日本とエチオピアの合同調査隊チームが、「エチオピア南部の遺跡から、175万年前に原人ホモ・エレクトスが手に持って使ったとみられる鋭利な石器で、最古級の握斧(あくふ、ハンドアックス)を発見した」と発表した(1月28日付の米科学アカデミー紀要電子版)。
チームはケニア国境に近いコンソ遺跡から打製石器約350個を発見し、その内4個が175万年前の握斧と判明した。全長約16cmで、石を割って剥がれた薄片を、さらに形を整えて作ったとみられる。その他に出土した大量の握斧は、85万年前までの90万年間にわたるもので、時代とともに形状や加工法が洗練されていく様子が伺えると言い、初期人類の行動の進化を知る手掛かりと期待されるとの事。
◆旧石器時代
旧石器時代はヒト科による石器(打製石器)の使用が始まった時代である。地質年代では第三紀鮮新世末~第四紀更新世(洪積世)で、約200万年前~1万年前である。この間は4回の大きな氷期(ギュンツ・ミンデル・リス・ウルム)がある大氷河時代でもあった。
旧石器時代は大きく3時代に区分される(時代区分は、一つの説からです)。
前期旧石器時代(約200万~15万年前):猿人や原人の段階、人口10万~15万人
中期旧石器時代(約15万~4万年前):旧人の段階、人口100万~120万人
後期旧石器時代(約4万~1万年前):新人の段階、人口220万~300万人
今日は朝から雪。湿った雪なので路面に落ちると直ぐに消える。でも畑や草原では積もったまま。こんな日の散歩は足元が濡れるのでチョット辛い。
まだ雪を被ってないお家のわきの庭でホウズキ(の実)を見つけた。赤い実を包んでいる袋状の萼(がく)が白いレース網の様になっている。赤い実が透けて見える・・とても優雅な様子。
ホオズキの実と言えば、実の中身を取り出した皮袋を口で音を鳴らすなどして遊んだ記憶がある。名(ホウズキ)の由来に、口の中の実で音を鳴らすため頬を膨らます様子から”頬突き(ほうずき、ほうづき)”からとの説がある。遊びの様子が花の名になっている。漢字では「鬼灯」とも書き、英語では「Chinese lantern」、これは中国語で小さな赤い提灯との事・・姿・形からだね。
ホオズキ(酸漿、鬼灯、鬼燈)
別名:輝血(かがち)
酸漿(ぬかづき)
英名:Chinese lantern
ナス科ホオズキ属 、多年草
丈は60cm~80cm
花期は6月~7月
花色は淡黄白色、花弁は五角形で五枚
花が咲きおわると萼(がく)が伸びて果実を包む六角状の袋となる。袋は最初は緑色だが次第にオレンジ色になる
観賞期は7~8月
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