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4月30日は無の海でした。
それでも、「女心と春の海」というではありませんか!
2日もあれば心変わりするかもしれません。
ん?何か違う??
GW10連休のぐっちゃんとしては、無の海に屈服するわけにはいきません。
5月2日(月)、外房に再チャレンジです。
久しぶりにキャスティングキングの日野さんが参戦。
たーさん&ミーサン、toshiさん、ステキチさんと2日前に惨敗したメンバーが再集結しました。
外気温は14度。暖かくなりました。
日が照ると、日中は暑くなるかも…。
この日の日の出はAM4:43。めっちゃ早くなりましたね。
常連のボートエースさん、日野さん、たーさん&ミーサン、ステキチさんの順で出航。
ぐっちゃんはどうしても出遅れ気味。
この日はキャスティングとジギングタックルだけをセット。
無の海だった時にはタイラバでもと予備ロッドも積み込みましたが、
ガイドにラインすら通していません。
実はこっそりエビを買ってテンヤでミーサンばりに根魚を狙おうかと思っていたのですが、
期待していた休前日24時間営業のエサ屋さんが開いていませんでした。
「そうか、今日は平日だった…」
そうです、ぐっちゃんは10連休ですが、世間的には飛び石連休の出社日だったりします。
この時点で、(自分の意思とは関係なく)ルアーオンリーが決定したのでした。
ぐっちゃんが出航したのはAM4:55くらいだったでしょうか。
予報では朝は弱い北風、徐々に東→南と変化していくものの、
終日穏やかな海のはずでした。
沖に着くと、けっこう北東からの風が強烈です。
前日の風の影響か、はるかかなたの低気圧の影響か、うねりもけっこうありますね。
波は所々で白波が立つ、ミニボートには厳しい環境でした。
それでも外房慣れしているぐっちゃんは、臆することなくジギングにチャレンジ。
もちろん、今後ひどくなる可能性より穏やかになる可能性のほうが高いと判断しての挑戦です。
朝の水温は17.6度でした。ほぼ2日前と同じです。
水温は落ち着いていると言えそうですね。
2日前と明らかに違うのは、ベイトの量でした。
2日前は底に張り付く「ウマヅラハギ、イサキ、ネンブツダイ」的な魚影しか魚探に表示されなかったのですが、
この日は中上層にも場所によって反応が出ています。
イワシなどが回ってきているのか?
2日前はどんどん東の彼方に飛んで行ってしまい、全くこの海域を見向きもしなかった鳥が、
この日は我々の頭上で旋回したり、むしろ集まってきている感じでした。
ただ、残念ながら鳥山ができるほどではありません。
潮は正潮で西から東に流れています。
風は前記の通り北東から南西へ吹いています。
この両方からの力に相殺されて、ボートは微妙なバランスを保ちつつ、
真北から真南へと流されました。
お互いの力が相殺されているせいで、風力の割にスピードはゆっくりで、
時速2kmほどと割と釣りやすい速度でした。
潮上にジグを投げて着底後にしゃくり始めると、いい感じで潮がジグに当たります。
AM5:50、ようやくその時がやってきました。
「ゴンッ!」
2日前の正体不明のアタリとは全く別物の、正真正銘本命のアタリです。
水深30m、アタリがあったのは10mほど巻き上げてからでした。
落ち着いてアワセを入れ、撒き始めましたがパワーがいまいちです。
「ん?小さいのか?」
あっという間に残り10mほどまで巻き上げましたが、
ここでようやく魚が釣られていることに気が付いたようです。
「ジジジジ…」
新調したステラのドラグがここでようやく鳴り始めました。
ラインが短い中で大暴れをされると、けっこういなすのが大変です。
キラッと魚体が見えました。
春のレギュラーサイズのヒラマサです。
慎重にやり取りをしますが、久しぶりなのでうまくランディングできません。
結局、リーダーを手で掴んで、ロッドを股に挟み、右手でランディング。
実に4ヶ月ぶりのヒラマサです。
サイズは約70cm、3キロといったところでしょうか。
奉納後に買いなおしたタックル、
MCワークスNB633SSとステラSW6000HG、入魂完了です。
あまりに久々なので、自撮りのスキルが低下してしまってうまくいきません。
魚、半分しか写ってねーし!
