進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

恐怖体験しちゃいました(大汗)

2012年12月29日 | ゴムボートJEX325 釣行記

    
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更新が遅くなりましたが、12月24、25日に宣言通り釣りに行ってきました。

パパサンタはママサンタに業務委託し、24日昼から出発です。

24日は南房の磯場でカゴ釣り、25日は外房でボート釣りの計画です。

 

まずは南房の磯場へ。

Nec_0256_2

夕まづめに間に合いました。

 

カゴ釣り用Newタックル

Nec_0215

に、命を吹き込んだのは、

Nec_0258

立派なサイズのフグ。

 

情報によると、最近急に水温が下がり、ぱったりとアジが釣れなくなったとか。

結局、餌取りのフグが大量にいるものの、本命のアジは不発でした。

 

少し粘ったものの結局諦めて、食事を摂って、外房へ移動。

車で仮眠します。 

 

25日は午後から強風の予報なので、いつになく早めに、

暗いうちからボートをセッティング。

Nec_0261

夜明けとともに(実際にはちょっと遅れましたが)、出航~

細かい波はありますがうねりもなく、この時期としては穏やかな海。

ただし、水温は数日前に一気に下がってしまい、15℃余りしかありません。

水温が落ち着くまでは、ちょっと厳しいかもしれません。

 

まずは近場でサビキやひとつテンヤを試してみます。

ここではフグが高活性。次々とハリスを切られてしまいます。

さっさと諦めて、沖に向かいます。

この日はちょっと遠くの新ポイントを試してみようと思っていました。

 

一人乗りなので、ボートの速度は時速15~18km位、順調に進みます。

入り江部分から外洋に出てみると、少々うねりがありますが、全体には穏やかです。

出航場所から東の方向の、あたりを付けてあった根周りまで20分ほどで到着。

魚探はアラームが鳴りっぱなし。

あちこちに激しい駆け上がりがあり、潮目ができて、いかにも大物がいそうな雰囲気。

ライトジギングタックルにメタルジグを付けてキャストします。

「来い、デカマサ!」

 

 

 

ところが・・・、

 

 

数投したころに異変に気付きます。

ボートがけっこうな速度で、東側に流されています。

いつの間にか西風が吹き始め、波が大きくなってきていました。

 

「これ、やばいんじゃない?」

昼ころから秒速10m近い南西の強風が吹く予報。どうやら前倒しで吹き始めたようです。

出航場所は現在から相当西側ですから、風上の方向になります。

 

「とりあえず帰ろう」

 

5分ほど進んだ頃、一気に風が強くなりました。

強風から爆風へ・・・。

時刻はまだ8時半です。

「おいおい、早すぎるよ・・・。」

 

それから30分は、かつて経験したことのない激しい海となりました。

船が上下し、イレクターのジョイントで止められていた魚探の台が外れてしまい、

大切な魚探が海にドボン!

防水機能があり、コードで繋がっているのでロストはしませんでしたが、

魚探を海に落とすとけっこう焦ります。

続いて旗とタモを入れていたロッドホルダーが、やはりジョイントが外れて倒れました。

波は、ウサギが飛ぶという状況を遥かに超えて、白クマが襲ってくる感覚。

これはマジにやばい、と思いました。

 

それにしても、ゴムボートは偉大です。

このような海況でありながら、非常に安定していて、転覆の危険は皆無です。

緊張して、海の水が体にかかっても全く寒さを感じないほどでしたが、

不思議と恐怖心というか、不安は感じませんでした。

この日ばかりは、他の素材ではなく、ゴムボートでよかったと本気で思いました。

もうひとつ、船外機が6馬力でよかった。2馬力だったらと思うとぞっとします。

結局、30分くらいかけて、何とか出航場所に戻りました。

 

Pc253744

沖上がり後、出航場所からデジタルズームで撮影した海の写真です。

わかりますかね?沖の何もない場所で、白波がはじけて飛沫が立っています

ちなみにこの日は、外房の大型ジギング船もすべて早上がるするという、

結果的に大荒れの海況となりました

風速は体感ですが秒速10mなんてものではありませんでした。

本当に台風並みです

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ヤシの木が写真のようにひん曲がらんばかりに風でなびいていました。

海上の風の強さが想像できるでしょ?

生きて帰るための躁船に必死で、写真撮影どころではありませんでした。

結局、この日の実釣時間は1時間にも満たなかったと思います。

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この日のGPSのデータから見ると、

5km余りの距離を死ぬ思いで操船して帰ってきたことが想像できます。

風に気づいてすぐに帰り始めたので、大事には至りませんでしたが、

もたもたしていたら本当に命の危険もあったと思います。

 

今年最後のボート出航は、海の恐ろしさを実感する航海となりました。

一方でゴムボートの安定性も確認できた貴重な体験となりました。

 

ゴムボート1年目、大した釣果は上げられませんでしたが、

いろいろな楽しい体験ができ満足です。

来年は、もっと釣果を伸ばし、一方でゆったりと海を楽しむ航海をしたいと思います。

 

年末年始は静岡県(奥さんの実家)→愛知県(ぐっちゃんの実家)と移動します。

メバリング、アジング、カゴ釣りの道具を持参するつもりです

ただ、次回のブログ更新は来年になりますので、これで今年は書き納めです。

 

本年は内容のない?ブログにお付き合いいただきありがとうございました。

来年は内容が伴う予定?ですので、これからもお付き合いよろしくお願いします。

 

それでは、よいお年を

おやすみなさい

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コメント (2)
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