![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/a2/af24d83a4e9cf580df28292ec1dc431a.jpg)
アクリル板を用いたシンプルなインスタレーションを展開してきた中橋修さんと、まばゆい色使いによる札幌の街路などの風景画を発表してきた本田滋さん。年齢的には60代後半どうしとはいえ、作風も発表箇所もまったく接点のない2人がどうして? と思っていたら、やはり法邑美智子さんの企画でした。
ふたりによる合作も一時検討したそうですが、実現には至らず、会場奥に中橋さんの立体が置かれ、両サイドの壁に本田さんの絵がかかっています。塔のように積み上げられた作品は、たしか2006年にアートスペース201で発表したもの。その手前に敷かれた白癬は、横断歩道のようにふたりの作品の空間をつないでいます。
本田さんの絵は、これまた自作の、正方形の段ボールに囲まれて、ユニークな展示がなされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/60/c9713b7433a11e65c8a87f47ff006602.jpg)
中橋さんは「この空間であらためて見てほしかった」ということで、いずれも既発表作品です。
縦にスリットを入れた直方体のアクリルの箱49個を積み上げた作品の後ろ側にも、アクリルを使った作品が隠れています。
この15年ほど、立体に注力してきた中橋さんですが、自宅に絵の具がまだ残っていることから、これからは絵画制作に軸足を移すという話をされていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/55/f6ef81f18a06de33c5693e9cd97cecb0.jpg)
一方、本田さんのほうは、一部喫茶店のグループ展などで見た作品もありますが、大半は新作で、あいかわらずの旺盛な創作意欲には脱帽です。
絵を取り囲む段ボールは、一辺がおよそ23センチの正方形。
左の壁は120個で、うち自ら模様を施したものが72個。絵画は4点。
右の壁は107個で、模様つきが46個ほどありました。絵画は6点。
このほかの壁にも、それぞれの絵画が何点か飾ってありました。
本田さんの絵は、札幌の、ふと見落としてしまいそうな街角の情景に、おもしろそうな構図を見つけて、いきいきと描いています。一時影をひそめていた、やや奇抜な空の色も、一部で戻ってきました。
2016年6月8日(水)~19日(日)午前10時~午後6時(最終日~午後5時)、月火休み
茶廊法邑(札幌市東区本町1の1 http://houmura.jimdo.com/)
本田さんの関連記事へのリンク
■風の彩・本田滋絵画展《風の声を聴こう》 (2015)
■風の彩~本田滋絵画展― (2015年2月)
■本田滋絵画展 (2014)
■風の彩・本田滋絵画展《風色の街・ハミングの歌》 (2014年1月)
■本田滋「風の街」展 北の街角をふりかえると・・・ (2009)
■上砂川・北の創造者達展07
Art Works NAKAHASHI □ http://www5.ocn.ne.jp/~naka565/
中橋さんの関連記事へのリンク
■第15回あなたと育てたい北区のアーティスト展 (2013、画像なし)
■中橋修展―内包― (2013)
【告知】中橋修展
【告知】中橋修展 内包-呼応する場- (2012)
中橋修「内包~ここにいる~時と場と人の内に包まれて今ここにいる~」 ハルカヤマ藝術要塞
【告知】中橋修展 内包-ここにいる-時と場と人の内に包まれて 今 ここにいる (2011年)
【告知】中橋修の内包 -K HOUSEにて-「個人住宅内を作品との共振空間へ変容させる8日間」 (2011年4月)
■500m美術館(2010年11~12月)
■いすのゆめ (2009年11月)
■中橋修展 内包-連鎖-(2009年)
■第10回 あなたと共に育てたい北区のアーティスト展(2008年11月、画像なし)
■はしご展(2008年9、10月)
■中橋修展 内包-何処へ-(2008年7月)
■ARTIST WEEK vol.1 air(08年6月)
■中橋修展 内包-内にあるもの black&blue (07年6月)
■中橋修展「内包」-内にあるもの-(2006)
■「内包」-内にあるもの- 中橋修展 (2004)
