20日(土)の夜から21日(日)まで、外房に行ってきました!
同行者は、殺気で魚を散らす名人、
ヒラマサキラーのI君!
深夜に現地入りしてアジングをやり、朝からゴムボートという贅沢な計画です。
まずはアジング。
有名ポイントでチャレンジするも不発。
ここでアジングは今日が2回目という若者に声を掛けられました。
さすがに今年は渋いので、まだアジ体験はしていないとの事。
翌日の昼くらいまで頑張るということだったので、
ぐっちゃんの鉄板ポイント(過去のブログ参照)を教えてあげました
朝まづめに勝負しなよ、って。
そこそこで切り上げて、出航場所へ移動。
朝まで仮眠します。
起きたのはAM5:00過ぎ。少し東の空が明るくなってきています。
夜中は風がけっこうありましたが、朝はほとんどおさまっていました
のんびり準備して、日が昇ったところで出航~
で、沖に出てみてビックリ!
大して風も吹いていないのに、大きなうねり があります。
I君、余裕でピースサインしていますが、後ろの海面を見てください。
けっこううねっているでしょ?
というか、うねりでボートが斜めになって、バックが水平じゃありません
これは沖まで簡単にはいけないなあ、ということで、アジの実績ポイントにアンカリング。
I君はトップウォーターで大物狙い。
ぐっちゃんは秘かにスーパーで冷凍甘エビを仕入れて来ました。
(釣り道具やでエビを買うのの4分の1の出費で済みます)
ひとつテンヤで勝負です。
最初のアタリはぐっちゃん。
ここでもベラっすか!
続いて・・・、
かなり立派なフグ。
命が惜しいので、リリース。
ひとつテンヤ、やたらアタリがあります。
うーん、ウマズラハギ・・・、我が家では不人気なのでリリース。
サイズは立派なんですが・・・
結局、2パック(30匹くらい)の甘エビは、程なく終了してしまいました。
(こんなに餌取り多いんだったら、もっと持ってくればよかったな・・・)
その時、ヒラマサキラーI君の大きな声
「キターーーーーーーーーーーッ」
「ヒラマサっ!」
その瞬間、一気にドラグが大鳴きしました。
水深はわずか15m。それなのに、あっという間に50m以上ラインが出てしまいます。
「やばい、根に潜られる!」
必死に主導権を奪おうとするI君。大物とのやり取りは実績十分です。
ただし、今日のタックルはややライト。超大物用ではありません。
トップウォーターなので、アタリの瞬間を目で見ていたそうです。
「食う瞬間が見えました。5、6kgはあると思います」
「おいおい、ホントにその程度か?
その引きは10kgくらいあるんじゃないの?」
何しろ、I君は大物を見慣れているせいか、魚を過少評価する傾向があります。
先日の沖サワラ、ボートの下を泳ぐ姿を見て、
「サバかな?ちょっと大き目の」
なんて言ってましたから。
掛けて上げてみてビックリ! 1mですもん。
結局、I君は主導権を奪えず、一気に突っ走ったヒラマサ君。
急にテンションがなくなりました。
てっきり根ズレでラインブレイクしたかと思いきや、
トリプルフックが伸びてしまっての針はずれでした。(マジですか?)
「ショック~!」
ヒラマサキラーI君ならぬ、I君キラーヒラマサ君になってしまいました(爆)
後日談ですが、この日、翌日と外房のジギング船はヒラマサフィーバー。
翌日はI君がバラシたこのポイントの少し沖で、
18kgを筆頭に10kgオーバーが4本上がったそうです。
きっと、このI君をもってしても獲れなかったヒラマサ、相当大きかったと思われます。
急に目が血走り本気モード全開のI君
おいおい、殺気でぐっちゃんの魚も逃げますから~。
ぐっちゃんはアジビシ仕掛でお土産確保を狙います。
イサキです。
25cmくらいですね。
その後、一気にひったくるようなアタリが・・・。
大きくあわせを入れましたが、竿は目の高さで止まって動きません。
一気に糸を出されます。
ぐっちゃんのリールは小船401。カウンターつきです。
水深は15m、ヒットしたタナは約11m。
クンクン、と首を振りながらどんどん潜っていきます。
「鯛みたいな引きですね」とI君。
「でも、根に向かっているからカンパチかなあ」
そしてあっという間にカウンターは20mに・・・。
根ズレで切れる・・・。
でも、ぐっちゃんはアジビシ仕掛、ハリスはナイロン1.5号です。
無理はできません。
徐々にドラグを絞めて、戦闘モードに移行しようと頑張りますが・・・、
ふっ・・・、
急に軽くなりました。
あげてみると、見事にハリス切れ。
おそらく、4kgクラスのカンパチ(ショゴ)だったのでは、という結論です。
せめてライトジギングタックルにあたってくれたら、取り込めたろうに・・・(涙)
昼ぐらいから一気に海峡が穏やかになって、
沖に行ったり、岸側にに戻ったりしながらアジビシ仕掛で攻めるものの、
釣れるのはベラとフグばかり・・・。
I君、気合入れすぎて疲れてダウン
しかし、ピッタリボートにはまって、すごく気持ちよさそうです。
海面も穏やかです。
結局本命のアジは全く姿を見ることができず。
2人とも大型青物の引きは味わいましたが、ともにバラシ。
それでも、さすが外房、という可能性を感じる1日となりました。
天気は快晴、風も弱く、年に何日もない釣り日よりでした。
次回ここに来るときには、ヘビー級のタックルを持参するとI君は宣言しています。
来週ぐっちゃんは車を修理に出すので、ゴムボートは封印です。
きっとI君は、来週外房のジギング船に乗っていると思います。
アジがいないのは心配ですが、あんなヒラマサがいては逃げ出すのも無理ありません。
釣りに最高の季節となりましたね。
本当に気持ちのよい1日でした。
来週は陸っぱりかな?
それでは