学園ではいろいろな資格をとります。
その一つが無線。
昨年までは第二級海上無線通信士(二海特)でした。
それが今年からは第一級海上無線通信士(一海特)にスペックアップすることになりました。
二海特と言うのは沿岸でしか使えない資格。
一海特になれば沖合、遠洋でも大丈夫。
遠洋漁船、特に航海士であれば必須の資格です。
当然、難易度もアップ!
一海特講習は二学期ですが、事前に予習を行うことにしました。
講師は研究所「駿河丸」の鹿島通信長。
鹿島さんは一海特より上級の無線の海技士資格があり、モールス信号も扱えます。
今回は、特に生徒が苦労するであろう「欧文通話表(フォネティックコード)」を教えてくれました。
アルファベットのAはアルファと置き換えますが、
覚えやすいように学園の職員が生徒の名前と対応させました!
二海特でも、不合格者がでることがあります。
夏休みも学習してもらい、全員合格を目指します!
学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
7月の見学会は27,28日です。
8/17、18はオープンキャンパスもありますよ!
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/r1-opencampus.html
園長のつぶやき
一海特の取得は、学園としてのチャレンジです。
沿岸漁業であれば二海特でもOKです。
しかし、沿岸漁業でも自分で船を操縦するなら無線免許が必要です。
生徒が就職するシラスや定置網では操船する人だけが必要になります。
船長以外はなくても良いんですよ。
だから、学園生にとって二海特は中途半端な資格なんですね。
でも、受講費用も難易度もアップ。
学園生の質を上げるための生徒も職員もチャレンジです。