静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

来週から二学期スタート

2018年08月24日 13時16分12秒 | 学園紹介

今回の台風20号。
被災された方もいらっしゃると思いますが、学園は被害なしです。
特にいつも散乱する松の落ち葉もなし。

そして台風が数日遅れたら、生徒が戻ってくるのに支障が出ました。
月曜日から無事に二学期を始めることができます。よかった。
元気にスタートしますよ。

二学期は航海、機関の専攻別教室になります。
それぞれ10人以下の教室です。
すでに準備はできています!


私もオープンキャンパスで実感しましたが、授業は人数が少ないほど良いですね。
相手の気持ちも分かるし、こちらの意図も伝わります。
小学校、中学校でも10人教室になれば、教育レベルが格段に上がるはずです。
まあ、それは難しいですけど、学園はその環境がすでにあります。
本当に恵まれていると思います。

さて、9月に掛川市の小学生が見学に来ます。
その時に使うクイズを準備中。
今日は、下調べに先生方がいらっしゃったので、クイズを見ていただきました。
まず、第一問。

なんと、みなさん不正解!
そして第二問。

これも、ほとんど不正解...みなさん、わかりますか?
10問用意したのですが、全面的に作り直しです。とほほ。
今回は112人の5年生が来ます。
こんなに大勢のお客さんは初めてです。
うまくできるか心配...

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
詳しくはホームページをご覧ください。9月の見学会もありますよ!
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

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平成30年度オープンキャンパス2

2018年08月23日 13時02分55秒 | 学園行事

オープンキャンパスの続きです。
午後から模擬(もぎ)授業を行いました。
航海の授業は操船シュミレーターを使いました。
このシュミレーター、なかなかリアルで操舵(そうだ)から向きが変わるまでタイムラグがあります。
船特有の動作を体感してもらいました。


つづいて機関の授業。
こちらは昨年同様、機関実習棟の主機関(大型のディーゼルエンジン)を動かしました。
昨年との違いは、トランシーバー。
エンジンが始動すると、拡声器を使っても説明の声が届きません。
そこで、今年は見学者一人一人にイヤフォン付のレシーバーを配布。
騒音の中でも、説明が聞こえるようにしました。
実際にエンジンの始動は見学者にやってもらいましたよ。


最後は実習。
代表的なロープワークをやってもらいました。
すんなりできる人もいれば、悪戦する人も。
どちらにしても、貴重な経験になったと思います。


さて、オープンキャンパスですが良い面も悪い面もあります。
まず良い点。
 参加しやすい
 模擬授業を体験できる
 どんな人たちが入学希望しているのか顔を見ることができる
など。そして、残念がながら悪い面もあります。
 大人数なので質問がしにくい
 じっくり見たい場所で時間がとれないことがある
 説明が分かりにくい
と言ったところ。

特に「説明が分かりにくい」のは良くないですよね。
多くの人を相手にする場合、池上彰さんのように、誰にでも分かる説明ができれば解決かも知れませんが、私の限界を感じるところです。

土日の見学では模擬授業はありませんが、良いところもあります。
来園者が一組、二組なので、私も見学者に合わせた説明ができます
中学生なのか高校生なのか。県内か県外か。同伴者は父親か母親か・・・
高校生なら、普通高校か実業高校か、なにか特色のある学校かなども事前に調べます。
その上で、相手の表情を見ながら説明します。
説明後にご質問、ご相談で1~2時間もお話しすることも少なくありません。
でもオープンキャンパスで一度に10組が来ると、こうは行きません。

学園見学でベストは生徒のいる平日です。
実際の授業や実習の様子を見ることができます。
昼食を一緒に食べることも出来ます。
私も見学者に合わせた説明ができます。
とは言っても、学園で生徒の授業ある日は、中学、高校も授業があります。
だから、どうしても夏休み、あるいは土日の見学になってしまう...
学園の二学期は来週からスタートです。
もし、あなたの学校が9月スタートなら、来週は絶好のチャンスですよ!
ぜひ見学に来てください。

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
詳しくはホームページをご覧ください。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

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平成30年度オープンキャンパス1

2018年08月22日 15時42分42秒 | 授業・講演

お盆も過ぎ、夏休みも終わりに近くなりました。
この時期の恒例行事、オープンキャンパスを今年も開催。

今年も県内、県外から来ていただきました。
特に長野県からは二組。
漁業就業支援フェアでも複数の長野県の方に会いました。
学園は長野県ブームです

まずは研修室で概要のご説明。
その後、3組に分かれて校内を見学。
昼休みは過去に放送されたテレビ番組のNewsZERO、ピエール瀧のしょんないTVをご覧いただきました。
(午後は模擬授業の様子は、また明日)


昨年は一家族で9人!(親戚一同??)
と言う方がありましたが、今年は多くて二人か三人。
施設見学も、しっかりご覧いただけたと思います。
でも、参加者数は昨年から半減!私は大ショック!
平日開催が悪かったのか、学園入学希望者が減ったのか???
まだ9月の見学会もあります。
入学を考えている方の見学をお待ちしています。

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
詳しくはホームページをご覧ください。
9月の見学会は8,9日です!
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

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アウトプットの重要性

2018年08月21日 09時00分00秒 | 学園紹介

中学生、高校生の皆さん、現在の学校で授業がありますね。
授業のほとんどはインプット(なかに入れること)です。
聞いたり、読んだりすること。
教科書のことを理解し、覚える作業になります。
たくさんインプットするほど良い成績がとれます。

でも、仕事をする時はアウトプット(外に出すこと)が大事です。
話したり、書いたりすること。
そして漁業の現場では自分から動くことができるかです。

学園での評価基準はアウトプットできるかです。
「ロープワークを覚えたか」でなく「適切にロープワークが使えるか」です。
いくら覚えが良くても、現場で使えなければ無意味です。

「誰かやってくれ」
と声をかけた時、
「他人がやるからいいや」
と動かない人はダメです。

ですから、中学や高校で優等生でも、学園に来たら逆転の場合もあります。
逆に、今までのインプットの評価が低くてもアウトプットが優秀の人もいます。
これは、本人がなかなか分からないこと。
学園で評価が高く、本人も親もビックリ・・・と言うことも珍しくないですよ。

写真は外部講師を招いての授業。
せっかく外部の方が来ているので、生徒には積極的に質問してもらいます。
数年前までは質問できる生徒がほとんどいませんでした。
今では多くの生徒が積極的に手を上げるようになりました!
自分から質問するのも大事なアウトプットです。


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成果の見える仕事

2018年08月20日 09時00分00秒 | 所感

漁師という仕事には、たくさんの魅力(みりょく)があります。
その一つが成果が見えると言うこと。

たくさん魚が捕れれば、それを現物として見ることができます。
私も県庁勤務が長かったですが、そこでの仕事は成果が良く分かりません。
他の人から良い悪いの評価はありますが、実感が乏(とぼ)しいんですね。

漁師は目の前に魚が並ぶんですから、一目瞭然(いちもくりょうぜん)です。
たくさん捕れれば、給料も上がります。

カツオの一本釣りなら、うまい人ほど舳先(へさき)で釣ります。
船の一番前の場所はエースポジション。
船の仲間から「あいつが一番」と評価された証(あかし)です。

もちろん、自然が相手ですから良い時、悪い時、運、不運があります。
でも、それは誰でも同じこと。
そして漁業は学歴は不問、実力主義の世界です。
こんな仕事は少ないと思いますよ。


「わかたか」の釣り実習でも、船酔いでグロッキーな生徒が魚を釣って豹変します。
船酔いも飛んでしますんですね!


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