■中橋修展『内包』 -包み込まれた記憶-(2003)
■第1030回市民劇場 奏でる音と立体の響き (2002、画像なし)
■中橋修展 UNIT black&blue (2002)
■中橋修個展 (2001、画像なし)
ふたりによる合作も一時検討したそうですが、実現には至らず、会場奥に中橋さんの立体が置かれ、両サイドの壁に本田さんの絵がかかっています。塔のように積み上げられた作品は、たしか2006年にアートスペース201で発表したもの。その手前に敷かれた白癬は、横断歩道のようにふたりの作品の空間をつないでいます。
本田さんの絵は、これまた自作の、正方形の段ボールに囲まれて、ユニークな展示がなされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/60/c9713b7433a11e65c8a87f47ff006602.jpg)
中橋さんは「この空間であらためて見てほしかった」ということで、いずれも既発表作品です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/45/de39940acc9fa2e0073093041035d578.jpg)
この15年ほど、立体に注力してきた中橋さんですが、自宅に絵の具がまだ残っていることから、これからは絵画制作に軸足を移すという話をされていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/55/f6ef81f18a06de33c5693e9cd97cecb0.jpg)
一方、本田さんのほうは、一部喫茶店のグループ展などで見た作品もありますが、大半は新作で、あいかわらずの旺盛な創作意欲には脱帽です。
絵を取り囲む段ボールは、一辺がおよそ23センチの正方形。
左の壁は120個で、うち自ら模様を施したものが72個。絵画は4点。
右の壁は107個で、模様つきが46個ほどありました。絵画は6点。
このほかの壁にも、それぞれの絵画が何点か飾ってありました。
本田さんの絵は、札幌の、ふと見落としてしまいそうな街角の情景に、おもしろそうな構図を見つけて、いきいきと描いています。一時影をひそめていた、やや奇抜な空の色も、一部で戻ってきました。
2016年6月8日(水)~19日(日)午前10時~午後6時(最終日~午後5時)、月火休み
茶廊法邑(札幌市東区本町1の1 http://houmura.jimdo.com/)
本田さんの関連記事へのリンク
■風の彩・本田滋絵画展《風の声を聴こう》 (2015)
■風の彩~本田滋絵画展― (2015年2月)
■本田滋絵画展 (2014)
■風の彩・本田滋絵画展《風色の街・ハミングの歌》 (2014年1月)
■本田滋「風の街」展 北の街角をふりかえると・・・ (2009)
■上砂川・北の創造者達展07
Art Works NAKAHASHI □ http://www5.ocn.ne.jp/~naka565/
中橋さんの関連記事へのリンク
■第15回あなたと育てたい北区のアーティスト展 (2013、画像なし)
■中橋修展―内包― (2013)
【告知】中橋修展
【告知】中橋修展 内包-呼応する場- (2012)
中橋修「内包~ここにいる~時と場と人の内に包まれて今ここにいる~」 ハルカヤマ藝術要塞
【告知】中橋修展 内包-ここにいる-時と場と人の内に包まれて 今 ここにいる (2011年)
【告知】中橋修の内包 -K HOUSEにて-「個人住宅内を作品との共振空間へ変容させる8日間」 (2011年4月)
■500m美術館(2010年11~12月)
■いすのゆめ (2009年11月)
■中橋修展 内包-連鎖-(2009年)
■第10回 あなたと共に育てたい北区のアーティスト展(2008年11月、画像なし)
■はしご展(2008年9、10月)
■中橋修展 内包-何処へ-(2008年7月)
■ARTIST WEEK vol.1 air(08年6月)
■中橋修展 内包-内にあるもの black&blue (07年6月)
■中橋修展「内包」-内にあるもの-(2006)
■「内包」-内にあるもの- 中橋修展 (2004)
■中橋修展『内包』 -包み込まれた記憶-(2003)
■第1030回市民劇場 奏でる音と立体の響き (2002、画像なし)
■中橋修展 UNIT black&blue (2002)
■中橋修個展 (2001、画像なし)