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2018年の韓国合計特殊出生率は0.98、世界でも最低水準

2019-02-28 | 社会・経済
 韓国統計庁は、2018年に生まれた子どもの数(出生数)は約32万7千人(前年より約3万人減少)で、過去最少だったと発表した(2月27日)。一人の女性が生涯に産む子どもの数にあたる合計特殊出生率は0.98と、データがある1970年以来初めて1.0を割り込み、世界でも最低水準となった。
 韓国の出生率は、1980年に2.82で、1990年に1.57と日本と並ぶ水準に低下した。2000年から15年の間は1.2前後だったが、2005年に世界最低水準の1.08を記録したが、2017年に1.05に急減した。2018年の出生率は前年より0.08下がった0.98となった。平均出産年齢は32.8歳と、前年より0.2歳上がった。
 台湾でも2010年には世界的最低の0.895を記録した。現在では、1.16(推測値)。
 中国では、2010年以降は1.0~1.3で推移し、2016年に1.25。人口を維持できるとされる2.07程度を下回る。
 米国は2017年に30年ぶりの水準に落ち込んだが、1.76にとどまる。
 日本の2017年の出生率は1.43。
 出生数(生まれた子どもの数)は94万6060人で、前年から3万918人減り、過去最少。死亡数は134万433人(同3万2685人増)で戦後最多、つまり、自然減は39万4373人。
 ◆合計特殊出生率
 1人の女性が一生に産む子どもの数に相当
 人口推計で最も重要な指標が出生率で、2.07が人口維持の目安となる。
 ◆各国の合計特殊出生率(2016年)
    合計特殊出生率 平均初産年齢
 日本   1.44     30.7歳
 米国   1.82     26.2
 フランス 1.92     28.5
 ドイツ  1.60     29.4
 英国   1.79     28.9
 韓国   1.17     30.3

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