中心街に、純喫茶を名乗る店があり、前回紋別を訪れたときも気になっていたので、入ってみることにした。
広い店内は落ち着いたたたずまいで、壁にはロートレックなどの複製がかかっていた。ピアノのイージーリスニングが低く流れていた。
メニューは、飲み物が豊富だったが、食べ物はケーキやサンドイッチしかない。これぞ、純喫茶だ。
スパゲッティやカレーなどの食事や、アルコール類を供さないのが、純喫茶の王道なのである。新聞も4紙ある。
完璧だ。
客は年配の女性二人連れがいるだけだった。
ブレンドコーヒー(440円)をのんだ。なかなかうまかった。
歩いていると、はまなす通りの端にも「純喫茶」の看板を掲げている店があった。
「純喫茶」は、1960~70年代に流行した呼称で、全国的には絶滅危惧種だと思うのだが、紋別に2店もあるのはすごい。
ヤナイさん、こんにちは。
そういうことだと、私が札幌で行った所(オリンピア)は、ちょっと違ったかもしれませんね。
食事メニューがかなりあって、それ目当てのお客さんが多そうでした。
(コーヒーも名物らしいのですが)
こういう喫茶店に行くと、かならず自分より年上の方がお客さんでいるように思います。
お客さんとともに、徐々に無くなって行くんでしょうね(←ちょっと失礼か)。
コロンビアは、ヤナイの定義では「純喫茶」とはいえないでしょうね。
もっとも、市電西8丁目の近くにあった純喫茶もすでになく、札幌ではこのカテゴリーはすでに死滅したものと思われます。
もちろん、純喫茶とことさらに掲げなくても、可否茶館や宮越屋、宮田屋などは、食事を出さない純喫茶ともいえるわけですが、コーヒー専門店の性格が強く、やはりビミョーに違うかもしれません。
浅野さん、こんにちは。
「潮」は、コーヒーにも、ウインナーとかアメリカンとか、いろいろ種類がありました。
いずれにせよ、こういう飲み物だけで勝負する店って、経営が大変だと思います。