進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

春シーズン開幕か! ヒラマサ釣りの極意とは?

2015年03月23日 | ゴムボートJEX325 釣行記

にほんブログ村 釣りブログ ゴムボート釣りへ  にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
 

 

題名とは全く関係ありませんが、3月21日は我が愛妻の誕生日でした。

ぐっちゃんが奥さんに贈った誕生日プレゼントは…、

ワゴンR 20周年記念車です。

新車じゃありません。もう記念車は売っていませんので・・・。

登録済み未使用車(新古車)というやつですね。

新車同様の保証がついて、豪華装備てんこ盛り、安全装備フル装着の20周年記念車を、

超お買い得価格でゲットです。

 

もともとの我が家の愛車エスティマは、間もなく9歳を迎えます。

走行距離14万キロ。

このブログでも紹介しているように、ちょくちょくトラブルが発生するようになりました。

駅や学習塾への送り迎えも、ちょっとした買い物も全部エスティマで頑張ってきましたが、

3.5リットル280psの重量級ハイオク専用車は、街乗り燃費が約5km。

高速は10kmくらい行くんですけどね。

で、近場のチョイ乗り用として、リッター30kmのワゴンRをスカウトしたというわけ。

間もなく長女も運転免許を取得するので、奥さん&長女の足になる予定です。

ちょっと運転してみましたが、これいいですよ。

高速や登坂路では物足りないかもしれませんが、街乗りはすっごく快適で、

軽自動車もここまで来たか~、って感じです。

エスティマはめでたく、釣りおよび旅行・帰省専用車となります

いままで、家族の用事があると車がなくて釣りに行けませんでしたが、

これでいつでもOKになりました(結局それがポイントかい!って話ですね・笑

 

あ、これはいつもの衝動買いではありませんよ。

今の家に移るとき、車が2台置けることを条件に探したくらいですから…。

ただ、引越しでお金を使いすぎて車まで手が回らなかったため、今まで買いませんでした。

長女が教習所に通い始めたのと、たまたまアブク銭が手元に入ったので、

一大決心して奥さんにプレゼントという名目で買ったというわけです。

 

 

さて、やっと釣りの話です。

3月22日の日曜日、先週に引き続き外房に行ってまいりました。

先週は強風と低水温でぼろぼろでしたが、

この日は上天気の予報です。

正確には、雨や強風の予報が前日に上方修正され、一夜にして釣り日和に・・・(笑)

けっこう早く家を出て、AM4:20に現地入りしたのですが

既にたーさん&ミーサン、ビル・ジャックさんが到着して準備を進めていました。

日の出はAM5:38。

FRPボートのタダノさん、この場所ではお初のステキチさんも登場。

ステキチさんのブログはこちらから。

すっかり明るくなったAM6:00ころ、皆さんを見送った後にしんがりで出航~!

 

本日はなんとしてもMCワークスNB583SSに入魂したい!

よって朝一はジギングで勝負です。

ちなみに先週ぐっちゃんにそそのかされたビル・ジャックさんは、

MCワークスNB583SS・SPモデルレッドバージョンのデビュー戦。

ちなみにぐっちゃんはブルーバージョンなので、別の色にしてもらいました(笑)

 

沖のポイントに着くと、すっかり日が昇っています。

海況はご覧のとおり。

微風、べた凪。

大潮なのに潮がほとんど動かないような、釣りやすいけど釣れるのか?っていう状態でした。

 

上層部、ボトムともにけっこうベイト反応があります。

ジグを落とすと、いい感じでジグに潮が当たっていかにも釣れそうな感じ。

水温は16.6℃でした。

先週は12.7℃でしたから、1週間で4度も上昇したことになります。

これで、ベイト反応が割れて、青物反応が出れば必勝パターンなのですが、

朝まづめゴールデンタイムをフルにジギングに提供したにもかかわらず、ノーバイトでした。

 

AM7:30ころ、ジギングをいったん諦めてシャローへキャスティングをするため移動。

30分ほど頑張りましたが、シャローは潮が全く動かず、

水面に藻が浮いて、トッププラグを扱いにくくて仕方ありません。

ここは一旦、撤収か?

海面は相変わらずの超べた凪。これならどんな沖にも、どんな遠くへも行けちゃうんじゃないの?って感じです。

実際には規制がありますから限界がありますけどね。

 

ちょっと冒険がしたくなりました。

今まで行ったことがない遠方まで遠征してみます。

はるか彼方の遊漁船が固まっているポイントに割って入ってみると、電動リールで鯛釣りをしています。

水深は…、110m!

海溝が湾の入り江近くまで入り込んでいる唯一のポイントで、

遊漁船の数から見て相当な有名ポイントだと思われます。

ちょっとタイラバでも…と思いましたが、水深100m以上を手動リールで釣りするのは超大変。

ちょっと見学させてもらい、あまり釣れてなさそうだったので、またいつものエリアに戻りました。

 

帰ってみると少し潮が動き出していて、たくさん浮いていた藻もなくなっています。

キャスティングを再開します。

一箇所目、反応なし。

二箇所目、微風、波もほとんどないのに、海面が少々ざわついています。

でも、反応がありません。

ただ、ここは少し粘る価値があると思いました。

海況がよいのに加え、実績が高い下げ止まり前の時間帯にかかってきています。

 

「ブォッコォゥッッッ!」

突然出ました。

時間はAM10:00ちょっと過ぎたあたり。

ほぼ半身が全部見え、黄色い体側のラインがはっきりわかりました!

