新入学の行事が一通り終わりました。
そうなると、お待ちかねの「わかたか乗船」です。
わかたかは生徒定員が20名。
そこで、今年度は二組に分かれて乗船です。
始めは先生が気を使って、小一時間のクルーズとなりました。
写真のとおりベタ凪(なぎ)。
船酔いもゼロ・・・でなくて、一人いたみたいです。
それでも、今年は優秀です!
一枚は残念な写真になってしまいました。ごめんなさい!
学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
今年度の見学会の日程もご紹介しています。
園長のつぶやき
学園が全寮制なのは、目的があります。
遠方の生徒に宿泊場所を確保するためではありません。
学園では寮生活が必須(ひっす)です。
だから
「寮を出る」=「学校をやめる」
なのです。
現在、一部の生徒は寮の生活でさみしい思いや、辛さを感じています。
これが大事です。
自分で考え、集団生活への適応を学んでいることの証(あかし)。
苦労している人ほど、成長しています。
学園では一年でたくさんのことを学びます。
中でも、
「卒業後に漁師としてやっていけるかどうか?」
に一番影響するのは寮生活とロープなどの実習です。
寮生活は人間関係の大事な部分を身を持って知る場所です。
寮での集団生活は、社会に出れば必ず役に立ちます。これは漁船に限りません。
生徒の中に、寮生活になじめず退学を選択する人がまれにいます。
家族以外の人との人間関係を学ぶチャンスを手放したことを意味します。
今後の社会人としてやっていけるのか心配になります。
「可愛い子には旅をさせよ」
現代において意味を増した言葉ではないでしょうか。