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進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

最強?3人体制で挑むベタ凪の外房

2019年06月04日 | NEO390 釣行記

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ついに6月になってしまいました。

外房春シーズンも残りわずかです。

昨今の外房大不調を払拭すべく、最強?3人体制で臨みました。

 

爆睡王I君をKenKen君に拾ってきてもらい、

2:00に集合・出発です。

現地着は3:45、既に多くのボートが準備中でした。

ビル・ジャックさん、ステキチさん、エクスプローラーさん、

ケンマリーンさん、NEOタダノさん、ゴムボート2艘、

超お久しぶりのアルミボート夫妻に、これもお久しぶりの友恵丸・小野さん。

なかなかに盛況です。

 

日の出時刻を少し過ぎ、すっかり明るくなりました。

KenKen君、I君、ぐっちゃん共にキャスティングロッドとジギングロッドを1本ずつ持ち込みます。

今回はお遊びなし。ルアーオンリーです。

 

最初に出航場所からほど近いキャスティング実績場へ。

朝日に向かって投げるKenKen君。

さまになってますね。

残念なことにここはほとんど潮が流れていません。

同じ場所で投げ続ける形になります。

これでは釣れないだろうと、徐々に沖に移動。

この写真はKenKen君撮影です。

そしてジギングポイントへ。

 

「・・・!」

なんといつもたっぷりいるベイトが不在です。

潮が流れていないことがこういう形で影響しますね。

潮流でベイトのつく場所が変わるので、この日はいつものパターンが通用しないという事でしょう。

 

とにかくジギング開始です。

バウにKenKen君、スターンにI君、真ん中にぐっちゃん。

 

水温は18℃!

あれれ?先週は20~21℃でしたよ。

黒潮の接岸が終わってしまったのかもしれません。

 

かなりの数のミニボートが集まっていましたが釣れていなさそうです。

 ステキチさんに会いました。

 

ステキチさんに撮っていただいた写真です。

ステキチさん情報では、沖のウルメやサバもお留守だそう。

 

これは沖に行っても厳しそうです。

水深60mまで行ったところで、ベイトの薄さに観念しました。

 

NEOタダノさんが浮いていました。

タダノさんは電動ジギング実践中。やっぱり調子悪そうです。

 

これだけ潮が流れないと西は厳しいと判断。

やはりこの日も東に行くという結論となりました。

 

東のポイントを叩きながら、かの有名根に向かう最近の定番パターン。

最初の実績ポイントでKenKen君にアタリがあって一瞬盛り上がりましたが、

後が続かず移動。

結局8:30にかの有名根に到着しました。

さすがに有名根、遊漁船や漁船がけっこういます。

そして、

なかなかの反応。

しかし、

潮は動かないんです。

なんと、かの有名根でボートがスポットロック状態。

なんと0km/hと完全に停止しています。

こんな経験は初めてです。

黒潮が通るときは5~7km/hで流されますし、

我々のホームが潮流ゼロでも、ここは2~3km/hで流れているのが普通です。

 

周囲のジギング船に負けじと2時間ほど投げてしゃくってを繰り返しましたが、

アタリ無し。

もしやと思って水温を計ってみると、

マジか?の15.6℃です。

我々のホームより3℃近く低いです。

これはどういうこと?

ちなみに先週の有名根の水温は21℃でした。5℃も下がっています。

風は無風、潮流は無し、水温は1週前より5℃ダウン。

釣れない条件がこれほど揃うことはありません。

そして鏡面のような凪の海。

この有名根がここまで凪なのはこの季節に時々あるだけです。

ついに1人、2人と心が折れてダウン。

食べ物をほおばったり、ぼーっとしたり、横になって寝たり…。

穏やかな水面と気持ち良さそうに寝るKenKen君。

30分ほどぼーっとして、ふとプロッターを見てビックリ。

休憩を始めた時と全く同じ、有名根の真上でボートは止まったままです。

こりゃダメだ…。

これ以上粘ってもここでチャンスがあるとは思えません。

西に戻りましょう。

 