「よっしゃー、ヒラマサ!」

ここで反射的に合わせると、けっこうすっぽ抜けます。

一旦呼吸をおいて、手元に少し重みがかかったタイミングで、

「エイ、エイ、エイィィ!」

3度繰り返しての大合わせ!

がっしりフッキングし、直後にいつもの豪快なパワーが全身を襲います。

腰をボートの底に落とし、ヒラマサ特有のパワーに耐えます。

かけたのはプラグの着水点からかなり手前に戻した場所、ボートから20mくらいでしょうか。

水深は約10m。

ラインを出せる水深ではありませんが、メンテしたせいでいつもよりドラグは緩めでした。

「ジジジジジィ・・・・」

「やばい!」

徐々にドラグを締めこんで、パワー勝負に持ち込みます。

確かによく引きますが、それはラインが20mしか残っていないからでしょう。

強引に巻き上げてくると、その姿が見えました。

今度はボートの下を右へ左へと泳ぎまわります。

「うーん、まずまずのサイズかな?」

水面まで引き上げるとさすがに観念したのか、簡単にネットインしました。

このあたりはデカマサとは違いますね。

別注平政190Fと比較してください。

82cm、5.3kgでした。

秋~冬シーズンのレギュラーサイズですね。

これは春マサではなく越冬の居着きヒラマサなのかもしれません。

 

実に2ヵ月半ぶりのヒラマサなので、しっかり血抜きしてお持ち帰りします。

 

皆さんに「釣れたよー」とメールして、キャスティングを再開。

残念ながら潮止まり前から本当の潮止まりになってしまい、次が続きませんでした。

 

30分ほどで再びジギングポイントに移動。

やっぱり583SSに入魂したいので、ここからはジギング道に邁進します。

AM12:00、心が折れました。

しゃくりすぎて両腕が痛いくらいです。

クーラーボックスにはお土産が既にありますので、ここでストップフィッシング。

12:30ころに沖上がりしました。

 

出航場所の手前で、小さな漁船で2人の男が手で水をかき港に戻ろうとしています。

近づいてみるとぐっちゃんに気づいた2人が、

「おーい、引いていってくれー!」

「あれ?どうしたの?」

よく見ると、漁師のおじさんと駐車場管理のおじさんでした。

「ガソリンタンクに穴が開いていて、ガス欠しちまった」

「OK、曳航するよ、ロープ投げて」

 

というわけで、17フィートくらいの小さな漁船ですが、

腕にロープを巻きつけて力技で曳航してあげました。

小さな漁船でもけっこう重いですね。

ちょっとパワーを要しました(笑)

駐車場のおじさんから、お礼に大量のひじきをもらいました。なんか得した気分♪

 

駐車場に戻ったところでビル・ジャックさんに写真を撮ってもらいました。

春シーズン1本目ですからね。

内寸60cmのクーラーでは相変わらず尻尾がひん曲がります。

蓋から尾の先がはみ出ます。

 

遠征もしたので、時間の割りにけっこうな距離を走行しました。

43kmオーバーは記録だと思います。

最高速度はちょっと眉唾な数字ですね。たぶん無風でボートが流れなくなったときに誤動作したものでしょう。

実際には28kmくらいが最高速だったと思います。

半日で半分くらいしかガソリンが減らないのが普通ですが、

この日は3分の2位使いました。約8リットルですね。

よく走りました。

 

 

我が家のシンクはけっこうなサイズがあるのですが、82cmのヒラマサを入れるとこんな感じです。

出刃包丁が小さく見えます。

 

そういえば、ステキチさんが出航場所で、

「ぐっちゃんを見てヒラマサ釣りの極意がわかりました!」

って言ってきました。

なになに?そんなのあるなら、ぐっちゃんも知りたいです!

それは・・・、

「釣れるまで諦めないこと!」

うーん、正解です。

 

特にキャスティングは魚探の反応も全く関係なく、ひたすら投げ続ける必要があります。

体力も使います。

絶対に釣れるという確信がないと、すぐに心が折れるんです。

キャスティングタックル1本しか持ち込まない日野さんは、ある意味究極の諦めの悪さを持っています。

もちろん、テクニックやタックルもあるんでしょうけど、

僕が誰かにコツを聞かれたら、ステキチさんと全く同じことを言うと思います。

 

春シーズン開幕かと題に書きましたが、本文中にもあるように、越年居着きヒラマサが釣れただけかもしれません。

本格的なシーズンインと言えるのは、ジギングで釣れだした時でしょうね。

この日は残念ながらジギングでは釣れませんでしたが、

もう2、3週もすればジギングでもあたりだすと思います。

いよいよ、2ヶ月あまりのヒラマサ祭りがすぐそこまで来ていますよ!

 

それではまた おやすみなさい

 

にほんブログ村 釣りブログ ゴムボート釣りへ
 

  GyoNetBlogランキングバナー

コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする