い(百日間紅色の花が咲く)ところに因むとの事。でも花色には紅紫色~淡紅紫色だけでなく白色もある・・別名に百日白を追加?。
 サルスベリ(猿滑)
 別名:百日紅(ひゃくじつこう)
 ミソハギ科サルスベリ属
 落葉中高木
 中国南部の原産、江戸初期に渡来か
 開花時期は7月~10月
 花色は紅紫色~淡紅紫色・白色
 花は円錐花序で、咢(がく)は筒状で6裂、花弁は6枚でちりめんの様に縮れている
 花後に果実(球形や楕円形)を付ける。果実は果(さくか:成熟すると裂開するもの)で熟すと6裂して種が散る、種には薄い羽のような翼(よく)が付いている


2014年の世界の海外旅行者数は11億3800万人

2015-02-25 | 旅行
 日本政府観光局は、昨年(2014年)に日本を訪れた外国人が過去最多の1,341万3,600人(推計値)だったと発表した(1月20日)。前年(2013年)の1,036万4千人より29.4%(約304万9,700人)増で、2年連続で過去最高を更新した。
 世界の海外旅行者数はどうなんだろう。
 国連世界観光機関(UNWTO)の「世界観光指標」(速報値)によると、昨年(2014年)の世界の海外旅行者数は、過去最高の11億3800万人で前年(2013年)の4.7%増だった(2015年1月27日の発表)。
 地域別では、
  ヨーロッパが5億8800万人(前年の3.9%増)
  アメリカ全体で1億8100万人(前年の7.4%増)
  アジア太平洋地域が2億6300万人(前年の5%増)
  アフリカが5600万人(前年の2.2%増)
  中東諸国が5000万人(前年の4.4%増)・・と全ての地域で伸びている。
 ◆近年の旅行者数全体の推移
    (UNWTO 世界観光指標2015年1月号より)
  年    旅行者数
 2014年   11.38(億人)
 2013年   10.87(億人)
 2012年   10.38(億人)

 時々陽が射す曇り空。いつもの散歩道のマンサクに花が咲いた。昨年と同じ木では3月4日だったから、1週間程早い開花なのかな。
 マンサクは、”まんずさく:先ず咲く”の語源説がある様に春に先駆けて咲く。花が黄色(黄金色)で枝に沢山咲くので”豊年万作の縁起担ぎ”からの説もある。因みに、名にマンサクと付く”ベニバナトキワマンサク””トキワマンサク”はトキワマンサク属であり属が異なる。
 マンサクの花は葉が出る前に咲き、枝の一か所に数個纏まり、花は強く香る。マンサクよりも花が一回り大きく黄色が濃い”シナマンサク”があるが、こちらは開花がマンサクより1ヶ月程早く、枯葉を付けている事が特徴である。
 マンサク(満作、万作)
 学名:Hamamelis japonica
 英名:Japanese witchhazel(魔女の榛(はしばみ)、との訳)
 日本の固有種
 マンサク科マンサク属
 落葉小高木
 開花時期は1月~3月
 花弁は鮮やかな黄色で長さ十数mmの細長く縮れたひも状、内側は帯赤紫色


生活費が高い国の1位はスイス、日本は21位

2015-02-08 | 旅行
 Movehub(海外移住を考える人に情報を提供)のサイトは、「生活費が高いのはどこの国」を発表した(2015年1月23日)。
 データは、世界各国の消費財価格を収集しているサイト「Numbeo」のデータをもとに作られた。「Numbeo」のユーザーは、価格データをスーパーマーケット・タクシー会社のウェブサイト・政府機関・報道などから集めている。使われたデータは、2013年7月1日から2015年1月2日までの間に収集されたもので、家賃や住宅ローンの支払いは含まれない。ただし、「Numbeo」のユーザーによって集められたデータの数は国によって異なり、統計的な信頼性に疑問が残るケースもあるため、このランキングはあくまで参考として見るべきとの指摘がある・・なるほど。
 各国の生活費は、ニューヨーク市の生活費を100として数値化している。
 これによると、1位はスイス(126.03)。日本は「80.36」で21位。韓国は「82.90」で18位、アメリカは「76.53」で24位。
 ◆生活費(cost of living around the world)
 高い国
 1. スイス   - 126.03
 2. ノルウェイ - 118.59
 3. ベネズエラ - 111.01
 4. アイスランド - 102.14
 5. デンマーク - 100.60
 6. オーストラリア - 99.32
 7. ニュージーランド - 93.71
 8. シンガポール - 93.61
 9. クウェート  - 92.97
 10. イギリス   - 92.19
 低い国
 1. インド   -26.27
 2. ネパール  -28.85
 3. パキスタン -34.71
 4. チュニジア -34.06
 5. アルジェリア-34.10

 早朝は雨。すぐに止み、曇り。積もった雪は融けてきたがまだまだ残っている。
 街路樹のクチナシ、まだ果実が付いており、葉も落ちていない。果実は梅雨の頃に甘い芳香のある純白の花を咲かせて付けた。クチナシには、一重咲きと八重咲きの品種があり、園芸種の八重咲き(雄しべがない)には果実ができない。果実が付くのは一重咲き。
 果実は、先端に萼片のなごりの角(つの)様なものが6本付き、側面に角につながって角(かど)が出ている。名(クチナシ)の由来は、果実が熟しても割れたりしないので、「口無:果実が熟しても割れない・・口が無い」説、「口梨:果実の先端に残る角(萼片)を鳥の嘴に見立て、果実を梨に見立て、口のある梨」説などがある。熟すと橙色となり、山梔子(さんしし)と呼ばれて薬用・染料や食品の黄色の着色料に使われる。
 クチナシ(梔子、巵子、支子)
 アカネ科クチナシ属
 常緑低木
 開花時期は6月~7月
 花は径数cmで強い芳香を出す、花色は初め純白、次第に乳白色になる
 クチナシの果実にはクロシン(カロチノイドの一種)が含まれており、これが黄色の着色料となる