静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

海上水泳訓練

2019年07月11日 10時05分37秒 | 授業・講演

YouTubeの学園チャンネルに水泳訓練と潜水講習の様子をアップしました。
新作7本です!
ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCsItlPZhzc98RK7zhYqUOow

YouTubeの方が先になってしまいましたが、海での水泳訓練です。
新調したゴムボートとともに市内の浜当目(はまとうめ)海水浴場に行きました。
プール練習は、足のつかない所を探して、富士市や静岡市にでかけます。
海での練習は、近いのでうれしいですね。


すでにお知らせしたように、今年は最下位ランクの「赤帽」がいなくなりました。
曇り空で、ちょっと水泳には気温が低かったですが、みんな元気に泳ぎました。



学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
7月の見学会は27,28日です。
8/17、18はオープンキャンパスもありますよ!
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/r1-opencampus.html

 園長のつぶやき
漁師はすごく高い給料のもらえる業種があります。
漁労長(ぎょろうちょう:漁船のトップ)クラスでは、数千万円の年収もあります。
世の中の方は、あまりご存知ありませんが本当です。

さて、一般に高収入の仕事と言えば、何を思い浮かべますか?
「外資系」と思った人もいませんか?

話題のファーウエイなんかも、すごく高収入のようです。
このような会社は才能がある人に高い給料を払います。
ただし、良いことばかりではありません。
会社の求める仕事ができないと解雇(かいこ)、つまりクビです。

実は、漁業の世界も同じことがあります。
高収入の業種ほど、この傾向が大きくなります。
就職は広き門でも、生き残るのは大変なことがあるのです。

だから、高い収入につられて仕事を選ぶのは危険です。
早ければ一航海で解雇されることもあります。

こんなことも考えて、学園の就職先の紹介は生徒の能力、適性を重要視します。
最終的には生徒の要望を聞きますが、希望と違う就職先を提案することだってあります。
まずは、就職した船で認められ、仕事を続けることが大事です。

それで3年後に海技士資格を取れば、転船も容易です。
お金が欲しければ、急がば回れです。

ただ、仕事の満足感はお金で満たすことはできません。
就職した船で活躍し、周りから必要とされることが大事です。

コメント
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