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名古屋の朝 2019年秋の旅(33)

2019年10月29日 21時45分08秒 | つれづれ日録
(承前)

 ようやく、遅い夏休みの4日目(9月25日)。


 代々木ゼミナールの跡地に立ったというホテル「Mイン」は、ユニットバスではなく、洗面所とふろが完全に分かれているなど、随所に新しさが感じられ、いかにも安いビジネスホテルという宿とは一線を画していたが、不思議なことに朝食会場がなく、ホテルの1階にあるファストフードの店の朝食券がつくのである。

 ホテルの1階にコンビニエンスストアが併設されているのは珍しくないが、ファストフード店とは?
 ちょっとびっくりしたのだが、これは案外、旅行者にとっては悪くない話ではないかと思えてきた。

 この店、札幌にもあるらしい、全国的なトンカツのチェーンなのだが、ここは名古屋なので、味噌カツ定食があるのだ。

 せっかく名古屋に来たのだから、これを食べないという手はないよね(冒頭画像)。

 註文を受けてからあげるので、牛丼店のようにただちに運ばれてくるわけではない。
 そのぶん、あげたてのサクサクで、かなりうまい。
 筆者は朝食券で食べたのだが、ふつうに頼んでもおそらく600円台だろうから、コストパフォーマンスは相当に良い方なのではないだろうか。

 このホテルは2泊する。
 今回の旅のテーマは「貧乏くさい旅行からの脱出」であるので、ズボンやシャツをクリーニングに出し(ホテルで初体験!)、図録などを宅配便で送るという(旅の途中では初体験!)、筆者にしては珍しいことを、フロントでやってみる。


 そして、いよいよ「あいちトリエンナーレ2019」会場へと向かう。

 地下鉄桜通線に乗り、久屋大通で降りる。
 そして、まるで札幌の大通公園みたいな街路を渡って、名古屋市美術館へ足を運ぶ。

 美術館のまわりは公園だ。
 3年前の記憶がよみがえってくる。
 2016年のあいちトリエンナーレも、名古屋市美術館のほうが、愛知県美術館よりも1時間早く開館するので、先に訪れたのだ。

 名古屋の人はけっこう長袖などを着ているが、筆者は相変わらず、上はTシャツ1枚である。
 北海道人の感覚では、完全に夏だ。




2019年秋の旅さくいん


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