朝にKenKen君にアタリがあったポイントまで戻りました。

水温は18.4℃。

かの有名根から10km強の距離だと思いますが、こんなに水温が違うんです。

 

ステキチ号も東の海から帰還。

情報交換しましたが渋いままのようです。

 

ここでKenKen君が、ジグをインチクに換えて投げ始めました。

ここは先日BigさんがGucchan号でマハタを上げたポイントでもあるのです。

第1投目から、

「あたった!」

まずまずサイズのカサゴゲット。

インチク恐るべし。

 

その後ジギングポイントに戻って、ジギング&インチクを行いました。

潮流はほとんどゼロのままです。

時間はいつの間にか12:00を大きく回っていました。

ここでKenKen君がインチクでアカハタゲット。

インチク、けっこう使えそうですね。

 

もうどこかあきらめムードが漂っているぐっちゃん&I君。

I君は移動の度に眠りに落ち、2、3投したらまた眠る、の繰り返し。

この日は13:00頃まで潮位が下がりボートが上げられない潮だったのですが、

時間は13:00に近づいています。

そろそろ終了ですね。

 

最後にもう一度朝イチのキャスティングポイントに行こうと移動しましたが、

そこには遊漁船がいたので、ちょっと離れた別のポイントに向かいました。

水深30m弱。

ポイントが近づいてきて、微速で魚探反応を確認していた時、

「おっ、ナイスな反応!」

底まで30m弱なのですが、水深10~15mにいかにもなベイト反応が出ました。

目的ポイントよりかなり手前ですがボートを止めてジギングロッドを手にしました。

第一投、ジグが15m余まで沈んだところでしゃくり始めます。

このナイスな反応の中、ボトムまで落ちるのを待つ時間がもったいなかったんです。

「ゴゴンッ!」

2しゃくり半くらいのところでひったくるようなアタリが出ました。

「よっしゃー、食った!」

「えっ、マジですか?」

「おおっ、すごい!」

わずか水深10m強であたったために、魚が大暴れします。

少しきつめに設定していたので、ドラグは鳴りませんが、

走りとパワーは明らかに青物です。

すぐに魚体が見えました。

「あ、ヒラマサだ、もう一匹追いかけてる!」

かかった魚を追いかける別のヒラマサを見て、漁夫の利を得ようとしたKenKen君ですが、

さすがにそこまで美味しくはなかったようです。

諦めかけていたのに、わずかな一瞬のチャンスをモノにできました。

何気に2019年初ヒラマサです。

かつて1本にこれだけ苦労したことはありませんでした。

サイズは60cm強で、小ぶりな春サイズです。

 

何度も何度も有名根まで往復したのですが、

結局取れたのはホームの海域というオチでした。

 

一気にテンションが上がり、必死にしゃくるKenKen君とI君。

緊張が解けてぐったりするぐっちゃん。

もう一度海が微笑んでくれることはありませんでした。

 

13:40頃に沖上がりとしました。

かの根までの往復、当然の50kmオーバーです。

 

3人乗船で、生簀に水を入れてからはほとんど滑走しませんでしたから、

燃費は最悪。

25リットルのタンクがほとんど空になりました。

 

最後に一本獲れて体裁が整っていますが、

非常に厳しくて辛い海でした。

出航場所でいろいろな方に祝福していただきましたが、

再現性の乏しい偶然が重なった釣果であり、

祭りや盛期にはほど遠い状況です。

 

おそらく今シーズンはこんな感じでシーズンオフまで行くのでしょう。

シーズン終了まであと1~2釣行だと思います。

果たして追加ができるんでしょうか。

まだまだ満足していないので、通い続けますよ。

 

厳しい中頑張り続けたKenKen君とI君、お疲れ様でした。

それではまた おやすみなさい

 

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コメント (14)
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