写真撮って、絞めて血抜きし、ひと段落。
周りを見ると、少し離れた場所でたーさん&ミーサンが釣っています。
ここは久しぶりに「ドヤ顔」を見せつけなければなるまい。
迷惑と知りつつ、たーさんにヒラマサを自慢してまたポイントに戻りました。
ところで、納まってくるはずの風ですが、なかなか変わりません。
しばらく同じポイントで何度か流しましたが、
おさわりが一度あっただけで追加できませんでした。
少し岸側に移動し、別の実績ポイントを叩きます。
AM8:00、強烈なひったくるようなアタリがありました。
「ゴゴン、ギューン!」
間髪入れる間もなくいっきに底に向かって潜る敵。
このパターンは間違いなくヒラマサ、しかも相当なサイズです。
ティップが水中に引きずり込まれ、ドラグが激しく鳴り響きます。
1度目の締め込みをしのぎ、少しラインを巻いて、2度目の締め込みがやってきました。
「ゴンゴンゴンッ」と首振り。うん、でかそう。
と、次の瞬間、
「ふっ…」と力が抜けました。
痛恨のフックアウトです。
ちょっと信じられなくてボーゼンとしてしまいました。
おそらく、キレイに口中にフックが入らず、口の周りのどこかに浅く刺さったのでしょう。
魚にパワーがあるがゆえに、身切れを起こしてフックアウトという感じでしょうか。
この後、AM9:00にも同じようなフックアウトを経験しました。
こちらは先ほどよりも小さなヒラマサだったと思われますが、
1度目の締め込みをしのいだ後、改めてしっかりフッキングさせようとアワセを入れたところ、
「スコンッ」という感じでフックアウトしてしまいました。
さらにしばらくした後に、またアタリがありましたが今度はフッキングすらせず…。
合計ジギングで5回アタリがあり、3回フッキングさせて、獲れたのは1本のみでした。
一方、鳥がずーっと周りを飛んでいて、上層にもけっこうベイト反応が出るので、
沖ではありますがキャスティングもけっこうやりました。
こちらは海が少々荒れすぎているのもあってノーチェイス。
後から聞いたところ、日野さんには何回かチェイスがあったそうですが、
フッキングまで行くようなパターンがなかったそうです。
御覧のように波立った感じが午前中続きました。
水温は少し上がってきています。これも2日前と同じですね。
昼近くなって風が弱くなり、やや波が小さくなったところで
完全にキャスティングにチェンジ。
toshiさんと並んで投げまくりました。
沖から浅場まで1時間ほど投げ続けましたが、結果が出ませんでした。
PM12:30に沖上がり。
朝早くから釣り始めましたから、けっこうな時間海上にいました。
ただ、今回は比較的近い同方向の海で釣りをして、大移動はしませんでした。
走行距離がいつもより少なめなのはそのためです。
ちょっとは期待をしていましたが、2日間でずいぶん海が変わりました。
鳥が見向きもしないで通過する「無の海」ではなくなりました。
1本しか獲れていないため本調子とはいきませんが、
5回のアタリはシーズンインを示唆しているかもしれません。
1日だけ、1本だけでは開幕宣言まではいきませんね。
一昨年は釣れ始めたら毎回結果が出て、ピークには入れ食いまでありました。
昨年はすぐに無の海に戻り、ピークと言える日がないほど不調でした。
さて、今年はどちらでしょうか?
次回以降の釣行が重要になってきますね。
3日、4日は海が荒れそうです。
8日までのGWで、最低あと1回は浮かびたいと思っています。
さて、そこで開幕宣言できるでしょうか?
次回釣行にご期待ください。
※帰って鏡を見て驚きました。めっちゃ日焼けしています。
曇りだったので舐めてました。春の海の紫外線は油断禁物です。
それではまた おやすみなさい