静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

平成30年度(第49期生)をふり返って 9

2019年04月01日 08時58分35秒 | 授業・講演

夏休み明けの二学期になるとカツオの竿づくりがスタートします。
竿に糸を巻いて固定したり、滑り止めを作ったりの作業です。
この時期に水産庁の研修生が来るので、一緒にやります。

この竿づくりですが、漁船でいろいろな道具に使う技術が詰まっています。
ですから、すべての生徒にとって大事な実習です。


まだまだ暑い時期ですが、実習場所には冷房がありません。
みんな汗をかきながら取り組みます。



Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。

 園長のつぶやき
夏休み明けは危ない時期です。
一学期に身につけた規則正しい生活のリズムを、夏休み中に失う生徒がいるからです。
そうなると、学園に帰ってくるのイヤになります。
ゴールデンウイーク明けと並び、退学者が発生するポイントです。

一方で、夏休みをだらけずに過ごす生徒の方が多数。
彼らは海技士試験も四級、三級を合格します。
今では夏休みを遊びほうけるのは少数派。
だんだん減っていますが、今年はゼロになるかな?

いくら入学生が増えても、卒業生が少なくては意味ないですからね!
いよいよ新年度がスタートしました。
職員の入れ替えもありました。

新入学の50期生。
最後まで全員が残って、みんな漁師になる!
学園初の出来事になって欲しいです。

コメント
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