静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

兄弟で学園生

2019年07月30日 09時00分00秒 | 学園紹介

今年入学した渡邊くん。
実はお兄さんが学園の先輩(せんぱい)。
48期生です。
少子化で、兄弟がいる人じたいが減る状況です。
こんなマイナーな学校に二人も!?
入学願書を見たときに
「渡邊の弟!?」
と言うことで、職員みんな驚きました。


下の写真が昨年卒業のお兄さんです。
下田のキンメダイを取る漁船(底建てはえ縄漁船)で働いています。
兄ちゃんも明るかったけど、弟はもっと明るいです。
弟の方は、どんな漁船に行くのでしょうか?


学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
8月の見学会は3,4日です。
8/17、18はオープンキャンパスもありますよ!
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/r1-opencampus.html

 園長のつぶやき
学園では主に海技士になるための勉強をします。
航海士と機関士です。
どちらも、見学者が分からない言葉です。

航海士については
「ワンピースのナギ」
と言うと、分かってもらえることがあります。

でも、機関士はワンピースに出てきません。
ワンピースに登場する船は帆船でエンジンがありません。
だから、機関士がいないんです。
機関士というのは、船でエンジンが使われるようになってから生まれたんですね。

さらに、さらに、最近の人はエンジンを知らない人も少なくありません。
クルマだってエンジンはボンネットに隠れているし、
オートバイもスクーターならエンジンが見えないところにあります。
こんな環境では機関士のなり手が減る訳です。

機関士は目立たない存在ですが、重要な仕事です。
メリットもたくさんあります。
この続きは、また明日。

コメント
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