静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

遠洋航海実習の状況報告(1月15日)

2021年01月18日 23時28分43秒 | R2遠洋航海実習

遠洋航海実習の2日目(1月14日分)。

カツオ一本釣り用の餌にする活きイワシを積み込むため、姫路市地先にある、家島という島に向かいました。

主直(当番)の生徒から送られてきた日誌の内容は、下記の通り。
少しは船酔いにもなれ、周りを見る余裕も出てきたようです。

「昨日は船酔いをしている生徒が多かったけど、今日は瀬戸内海の航路で波が穏やかで、皆元気に行動していました。明石海峡航路見学では明石海峡大橋がとても大きく、迫力があって凄かったです。家島ではカツオ釣りに使うカタクチイワシをバケツ130杯、生徒全員でバケツリレーをして運びました。生徒一丸となってやったのであっという間に餌入れが終わりました。次に漁具を準備しました。学園で用意してきたナイロンの長さと実際の長さが違い、その場で調節してハネを準備したので「これが現場か」と思いました。鳴門海峡見学は思っていたより潮が速くなかったけど、しっかり渦が出来ていました。
まだ航海は始まったばかりだけどこれからも船酔いに負けず頑張りたいです。」

とのこと。

日誌によると、瀬戸内海の水温は約10℃。
手際よくイワシを積み込み、これから暖かい南の海に向かって航海が始まります。


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