静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

専攻別の授業

2018年09月03日 12時44分28秒 | 授業・講演

 

研修生のSさんも加わり、二学期の専攻別の授業が始まっています。
航海専攻は航海術の授業。
先生から方角について問題をだして、生徒が答えました。
聞いているのは一学期に学んだ内容です。
「北」と言っても、磁気コンパスとジャイロコンパスでは指す方向が違います。
どう違うかを理解しているかの確認です。


機関専攻では内燃機関(エンジン)の授業。
2サイクルエンジンと4サイクルエンジンの特徴、仕組みの違いを行いました。


もう来月には10月の海技士試験があります。
学園の授業もスピードアップです。
みんな、がんばってついて来て!

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
詳しくはホームページをご覧ください。
10月はAO入試がありますよ!
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

 園長のつぶやき
海技士試験は年に4回、定期試験が行われます。
このうち、4月と7月は学園生は受験しません。
残りの10月と2月に受験です。
加えて3月の臨時試験があり、最大で3回の受験チャンスがあります。
ただし、2月と3月は2週間くらいしか間がありません。
だから、3月で大きく挽回はできません。
例えば4級まで取得したいなら、10月に確実に5級を合格しておく必要があります。
10月はまだいいや...なんて安易に思っている生徒は、結局3月まで5級すら合格できないことになります。

多くの生徒は学園で勉強をがんばるようになります。
問題は、「いつからがんばるようになるか」です。
例えば、11月から始まる乗船実習で自分を反省してエンジンがかかる人。
あるいは2月の定期試験に落ちて危機感を持つ人。
なかなか、これだと厳しいです。
せめて2学期からエンジンがかかって本腰を入れて勉強をすれば4級までは合格することが困難ではありません。
もちろん、最初からがんばる人もいて、その人は3級に合格します。

生徒を見ると二学期から様子が変わった人がチラホラ。
まだ、エンジンがかかっていないように見える人もチラホラ。

一日でも早くすべての生徒がエンジンが始動することを願っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする