![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/89/41a7655a6d88d9d6b6cae03e4a429bc1.jpg)
(承前)
一夜明けて9月7日(金)。
北海道新聞が地震で特別紙面を組み、地域版などを減らすことになったのは、先に述べたとおり。
7日夕刊は6日夕刊に引き続き地域版がなくなり、わずか4ページになってしまった。
筆者が担当するはずだった仕事もなくなってしまい、7日から9日まで3連休ということになった。
どっちみち、この日もバスは全便が運休。地下鉄の運行再開は午後だったから、会社に行くまでが一仕事なのだ。
正直、ほっとした。
筆者がこの日したことといえば、近くのガソリンスタンドでの給油である。
昨晩、国道36号に並ぶ長蛇の車列を見て、長期戦を覚悟していたが、西岡地区のセルフ式スタンドは思ったよりも混雑しておらず、30分もかからずに給油できた。
しかも、自宅では電波状況がとみに悪化して通じなくなっているスマートフォンのネットがスタンド附近では使えることもあり、久しぶりにツイッターなどを見ることができた。
4千円分のガソリンを入れた。
この日は娘の誕生日。
もちろん、昨日から臨時休校である。
ケーキを受け取りに行く百貨店も休んでいるため、やむを得ずまるいチーズの上にろうそくを立て、3人でささやかにお祝いをした。
1時間ほどたった後、ふと窓の外を見ると、これまで真っ暗だった家々の窓や街灯が明るくなっている。
妻がブレーカーを戻すと、いっせいに明かりが戻った。
まだ停電が続くと思っていたので、ちょっと拍子抜けした。
テレビも見られるし、ネットはWi-Fiの電源が入ったので使えるようになった。
一時は290万戸に上っていた道内の停電は、7日深夜までに99%が解消したという。
8日(土)と9日(日)は、地震で散らかった家の片付けをするつもりで、自宅にこもっていた。
しかし、片付けのほうはあまりはかばかしく進まなかった。疲れていたのかもしれない。
いくつかの美術展は中止になったが、見に行けずに終わった展覧会が数多く出た。
せっかくご案内をいただいていた作家の方には申し訳ありません。
ブログのアップもできなかった。
その後も余震は続いている。
厚真町を中心に死者は41人に上った。
スーパーマーケットなどは再開したが、牛乳や肉類の供給はなかなか平常に戻らない。
10日(月)からは節電目標が示され、百貨店などがあかりを落として営業している。
というわけで、われわれ札幌市民は「被災者」というほどの存在ではないのだが、かといって、地震発生後1週間たっても、完全な日常に戻っているわけでもないのである。
一夜明けて9月7日(金)。
北海道新聞が地震で特別紙面を組み、地域版などを減らすことになったのは、先に述べたとおり。
7日夕刊は6日夕刊に引き続き地域版がなくなり、わずか4ページになってしまった。
筆者が担当するはずだった仕事もなくなってしまい、7日から9日まで3連休ということになった。
どっちみち、この日もバスは全便が運休。地下鉄の運行再開は午後だったから、会社に行くまでが一仕事なのだ。
正直、ほっとした。
筆者がこの日したことといえば、近くのガソリンスタンドでの給油である。
昨晩、国道36号に並ぶ長蛇の車列を見て、長期戦を覚悟していたが、西岡地区のセルフ式スタンドは思ったよりも混雑しておらず、30分もかからずに給油できた。
しかも、自宅では電波状況がとみに悪化して通じなくなっているスマートフォンのネットがスタンド附近では使えることもあり、久しぶりにツイッターなどを見ることができた。
4千円分のガソリンを入れた。
この日は娘の誕生日。
もちろん、昨日から臨時休校である。
ケーキを受け取りに行く百貨店も休んでいるため、やむを得ずまるいチーズの上にろうそくを立て、3人でささやかにお祝いをした。
1時間ほどたった後、ふと窓の外を見ると、これまで真っ暗だった家々の窓や街灯が明るくなっている。
妻がブレーカーを戻すと、いっせいに明かりが戻った。
まだ停電が続くと思っていたので、ちょっと拍子抜けした。
テレビも見られるし、ネットはWi-Fiの電源が入ったので使えるようになった。
一時は290万戸に上っていた道内の停電は、7日深夜までに99%が解消したという。
8日(土)と9日(日)は、地震で散らかった家の片付けをするつもりで、自宅にこもっていた。
しかし、片付けのほうはあまりはかばかしく進まなかった。疲れていたのかもしれない。
いくつかの美術展は中止になったが、見に行けずに終わった展覧会が数多く出た。
せっかくご案内をいただいていた作家の方には申し訳ありません。
ブログのアップもできなかった。
その後も余震は続いている。
厚真町を中心に死者は41人に上った。
スーパーマーケットなどは再開したが、牛乳や肉類の供給はなかなか平常に戻らない。
10日(月)からは節電目標が示され、百貨店などがあかりを落として営業している。
というわけで、われわれ札幌市民は「被災者」というほどの存在ではないのだが、かといって、地震発生後1週間たっても、完全な日常に戻っているわけでもないのである。